よくある話
短めです
〜ある日〜
提督「…まただ」
最近どうも執務室の様子が変だ
とても細かいが、ペンや書類の位置、ハンガーの向きなんかが出る前とで変わっている…気がするのだ
気にしようとしなければ気にはならないが、気にしてしまうととても気持ちが悪い…
ウチは秘書艦制度を採用していないので出入りする艦娘も限られるのだ…
提督「いい加減カメラでも仕掛けてみるか?なんてな…」ははっ
提督「ま、気の所為だよな…?」
……
…
〜またある日〜
ごそごそ…
提督「うん、やっぱおかしいな…」
提督「無くなっているものもあれば逆に身に覚えのない物が増えている事がある…」
提督「こ、こんな物なんて絶対おかしいだろ…」 つパンツ
提督「もういい加減犯人見つけて問い質そう…こういうのが続くと良く無いし…」
そして俺は監視カメラをつけたのだった…
既に彼女に監視されているとも知らずに…
……
…
〜その後〜
〜提督自室〜
提督「さてさて、今日も今日とて色々弄られていたが…映像を見てと…」カチッ…ジー…
最初は当然何も映らない
なんの変哲も無い執務室が映し出されている…
だが部屋を空けて1時間程したところで意外な人物が…
提督「…山城…?」
そこに居たのは扶桑型超弩級戦艦の二番艦、妹の方、山城だった…
彼女はキョロキョロと周りを見渡し俺の私物を物色して…え…?
提督「な、舐めてる…のか…!?」ざわ…
提督「お、おい…これ…」
そこには俺のペンを舐める山城…
シャツに顔を埋め微動だにしない山城…
ゴミ箱を漁る山城…
山城『』じーっ
こちらを…カメラを見つめる山城…
提督「っ!」ゾワッ
提督「ま、待て待てっ、偶然だろう!丁度仕掛けたのは本棚の辺り…気になった本があってもおかしくない…おかしくない…よな…」
山城『』パクパク
山城『』にこっ
山城はこちらに向かって何かを言っているようだ
提督「!!!」
提督「や、やばいっ、絶対バレてる…」
山城はその後も執務室をカサカサと物色している…
そして漸く落ち着いた頃…鍵を使い俺の自室へと入り…
って何でここの鍵を…!?
提督「お、俺の部屋にまで被害が及んだら洒落にならんぞ…!?」ガタ
提督「流石にこの部屋まではカメラなんて仕掛けて無いし何されてるか分かったもんじゃ…」
提督「…ん?」チラ
カメラに再び目を向けると、山城が俺の自室へ入った数分後の事である…俺自身もこの部屋へと入ってきている…
あれ…
つまり、今ここには…
提督「…」ごくり
提督「…」チラ…
山城「…」にこぉ
山城「」ガバッ
〜艦〜
ね?言ったでしょ?
もう笑い事じゃないんだよねって事