もう100話になったのか
〜執務室〜
提督「うわ…ちょっと見てくれよこれ」ペラ
摩耶「あん?なんだよアタシは書類っつーものを読むと眠く…」ヨミヨミ
摩耶「あー…」
ー退職希望提督に対する艦娘による監禁、性的暴行事案についてー
提督「まただよ、なんでこうも司令官が辞めようとするとその鎮守府の艦娘は狂うかねー?」ケラケラ
提督「任務…ってか上司部下以上の関係なんて無いんだから大人しく辞めさせてやれよって話だよな?」ケラケラ
摩耶「ま、まぁ…そうだよな?おかしいよなこいつら!」ケラケラ
提督「だから海軍は弛んでるって陸軍に言われるんだよ」ペラ
摩耶「本当だよったく」けっ
提督「あ、摩耶ー」
摩耶「あん?」
提督「俺の後任の事なんだけどさ」
摩耶「は?」
提督「お?お前秘書艦の癖に書類に目通して無いのかよ?」
提督「艦隊に配布できるようコピー部数も書いてあったろ?何処やったんだよ?」カサカサ
摩耶「いや…書類って…は…?後任…?」
提督「そのままの意味だけど、俺の仕事引き継いでくれるやつ」
摩耶「いや…」
摩耶「いやいやいやいや!!おかしいだろうがよ!!」バン!
提督「」びくっ
摩耶「てめぇなんでアタシらに何の相談も無く辞めようとしてんだよこら…!!」ぐいっ
提督「い、いや…ちょっと落ち着け?な?」
摩耶「お、落ち着けだぁ…!?」ワナワナ
提督「まぁ、気持ちはわかる、だが俺だって色々あるんだよ」
摩耶「アタシらの気持ちがてめーに分かってたまるかよ!?なぁ!!」ダン!
提督「おいおい…」
摩耶「なぁ…どういう事だよ…なんで…せめてアタシには相談くらいしろよ…!?何年も一緒にやってきただろ!?」ウルウル
提督「いやそんなん相談する程の事じゃ…」
摩耶「っ!」ぶんっ!
提督「あぶねっ!?」ひゅっ
パリーン
摩耶「てめぇ今何つった…なぁ…!?」ずいっ
提督「ひいぃ!?」
山城「ちょっと提督!?何の騒ぎ!?」ガチャ!
提督「あ、や、山城!こいつなんとかしてくれっ!」
摩耶「…」ギロ
山城「…摩耶、その手を離して…機銃を下げなさい?そんなカスでも仮にも指揮官よ?他に知られたら貴女の解体だけじゃ済まないわよ?」
摩耶「…こいつが」
山城「…?」
摩耶「…」じわ…
山城「ちょっと…」
摩耶「っ…やめ…辞める…って…」じわ…
山城「」
山城「はあぁぁぁ!!?」
提督「いやそんな大袈裟な…」
山城「ちょっと提督!?どういうことですか!?」ぐいっ
提督「あぐっ…」
山城「そんな…嘘よ…嘘でしょ…ねぇ!!!」ゆさゆさ
提督「っいや、そろそろもういいだろって…いつまでやらせる気だよっ…」がくがく
山城「や、やらせるですって…!?貴方そんな風に…」
摩耶「…っ」グス
提督「…いや、言いたいことは分かるぞ?」
提督「でも泣くほどの事か?別に必ずしも俺である必要無いんだし…」
山城「っ」バチーーン!!
提督「ぁっ」ドサ
摩耶「!?」
提督「」シーン
山城「あ、ちょ、や、やだ」
摩耶「や、山城さん気持ちは分かるけど強すぎ…」
山城「…」
摩耶「山城さん?」
山城「縛るわよ」
摩耶「!」
山城「至急、みんなを集めてちょうだい」ギリ
摩耶「…了解」
……
…
〜???〜
艦娘達「」ぞろぞろ
提督「…うぅ?」ぱちっ
摩耶「…」
提督「ま、摩耶…?ここは…」ギチ…
提督「いてっ…って、な、なんで縛られて…」
山城「なんでって…自分の胸に聞いてみなさい?」ギロ
提督「………………いや分からん」
艦娘達「!!!」
「ふざけないでちょうだい!」「もうさっさと次に進もうよ!」
「体に教えてやる…」 「あたし!あたしにやらせてー!」
ガヤガヤガヤ…
提督「ひいっ!なんだよ揃いも揃って!?」びくっ
瑞鶴「ねぇ提督さん、なんで辞めようなんて思ったのかな?」にこ
提督「いやもう辞めるってか交代ってか、俺ばっかにやらせんなよ…嫌だろ普通に…」
瑞鶴「」カチン
瑞鶴「〜!みんなの気持ちも知らないでなんなのよ!?翔鶴ねえだって…」チラ
翔鶴「」ブクブク
瑞鶴「翔鶴ねぇ!?翔鶴ねぇーーーーッ!!」
提督「気絶してる…」
摩耶「なぁ、これで分かったかよ?撤回する気になったか?なぁ?」
山城「えぇ、ですがここまで言ってもまだ理解しきれていないようです…どうする摩耶?あれやるしかないんじゃない?」
摩耶「…そうするしかねぇな?」
提督「おいおいなんか物騒な事言ってんじゃねえか…」
提督「はぁ…分かったよ撤回するよ…」ハァ
提督「じゃあ今まで通り便所掃除は俺の担当って事で」
摩耶「…は?」 山城「…?」
提督「いやなんでまた微妙な反応なんだよ!?喜ぶんじゃないのかよ!?それにこんな所に縛りつけて…そんなに嫌ならいいよ俺がやるから…後任の潮にあとで声かけようと思ってたけどよ…」ブツブツ
摩耶「は?便所…?便所ってなんだ…?もしかしてアタシ達のことか…?」
提督「いやなんでそうなるんだよ、一回でもそんなことしたかよ…」
山城「ち、ちょっと待って、トイレ掃除…?」
山城「艦娘達の事をトイレだと思っててドックで私たちの体を洗ってそのままベッドへってこと…?」
提督「いやだからちげーって!」
摩耶「本当の意味でのトイレのことかよ…!?」
提督「あぁそうだよ、何度も言わせるな…」
摩耶「トイレ掃除…………………あ」
〜〜〜
提督『なぁ、俺そろそろトイレ掃除嫌なんだが?女子トイレにも出入りするから駆逐艦の子達からも変な目で見られるしよー』
摩耶『しょうがねぇだろ?くじ引きで決まったんだからよ〜』
提督『えぇ〜』
摩耶『そんなに嫌なら後任の艦娘見つけて、そいつの当番と変わりゃいいじゃねーかよ?』
提督『…そうすっか〜』
〜〜〜
摩耶「…」 山城「…」
提督「なぁそろそろ解いてくれよこれ…きついわ…」ギチギチ
山城「え、えぇ、悪かったわね…」くるくる
摩耶「そ、そうだな、ったく、ビビらせやがって…」ザクザク
提督「…ふぅ」
提督「ビビらせられたのはこっちだよ…」
山城「…」
摩耶「…」
艦娘達「…」
提督「くぅ〜、体が凝っちまった…!」コキコキ
山城「な、なんか悪かったわね変に早とちりして…」もじ
摩耶「だけど元はと言えばお前も悪いんだぜ?言葉足らずだっつーの…」ブツブツ
提督「なんだ、俺がここの司令官辞めるとでもおもったのか?」ニヤニヤ
摩耶「ち、ちげえよ!大体なぁ!お前なんか辞めたところで代わりの提督なんていくらでもいるっつーの!」ばしっ
山城「そ、そうよ!こんなうだつの上がらない指揮官、こっちから願い下げだわ!ふんっ!」ぷいっ
提督「…そうか」にこ
提督「じゃあほら、お前ら解散!あ、今日は騒がせて済まんかった!間宮さんに人数分のアイス頼んどくから!時間バラけさせて行ってくれよ?」
艦娘達「!!」 ワーイワーイ
提督(あぶねぇぇぇ!!)
提督(おれ、おれっ!死ぬかとおもたっ!!)つ辞表
提督(咄嗟に便所掃除なんて嘘ついて誤魔化せたけどあぶねぇっ!!やっぱこいつらも他と同じ…)ブルッ
提督(てか摩耶なんて一緒になって他の鎮守府の動向見て笑ってたじゃねぇかよ〜〜!!)
提督(あのタイミングと態度なら退職切り出してもいけると思うじゃねえか普通!!)
提督「ま、まぁ今のところ実害っぽい実害はないし…」←さっきあった
提督「今の関係続けてればそのうち円満に…」
ダダダダダダ!!!
提督「ん?」
がしっ!!
摩耶「ぜぇ…ぜぇ…!」ギロ
提督「ま、摩耶?アイス食いに行ったんじゃ…」
摩耶「な、なぁおい、これ…これなんだよ!?」ペラ
〜○月○日以降の鎮守府運営について〜
誠に勝手ながらこの度柱島第7鎮守府司令官を辞職することといたしました。つきましては後任の〜…
提督「おまっ!読んでねぇって言ってたじゃねぇか!?」
摩耶「てめえの掃除当番変更のお知らせ、1人変わったら他にも変わってるんじゃねえかと思って確認するのに探したらこれだよ!」ビリビリ
提督「ひい!!」ぽろっ
辞表「」
摩耶「!!!!!」
提督(あっ)
摩耶「集ーーーー合ーーーーーーッ!!!!」
ナンダナンダ? ワイワイガヤガヤ
摩耶「こいつやっぱ辞表なんて持ってやがった!!!簀巻きにすんぞー!!!」
ヒイッ!ヤッパリワタシタチステラレルノネ!
ドドドドドド…
提督「あっあっあっあっ…」
山城「…」ゆらぁ
がしっ がしっ
ぎゅっ ぐわっ
提督「最後にこの青空を目に焼き付けておくか…」合掌
〜艦〜
合掌