【艦これ】色んな鎮守府の日常【SS】   作:大キャバクラ

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奇なる力!



44話・時止め提督の居る鎮守府(叢雲) ☆※

時計「8:24」カチ…カチ…

 

 

提督「」ガバッ!

 

提督「うわぁ!?なんでこんな時間に…!ラッパは鳴ったのかよ…!?」ガサガサ

 

提督「ヤバいって…これ…!あと6分で〇〇中将さんの鎮守府に…!」ガチャチャ

 

提督「あぁ…昇進は無しかぁ…とりあえずダッシュで行って全力で謝ろ…」

 

提督「叢雲にこんな事がバレたらどやされるし…こっそり行くか…」ささっ

 

提督「忘れ物は…無いな…」ガチャッ

 

提督「はぁ…せめて時間が止められたらいいのに…」

 

タタタッ…

 

 

時計「8:24」シーン…

 

 

 

〜中将の鎮守府〜

 

提督「はぁ…はぁ…!」

 

提督「やっぱ怒られてでも叢雲に引っ張ってもらえば良かった…」

 

提督「1時間くらい遅れたんじゃないか…!?」ぞくっ

 

チラ

 

提督「…ん?」

 

腕時計「8:24」

 

提督「クソ…時計まで俺を見放すのかよ…電池だってタダじゃねぇんだぞ…」ブツブツ

 

提督「動けっこのっ」ブンブン

 

時計「8:24」カチッ…カチッ…

 

提督「お?振るんだっけか…?…ってこんな事してる場合じゃ無いなっ!」ダダダ

 

……

 

扉「」ドーン…

 

提督「」ブルブル

 

提督「っ…」コンコンコン…

 

「入りたまえ」

 

提督「…」ガチャ…

 

提督「し、失礼致します…」ちんまり

 

中将「わざわざご苦労」

 

提督「も、ももも申し訳ございません!!」ゲザァ

 

中将「!?」

 

提督「中将殿との大事な約束を…っ!決して忘れていた訳では無いのですがッ!私めの不注意によりっ!」

 

中将「ま、待て待て、どうしたんだ君!」

 

中将「一体何をしたのだね!?」

 

提督「で、ですからっ、約束の時間に…」チラ

 

時計「8:29」カチッ…カチッ…

 

提督「…へ?」

 

中将「私は遅れる事は感心しないが、早く来る分には構わないぞ?」

 

提督「…?」

 

中将「早く来すぎても困りものだが…まぁ顔を上げたまえ」

 

提督「あ、あの…時間…」

 

中将「まだ言うか」

 

中将「予定通りに来て居るのだから構わんと言ったのだよ」

 

提督「…」

 

中将「まぁかけたまえ」スッ

 

提督(どう言う事だ…?)

 

提督「し、失礼します…」

 

中将「では早速だが、近々大規模作戦が〜…」

 

提督(俺は確かに間に合わなかった…筈だよな)

 

提督(それとも元々俺の腕時計がおかしかったのか…それとも掛け時計がおかしいのか…?)

 

提督(何にせよ咎められる事も無く済んで良かったけど…)うーん

 

中将「君、聞いとるか?」チラ

 

提督「は、はいっ!」

 

中将「では続けよう、過去のステビア海では〜…」

 

………

……

 

 

〜外〜

 

提督「やっと終わった…」

 

提督「さて帰るか…あ」

 

提督「そうだった…何も無いのか…歩くかぁ…」とぼとぼ

 

提督「このままじゃ日が暮れちまうよ…」

 

 

叢雲「…」でーん

 

提督「!?」

 

叢雲「…アンタ、いつの間に出向してたのよ」

 

提督「い、いやぁ、ちゃんと時間には出て…」

 

叢雲「嘘仰い!アンタ、ラッパが鳴ってもグースカ寝てたわよねぇ!?」

 

叢雲「今日痛い目見ればその寝坊グセも治ると思って起こさなかったのよ」

 

叢雲「どう?中将にこってり絞られたんでしょう?」くすくす

 

提督「だ、大丈夫だったよ、何とかギリギリ間に合って…」

 

叢雲「…呆れた、嘘までつくなんて、とんだクズね」

 

提督「!」

 

叢雲「ま、良いわ、少しは反省なさい」ガシャっ…

 

機関「」グオォーン…ボボボボボ…

 

提督「あっ!」

 

叢雲「私に内緒で出かけた時みたいに歩いて帰りなさい」

 

提督「まっ、待ってっ!」タタッ

 

叢雲「ふんっ、知らないわよっ、アンタなんか…」バシャシャ…

 

 

提督「止まってくれっ!」

 

 

叢雲「」ピタ

 

提督「っ」ほっ

 

提督「ご、ごめん叢雲…一緒に行くって約束してたもんな…」

 

提督「今度はこんな事無いようにちゃんとするからさ…」

 

叢雲「」しーん…

 

提督「…叢雲?」ツンツン

 

叢雲「」

 

提督「え…ど、どうしたんだよ!?」ゆさゆさ

 

提督「これはタチ悪いぞ!?何か言えよっ!?」

 

 

提督「て言うか動けよ!?何か怖いぞ!?」

 

バシャシャ!!

 

提督「うわっぷ!」

 

叢雲「!?」

 

叢雲「あ、アンタいつの間にくっついてたのよ!?」

 

提督「…」

 

提督(…まさか)

 

叢雲「ちょっとダンマリってわけ!?」ギャーギャー

 

提督「…」

 

提督「と、止まれ…?」

 

叢雲「」ピタ

 

提督「!」

 

提督「こ、これは…!!!」

 

そう、提督は何の因果か時を止められるようになってしまい、そして自らの力を自覚してしまったのだ…

 

………

……

 

 

〜鎮守府〜

 

提督「すごい事だぞこれは…」

 

提督「役立つのは戦況だけじゃ無い…大金持ちになる事だって…下手したら世界を支配する事だって出来る…!!」

 

提督「なんて事だ…」

 

ガチャッ!

 

提督「」ビク

 

叢雲「…」ズカズカ

 

叢雲「…」バン!

 

提督「ど、どうし

 

叢雲「まだ説教は終わって無いのよ」

 

叢雲「いい!?その足りない頭で私の言葉をよく聞きなさい!アンタはタダでさえ指揮能力が他より低いのよ!?」

 

叢雲「それなのに生活態度までそんなんじゃこの先〜…」ガミガミ

 

提督「はい…ごめんなさい…はい…」

 

提督(くそ…何で俺がこんなガキに…常にくっついて来やがって…そんなに俺が嫌ならとっとと見捨てて他に行けば良いじゃねぇか…!)

 

提督(そのくせ異動願い渡しても…)

 

〜〜…叢雲『ふぅん…そうやって逃げるのね、この腰抜け!』ビリビリ!

 

提督(何が腰抜けだよクソ…こっちはお前の為を思って…)チラ

 

叢雲「〜!」ガミガミ

 

提督(うるせぇなぁ…あ、そうだ…こんな奴に構わなけりゃ良いんだよ!俺にはその力があるんだから!)

 

提督「ふふ…」

 

叢雲「!!!」

 

叢雲「な、何笑ってんのよ!!こっちがアンタの為を思って…」

 

提督「止まれィッ!!」

 

叢雲「」ピタ

 

提督「くく…」

 

提督「あーっはっはっはっ!!実に愉快だなぁ!?」

 

提督「悔しけりゃ何か言ってみろよ叢雲ちゃぁん!?」べしべし

 

提督「何も言えねーだろ!?」ケラケラ

 

提督「いつもいつもうるせーんだよ!この小姑が!」

 

提督「こんな奴はてめーの部屋で壁に向かって説教してろってんだ!!白雪辺りに気味悪がられりゃ良いさ!」ダキッ

 

提督「ふん!」ズルズル

 

ふにゅ…

 

提督「」ハッ

 

提督「…」

 

叢雲「」しーん…

 

提督「…」さわ…

 

むにゅ…

 

提督「」ドキッ

 

叢雲「」

 

提督「…っ」ごくり

 

提督(こ、こいつも女だったな…)

 

提督(そ、そうだよ!いつも叢雲の説教に付き合ってんだから少しくらい触っても…)

 

さわさわ…

 

むにっ…ふにゅっ…

 

提督(が、ガキの癖にこんな柔らかいのか…!?)もみもみ

 

提督(…それに)チラ

 

叢雲「」

 

提督(よく見りゃ…すげぇ整った顔してたんだな…)どきどき

 

提督(いつも怒ってばっかだからな…)さわさわ

 

提督(やばい…俺ってロリコンだったのかも…)むに!むにむに!

 

叢雲「」

 

提督(…)キョロキョロ

 

提督(…)ゴクッ…

 

提督(こ、こんな身体してるお前が悪いんだからな…)スーッ

 

叢雲「」ぷるっ…

 

提督(やばっ、我慢出来ないかも…)

 

叢雲「」

 

提督(俺は悪くない…悪くないっ…)かちゃかちゃ

 

提督(こんな大人を挑発する叢雲が悪いんだ!)ガバッ!!

 

………

……

 

提督「はぁ…はぁ…」

 

提督「だ、出し過ぎたか…?」

 

叢雲「」べっとぉ…

 

提督「流石に妊娠…はしないよな…?」

 

提督「…洗っといてやるか…」

 

 

〜2時間後〜

 

叢雲「」ピシッ

 

提督「結局風呂場でも叢雲相手に盛ってしまった…」

 

提督「ごめんよ叢雲…お前の司令官は動かないお前とセックスするロリコンだったよ…」

 

提督「もう…これ限りにしよう…」

 

提督「…動け…」

 

叢雲「アンタの為を思ってっ…!?」びくんびくんっ

 

叢雲「ひ、ひゃぁぁぁっ///」びっくぅ!

 

提督「!?」

 

叢雲「あっ、や、やだっ!やだぁぁ…っ!」ショワァァ…

 

叢雲「み、見るなっ…見ないでよぉっ…!」びくんっ!

 

叢雲「あ、やっ!いっ、ひっ…っ!ぁっ…!」カクカク

 

提督「!!!」ビン!

 

叢雲「はぁっ…はぁっ…!み、見ないでっ…お願いっ…!」ぞくぞく

 

叢雲「やだっ、ま、また来るっ…!来ちゃうっ!や、やぁぁっ!」プシャァァっ!

 

提督「止まれ!」

 

叢雲「」ピタ

 

提督「はぁ!はぁ!ダメだっ!叢雲!叢雲ぉ!」ガバッ!!

 

提督「お前、そんな声も出せるのかっ!このっ!」脱がし脱がし

 

提督「まったくお前って奴は!けしからん艦娘だっ!」

 

提督「何度俺から搾り取る気だよ…!?」ぐちゅっ…

 

………

……

 

それからの提督は…留まることを知る時の中でいくつもの艦娘達と交じりあった…

提督はもう誰にも止められない…何故なら彼は時を止められるのだから…

 

提督「あぁ…でもやっぱりお前が最高だよ叢雲っ…」パンパン

 

叢雲「」ゆさゆさ

 

提督「ごめんなぁ…こんな司令官でごめんなぁ…」びくんっ

 

叢雲「」ピク

 

提督「…!?」ピタ

 

提督「…」

 

提督「今…一瞬動いた…?」

 

叢雲「」

 

提督「い、いや、そんな訳ないよな…」

 

提督「第一動けるんだったらとっくに反抗されて俺なんかミンチだよな…はは…」

 

提督「…」

 

叢雲『やだぁぁ…ひっぐ…』びくんびくん

 

提督「…何してるんだろう…俺…」

 

提督「動けない艦娘に日頃の憂さを晴らしたり…惨めすぎるだろ…」

 

提督「…叢雲だって…最初から俺について来てくれて…」

 

提督「もう本当に止めるか…こんな馬鹿みたいな事…」

 

提督「…」ちゅぽっ

 

叢雲「」びくっ

 

提督「えっ!?」ササッ

 

提督「む、叢雲…?」

 

叢雲「」しーん…

 

提督「…そ、そんな訳無いだろ!俺!この力は俺だけが使える!クズみたいな力だ!」

 

 

提督「“動け″る奴なんて1人もいない世界で使う最低の力だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叢雲「…止まれ」

 

提督「っ!?」ピタ

 

提督(は…?え…?)

 

提督(な、何で…何が…え…?)

 

叢雲「って顔してるわね」

 

叢雲「あーあ、こんなに出して…」こぽ…

 

叢雲「これ孕んだわよ、絶対、アンタのこども」さすさす

 

提督(え…何だこれ…夢か…?)

 

叢雲「あっ♡きたきたぁっ…」ぞわぞわ

 

叢雲「んっ♡」びくんっ…びくんっっ!

 

叢雲「はっ…あぁ…っ…」

 

叢雲「ふふ…」ぺろ…

 

叢雲「…ねぇ」

 

提督「」びくっ

 

叢雲「アンタ、意識あるんでしょ」

 

叢雲「よく聞こえてるわよねぇ?」さわさわ

 

提督「」ぞくっ

 

叢雲「私だって何でこうなったか分からないわぁ?」

 

叢雲「多分アンタの体液と私の体液が混ざって…粘膜同士が擦れて感染ったんだと思うのだけど…病気みたいに…ふふ…」ぬりゅぬりゅ

 

提督(そんな…馬鹿なっ…)

 

叢雲「最初は何であんな波が来るのかと怖かったわ…?だけどそのうち意識が出てきて…」

 

叢雲「あ、司令官が私を犯してたからこうなったんだって、分かったのよ」ぬりゅっ!ぬりゅっ!

 

提督(うっ!)びゅくっ

 

提督(…?全く気持ちよく無いぞ…?)

 

叢雲「ふふ…分かったかしら?止まってる間は、なーんの感覚も無いの」

 

叢雲「でも…解除された時に…」

 

叢雲「すっっごい波になって押し寄せて来るのよぉ…♡」

 

提督(…!?)

 

叢雲「アンタにもその感覚…味わってもらいたいわぁ…」ちゅこちゅこ!

 

提督(ど、どうすりゃ止められる…!?)

 

叢雲「ねぇ、私が何でいつもアンタにうるさくしてたか分かるかしら?」しゅこしゅこ

 

提督(…っ)

 

叢雲「アンタがどうしようもないくらい好きだったからよ」

 

叢雲「でも私の性格じゃ…ね?」

 

叢雲「だからいつもあんな風になっちゃったってわけ」

 

提督(…)

 

叢雲「だからアンタが私であんな事してるって知った時…信じられないくらい嬉しくて…」

 

提督(叢雲…)

 

叢雲「いつかアンタには私が絶頂した回数分の愛をあげようって思ったのよ」ぬぢゅっ!!

 

びゅくっ

 

提督(…ま、まさか…)

 

たらーっ

 

叢雲「あぁっ!勿体ないっ!」ぺろっ

 

叢雲「あはっ♡美味しっ♡」ぺろぺろ

 

叢雲「はぁ♡あと120回…♡」ぬちゅぬちゅ

 

提督(そ、そんな事したら解除した時…!)

 

叢雲「どうなっちゃうのかしらねぇ?ねぇ、司令官?」にこぉ

 

………

……

 

どびゅっ…

 

提督(あと…どれくらいなんだ…)

 

叢雲「次で最後っ♡あと一回で…私の愛に悶える司令官が見られるわっ!」ぱんっ!ぱん!

 

提督(そんなっ!)

 

叢雲「ねぇっ!愛してるっ!アンタが好きっ!私だけのものっ!」ぬちゅぬちゅ

 

叢雲「あっ♡ねぇっ最後っ!一緒にいくわよっ!?いいわよねっ!?」

 

叢雲「はぁっはぁっ!んっ…!」ぴくっ

 

叢雲「そろそろでしょっ!もうすぐよねっ!?」

 

提督(ぜ、絶対イカないっ!耐えてくれ俺の体っ!)ぞくぞく

 

提督(やばいこの感じは…っ!)ぴく

 

叢雲「!」パァァ

 

提督(あっ!し、しまっt

 

 

叢雲「動きなさい♡司令官♡」

 

 

ー艦ー




止まりし時の中で艦娘達とあれやこれや

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