もう一人の家庭教師が口悪いです   作:メルフェン

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ひょぁー!毎度ながら遅れてすみません!引っ越しやら何やらでなかなか手つかずでした!

今回は三玖さんが変わるきっかけを輝くんがプレゼント!ヒロインは誰になるんでしょうか!(未だに決めてないです)

次で林間学校編は終わりです!

ではEp.16どうぞ!


Ep.16 結びの伝説〜2000日後の君へ〜 3日目 #中野三玖:オリジン#

登場人物紹介2

 

天宮輝

 

本作の主人公。旭高校に通う高校2年生。五姉妹の家庭教師として日々奮闘中。

妹を溺愛しているためか、妹が絡むと知能指数が極端に下がる。

 

「ちょ・・・・・・!待て!俺だ!輝!」

 

振りかぶって来る輝に何とか制止を呼びかけたがもちろん止まれるはずもなく、

 

「えっ!?ガリ勉、てめ・・・・・・!」

 

『なんでお前がいるの?』という顔をしながら勢いよく倉庫の壁に激突した。

 

「フータローくん!?大丈夫!?」

「あ、ああ。俺はな・・・・・」

 

風太郎が視線を横に向ければそこには額を押さえつけながら転がる輝がいた。

 

「ヒカルくん?何してるの?」

「な、なんで一花までいんだよ・・・・・・」

 

何とか立ち上がり二人を見る。ん?待てよ、倉庫に男女二人ーーーーー

瞬間、輝の頭に電撃が走った。

 

「あっ・・・・・・ふーん」

 

もうちょっとね?場所を選んで欲しいところではあるんですがね?

 

事件の真相に辿り着いた某少年探偵ばりに顎に手を置いた。踵を返した瞬間、肩を目をかっぴらいた風太郎ががっちり掴んで離さない。

 

「おい待て。何を察した」

「安心しな。俺は応援するぜ」

 

爽やか笑顔でサムズアップする輝に風太郎の顔が引きつった。

 

「くっ、顔がいいからか余計にムカつく笑顔だな・・・・・・」

「アイツらには何とか誤魔化しておくからよ、邪魔者は退散するいやさせてくれ」

 

早口で捲し立て、今すぐにでも四人姉妹に言いたいといった顔で逃げようとする輝を風太郎が阻む。

 

「お前なんか勘違いしてないか?」

「え、だってお前らそういう関係じゃ・・・・・・あ?そんな事より、なんで濡れてんだよ」

 

風太郎と一花は水を頭から被ったかと思うくらい濡れていた。

 

「なんか火災報知器が誤作動起こしたみたいでな」

「ふーん・・・・・・・・おいガリ勉、デコ見せろ」

「は・・・・・・?」

 

風太郎の前髪を掻き上げ、額に手を当てる。

 

「な、なんだよ」

「おい、一花」

「ふえ・・・・・・?」

 

全く喋らなくなった一花が顔を上げると、僅かに頬は紅潮し、息遣いも若干荒くなっていた。

覚束無い足取りで近くまで来ると今度は一花の前髪を掻き上げ額に手を当てる。

 

「ガリ勉より熱いな・・・・・・」

「風邪引いたのか?」

「こんな寒い中でずぶ濡れでいりゃ風邪も引くだろ。お前も予備軍だ。さっさとコテージに戻んぞ」

 

すると風太郎を肩に担ぎ上げ、一花を抱き上げる。

 

「病人共は大人しくしてな」

「大人しくって・・・・・!持ち方ってもんがあるだろ・・・・・・!」

「うっせぇな」

「ふわぁ・・・・・・・・」

「一花を見習え」

「いやもうそれダメだろ!ポワンポワンしてるだろ!」

「ぶち飛ばしていくぜぇ!」

 

『おろせぇぇぇぇぇえ・・・・・・吐きそ・・・・・』という男の絶叫が夜の森から聞こえてきたため、ここ一帯が心霊スポットになってしまったのはまた後の話。

 

 

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天気は快晴。

 

林間学校も三日目、最終日を迎えた。

現在輝を含めた委員会はお決まりの朝の朝礼である。

 

「あっはっはっはっはっは!天宮くん、なんで半袖なの!?ねぇ!なんでぇ!?」

「笑うな!二乃が返してくれねぇんだ、おい笑うな!ぶん殴るぞ!」

 

開口一番、人を小馬鹿にした顔で笑ってくる佐藤に輝を除く全員がため息を吐く。

 

「それは置いといて、予定より早くキャンプファイヤーの準備が終わりました!これもこの敏腕委員長である私のおかげって事よね!仕事も出来て、人当たりが良くて、こんなに笑顔がかわいい良物件の女の子を誰かもらってくれないかな〜?」

 

舌を少し出しながらウインクしてる佐藤に全員が首を傾げた。

 

「何言ってんだこいつ」

「放っておきなさい、天宮くん。売れ残りの戯言よ」

「売れ残りの戯言って・・・・・・・」

 

委員会のメンバーが佐藤から目を逸らし肩を小刻みに震わせている。

 

「んね?天宮くん。そう思うよね?」

「いや、俺に聞かれても」

「おーもーうーよーねー?」

「ひぇっ・・・・・・」

 

まずいですよ!

彼の何かがエマージェンシーコールを発し、目の前の佐藤を力ずくで押し返した。

 

「なんかよくわかんねぇけど危なかった・・・・・・」

「天宮、お前どうする?良かったら一緒にスキーでもしないか?」

 

委員会のメンバーの一人から誘われるがしばし考えた後、

 

「あー、悪ぃな。遠慮しとく」

「そうか?あ、さては二乃ちゃんのとこに行くのか?」

「ちげぇよ」

 

口ではそう言っても二乃から上着を返してもらわなければとてもではないが風邪をひきそうだ。

二乃は後でとっ捕まえるとして、ひとまずコテージに戻る。自分を姉と信じて止まない一花の様子を見に行くためである。

 

「一花、入るぞ」

 

ドアを軽くノックし、開けるとベッドに横になる一花と見舞いに来ていた五月がいた。

 

「五月もいたのか」

「あれ?天宮くん?委員会のお仕事は終わったんですか?」

「昨日のうちに全部終わっちまってな。今日はなんもすることないってさ」

「そうなんですね」

(それより、なんで半袖・・・・・?)

 

五月の疑問を他所に輝は一花のそばに居き、額に手を乗せた。

 

「まだ熱いな」

「いやー、ごめんね。こんな時に体調崩すなんてついてないなー」

「引いちまったもんはしょうがねぇだろ。今日は大人しく寝てな」

「えー、でも最終日だよ?キャンプファイヤーだよ?」

「はっ、どうせ踊る相手なんざいねぇだろ」

「少しは言葉を選んで欲しいな・・・・・・」

 

ただでさえ風邪で弱っているのに更に精神的にダメージを与えてくる輝に苦笑いを浮かべる。

 

「とりあえず今日は寝てろ。いいな」

「ぶーぶー、ヒカルくんぶーぶー!」

「何言ってんだお前・・・・・あ、おい!服を引っ張んな!伸びんだろ!大人しくしろ!」

 

急に不貞腐れて服を引っ張り出した一花を宥めていると、また誰かがドアをノックした。

 

「一花、入るわよ」

 

もちろんその主は万年反抗期、妖怪面食い女こと二乃である。おまけにバッチリ輝の体操着を着ている。

 

「風邪ひいたんだって?アンタもドジよね・・・・・・あ」

「一花!服を離せ!良い子だからァ・・・・・・あ」

 

二乃と輝の視線が交わる。

目と目が逢う 瞬間好きだと気付ーーーー

 

「やぁっと見つけたぁぃ・・・・・・」

 

かなかった。

 

『目と目が逢った瞬間好きだと気付いた?あー、ダメダメそんな都合のいい話許しませんよ』

 

悲しいかな、現実は無情である。

 

「あ、あー、なんかお腹痛いなぁ。一花は大丈夫そうだし私トイレにでも行こうかしら。天宮と五月もいるし・・・・・・・・・・逃げるが勝ちよっ!」

「あ、おい!待て・・・・・・!一花、いい加減服を・・・・!」

「私病人。何してもいいと思うんだ、言うこと聞いて私を看病してよ」

「病人だからって何してもいいと!?ふざけろお前ェ!」

 

『病人は病人らしく黙ってろ!殺してでも絶対安静だ!』

『パワーワードが過ぎるよ、ヒカルくん』

 

そんな二人のやり取りを傍で見ていた五月は微笑みながら一花の手を輝の服から離した。

 

「一花、あまり天宮くんを困らせてはダメですよ」

「むう」

「ったく・・・・・ありがとな、五月。・・・・・んな事より二乃だ!」

 

急いで部屋を出ると先程の喧騒が嘘のように静寂が満ちる。一花は少し名残惜しそうにしながら目を閉じた。

 

輝は辺りを見渡しながらコテージを出る。二乃がいつも付けている香水の匂いが僅かに鼻をくすぐった。

 

(馬鹿なヤツだ・・・・・あんなどぎつい香水を付けるなんてよ。見つけてくださいって言っているようなもんだ!)

 

^q^ソコニヤツガイルゾ

 

輝の嗅覚がコテージの近くにあるかまくらに二乃が居ることを示した。

 

「見つけたぞ、二乃!さっさと上着を・・・・・・あら」

 

いざかまくらを覗いてみればそこに居たのは膝を抱き眠そうな顔をした三玖だった。

 

「あら・・・・・・」

「何してんだ、お前」

「四葉から逃げてる」

「眠そうな顔してんな」

「元々こんな顔・・・・・・って、失礼だよ、ヒカル。めっ」

「犬じゃねーよ。てかなんで四葉から逃げてんだよ」

「それがーーーーー」

 

 

*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜

 

 

四葉は現在、姉の三玖を探してコテージの周辺を歩き回っていた。

 

「どこ行ったんだろ」

 

良かれと思い鬼ごっこをしようと三玖を誘った。十数え終わり、いざ始めれば三玖が目の前から消えていたのだ。運動が苦手な三玖の事だから自分の視界から消えるはずはないのだが、

 

「三玖〜。どこ〜?もしかして、遭難!?」

 

そう思うとトレードマークのリボンも四葉の感情に合わせてだんだんと元気を無くすように萎れてしまう。あわあわ辺りを見渡していると、いつもの見慣れた背中がかまくらに向かい何かを喋っていた。

 

(あ!あれは!)

 

知らず知らずのうちに萎れていたリボンが天を衝くように立った。本人は知らないようだが心がぴょんぴょんするとリボンも連動してぴょこぴょこ動くようだ。出来ればぴょんぴょん待ちして欲しいところではあるが、そこは四葉。一度決めたら止まらないのである。

親しみと日頃の感謝を込めた四葉タックルをしようと、手首と足首を回し、軽い準備運動をする。

 

「四葉が鬼ごっこしようって言ってきたから」

「運動音痴のくせに?」

「うるさい・・・・・・」

 

痛いところを突かれ、そっぽを向いた。

一瞬その顔を見た瞬間、可愛いと思ってしまった。自分も相当疲れているのか、心の中で小さく毒づく。後ろでは今夜の晩飯を見つけた猛獣のように目を光らせた四葉が戦闘態勢に入っていた。

 

(二乃はいねぇか・・・・・・・)

「冷える前に出んだぞ」

「・・・・・?どこに行くの?私に会いに来たんじゃ・・・・・?」

「え?」

「え?」

 

かまくらから離れようとした輝の動きが止まった。三玖も三玖で自分が何を言ったのか理解出来てないようだった。

 

「・・・・・・・今なんてーーー」

「な、何でもない・・・・・!ノーカン!」

「そ、そうか・・・・・」

 

いつもの三玖からは想像できない程の剣幕で言われ、少したじろぐ。

その後ろでは遂に戦闘態勢から走り出した四葉が近づく。

輝は軽く咳払いし、口を開いた。

 

「ま、まぁ、とにかく一花みたく風邪ひかねぇようにな」

「・・・・・・・」

 

三玖は下を向いたまま無言だったが、あまりにも居心地が悪いためその場から離れようとした瞬間、

 

「あーーーまーーーみーーーやーーーっさーーーーーんッ!!!」

「このクソうるせぇ声は四葉か?」

「だぁらっしゃぁぁぁぁい!!」

「ぐふっ!?」

陸戦用かな?あ、ちなみに僕はザ〇派です。

渾身の四葉タックルが背中にクリーンヒットした。

顔面から綺麗に新雪に突っ込んでいる。

 

「ほ、骨ぇ・・・・・・背骨がぁ・・・・・・・!」

「天宮さん・・・・・・・・そうはなりませんよ・・・・・・」

「今なっとるやろがい・・・・・・」

 

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「す、すみませんでした」

「うん。嬉しくてタックルしたくなったってのは百歩譲って許してやる。ただな?加減というものを知りなさい」

「う、嬉しくてつい・・・・・・・」

「ったく・・・・・・・」

 

背中を擦りながら、顔面から新雪に突っ込み鼻柱が赤い輝は今日何度目かわからないため息をつく。

 

「あんな勢いで突っ込んでこられたら受け止めれるもんも受け止めきれねぇよ。今度からはゆっくり来なさい」

「ゆっくりですね!分かりました!」

 

反省しているのかしていないのかわからない笑顔で言ってくる四葉にまたため息をついた。

 

「あ、三玖!三玖のこと見ませんでしたか?」

「あ?あー・・・・・・アイツならあっちに行ったぞ」

「ホントですか!?ありがとうございます!」

 

そう言って勢いよく立ち上がると、くるりと輝に向き直った。

 

「・・・・・・?」

「にししし、キャンプファイヤー楽しみですね!それじゃ!」

 

そう言うと輝が指さした方に走って行ってしまった。その姿を見送ったあと二乃探しを再開しようとした瞬間、かまくらから手が伸びた。

 

「あ?」

 

その手はこちらに手招きをしていた。おそらく三玖だろう。

 

「あんだよ、なんか用かぁぁあ!?」

 

中を覗こうと痛い背中を擦りながら身をかがめるとその手に思いきり中に引きずり込まれた。

 

「せ、背中・・・・痛てぇ・・・・・」

「・・・・・・・・・」

 

三玖に抱きとめられるような姿勢がしばらく続き、先に口を開いたのは三玖の方だった。

 

「・・・・・・・・さっきはありがと」

「礼言われる程の事じゃねぇよ」

「ん・・・・・・・」

「にしても、案外あったけぇんだな。かまくらの中。お前が作ったのか?」

「ううん。元からあった」

「そうか」

 

体勢を直すため動こうとするがそれを三玖は許さなかった。

 

「狭いから・・・・・あんまり動かないで・・・・・・」

「じゃあ俺が出る。二乃を探さねぇと・・・・・・三玖?」

 

動こうとするがまたしても三玖はそれを許さなかった。

 

「お、おい・・・・・そろそろ・・・・・・」

「い、行かないで。出るのも・・・・だめ・・・・・」

「・・・・・?どうしたんだよ、急に」

「もう・・・・・よくわかんない・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

 

輝はしばし考えたあと、軽く息を吐いてから改めて三玖の隣に腰を下ろした。

 

「・・・・・・!」

「まだ背中痛てぇし、もう少しここにいる」

「そ、そう」

 

しばらくの沈黙が続き、三玖が口を開いた。

 

「ねぇ、ヒカル」

「んー?」

「五人で平等って、続くと思う?」

「五人で平等?」

「うん。お母さんが言ってた。『大切なのはどこにいるかじゃなくて、五人でいる事』って」

「・・・・・・・・・」

「最近よく思うんだ。フータローとヒカルが家庭教師で来てからずっと。変わらなかったいろんな事が変わっていって・・・・・・一花は最近部屋の片付けをするようになった。二乃はもっと料理が上手くなって、四葉と五月は苦手な勉強を自分からするようになって・・・・・・それに比べて私は何も変わってない。ずっと、あの頃のまま」

「・・・・・・怖いか?変わることが」

「よくわかんないけど、多分そう・・・・・・・皆が私の知らない皆になっていく気がして」

 

三玖の話を聞いて、輝は静かに笑った。

 

「・・・・・ヒカル?」

「そうか、そうだよな。怖いよな、変わっていくって」

「うん・・・・・・・・」

「でも、変わることを恐れちゃいけねぇと俺は思う」

 

人は何かが上手く行き出すと変わることを恐れるようになる。上手くいっていなくてもだ。変化そのものを避けたいものだと考える人も多いはずだ。

 

「でも、変わっちゃったら先が見えなくなるよ・・・・・・そんなの怖いと思う。見えなくなるくらないなら私は変わりたくない。そっちの方が・・・・・・・」

 

先のことをちゃんと見据えて生きておきたいから。

その方がーーーー

 

「安心するから・・・・・・」

「それも一理あると思う。でもさ、変わっていかねぇと置いてけぼりになるぞ。古い価値観のまま置いてけぼりになっちまう。だから、俺はお前に色んなことを知って欲しい」

 

三玖の頭にそっと手を置き、続ける。

 

「変わることは、本当は楽しいことだって。自分が変われば、お前の見てる世界も変わっていく事を」

「・・・・・・・・・・・」

「だからもっとお互いを知るべきだ、まずはな。そのためには平等(いま)のままじゃダメだ」

 

そして、今度は三玖と目線を合わせる。

 

「俺はお前たちと平等な関係じゃなくて公平な関係でいてぇ。俺もガリ勉もお前たちの今までの頑張りを否定しないし、出来ないからって見捨てたりもしない。俺たちはお互いを知らなすぎたな。だからもっと教えてくれよ、お前たちのこと」

 

そう言って笑う輝に三玖は目を奪われた。

 

「変わることを恐れんな。平等じゃなく公平に行こうぜ、相棒。持ちつ持たれつでな」

 

その言葉に私は何度も助けられ、その笑顔に何度も勇気をもらい、その差し伸べられた手に何度も救われた。

 

(あ・・・・・・そっか、だから私はこんなにもヒカルに・・・・・・・)

 

私に変わる切っ掛けをくれた大切な人ーーーー

 

「ーーーーありがとう、ヒカル」

「おう。話ぐらいなら聞いてやれるぞ、いくらでも」

 

 

私の初恋の人ーーーーー

 

 

 

続く




マンキンのリメイクアニメが来年の四月からぁぁぁあ!!

みんな見ようねぇぇぇぇ!

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