蜉蝣物語   作:推奨納言

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初投稿です。
よろしくお願いします。





16. Perseus -ペルセウス-

湯船のお湯を掬って顔にかけようとすれば、垂れて来た前髪を伝って雫が一滴、掌中の湯に波紋をたてた。斜めに映る顔は、手の隙間から小さな水面がこぼれて湯のなくなるにつれしぼむ。髪をかきあげ、再び手で湯を掬い顔にうちかけた。かきあげていた前髪が一房、目と眉にしなだれた。雫が口許まで伝った。

 

臣は何ヶ月ぶりかの湯船を楽しんでいた。

 

一人暮らしはお手の物と思い、思われていた節があったが、合宿の場とはいへ、こうして広い湯船に浸かることで、普段のシャワー生活では得難き心身の潤いを充足させ、生きようという明日への活力を自噴させた。浴場には、まだ臣の一人だけだった。

 

 

 

――というのも、臣は、級友のドカ食いを(はた)で見ているうちに不快な胸焼けがしだしたのだ。目を背ける――というのは臣には無理な話だし、触覚糸からの視覚情報を狭めても、ありとある料理の匂いの混ざり合いが胸焼けを増幅させた。臣は、お弁当のように、種々の料理が入り混じった匂いが不得手なのである。触覚糸は五感の拡張を旨とする。気を抜くと当然匂いも拾った。

 

そも、顔を背けたとて全方位360度を直接知覚せざるを得ずして、内心つらい思いで座していた。臣は、普段なら上手く個性を操る。が、彼も今日は心なし疲れていた。

 

逃避する術は退出のみと定め、いち早く風呂をいただきに、食堂から去ってしまおうと立ち上がった。近くの切島は、口に物を詰めたまま、

 

 

「――おう、朝霞。もう食わねえのか? オメー、細っこいんだからよお、食え食え。」

 

「そうだそうだ。俺らみたいにチンタラ歩いてこなかったおかげで、腹が減ってないってか? おっ? 俺たちへの当て付けか?」と、掻き込む途中だった上鳴は、テーブルの上の皿に口許を近づけたまま、上目に臣の方を見ながら切島の後に続いた。

 

「みんなの食べっぷりがすごくて、見てるだけでお腹いっぱいになってきちゃった。ドカ食いの早食いは体に良くないらしいし、ゆっくり食べなよ。」

 

 

切島たちは、一気に口に詰めた食べ物を喉に少しつっかえさせながら、

 

 

「自分の分の皿は洗ってけよ。」と上鳴は言った。「まあ、一等賞の奴への特典ってことにしといてやるから。」

 

「そうだな。それくらいの特典? みたいなのはあげなきゃな。俺らの荷物も動かしといてくれてたらしいし。」と切島は、口の周りを汚したまま答えた。「部屋に戻るのか?」と切島は続け、「あんまり具合悪かったら医務室にでも行っとけよ。」

 

「ありがと。気が向いたら行くよ。」と臣は流しへ赴き、音も無く皿を洗い終えると食堂から立ち去って、迷うことなく風呂へ向かったのだった。

 

 

 

風呂の中で一人の臣は、塀の向こうの闇の中にかすかに見える山々を眺めるうちに、故郷への少しの名残惜しさと、インターンのことが思い出された。

 

 

「そういえば、あのときの言葉、少しホラーじみてたかも…? 『いつも見てるからね』ってアレ、もしかして、仲良くしてくれないの、アレが原因…?」

 

 

 

 

新緑の森、刺す日差しの下の影、真昼の湿気った生ぬるい微風。遠くに聞くはオシドリ、ヤイロチョウ。草木を踏み分ける獣の足音、ヤモリや名も分からぬ虫の声、森のずっと奥の方で飛び立てる雁や鳶。臣は今まさに興奮の最中にあった。今一度の深呼吸、むせ返るほどの土や草の香りをあますことなく堪能した。

 

「よし」とて両手で頬をパチンとはたくと、目を閉じて糸を微風に乗せて遠くへさまよわせた。

 

臣は手許のトランシーバーを以ってマンダレイに告げた。

 

 

「遭難者2名は、ここより北20キロ先の沢にて待機中の模様。ピクシーボブは現在地より南に5キロ進まれたし。また遭難者のうち一名は負傷しており、自力での帰還は不可能と思われる。虎は現在地より南西に7キロ先へ進まれたし。ラグドールは応急処置ならびに救急搬送のための用意に取り掛かられよ。以上。」

 

 

臣は本件を以って本日で三件目の遭難者救助を支援した。また、山岳警備中に、ブラックリスト入りしていた密猟者5名の摘発を同日中に達成するなどして、大活躍も大活躍、大々活躍の働きぶりであった。インターン1日目での話である。

 

やけに効率よく遭難者の回収をし、密猟者の摘発をも行うのを、山岳警備隊や救助隊は訝しんだ。確かにプッシーキャッツらは、山岳救助のベテランで処置の手際も良い。普通に考えても、彼女らの普段の仕事だけをとってみても、救助隊や警備隊が後手後手に回るほど早い。

 

にしてもだった。余りによく出来すぎていた。救助隊のある若い青年は「今日は何かみなさん、すごいテキパキしてますけど、どうしたんです?」と尋ねると、彼女たちは全員がその隊員の前に臣を突き出したのだった。

 

 

「この子のおかげよ。」「ほんと。有能すぎて、あちきらだけに戻ったときのことを考えたくないわ。」「そうね。私の能力とも相性良いし。なおかつ、彼自身も山の中をよく動けるし。」「そう! もうそのままうちに就職しない?」「唾かけとこ!」

 

 

救助隊員の彼は、臣の頭につけられた猫耳カチューシャに目を向けながら、物理的に唾液を噴き掛けられている臣を見て、乾いた笑いしか出せていなかった。臣は眉尻を下げ、凝った刺繍の手巾で顔を拭いた。

 

 

「で、では私はこれで。」と敬礼をして、隊員らはその場を後にした。臣たちは、これからもう一つの別件を終えてから帰投した。日はすっかり沈んでしまっていた。

 

 

 

全員が晩御飯を食べ終えると、ラグドールは爪楊枝の先を齧りつつ、

 

 

「臣くんは、猪とか鹿の解体もできて、そのうえ料理まで上手ときた。ピクシーボブ、もう臣くんと結婚しなよ。」

 

《8時になりました。〇〇市、夜の定時放送の時間です。来週×月△△日月曜日からゴミ出しのルールが変わります。特にプラスチックゴミの分別には注意してください。》

 

「失礼ね。インターン生に手を出すほど、私もそこまで飢えちゃいないわよ。」

 

《また、粗大ゴミの料金も同様に変更になります。みなさまのご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。加えて、今週からヒーロー科を有する高校でインターンが始まりました。》

 

「我も女だったときに出会っていたら、間違いなく求婚していた。」

 

《見慣れないフレッシュな高校生たちが、プロヒーローたちの中に混じって一緒に活動しています。》

 

「いや、ちょっと待ちなさい、あなたたち。彼はまだ未成年よ。本当に手ぇ出したら、淫行でお縄よ。ヒーローが淫行で捕まるとか、笑えないわ。もうホント、悪いわね、臣くん。」とマンダレイは言った。

 

《〇〇市にお住まいの皆さん、もしインターン中の高校生たちを見かけたら、温かい声援を是非送ってあげてください。》

 

「あはは…。」

 

 

臣は彼女たちの胃袋まで掴んでしまったのだった。

 

 

「ねえ、ねえ。臣くん。彼女とかいないの? どんな子がタイプ? うちのピクシーボブとかどう?」

 

《これで夜の定時放送を終わります。》

 

 

臣は苦笑した。洗い物の食器同士がぶつかる甲高い音が、間を埋めてくれた。女が3人集まって「姦しい」のに、四人もいれば更に姦しいのだった。

 

――洸汰くんは、この人たちに囲まれて過ごしているわりに、物静かな子なんだよなあ。一緒にお風呂でも入っときゃ、仲良くなれるかな。うん、仲良くなれるでしょ。

 

洗い終わった食器を重ねたときにぶつかる音と音の隙間で、そう考えた。

 

 

「――ところで、今時、山岳警備も救助も、ヒーローじゃないとやれないんですか?」

 

「もちろん、今でも警察とか自衛隊とかの仕事よ。」とピクシーボブが応じた。「ただ、県境でどこの管轄か不明でてこずってるとか、ヴィランとの関わりがあって―例えば浅間山荘事件みたいなのをヴィランがしでかしたときとかの初動対応とかね、そういうので彼らだけの介入じゃ厳しかったりとか、一刻の猶予も無い状態なのに個性使用の許可が彼らに中々おりないときとか、そういうときは私たちみたいなのが駆り出されるの。」

 

「ふーん、なるほど。」

 

「今どき、北海道の方でだと、羆退治にヒーローが駆り出されたりされるもんよ。」と虎が続けた。

 

「へー、そんなんじゃ、マタギの立つ瀬がないですね。」

 

 

ヒーローになったとしても祖父たちのような仕事もできるのなら、そのままヒーローの職に就いても悪くはないのかもしれない、と臣は内心思った。ちょうど皿洗いも終わり、ハンドタオルで手を拭くと、臣は、洸汰くんがいつの間にかこの場から姿を消していたことに気がついた。

 

この場にいないということは、既にお風呂に向かったしまったのかと思った。時間的にもお風呂の時間だし。臣は洸汰くんとお風呂に入りたかった。

 

 

「洸汰くんは、もうお風呂ですか?」

 

「あー…。洸汰はねえ…。」とマンダレイは言った。「多分お風呂ではないと思うわ。どうも秘密基地らしきところに居はすると思うんだけど…。」

 

「男には、独りになりたいときがある。我にはわかる。」

 

「いや、アンタ、元々は女だったでしょ…。」とピクシーボブは呆れた。

 

「臣くんの個性で探してもらって、これを機にあの子の秘密基地、特定しちゃう?」とラグドールが言った。

 

 

その場の全員が彼女を見た。

 

 

「秘密基地は男のロマン。そう易々と特定して良いものではない…。」

 

「隠してあるから秘密基地なわけであって、それを暴くのはちょっと…可哀想じゃない?」とピクシーボブが続いた。「いや、でもそうねぇ。」

 

「でもさ、マンダレイとしては知っておいた方が良くない? 何かあったときじゃ遅いし。」とラグドールは退かなかった。マンダレイは言い淀むばかりだった。

 

「あっ」とピクシーボブが言うと、臣の方を見た。臣は完全に置物と化していた。

 

 

「臣くんの個性でさ、場所だけは特定してもらお。で、何かのタイミングで臣くんから教えてもらう。その場所の方角と大体の位置をメモに書いておいてもらって、インターン終了時にメモをあちきたちは受け取る。そのいうのでどう? 何かあったときにそのメモを見るとかで良くない?」

 

 

マンダレイは、不承不承といった表情だったが、ラグドールの意見に肯づいた。

 

臣は洸汰の居場所を探索してもらうよう頼まれると、糸を数本飛ばした。

 

 

「どう? それと洸汰、どんな感じ?」とマンダレイは心配していた。

 

「場所はすぐわかりました。あとでメモしときます。えー…様子はっと…。んー…まあ、大丈夫ですよ。特に問題なさそうです。」

 

「そう…。よかった。」

 

「危なくなったらちゃんと助けますので安心してください。糸も一本つけておきますから。」

 

「ありがとうね。」

 

 

臣が遠視したとき、洸汰くんは泣いていたのだった。哀れげであえかな洸汰くんの姿を見て、臣は一緒にお風呂に入って話でもしたりして、ケアでもしてあげようと思っていた。が、風呂場は洸汰くんの鼻からの鮮血で、それどころではなくなったのだった。

 

 

そのあと、インターン中のある日、彼女らの目を盗んで、臣は洸汰が秘密にしている場所を訪ねた。

 

洸汰くんは、音も無くにじり寄って来ていた臣に気付いておらず、一心不乱に壁に対して正拳突きを繰り出していた。臣は岩場の影からこっそり眺めた。

 

あっ、もしかして、だから手に包帯巻いてたりするのか。

 

洸汰は咄嗟に臣を見出した。臣はつぶやきを口に出していたのだった。

 

 

「な、なんでここが!?」

 

「なんでって、そりゃあ、洸汰くんのこと、いつもちゃあんと見てるからね。」

 

 

洸汰くんは顔を赤らめてうつむきがちになった。「誰にも言っちゃだめだからな。」声に威勢は欠片も無かった。

 

 

「もちろんだよ。さっ、帰ろ。みんなも心配してるから。」

 

 

洸汰くんは小さく肯づくと、帽子を更に目深に被り、目を合わせようともせず、臣の方へ近づいた。

 

 

「夜も遅くなちゃったね。大丈夫? 手でも繋いで帰る?」

 

「い、いらない!!」と洸汰くんは、臣を先行して早足に戻っていった。臣も彼に駆け寄った。帰っても目を合わせてくれることは無かった。インターンの間、遂ぞ一緒にお風呂に入ることはおろか、目を合わせることすらしてくれなかった。

 

インターンが終わって数日経ってから、臣は例のメモを渡し損ねていたことに気がついた。彼女たちからも特に連絡は来ないままだった。

 

 

 

 

目を閉じれば耳の冴ゆること限りなく、耳を澄ませば聞ゆる夏の虫らのさざめきは、遥か遠くの望郷の音色だった。

 

見よ! 頭上の夏の星々を!

 

臣は知り得る限りの夏の星座をどれでも全部指でなぞった。目を閉じたまま。

 

それは全て、今は亡き祖父君に教わった星々である。中には二人で名付けた、二人だけしか知らない、89番目、90番、91番と150番まで続く星座の数々! 今や知る者は臣だけである。星々を繋ぐ線が胸に絡んで涙を絞ろうとした。不意に食堂のある辺りから声が響いていた。

 

ああ! 談笑に花を咲かすみんなが見える、声が聞こえるよ。

 

自分にも上鳴がいる。八百万がいる。みんながいる!

 

故郷への涙を絞らんと去来した星々を紡ぐ糸は、級友を一人一人夜空に浮かべ、星座として一つなぞるごとに霧消した。

 

 

おい! ここ男湯だったよな!? 女子がいるぞ! 湯煙に浮かび上がるシルエット、首元が隠れるくらいの長さの黒髪、湯や髪の間から見える白魚のような白い肌! あの後ろ姿は女子に間違いねえ!! んなわけあるかあ! 俺らにも確かめさせろ! ダメだよ、切島くん、上鳴くん! そうだぞ! そのような不埒な行為はやめたまえ!

 

臣の黙想をうちくだく声がけたたましく、背後から聞こえてきた。暫くの間、半睡状態にもあった臣は忽ち頭が透明な水のように冴え渡った。

 

「ん? いや、朝霞じゃねーか! 誰だよ、男湯に女子がいるとかほざいたやつはよお!」と上鳴は、峰田の背を力の限り叩いた。真っ赤な跡が残った。

 

「仕方ねーだろがよお! 湯煙に浮かび上がるシルエット、首元が隠れるくらいの長さの黒髪、湯や髪の間から見える白魚のような白い肌! もうこんなん普通おきまりとしか思えねーだろーがよお!!」と峰田は振り返りながら、目尻を斜めに吊り上げて上鳴と切島を詰めた。

 

「にしても、ありえねー間違い方すんなよな!」と切島が言い、「そうだそうだ!」と上鳴が続いた。二人は峰田をゲシゲシと蹴り付けながら言った。

 

3人の後に遅れるようにして級友たちがやってきた。右頬を人差し指で掻く緑谷、腕組みしながらもやや頬を染めた飯田、怒髪天の――なぜそうなのかは分からないが――爆豪、そして興味無さげな轟の順で、残りの男らも続いた。

 

 

「びっくりしたぁ…。えっ、俺の後ろ姿を女子だと見間違えたの? 俺より目が悪いよ。」

 

「オメーより目が良い奴が、いるわけねーだろ。」

 

「突っ込みにくいボケによく斬り込めたな、上鳴。」

 

「アイツ、意外と際どめのボケかまして来たりするからな。慣れとけよ。」

 

「つーかよお、朝霞。もしかして今の今までずっと風呂に浸かってたんか?」

 

「そうかも?」

 

「えっ? まじ? 切島が食堂で朝霞に声かけてから、あの後ずっとだろ? ということは…どういうことだ? どれくらい風呂に入ってたんだ?」

 

 

臣はガクッとズッコケながら、また苦笑いしながら、

 

 

「うーん…、どれくらいだろ…。ちょっと待ってね。あの星座があっちからこっちに少し移動してるから…多分一時間半くらい?」

 

「お前、マジか…。こんなクソ熱い時季に…。」と上鳴が言った。

 

「そんなに浸かってたら、ふやけてシワシワになっちゃうじゃねーか。どことは言わんが。」

 

「大丈夫。峰田と違って、そうなっても大きいままだから。」

 

 

上鳴と切島は噴き出し、腹を抱えながら声高くバカ笑いした。近くで不覚にも耳にしてしまった爆豪は眉間に皺が寄り、飯田は頬を引き攣らせ、轟は呆れていた。

 

緑谷は戸惑いながら、

 

 

「朝霞くんって、下ネタなんかを口にしたりするんだね…。」

 

「こういうのって、ちゃんとノったほうが良いんじゃないの?」

 

「うーん、今のは別にノらなくても良かったかも。いつもなんだけど…。」

 

 

それから、彼らは銘々、自分の体を洗い始めたのだった。そのうち、一人二人、五人六人と体を洗い終えると、湯船に入った。上鳴は臣の隣で湯に浸かった。

 

 

「――長風呂する人って、入ってる間、何すんの?」

 

「今回は特に露天だし、自分の場合、夏の星座なぞってたりしたら、こんな時間に…。」

 

「は!? いつもそんなことしてんの!? ひえぇ…。」

 

「いや、久々に湯船に浸かってたら楽しくて、つい。」

 

「お前、水に嫌われて泳げもしないどころか、浮かびもしないクセに、長風呂なんだな。」

 

「泳げないことと長風呂は無関係だ! それに俺は水に嫌われてない! ていうか、水に嫌われるって何!?」

 

 

何を隠そう、臣は生粋のカナヅチなのだ。―――

 

 

 

 

 

 




お久しぶりです。
一年と半年ぶりの初投稿でしたが、いかがだったでしょうか。

そして、皆様方は、恙なくお過ごしでしょうか。
私は死にそうです、修論で。

実は、もう一話すぐに投稿できそうです。
今話の本文は、予定の倍の長さになったので分割し、先行公開という形を取ったためです。

久々に書いたので、一年半前の自分の文体で書けなくなってしまいました。
もう少ししたらどうにか思い出せそうなので、思い出せたらまた以前のような文体で、この話を書き直します。

評価・感想、よろしくお願いします。
(特に感想をお待ちしております。励みになるので。)

では、また。ごきげんよう。
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