ある晴れた日の事…
思い悩む男がそこに居た…
伊19「ねぇ見てみて〜!イク、またおっきくなったのね!」ぽよっ
睦月「司令官はやく任務片付けて睦月達と遊ぼうよ〜」すりすり
川内「そんな事より夜戦だよ夜戦!早く夜にしてよ提督〜!」ゆさゆさ
ワイワイ…
提督「威厳が…ほしい…」
……
…
摩耶「はぁ?そんでアタシらの所に来たってのか?」
提督「頼むよ〜、何かビシッと引き締まるような…」
天龍「そうだなぁ、やっぱこうやってよ…」足ドサッ
提督「おぉっ!」
天龍「執務室の机の上で足を組んでみろよ?」
天龍「ワルッぽいだろ?」ニヤ
木曾「行儀が悪いな、球磨姉に絞め殺されるのがオチだ」
摩耶「確かになぁ…アタシも高雄姉に見られたらと思うと…」ゾクっ
提督「そ、そうなのか」
天龍「なんだよオメーらビビりだなぁ?そんな事で海の女が勤まるのかよ?」ケラケラ
龍田「あら〜、天龍ちゃん何してるのそんな格好して」スッ
天龍「ん?なんだよ龍田、そんなにかっk ゴキっ…
天龍「」ドサッ…
提督「ひ、ひいっ!」
摩耶「おぉ…」
木曾「ふっ…」カタカタ
龍田「お邪魔しました〜」ふりふり
天龍「」ズルズル…
バタン
摩耶「ま、あぁなるのがオチだ」
提督「そ、そうか…」
木曾「あぁ、試してみるってんなら止めねーよ」
…
提督「結局何の方法も見つからなかったな」
提督「…試してみるか」
〜執務室〜
バタァン
大淀「あっ!どこ行ってたんですか提督!」
大淀「艦隊が帰ってきて報告書もこんなに溜まってるんですよ!?」ドッサリ
提督「…」ツカツカ
大淀「…?」
提督「ふぅ…」
提督「ケッ、つまんねー仕事だぜ」足ドサッ
大淀「あっこら!机の上で足を組まない!」バシッ
提督「いたっ」
大淀「ふざけてないで仕事してください!」ガミガミ
提督「…」しゅん
大淀「落ち込んでる暇があるなら手を動かすっ」ぴしゃ
提督「はいぃ…」
……
…
〜次の日〜
提督「はぁ〜…結局ダメか〜」
長門「む、どうした?」
提督「…」チラ
提督「はぁ…」
提督「どんな奴に聞けば威厳を…」てくてく
長門「…ほぅ、この長門では威厳が無いと…?」
提督「俺は今真剣に悩んでるんだよ」
長門「この…!」
提督「!?」こけっ
ドサッ
長門「?どうした?」
提督「いててっ」
「ぷっぷくぷ〜!かかったぴょんかかったぴょん!」キャッキャッ
長門「!」
提督「卯月この野郎〜!」
卯月「転ぶ瞬間の司令官の間抜けヅラは眼福だぴょん!」
長門「こら卯月!仮にも指揮官だぞ!」めっ
卯月「全然怖く無いよ〜だ!隙だらけの司令官が悪いぴょん!」ぴょんぴょん
長門「なっ…!」
提督「あっ待てこら!」
卯月「きゃー!逃げるぴょーん!」
卯月「追いつけるもんなら追い付いてm むぎゅっ!? ボフッ
卯月「む〜!誰だぴょん!うーちゃんの進路を阻む人…は…」
神通「…?」
卯月「びょえぇぇ!?」びょいんっ
卯月「ごごご、ごめんなさいぴょん!うーちゃんが悪かったぴょぉぉん!!」ぺこぺこ
神通「え、あの…」びくっ
卯月「ぴえぇぇ!睦月お姉ちゃぁぁ!弥生ぃぃ!びょえぇぇん!」ダダダ…
神通「ぇ…」
提督「おぉ…」
長門「おぉ…」
神通「何だったのでしょうか…」
提督「師匠って呼んでも良いですか」
神通「え、あの、困ります…」
長門「…話を聞いてやってくれ…」ハァ
…
神通「威厳が欲しい…ですか…」
提督「そうなんだよ、あの卯月が見ただけで逃げ出すなんてなぁ」
神通「いえそんな…あの子が勝手に…」しゅん
長門「何かしたのか?」
神通「特に何も…あ」
提督「?」
神通「前に演習をサボって釣りをしているのを見つけた時に…」
……
…
卯月『おっさかなおっさかな〜』ちょんちょん
神通「卯月ちゃん、ちゃんとやらないと…」
卯月「えぇ〜?こんな晴れた日に遊ばないなんて勿体ないぴょん!神通さん達こそバシャバシャ暴れてお魚さんも逃げていい迷惑ぴょん!」
神通(これは無理矢理訓練させると演習が嫌いになってしまうかも…)
神通(こういう子には、理解を示してあげて…上手く誘導して…)
卯月「わかったら神通さんも一緒に釣りするぴょん!」にこ
神通(そう、笑顔…笑顔で…大丈夫…姉さんと那珂ちゃんと練習した…笑顔…)
卯月「どっちが大物釣れるか勝…負…」
神通「…」にこ…ッ!!!
卯月「」ピシッ
卯月「」フラァ…
…
……
神通「という事が…」
長門(一体どんな顔をしたと言うのだ)
提督「睨みで卯月を圧倒か…」
神通「ですから睨んだわけでは…」
提督「やっぱ威厳に重要なのは目つき顔つきだな」
提督「ありがとう神通!早速実践してみるぞ!」タタタッ
神通「あっ…」
長門「全くしょうがない奴だな」ヤレヤレ
……
…
〜執務室〜
提督「…」キッ
大淀「帰ってくるなり何渋い顔してるんですか?」
提督「…」ギロ
大淀「まぁ、任務進めてくれているので文句は言いませんが」
提督「…」カキカキ
ガチャ
文月「あぁ〜、司令官だ〜」とてとて
大淀「文月ちゃん、提督の仕事を邪魔しちゃダメですよ?」
文月「司令官の膝の上乗る〜」よじよじ
提督「…」ギロ
文月「ふぁ…司令官の眉毛変な形してる〜」もみもみ
提督「!」
提督(き、効いてないだと…!?)
文月「戻っちゃった…ねぇ〜もっかいさっきのやってぇ〜」ぐにぐに
提督「うわっやめろやめろ」ぶんぶん
文月「けち…」
文月「もういいここで寝るもん…zzz」
提督「あっこら!」
文月「…zz」スヤァ…
提督「…」
大淀「さ、仕事を続けてください?」にこ
……
…
〜食堂〜
提督「はぁ〜…結局神通の方法も効果無し…」
榛名「どうしたんですか?」
提督「あぁ、今の俺に足りないのは威厳だと思うんだよ」
榛名「ふむふむ」
提督「それでどうしたら偉そうに、強そうに見えるかって…榛名にこんな話してもしょうがないか…」
榛名「!」
榛名「榛名、良い考えがありますよ!」
提督「?」
榛名「榛名達は金剛お姉様をとても信頼し、尊敬しています!」
提督「ふむふむ」
榛名「それは何故だか分かりますか?」
提督「…?」
榛名「榛名も一度、この問いについて考えました!」
榛名「一体お姉様の何が榛名を惹きつけるのだろう…」
榛名「お姉様は火力に秀でているわけでも無い…速力ではビスマルクさんに劣る…そして装甲の薄さは巡洋艦並みです!お色気も鹿島さんに遠く及ばない、正直榛名の方が可愛くて強いです!」フンス
提督「お前実は金剛の事嫌いだろ」
提督「…ハッ」チラ
金剛「」
榛名「ですがそんなお姉様の弱点を全てカバーしきってしまう程の魅力…それは…」
提督「…」ゴクリ
榛名「カタコトの日本語デース!」ドヤ
提督「お、おう」
榛名「多分榛名はお姉様のその部分を尊敬しているのだと思います!ですから威厳が欲しいのであればカタコトになってみては如何でしょうか!」
提督「い、いや…」
金剛「…」うるうる
提督(可愛い)
提督「いや流石に金剛に悪いな」
金剛「!」
提督「もっと別の方法を探すさ」
榛名「そんなぁ」
提督「てか榛名?もっと金剛を大事にしろよ?」
榛名「?」
榛名「榛名はお姉様を大事にしていますよ?ですよねお姉様?」
金剛「…」ぷいっ
榛名「えぇ!?」ガーン
提督「ま、仲良くな」
……
…
〜那智の部屋の前〜
提督「…来てしまった」
提督「何だかんだ威厳のある艦娘だからな」
コンコンコン
提督「那智ー、居るかー?」
バタァン!
足柄「あぁん?提督〜?」ひっく
提督「!?」
提督「足柄!?何で那智の部屋に…って酒くさ!」
足柄「何よも〜!ほらこっち来て飲みなさいよぉ!?」ぐいぐい
提督「っやめろぉ!」
那智「あん?」ギロ
提督「…!」ゾク
那智「貴様ぁ…私達の酒が飲めないか…いい根性しているなぁ!?」
提督「ひぃ!?お前まで酔ってるのか!妙高姉さん!妹達が…」チラ
妙高「あれ〜?提督…?//」べろべろ
提督「あ、あれ〜…?」
那智「ほら、来い」にこ
提督「」
ずりずり…バタン
ー1時間後ー
提督「ヒッ…っだからよぉ〜…」グビグビ
那智「うむ…うむ…」こっくり…
提督「こら!聞いてるのか那智!」
那智「うむ……zz」
提督「かぁ〜!なぁ足柄ぁ!俺は威厳が欲しいんだよ威厳がよぉ!」ダン!
足柄「うるさいわねぇ〜、威厳なんて男なんだからいくらでも…ハッ」
提督「…?」
足柄「分かったわ、貴方を男にしてあげる♡」
提督「おう頼む頼む!」
足柄「妙高姉さん提督を抑えて!」
妙高「♡」ガシ
提督「おわ!?足柄ぁ〜?何のつもりだよ〜?」
妙高「んふ♡」じゅる
足柄「さぁて提督の主砲はどんなかしらぁ〜?」ニヤニヤ
カチャカチャ
提督「!?」ハッ
提督「や、やめるんだ足柄!」バタバタ
足柄「さぁ〜て…ご•開•帳♡」
ガチャ!!
摩耶「提督!分かったぜお前に箔をつける方法がよっ!」
提督「」
足柄「何よ〜邪魔しないれ〜」ヒック
摩耶「な、お、お前何やってんだよ!?」
摩耶「那智の部屋に行ったって聞いたけど…姉妹まとめて食おうとする変態だったのかぁ!?あぁ!?///」
提督「ち、違うんだ摩耶!」
提督「俺は那智に威厳の…」
摩耶「そこで下着姿でテメェに抱きついてる女に威厳なんかあるわけねぇだろ!?」
提督「!?」
那智「…zz」ぎゅうぅ
提督「っこら那智!離れろ!」ぐぐっ
那智「zz…勝って兜の…zz…」
提督「ダメだ完全に寝てる…」
提督「で、何だ?俺に箔をつける方法って」
摩耶「そのままかよ…ま、いいぜ、教えてやるよ!」
提督「おぉ、頼む!」
摩耶「今すぐここで服を脱げ!」にこっ
提督「…?」
提督「お前何言ってんだ?」
摩耶「あん?だからよ〜、アタシ考えたんだよ、要は一人前の男になりゃ箔もつくだろ?」
提督「うんうん」
摩耶「アタシが一肌脱いで、お前を男にしてやるって言ってんだよ」
提督「ほうほう…うーん…」
提督「ちょっと待てよ?」
摩耶「どうした?」
提督「足柄も同じ事言っててな、それで逃げようとしてるわけ」
摩耶「…」
摩耶「」ガバッ
ガシィ!
提督「何っ!?」
摩耶「ったくしょうがねぇ奴だなお前は」ぐぐっ…!
提督「っ!」ブルブル
提督(まずい!艦娘のパワーもあるが酒が回ってる分余計に力が入らん!)
摩耶「あぁ?抵抗しねぇのか?んだよ!やっぱり期待してんじゃねーか♡」ハァハァ
提督(してる!抵抗してる!笑っちゃうくらい力が出ねぇ!!)ハハッ
摩耶「はむっ!」むちゅっ
提督「んんっ!?」
足柄「私も私も〜!」むちゅー
提督「うわっぷ!やめろぉ!」
提督「おい誰か正気に戻ってこいつらを…」チラ
神通「…」
榛名「…」
木曾「…」
天龍「…」
那智「…」
その他大勢「…」
提督「…」
提督「ふぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ヒュゴォォォ…
ーーーーーつづく
提督「ぁぁぁぁあああああ!!!」ガバッ
提督「っはぁ!はぁ!」ゼェゼェ
提督「な、何だ…夢か…?」
摩耶「夢じゃねぇだろ?」ぎゅっ…
提督「」
摩耶「アタシが男にしてやったんだぜからよ、もっと堂々としろよな?//」
提督「なん…だと…」
足柄「何言ってんのよ、私よ私!」
「私です…」 「もう最後らへん誰がどうなってたかよく分からなかったです!」
ワイワイ
提督「は…はは…」
………
……
…
〜しばらく〜
伊19「ねぇ提督〜、またイクに〜…ご褒美欲しいな〜?♡」スリスリ
睦月「しれぇかぁん、睦月達の順番はまだぁ〜?」ぎゅうぅ
川内「提督っ!夜じゃないけど夜戦しよっ!ねぇ早く〜!」ぐいぐい
提督「あぁ…威厳が欲しい…」
〜艦〜
きび団子