【艦これ】色んな鎮守府の日常【SS】   作:大キャバクラ

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怖いねぇ…



色んな鎮守府の日常
1話・セクハラ艦娘達の居る鎮守府 ☆


〜鎮守府内・応接間〜

 

提督「…」ビクビク

 

長門「提督?どうしたのだ?」ニヤニヤ

 

提督「いや、何でもないよ…」ニコ…

 

大将「○○くん、辛そうだね?また日を改めようかな?」

 

提督「い、いえ!そんな何度も大将殿のお手を煩わせる訳には…!」アセアセ

 

大将「ふむ…ならば話を進めよう、先も言った通り、ここ最近は深海共の動きも穏やかになりつつある…」

 

大将「我々が奪還した海域も徐々に拡大し、我が国も順調にかつての豊かさを取り戻しつつある。」

 

大将「だからこそだ、かつての英霊が教えてくれたように慢心せず、今は更に気を引き締める時なのだ…」

 

提督「あの…それはつまり…」

 

大将「勝って兜の何とやら…だ、君の希望に応える事は大本営としても、現在は出来そうにない…今は1人でも多くの、君のような有能な提督が必要なのだ…よってこの辞表を受け取る事は出来ない、申し訳ないが、もう少しだけ御国の為にその身を捧げてくれ…」フカブカ

 

提督「そんな大将殿!お顔をお上げくださひゃっ…!」ビクゥ

 

大将「??、先程から、調子でも悪そうだな…済まない…君への負担に気が付いていなかったようだね…」

 

大将「せめてもの詫びとして、しばらくの間は大本営からの任務を軽減する処置を取らせよう」

 

提督「あ、ありがとうございます…!」

 

長門「そうだぞ提督、大将殿のお言葉に甘えて、暫くは体を休めるといい…」ニヤ

 

大将「提督想いの佳い艦娘を持ったな、○○くん。では済まないが、私はこれで失礼するよ。十分に体を休めて欲しい…」

 

提督(!!どうにかして大将殿にこの鎮守府の現状を!)

 

提督「た、大将殿!お見送り致します!」

 

提督(艦娘の居ない所で…!)

 

大将「よいよい、体も不調であろう、部屋の外に大和を待たせておる、気持ちだけ受け取っておこう」

 

提督「し、しかし…」

 

鹿島「では私が大将さんを門までお送り致します」

 

大将「む、そうか、ではよろしく頼むよ」

 

鹿島「はい、それでは、長門さん、提督さんをお願いしますね…♪大将さん、こちらへ…」ニヤ

 

長門「あぁ、任せておけ…」ニヤ

 

提督(ぁ…うそ…)

 

提督「」ガクガク

 

バタン

 

 

 

 

 

長門「…」

 

長門「提督、酷いじゃないか…私達に黙ってこんな物を大本営に送りつけるなんて…」 つ辞表

 

提督「う、うん…その事は、本当にごめん…」ブルブル

 

長門「どうしたのだ…そんなに怯えて…可愛そうに…」スゥ…

 

長門「この長門が付いているぞ?…♪」サワ…

 

提督「ひっ…!そ、それを止めて…ください…」フルフル

 

長門「それとは何かな…?そんな言い方じゃあ、私が提督に酷いことをしているみたいではないか…?」サワサワ

 

提督「ふぁ…や、やめ「でたっぴょん!」ガチャッ!

 

長門「…卯月か…ここは応接間だぞ?今だから良いものの、客人が居たらどうする?」ギロ

 

卯月「ふっふーん、ちゃんと居なくなったのを確認したぴょん!」

 

卯月「それよりそれより〜…」じろじろ

 

卯月「長門さんばっかりずるいぴょん!うーちゃんも司令官に触りたいぴょん!」

 

長門「ふ…愛されているな提督…これで分かったろう?ここがお前の居場所なのだ…」ボソボソ

 

提督「み、耳元で囁かないでっ…!」ゾクゾク

 

卯月「しれいかぁ〜ん、覚悟するぴょんっ!」カサ

 

卯月「何か踏んだぴょん?」つ辞表

 

卯月「…」

 

 

 

卯月「司令官、これ、何…?」くしゃ…

 

 

 

提督「いや、何でも無いよっ!」

 

提督(卯月にだけはバレちゃダメだっ…!)

 

提督「こ、こんな仕事をしているだろ?いざという時にすぐに 長門「先日提督が大本営に提出したようだ」

 

提督「な、長門…!?」

 

長門「…」ニヤ

 

卯月「ふぅん…」

 

卯月「うーちゃん、今とっても悲しいぴょん…怒ってるぴょん…もういつもみたいな遊びじゃ許してあげないぴょん」スゥ…

 

長門「…ちょっと待て卯月」

 

卯月「…邪魔するぴょん?」ギロ

 

長門「ここだと道具も何も無い、音も響く…いつもの部屋で…な?」ニヤ

 

卯月「…」ニヤ

 

卯月「そうだったぴょん!じゃ、司令官持ってくぴょん」ギュウ

 

提督(力、強くて…い、痛い…!)

 

提督「やめ、は、はなせ…!」バタバタ

 

卯月「力でうーちゃん達に敵うわけ無いぴょん!覚悟するぴょん」ズルズル

 

提督「な、ながt バタン

 

……

 

長門「提督…貴方は何があってもここから逃がさんぞ…」

 

長門「私達には貴方が必要なのだ…」ニヤ

 

 

先日、僕は大本営に辞表を出した。

特に任務で失敗したとか、轟沈を出したとか、艦娘に弾劾されたとか、そう言う訳ではない。単純に僕が、これ以上提督を続けていく事に限界を感じたからだ。

初めは本当に小さな出来事だった。MVPを取った艦娘に、抱き締めて欲しいと言われたのだ。それくらいで大切な艦娘に応えられるのなら、安いものだ、そう思い希望通り抱き締めた。そしてそれを聞いた他の艦娘達が、自分にも、と、次々と要求をしてきた。僕は出来る限り艦娘達の要望に応えた。

だけど、これが、いけなかったんだと思う…。

艦娘達の希望は日を追うごとにエスカレートしていった。

私はこんな事をしてもらった。じゃあ私はこれをしてもらおう、と、年頃の女の子が、まるで友達同士で自慢し競い合う様に僕を使っていった。

そして気が付いた時には、僕に自由は無かった。

僕の側には必ず誰か1人、艦娘が居て、買ってもらったばかりの人形の様にベタベタと触り、体を擦り付けてきた。

艦娘だって世間では兵器だ何だと言われてはいるが、一緒に過ごしている僕たち提督からすれば、特別な力を持っただけの、1人の女の子だ、それも端から端まで皆美しい。男の僕からしたら、そんな艦娘に抱き締められたり触られたりすると、当然反応してしまう所がある。

ある日、それを空母の子に見られてしまった。

その日から駆逐艦(卯月を除く)や海防艦を除く艦娘達は、今までの行為に加え、重点的にそこを責める様にエスカレートしていった。

そしてとうとう僕にも限界がやってきた。

こんな所にいたら、いつか自分は取り返しのつかない事を艦娘達にしてしまう。そこで僕はまず、大淀を通じて大本営に辞表を出した。しかし、一週間、二週間と過ぎても大本営からの返事は来なかった。僕は流石におかしいと思い、大淀に尋ねた。すると

 

「あぁ、あれですか、もうあんな冗談はやめてくださいね?」ジト

 

「流石の私も、心臓が止まる想いでしたよ…」ニコ

 

僕の胸に顔を埋めながらこんな事を言った。

僕は直感した。大淀を通じてじゃ決して大本営に届くことは無い。

だから僕は、定期的に査察に来る憲兵に辞表を渡し、大本営へ届けるように伝えた。

それが3日前の事。

そしてさっき大本営から、僕の鎮守府のある戦線を統括する大将が訪問してきた。結果はまぁ…あの通りだったけど…。

…もう一つ気掛かりな事がある。

最近、艦娘達の目から光が消えてしまいそうな気がするんだ。

前までは僕が誰かといると、他の子は羨ましそうな目で見てきたり、茶化してきたり、それなりに賑やかだった。

だけど最近ではそんな事は無く、僕が誰かといると恨めしそうな目で見つめ、一切茶化したりしようとしない。

大将はあぁ行ったけど僕はもう本当に限界だ。こうなったら脱走でもしないと、僕はもう…

 

バシャッ!!

 

提督「!ッケホッ!ゴホッ!」ビショビショ

 

卯月「しれいかぁ〜ん、眠るのはまだ早いぴょん、今は一五○○だぴょん」

 

提督「こ、ここは…?」キョロキョロ

 

〜執務室隣・暗室〜

 

卯月「ショックで忘れたぴょん?うーちゃんのくすぐり刑、そんなに凄かったのかなぁ〜?」ワキワキ

 

提督「あ、あ、…!」ガタガタ

 

提督(そうだ…僕はあの後…気絶するまで卯月にくすぐられて…)

 

提督「う、卯月…離して…」ガクガク

 

卯月「司令官のその顔、うーちゃんとっても大好きだぴょん♪」ペロ

 

提督(ひ…顔を…!)ゾク

 

提督「卯月、お願いだからもう許してくれ…」

 

卯月「う〜ん…」

 

卯月「嫌ぴょん」

 

提督「そんな…」

 

卯月「うーちゃん達を置いてどこか行こうとした司令官はぁ〜…」

 

卯月「まだまだお仕置きが必要だぴょん♪」コショコショ

 

提督「あ…ぐっ…くく…あっははは!やめ、やめて!あはは!」

 

提督(馬乗りされて動けない…!?く、苦しい…!誰か助けて…!)

 

卯月「ここが一番辛そうだぴょん!」コショコショ

 

提督「くふふっ…ひゃ、もう、…あはは!や、やだぁ!やだやだ!…ぁははは!」ポロポロ

 

卯月「司令官の涙も美味しいぴょん…//」ぺろぺろ

 

提督「卯月…も、もう…」ポロポロ

 

提督(うぅ…ベタベタして気持ち悪い…)グス

 

卯月「まだまだぴょん!それそれ〜♪」コショコショ

 

提督「あっははは!!っひゅ…っ…!」

 

提督(ぁ…息…!吸えな…!)バタバタ

 

卯月「…」コショコショ

 

提督「ははっ、は、…カヒュっ…けほっ…」ビクン

 

卯月「おっと、また飛んじゃうぴょん」パッ

 

 

ガチャ

 

鹿島「卯月ちゃん、そろそろ演習の時間ですよ…」ニコ

 

卯月「むぅ…まだまだ遊び足りないぴょん」

 

鹿島「演習が終わってから…ね?」

 

卯月「ぶー…」

 

鹿島「提督?」チラッ

 

提督「けほっ、…あ、あぁ、すまない…執務室に戻るよ…」ヨロ

 

卯月「…」グイッ

 

提督「あっ…」ドサ

 

卯月「司令官、まだお仕置きは終わってないぴょん、演習の間は許すぴょん」ボソ

 

提督「…」ゾク

 

鹿島「ほらほら、卯月ちゃん、行きますよ!」パン

 

鹿島「それでは提督さん、また…♪」ニコ

 

バタン

 

提督「…」スク…

 

提督「逃げるなら…今しか、ない…!」

 

ガチャッ…

 

提督「…」キョロキョロ

 

提督「」サササ!

 

提督(今の時間、駆逐艦は演習、軽巡は大半が遠征の筈…)

 

提督(戦艦、空母、重巡は大体が寮で待機…近くを通りさえしなければ…)

 

 

 

 

 

「あれ?提督?何コソコソしてんのよ?」

 

 

提督「ひっ…!」ビクッ!

 

川内「そ、そんなに驚かなくていいじゃん…」シュン

 

提督「あ、あぁ、ごめんな…」

 

提督(川内か…あれ…?川内って今夜戦前で寝てる筈じゃ…?)

 

提督(ま、まぁ川内は比較的まともだから安心だ…)

 

提督(でも卯月みたいな事があるかも…念の為確認しておこう…)

 

提督「なぁ川内、長門に合わなかったか…?」

 

川内「んー?会ってないよ?どうしたの?」

 

提督「そ、そうか、なら、良いんだ…ありがとうな…」スタスタ

 

川内「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川内「会ってないけど無線で提督を逃がすなって聞いたよ」

 

 

提督「」ピタ

 

川内「…」ニコニコ

 

提督「はっ…ぇ…!?」ガタガタ

 

 

 

川内「…ねぇ提督、私達を置いてどこへ行く気だったの?」ツカツカ

 

 

川内「あたしさー、長門さんから無線聞いた時、目の前が真っ暗になったんだよね…」ブルブル

 

川内「…提督、私達の部屋、行こ…?」

 

提督「…」ブルブル

 

提督(じ、冗談じゃない…そこに行ったらもう二度と…!)

 

川内「提督、何で何も言わないの…?」スゥ…

 

提督「やっ…来るなっ…」パシッ

 

提督「あっ…」

 

川内「…」

 

提督「ご、ごめ「何であたしから逃げるの?」

 

提督「!」ビク

 

川内「…」

 

川内「あ!鬼ごっこだね!?じゃあ10数えれば良いのね!?」

 

川内「島風ほど速くないけど、あたしだって軽巡だからね!」

 

提督(…え…?)

 

川内「速力はそこそこ自信があるんだ!」ニコ

 

川内「じゃあいくよ!」

 

 

川内「捕まえたら卯月よりすごいことするから」

 

 

提督「…え?」

 

提督(これ、止めさせなきゃ…!)

 

提督「川内、ちが「いーち」」

 

提督「せ、せんだ「にーい」」

 

提督(ダメだ、とにかく今は逃げないと!)

 

提督「…!」ダダダ

 

 

 

…………………

…………10

 

 

 

川内「絶対逃がさないから」ボソッ

 

タッタッタッ…

 

 

〜工廠裏〜

 

提督「はぁ…はぁ…」

 

提督「まずい…長門の奴、無線で鎮守府中に…俺の事を…」

 

提督「これじゃ何処へ行っても、川内みたいに…」ゾク

 

提督「何とか見つからない様に…」コソコソ

 

 

〜鎮守府正門前〜

 

提督「う、うわぁ…予想はしてたけど…」

 

 

提督…絶対に捕まえますわ…

酷いよ…提督… 司令官…

ゾロゾロ

 

 

提督「深海棲艦も真っ青だよ…」

 

提督「!」

 

提督「塀は…?」チラ

 

提督「高圧電流…か…」テクテク

 

 

 

 

「おい、止まれ」スチャ

 

 

 

 

提督「ひっ」

 

提督(刀…!?く、首に…!)

 

天龍「ふふ…怖いか?怖いだろうなぁ…」

 

天龍「でも俺達はもっと怖かったんだぞ…お前がどこか消えてしまう…そう思っただけでな…」ワナワナ

 

提督「…」ゴクリ

 

天龍「駆逐艦のガキどもが長門の無線を聞いた時、泣き喚く奴、怒る奴、物に当たる奴…」

 

天龍「とにかく色々な反応だったよ…でも俺がいつまでも怯えてちゃいけねぇだろ?」

 

提督「…」じり…

 

天龍「だからよ、ガキどもに言ったんだ」チャキ

 

提督(い、痛…!)ブルブル

 

天龍「提督の野郎を捕まえて俺達だけのおもちゃにしよう…ってな」

 

天龍「お前ら、もういいぞ」

 

 

 

 

 

駆逐艦s「…」ザザッ

 

 

提督「…!?」

 

提督(そんな…今は演習じゃ…?)

 

 

 

 

 

鹿島「じゃあ皆さん!今日の演習は提督さんをぜっっったいに逃がさないよう、執務室まで連れて行くという内容です♪」

 

 

 

神通「MVPの方は特別に提督と2人きりになる事を許可します…」

 

 

 

天龍「おっと、俺ばっかりがお前を独り占めしちゃあガキどもに恨まれちまうな…」パッ

 

 

 

提督「み、皆待って…!」ドサッ

 

 

 

 

 

神通「全艦…突撃用意!!」

 

 

 

 

駆逐艦s「…!」ダッ

 

 

提督「ひっ…!」スクッ!タタタ

 

 

……………

………

 

 

 

 

神通「…天龍さん…」ギロ

 

天龍「…あ?」

 

神通「貴女、私の提督の首に、傷をつけましたね…!?」ギロ

 

天龍「…お前の…だと…?言うじゃねぇか…おい…」スラァ

 

鹿島「まぁまぁお二人とも、まずは提督さんを捕まえないと、誰のものにもなれませんよ?♪」

 

天龍「チッ…」チャキン

 

神通「…」

 

鹿島「さぁ、私達も追いかけましょう♪」

 

 

 

 

 

 

鹿島(”私の"提督さんです。失礼しちゃいますね♪)

 

 

 

 

 

 

 

〜裏庭〜

 

提督(まさかもう…皆こんな状態になってるなんて…!)タッタッタッ

 

提督(この鎮守府には…安全な場所は…もう…)ポロポロ

 

 

提督「…!」

 

 

提督(そうだ!)

 

提督(前に卯月が鎮守府の囲いの壁に穴開けたって言ってたよな!?確か3号館の…)タッタッ

 

提督(業者さんの修理はまだ…!)

 

提督(あ、あった…)フルフル

 

 

 

 

 

 

川内「見つけたよ」ガサ

 

 

 

 

川内「今ならここしか無いと思ってね〜♪」

 

提督「!!!」

 

提督(ぎ、艤装を展開してる!?)

 

提督「せ、川内、鎮守府内で、艤装を出しちゃだめだろ…?」ブルブル

 

川内「でも非常時はいいんだよねっ?」ニコ

 

川内「もー、提督ってば以外と見つからないんだもん。少し本気出しちゃったよ」ツカツカ

 

提督(こいつにはもう…何を言っても…)

 

提督「悪いな、川内…僕は…」ジリジリ

 

提督「少し、お前達と離れる必要があるみたいだよ!」サササ!

 

川内「あっ!ちょっと提督!」ガチン!

 

川内(艤装が引っかかって…!?)

 

提督「」タッタッタッ

 

……

 

川内「うそ…そんな…行かないで…提督…」

 

 

 

〜鎮守府近海浜辺〜

 

提督「ふぅ…ここまで来ればもう…」

 

提督「これで僕も脱走兵かぁ…見つかったら極刑…かなぁ…」

 

提督「でも結局あの鎮守府に居ても…遠くない内に…」ブルブル

 

提督「やめやめ!まずは田舎に帰ろう!うん!」

 

 

 

???「…」じー

 

 

 

 

 

半年後

 

 

 

 

 

〜山奥の村〜

 

提督「ふぅ…自給自足も悪くないね…」

 

提督「そろそろここの生活も慣れてきたかなぁ…」

 

提督「でも大本営からの追っ手も来ないな…普通こんなもんなのかな…?」

 

提督「まぁ来ないに越した事は無いけどさ…」

 

提督「さ、帰って夕食にしよう…まさかウサギが取れるとは、僕もついてるなぁ!」

 

 

 

「ウサギを食べるなんて、酷いぴょん!」

 

 

 

提督「へ?」くるっ

 

卯月「…」ニコニコ

 

提督「ぁ…ぇ、…卯月…?」

 

 

長門「全く、貴方という人は…酷いではないか、半年も我々を放っておくなんて…」

 

 

提督「な、がと、…?」

 

 

鹿島「もう!大変だったんですよ!提督さんが不在な事を半年間も大本営に誤魔化すのは!」プンプン

 

 

提督「ぇ、ぇ…?」

 

 

川内「つっかまーえたっ」ギュウ

 

 

提督「ひっ…!川内…!?」ビクビク

 

長門「さぁ帰るぞ提督、皆、貴方と会いたがっている」ニコ

 

提督「…ぅ…ぁ、…そんな…」ポロポロ

 

 

卯月「司令官、泣くほど嬉しいぴょん?」

 

卯月「うーちゃん達も司令官と離れて寂しかったぴょん!」ウルウル

 

卯月「でももう大丈夫ぴょん!今度はもう…」

 

 

 

卯月「一生離さないぴょん」

 

 

 

僕はもう、ダメみたいです。

 




うーちゃんは恐ろしい((((;゚Д゚)))))))

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