魔法少女リリカルなのは~タイトルが思いつかない~ 作:メシウマー
やあ、みなさん。ドーモ。
い、いや。別にもう1つの方が上手く進まずに逃げてきたわけじゃないんだよ?
出会いはというものは突然やってくる。
それを短い人生の中でウチは体験した。
1つ目は、春前。1人でだった私の前に彼が現れたこと。
2つ目は、なのはちゃん達と出会ったこと。
3つ目は、私の誕生日に守護騎士の皆が現れたこと。
そして、4つ目。マテリアルと呼ばれる少女たちと出会ったこと。
この物語は、私の前に『彼』が現れたことで始まった物語。
『彼』と私たちの物語。
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まず、最初の物語から。
八神はやてと『彼』の出会い。
高町なのはとフェイト・テスタロッサ。クロノ・ハラオウン。ユーノ・スクライア。
大切な仲間たちとの出会い。
これは、始まりの物語。
そして、プレシア・テスタロッサが立ち上がる為でもある物語。
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はやてSide
3月の半ば。もうすぐ日が暮れるであろう時間に私は家に向かっていた。
今日は、思ったよりも患者さんが少なかったようでいつもの診察が早く終わった。
そのおかげで、いつもよりも長く買い物に時間を費やした為。荷物が多くなったのだ。
結果として、帰るペースが落ち。普段以上に遅くなってしまったのだ。
私は車椅子に乗っているから荷物の重さで腕が疲れることはない。
けど、荷物のせいで車椅子を動かすのに力がいつも以上に必要になれば一緒だと思う。
そんなことを考えているうちに家に到着した。
日が暮れて、暗くなっているのに明かりのついていない家。
そう、私。八神はやてにはには家族がいないのだ。
私の両親は交通事故で亡くなってからは、1人で住んでいるのだ。
両親の遺産を管理し、生活費を送ってくれている親戚のおじさんがいるのだがあったことは無い。
一緒に住まないか。とも言われたが私がこれ以上、迷惑を掛けられないと断った。
思えば、あの時はどこか意地になっていたのかもしれない。
何の意地なのか?と聞かれても答えられそうにない、子供の意地だと思う。
冷蔵庫に食材をしまいながら思ってしまう。
あの時、意地を張らずに一緒に住んでいれば。
自分は今以上に幸せだったのではないか。
そんな子供らしくない思考をしているな、と思いながらテレビをつける。
「今日、朝に海鳴市の墓地が荒らされていたことが地元の市民の通報でわかりました」
海鳴市の墓地。確か高い位置にあった記憶がある。
私の両親がそこに納められる予定だったが、私の足の事もあり他の場所になった。
「こちらが通報時の状況らしいのですが…これは、ひどいですね」
ひどい。墓石は1つ残らず壊され、色々な場所を掘り起こした跡が見える。
「犯人は未だ分からず、不審人物が出入りしていないか警察は捜査を続けており…」
ゴトン!
突然、玄関から大きな音がしたのだ。
ブツン
続いて停電が起こった。
隣の家も明かりが消えていた。
怖かった、とても怖いはずなのに私は玄関に向かっていた。
玄関の扉を開けようとしたら、少しだけ動きすぐに止まった。
外からこちらに向かって体重をかけているようだった。
私は普段から車椅子で生活をしているので、力には少し自信があった。
なので押してみると、扉を止めていたもの位置が変わったのかすぐに開くようになった。
扉から顔をだし、さっきまで扉を止めていたものを確認した。
「こ、子供?」
とっさの出来事に声が出てしまった。
自分と同じくらいの少年が倒れていたのだ。
ボロボロの服と傷だらけの体で。
そして、見てしまった。
傷から滲み出る、大量の血。足の傷は深く中身さえ見えてしまいそうなほどで、
私はパニックになった。それしか、言えなかった。
だけどパニックになりながらも、先生から渡されていた携帯電話を使い大声を出した。
「はい。こちら「先生!男の子が倒れて!血がたくさんで!」や、八神さん。落ち着いて!」
そんな大声を出していたから、ご近所の人たちが出てきてくれた。
応急措置の知識がある大人の人が傷口を縛ったり楽な体勢にさせたりと騒ぎが大きくなった。
すぐに救急車が来て、男の子を運んで行った。
あの子は何故、私の家の前で倒れていたのか?
傷だらけだったのか?
気になってしまった。夜に眠れないほどではないけど、気になった。
明日、病院に彼を訪ねてみよう。そう思った。
はやての視点の始まりです。
ところではやての一人称って「私」、「うち」。
どっちでしたっけ???
まあ、いいや。
誤字とか、教えてくれるとありがたいです。