【艦これ】色んな鎮守府の日常【SS】   作:大キャバクラ

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ナトリウム、足りてっか?



66話・狙われた提督のいる鎮守府(名取) ☆

ー俺は今、逃げている

 

提督「はぁっ…はぁっ…!」ダダダ

 

 

 

名取「提督さん!提督さんっ!待って下さいぃ〜!」ダバダバ

 

提督「へぇっ!?」

 

提督(艦娘って陸でも速いのか!?全然巻けてねぇぞ!)

 

名取「うぅ〜っ!止まって下さい〜!」

 

提督「と、止まれるかっ…!」

 

提督「っ…!?」ズテッ

 

提督(嘘だろおい…!?)

 

名取「わぁ!」キラキラ

 

提督「ぐふっ!」ごろごろ

 

名取「捕まえました提督さん!」グッ

 

提督「ぜぇ…はぁ…降りろ…名取…っ!」

 

名取「い、嫌です〜!」ぎゅうぅ

 

提督「もう…いい加減にしてくれ…!」

 

提督「ガキじゃないんだからよ…!」

 

名取「ダメです〜!今日も一緒に寝るんです〜!」ギュ

 

名取「約束したじゃないですか!」

 

提督「く…ちくしょう…」

 

提督(恨むぞ…1ヶ月前の俺…)

 

 

そう、1ヶ月前に俺達は娯楽としてホラー映画を見たのだ

これがまた出来の悪い作品でもはやギャグの域に達していた…筈だったのだが名取には相当応えたらしく、一緒に寝る約束をさせられてしまったのだ…

 

 

名取「まだダメなんですからね!」ぷくー

 

名取「提督さん責任取って下さいっ!責任〜!」ユサユサ

 

名取「提督さんのせいで1人じゃ寝れない体になっちゃったんです〜!」

 

提督「お、お前声でかい…!」

 

 

五十鈴「提督、ちょっと話さない?」にこ

 

提督「ひぃ!?」

 

名取「あ!五十鈴!」

 

五十鈴「いつの間にうちの名取を傷モノにしたのかしら?」ゴゴゴ

 

提督「ち、違うわ!」

 

名取「ふえぇん…あんな事しておいて…酷いです〜!」

 

提督「お前は黙っとれ!」

 

五十鈴「あんた、覚悟しとく事ね」プイッ

 

スタスタ

 

 

提督「」

 

名取「うぇぇん…」

 

名取「提督さん酷いよぉ…一緒に寝てよぉ…」ぐすぐす

 

提督「はぁ…本っっ当に今日で最後だからな」

 

名取「!」パァァ

 

名取「はいっ!」にこ

 

提督「!」ドキ

 

提督「…ふん」プイッ

 

名取「?」

 

提督「ほら、行くぞ、さっさと降りろ」

 

名取「うんしょ…」モゾモゾ

 

 

ー名取の部屋ー

 

名取「提督さんもっとこっち!」スリスリ

 

提督「お前な、一緒に寝ればいいんだろ?くっつく必要なんて無いだろ!」

 

名取「だめっ!寄るの!」

 

提督「…寄らん、おやすみ」

 

名取「うぅ〜…!」

 

提督(毎晩毎晩…俺がどんな気持ちで…!?)

 

名取「えいっ」むぎゅ〜

 

名取「えへへ…あったか〜い…♪」にこにこ

 

提督「…」

 

名取「提督さん…ありがとう…」にこ

 

提督「…」

 

名取「おやすみなさい、提督さん…」すやぁ

 

提督「…はぁ」やれやれ

 

提督「おやすみ、名取」なで…

 

名取「〜♪…zzz」

 

〜〜〜

〜〜

 

名取「…」ごそごそ

 

名取「ふふ…」

 

 

 

 

〜次の日〜

 

ー執務室ー

 

提督「く〜、俺も年か〜…」

 

大井「どうしたんですか?急に」

 

提督「寝起きが辛いんだ…」

 

提督「そして起きると顔のベタつきが半端無いんだよ…」

 

大井「…キモッ」ボソ

 

提督「!?」

 

大井「おっさんは近寄らないでくださいな?」しっしっ

 

提督「ひでぇ…」

 

〜〜〜〜

〜〜

 

 

…て、提督さんまた名取以外の子とお話ししてる…!

むぅ〜…やっぱり今日も一緒に寝ないとダメなのかなぁ…?

それかもう直接…はまだ早いかなぁ…

それに提督さん最近ちょっと体がおかしい事に気付いちゃってるよぉ…

もっと慎重にしないと…

…でも今日は大井さんの臭いを消すためだからノーカウントだよね…

明日から気をつけるもん!うん!

じゃあ今日も提督さんと…♡

 

 

名取「て、提督さんっ!あの…」

 

提督「」ダッ

 

名取「ふぇ!?ま、待ってくださいぃ〜!」タッタッタッ

 

提督「勘弁してくれぇ!」

 

名取「それはこっちのセリフですぅ〜!」

 

名取「ひゃん!?」コケッ

 

ドサァ

 

提督「よしっ」ダダダ

 

名取「ふわぁぁん…待ってよぅ…」グス

 

 

タッタッタッ…

 

「ひっく…ひっく…」

 

提督「…」

 

提督「…」ピタ

 

 

思えば…嫌がる名取に無理矢理あんな映画を見せてしまった俺も俺なんだよな…

名取だって艦娘とは言っても普通の女の子で考えたら中高生かそこらだろう…多感な時期に感じた事や見た物が後の人生に影響する事は計り知れない…

それに本当に怖がって居るのだとしたら…

名取が信頼してくれている俺に今、見捨てられたと思ってしまったら…

 

 

スタスタ…

 

 

名取「ふぇぇ…ぐすっ…ひっぐ…」

 

提督「…大丈夫か」すっ

 

 

手を差し伸べて…助けてやらないと…

それが自分のした事に対する責任だよな…

しょうがない…

 

提督「なとr」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッッ

 

 

ぐいっ

 

提督「…?」ドサ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名取「優しい提督さん…大好きぃ…」にこぉ

 

ー完ー




浴衣名取いいよね
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