【艦これ】色んな鎮守府の日常【SS】   作:大キャバクラ

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ウロローン



92話•相談窓口提督の居る鎮守府☆

〜大本営〜

 

ここ、大本営にある相談窓口には様々な相談者が訪れる…

 

相談提督(以下提督)「…ふむふむ」

 

舞鶴提督「もう…辛くて…毎朝起きる度に…今度は誰が布団の中に入ってるのかって…誰に襲われるのかって…もうこんな生活嫌なんです!!貴方も提督なら分かりますよねぇ!?」

 

提督「そうですね…そんなに辛いことを続けながら貴方はよく頑張りました…」

 

提督「貴方の鎮守府の艦娘達にはこちらからも言っておきます、任務に支障が出てはこちらとしても困りますので…」

 

舞鶴提督「ありがとうございますっ…」ぐす

 

提督「いえいえ、ほかには何かお困りですか?」

 

舞鶴提督「いえ…っ…色々あったんですけど…なんか話したらスッキリして…自分でも出来ることは頑張ってみます…」ぐすっ

 

提督「…そうですか」にこ

 

舞鶴提督「はいっ!あの、ありがとうございました!」ビシッ

 

提督「いえいえ、武運長久を」ビシッ

 

 

 

 

 

提督「…けっ」

 

提督「何が艦娘に襲われるだ!?何が毎朝布団に入ってくるだよっ!?良いだろうがそんなもんっ!!こちとら提督になったもののこんな所に閉じ込められてんだぞ!?ふざけやがってクソが…」

 

提督「あー頭来た!さっきの奴…確か舞鶴の第八鎮守府っつったな?」ピッポッパッ

 

トゥルルル

 

ガチャ『はい、こちら舞鶴第八鎮守府、秘書艦曙です。現在提督は外出中のため、ご用件をお聞きします。』

 

提督「もしもし、こちら大本営です。先程そちらの司令官がこちらにいらっしゃいまして、鎮守府を辞めたいと仰っt『みんなー!やっぱりあのクソ提督買い出しなんか行ってなかったわ!!帰ったら簀巻きよ簀巻き!!』ガチャン!!

 

ツーッツーッツーッ…

 

提督「…はい、これで永久就職確定っと」

 

提督「ふーっ、むなしいむなしい」フーッ…

 

 

コンコンコン…

 

提督「…!」ピシッ

 

提督「はい!どうぞ!」ガチャ

 

 

夕立「提督さん!遊びに来たっぽい!」

 

提督「…あっそ」

 

ドア「」バタン!

 

夕立「し、閉めるのは酷いっぽい!相談に来たお客を閉め出すのは規則違反っぽい!」ガチャガチャ!

 

提督「なんだようるせーなぁ!」ガチャ

 

夕立「っぽい!」パァァ!

 

提督「第一な、お前は俺と同じこの大本営所属だから身内なわけ、な?つまり客じゃなくて同業者なの、分かったら自分の部署に戻るっぽい!」

 

夕立「むーっ、訓練ばっかりでつまんないっぽい!」

 

提督「俺もお前みたいなガキと話すのはつまんないっぽい!さぁ帰った帰った!」シッシッ

 

夕立「酷いっぽい!」

 

提督「あ、もしもし◯◯?お前ちゃんと夕立見とけよ、またうちに来て業務の邪魔だぞ」

 

夕立「ぽいぃぃ!?」

 

提督「おう、すぐ迎えくるってさ」

 

夕立「いやっぽい!夕立、ここに居たいっぽい!」ぎゅうぅ!

 

提督「おーおー、そんなに訓練が嫌かねえ?こんなとこに居るよりよっぽど海軍やってていいじゃねぇか」

 

夕立「ち、ちがうもん、訓練も嫌だけど夕立は提督さんと…」

 

提督「?」

 

 

訓練提督「こら夕立ちゃん!相談くんに迷惑かけちゃダメって言ったでしょ!?」ガシッ

 

夕立「ぽい!?」

 

提督「お、来たな、じゃ頑張れよ〜」ひらひら

 

夕立「は、離すっぽい〜!」バタバタ

 

訓練提督「もう暴れないの!さっさと訓練戻るわよ!」

 

訓練提督「ごめんね相談くん、お礼に今度ご馳走するから…その…//」

 

提督「すまんな、俺は野郎とは飯は食わねんだ」

 

訓練提督「…いけず///」ポッ

 

夕立「こ、このおっさんやっぱキモいっぽいぃぃ!!」ギャン泣

 

提督「じゃあなーもう来んなよ〜」

 

訓練提督「さあ頑張るわよ夕立ちゃん!」ドスドスドス…

 

バタン!

 

 

提督「ふぅ…嵐のようだなまったく…」

 

 

コンコンコン…

 

提督「はい、どうぞ」ニコ

 

ガチャ

 

神通「あ、あの…」ウジウジ

 

提督(うわぉ…扱いに困る子きたぁ…)

 

提督「じ、神通さん、こちらにご用件は無いと思いますが…」

 

神通「そんな事は…」じっ…

 

提督「…」

 

提督(あぁ!書類まとめさせてくれぇ!この時間が一番嫌だよ!なんの時間だよほんとうに!)

 

神通「そ、相談があって…その…」チラ

 

提督「は、はい」

 

神通「…//」

 

提督「…?」

 

神通「…//」じっ…

 

提督「…」

 

提督「あの…」

 

神通「え、えと、ご、ごめんなさいっ//」パタタッ!

 

ドア「」ガチャバタン!

 

提督「」ポカーン

 

提督「ま、まただ…彼女は一体俺になんの恨みが…あの奇行これで1ヶ月目だぞ…」

 

コンコンコン!

 

提督「…」

 

「あのーすみません」コンコン

 

提督「は、はい!どうぞー!」

 

瑞鶴「あ、良かった空いてた空いてたっ」ガチャ

 

提督「なっ」

 

瑞鶴「ふーっ、ちょっと休憩させてよ、あ、まだこのお茶あったんだ♪」ガサガサ

 

提督「お前な、俺の職場を休憩室代わりにするのやめろ?」

 

瑞鶴「いいじゃない、どうせ暇でしょ?それに女の子と話せて提督さんも幸せじゃないっ!」ニコ

 

提督「かーっ、どうせならお前の姉貴連れて来いってんだよ」

 

提督「翔鶴さんならいつでも歓迎なんだけどなぁ」ニヘラ

 

瑞鶴「!」ムッ

 

瑞鶴「な、何よデレデレしちゃって気色悪い!爆撃されたいの!?」スチャ

 

提督「おまえ!しまえしまえそんなもん!」

 

瑞鶴「と、とにかく!私と居るときは翔鶴姉の話は禁止!他の子の話も禁止!」

 

提督「なんでお前にそこまで言われなきゃなんねんだ?」

 

瑞鶴「少しは自分でも考えてみなさいよ!」プンプン

 

提督「はいはい、考えるから、ほら、帰れ帰れ〜、お前達がひっきりなしに来るから仕事にならん!さっさと訓練にでも行くんだな」

 

瑞鶴「ちょっ…!また適当にあしらって!…って、いつの間にこんな時間じゃない!お茶飲んでる場合じゃなかったわ!」バタバタ

 

瑞鶴「提督さん!訓練終わったらまた来るからね!」ダダダ

 

ドア「」ガチャバタン

 

提督「…ふぅ、なんだってここの艦娘たちは訓練を嫌がるかねぇ?」

 

提督「大人しく海で大砲でも…

 

コンコンコン

 

提督「ったく今度は誰だよ?」ガチャ

 

 

元帥「元気そうでなによりじゃ」

 

提督「!!」

 

提督「げ、元帥殿!」ビシッ

 

元帥「ほっほっ、そう畏まらんでもよい」

 

元帥「今日は君と話がしたくてのう」ヨッコイショ

 

提督「元帥殿が僕に…?」

 

元帥「うむ、まずはあやまらんとな…」

 

提督「あ、謝る…?」

 

元帥「」ぺこっ

 

提督「ちょっ!?お、お顔をお上げくださいっ!」アセアセ

 

元帥「すまんのう、こんな所に閉じ込めるようにして働かせてしもうて…なんじゃ、今新たに建設しとる鎮守府の指揮官にでもと思ってのう」

 

提督「そ、その事でしたら大丈夫ですよ、僕ももう慣れましたし…」

 

提督「それに色々な鎮守府の話をここで聞いていると、羨ましくもありますが大変そうで…」

 

元帥「そうじゃのう…」

 

提督「それに士官学校を卒業してからここでの勤務ですので…艦隊指揮や鎮守府運営も自信がないと言うか…あはは…」

 

元帥「おお、その事じゃったら心配無いわい」

 

元帥「うちから艦娘を何名か同行させよう、彼女達に聞けば大体は上手く行くはずじゃ」

 

提督「そ、そうですか」

 

元帥「うむ、戦況も厳しい…今は1人でも多くの優秀な指揮官が各所に必要じゃ」

 

提督「ですが今の私の穴埋めは…」

 

元帥「君の仕事なら定年した元指揮官にも務まるからの…」

 

提督「そ、そうだったんですか…」

 

元帥「うむ、ここの事は心配せず海へ出ておいで」にこ

 

提督「は、はい!」ビシ!

 

提督(や、やった!落ちこぼれだから閑職に追いやられたと思ってたけど!これでついに俺にも艦隊指揮が…!!)ワクワク

 

元帥「では同行する初期艦じゃが…」

 

提督「はい!」

 

 

……

 

 

 

〜数ヶ月後•柱島のとある鎮守府〜

 

提督「…なぁ」

 

瑞鶴「ん?なぁに?提督さん」モグモグ

 

提督「もう今更なんだけどさぁ…」

 

夕立「男ならハッキリ言うっぽい!」

 

神通「ええ…もったいぶらないでください…」お茶ズズ…

 

 

提督「お前達を初期艦に希望した覚えはねえ!」

 

 

瑞鶴「はぁー?何よそれひどくない!?」

 

夕立「瑞鶴さんに同じっぽい!夕立たちいらない子じゃないっぽい!」ドムッ!

 

提督「いやおまえ、最初から鎮守府運営するにあたってさ、一から知らない艦娘を育てたりしたいとか色々考えたわけだ」

 

提督「だからほら、電ちゃんを初期艦にって申請したわけよ」

 

神通「…」

 

提督「なんて言うかさ、何も知らない同士一から色々一緒にやって行きたかったわけだ」

 

瑞鶴「なに?提督さん光源氏みたいな事考えてたわけ?」シラー

 

提督「そうじゃねぇよ…」

 

提督「だからさぁ、お前達みたいな熟練の艦娘達がいきなりこんな新しい鎮守府にいたらパワーバランス崩れるわけよ」ウンウン

 

夕立「だって夕立達は大本営ぼーえいとかのために毎日訓練してたっぽい!」

 

神通「ええ…練度もすでに上限です…」チラ

 

提督「それなんだよなぁ…なんか楽しみが無いっていうか…俺のしたかった事ってこんな事なのかなって…」シミジミ

 

夕立「ま、まだ練度が上がる方法はあるっぽい!ほ、ほら…け、ケッコントカ…」モニョニョ

 

提督「…」

 

提督「それに考えてみれば…お前達を直接育てたわけじゃ無いけど低練度の頃から見守ってきたわけで…」

 

瑞鶴「あー、いつも愚痴とか言いに提督さんの部屋に行ってたわね」

 

提督「…自分で一から育ててもこんな感じで飽きてたのかなって…」

 

神通「飽きた…?」ピク

 

瑞鶴「…ちょっと提督さん?」ジッ

 

夕立「…」ジロ

 

提督「んー…やっぱり向いてなかったのかもなぁ…」

 

神通「…」

 

提督「…」

 

提督「あの、これ…」つ辞表

 

 

夕立「っ!」ビリィ!!

 

提督「あっ!こらっ!」

 

神通「提督」ガシッ

 

瑞鶴「はぁーやっぱりこうなっちゃうのね」ガシッ

 

提督「お、おい…」

 

瑞鶴「これからみっちり教育するから、覚悟してね?提督さん」にこ

 

神通「ええ、飽きた…なんて、二度と言わせません…」シュル…

 

夕立「フーッ…フーッ…!」ギラギラ

 

提督「…」

 

提督(これが…今までのツケってやつか…)

 

提督(ちゃんと相談聞いて…こういう時の対処法、把握しとくんだったな…)

 

 

 

 

〜大本営〜

 

元帥「◯◯くん元気かのう…電ちゃんと仲良くできとるじゃろか…」

 

コンコン!

 

元帥「ほーい」

 

ガチャ

 

訓練提督「ねぇおじいちゃん、最近夕立ちゃんや神通ちゃん、瑞鶴ちゃんの姿が見えないのだけど待機解除はまだかしら?あの娘達鈍っちゃわない?」

 

元帥「ほ?何のことじゃ?」

 

訓練提督「やぁだもう、まだそんな歳じゃ無いでしょ?そろそろ電ちゃんの練度も上がってきたからあの3人の水上打撃部隊に加えたいのよね〜」ムキッ

 

電「よ、よろしくおねがいしますのです!」ぺこっ

 

元帥「…」

 

 

元帥「こりゃ一もうワシの手に負えんわいっ」ペチッ

 

 

〜完〜

 

 




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