英雄とはこれ如何に   作:星の空

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第3話 12年間の出来事

 

燦嘹朱爀side

 

 

俺がアキレウスとエミヤの力を手に入れてから早12年が経った。

この12年間について箇条書きで教えておこう。

 

・千子士郎と会えなくなった。夜遅くまで出ていたからだ。

・俺と澟はあの化け物共を呼び出したキャスター(・・・・・)について探りを入れ始めた。

・俺がアキレウスであり、澟がアタランテだということが発覚。正確には俺はアキレウスの記憶と上方修正された力を継承した転生者だということと、澟はあの大戦直後であることを教えた。

・探る間に柳洞寺の地下に大聖杯がない事が分かった。

・第四次聖杯戦争という亜種聖杯戦争真っ只中だと分かった。

・キャスターが冬木大橋のある川原公園で周りの目を気にせず宝具を使った。

・サーヴァントにバレないように介入してキャスターを討伐した。

・帰りがけに英雄王と対面。結局バレてた口だ。

・一二言言葉を交わしておいた。

・聖杯戦争が終わった。隙を見て令呪を奪っておいた。

・小学生になり、燦嘹家がお引越しすることとなった。行き先はいずれ語ろう。(アタランテも着いてくることになった。)

・8年が経ち、中学生に。どこにでもあるような所に通った。

・中3の冬休み、旅行でルーマニアに行くこととなった。

・言った先が感慨深かった。なんせ、トゥリファスだ。しかも、宿の近くで赤のセイバーがゴーレム相手に無双してる。

・俺とアタランテは遠目で見るために動いた。

・お互いの過去?に遭遇。似たもの同士で済ませることが出来ない案件となった。

・素直に原因不明の転生体とだけ教えておいた。赤のアーチャーは複雑そうだった。

・聖杯大戦の開幕。2人で開戦地を眺めていた。しかし、英雄の名を語る愚者共が妨害しようとしていたので裏で片付けておいた。殺ってはない。

・赤の思惑たる人類救済とそれが危険故に阻止しようとする黒、両者の戦いは熾烈を極め、黒が辛勝した。

・ルーラー同士が戦う前に俺たちは乱入。構築していた転移魔術で大聖杯を誰もいない反転世界に飛ばした。

・赤のルーラー・天草四郎時貞の思惑は潰えたのだ。

・怒り心頭の天草に「何時何処で誰が助けてと宣った?確かに人は争い傷つくだろう。だが、それが人間だ。愚かだから人間だ。愚かでない人間は人間などではない。」この言葉の意味を理解出来たのは聖人だからだろう。

・ジークとジャンヌに蒼崎橙子を紹介し、人間の肉体を手に入れさせた。のだが、ジークは令呪なしで転身。ジャンヌは英霊化できるという前代未聞の状態となった。…………バリ高かった。

・中学から高校生となった。相変わらず充実した暮らしをしている。

・高校2年生となり、教室へ。だがその日、異世界転移にあった。なんでもありだなこの世界。

・異世界の神はクズだった。ついでにクラスメイトの1人、檜山もクズかった。

・あまり目立たないように過ごしていた。ら、魔人族攻めてきた。中村が裏切った。

・南雲変わりすぎてた。神の方も動き出した。勇者(笑)の天之河が南雲の迷宮攻略に同行。面白半分に俺とアタランテも同行。可もなく不可もなく。

・昇華魔法なんてものを手に入れた。正直いらないんだが。アタランテもそう言っている。

・あれ?なんか近くないっすか谷口さん。

・シュネーんとこで己をさらけ出せ!的な影が現れたけど即殺して突破した。

・ゴール地点に近づいたら南雲と天之河が戦ってた。どうやら堕ちたっぽい。

・変成魔法を手に入れた。でも要らない。

・立て篭もった南雲とゆ、ゆ、ユなんたらさんが概念魔法とやらで帰還方法を確立させた。

・帰り際、魔人族達に南雲の知り合いと残ったクラスメイトらが人質として囚われ、いやいや行くハメとなった。

 

ここからは地球に帰還するまでを回想しようか。

 


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