ガンダムSEED 白き流星の軌跡   作:紅乃 晴@小説アカ

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第158話 サンクチュアリ

 

 

 

コロニーメンデル外周で激闘を繰り広げていたラリーとクルーゼは、爆破により空いた穴からコロニーの外壁内部へ突入し、狭い通路内でビームの閃光を瞬かせる。

 

幾十にも重なり、せめぎ合い、交差する閃光の末に、ラリーの駆るホワイトグリントの胸部装甲を多連装ビームブレードで剥ぎ取ったクルーゼは、そのまま脚部で蹴りを撃ち込み、ラリーを壁へと叩きつける。

 

「ぐっは!…クルゥーゼェ!!!」

 

瓦礫と壊落していく外壁。吹き飛ばされた衝撃により、ホワイトグリントは劣化した壁面を突き破り、錆と鉄に覆われたコロニー内部へと落下していく。

 

ラリーは落下しながらも機体を立て直し、手に持ったビームサーベルを起動させたまま、見下ろしているセラフへと投げつける。

 

ビームサーベルはセラフの背負うヴィクトリアユニットの片翼へ深く突き刺さると、200mmという巨大な弾頭に火を付けた。

 

《ぐぅう…ラリィー!!!》

 

片や弾切れ、片や誘爆したヴィクトリアユニットをパージしたクルーゼもまた、ラリーと同じようにコロニー内部へと落ちていく。

 

「ちぃ!!コロニー内部か!!この野郎!!」

 

着地したと同時に、ホワイトグリント内部にエネルギー残量僅かを知らせるアラームが鳴り響く。そんなことお構いなしに、ラリーは残っているビームサーベルを引き抜くと、着地したばかりのセラフへ容赦なく斬りかかった。

 

《ーーここで果てるならまた運命とも思ったがな!!だが、まだだ!!まだ足りん!!私を滅ぼすにはまだまだ足りないぞ!!ラリー!!》

 

「ほざけ!!貴様を殺すのは俺だ!!ここで引導を渡してやる!!」

 

何度か切り結び、ホワイトグリントの装甲が剥がれ、セラフのビームブレードが吹き飛び、エネルギーが僅かになったホワイトグリントはビームをオフにして、端末を握ったままセラフの頭部を殴りつける。

 

《アーッハッハッ!!ならば付いて来るがいい!!来たまえ!!私も貴様に引導を渡してやろう!!》

 

カメラの半分が殴打によって機能しなくなる中、クルーゼは盛大な笑い声を上げてスラスターを吹かし、コロニーの中を滑るように飛んでいく。

 

「上等だ!!ここで死ねぇえええ!!」

 

エネルギー残量など知ったことか!ラリーもまた、飛んでいくセラフを追うようにコロニーの奥へーーー聖域と呼ばれたメンデルの奥へと足を踏み入れていくのだった。

 

 

////

 

 

「ハルバートン提督が合流されるのは約3時間後だ。なによりも、核の使用権が相手に渡った以上、我々も悠長にしている場合ではないと言うことだ」

 

メンデルの港へ入ったモントゴメリが率いる第八艦隊。先遣隊と合流したアークエンジェル、ドミニオン、クサナギ、ヒメラギ、エターナルからは、それぞれがランチでモントゴメリへ乗艦。

 

バルドフェルドとラクス、コープマンとバーフォード、マリューとナタル、アズラエルとニック、キサカとカガリは初めて対面を果たしていた。

 

「僕の知ってる情報筋では、彼らはまずボアズを抑えにいく。そしてヤキンドゥーエとプラント。ボアズはプラント防衛圏の鼻頭だ。そこさえ抑えて仕舞えば、あとは核なり何なり、やりようはいくらでもある」

 

そう言うアズラエルも、情報筋から提供されたデータを各艦長や関係者へ配布していく。渡された端末には、たしかに核の刻印が押された兵装が船に詰め込まれている様子が写っていた。

 

アズラエルがいう情報が確かなら、早ければ数日以内にボアズへの侵攻作戦が開始されることになるだろう。

 

「我々はハルバートン提督の命令で、アズラエル氏と共に水面下で準備を進めてきたのだ。来るべき、破滅を阻止するべく抑止力として、な」

 

「そうだったのですね…」

 

バーフォードの言葉に、マリューも言葉静かにうなずく。敵として現れた時から、何か裏があるとは思っていたが、まさかハルバートン提督が地球軍本部へ仕掛けるとは想像すらしていなかった。

 

「やり方はアレでしたが、敵を欺くにはまず味方と言うでしょう?彼らも納得して戦ってはくれました」

 

そう付け加えるアズラエルに、マリューの隣にいるナタルが不満そうな顔をしていた。アズラエルも「わかってますよ」と困ったように笑みを浮かべる。

 

オーブ会戦でアズラエルやバーフォードが指揮していた兵士たちもまた、こちらと同じ思いを持った者たちだ。あの戦いで散っていった者たちの数も相当数にのぼる。ならば、最初から話を通していればやりようはあったはずだ。

 

ナタルの不満はそこにある。兵士は戦うための力ではあるが、好き勝手に命を踏みにじっていいコマではないと教えてくれたのは、他ならぬバーフォードその人だ。

 

「我々はその責任を、罪を償わなければならない。だが、それは今ではない。それだけだ」

 

「バーフォード艦長」

 

苦しげな表情をし、くたびれた軍帽を深く被るバーフォードの姿は、どこか懺悔しているようにも見えた。彼らもきっと、覚悟の上でバーフォードやアズラエル、ハルバートン提督に付き従ったのだろう。その命の代償を積まなければ、アズラエルもバーフォードも、ここに届かなかったはずだ。

 

「物資面はアルスター事務次官と第八艦隊が面倒を見てくれる。それに、シーゲル・クラインの後押しもあるだろう」

 

「まぁ、お父様もこちらに?」

 

コープマンの言葉に、ラクスは安堵したような表情を浮かべた。自分たちもプラントから脱出し、ここに来るまで一息吐く間もなかったのだ。脱出した父の所在をつかめて、ラクスも胸に一息吐けたのだろう。

 

「ええ、ハルバートン提督と共にいます。そろそろ通信も繋がるかと」

 

メネラオスはすでに月から出立し、艦隊を連れてこちらに向かっているはずだ、と言うコープマン。そんな彼らの中で、キサカは自分の隣で表情に影を落とすカガリの様子に気がついた。

 

「カガリ?」

 

「い、いや。なんでもない。大丈夫だ」

 

そう言うものの、カガリの顔は優れなかった。父の無事に安堵するラクスを見て、今まで押し殺していた感情が振り返したのだ。父を思って悲しげに目を潤ますカガリの肩に、キサカが手を置いた。

 

それと同じタイミングで、モントゴメリにメネラオスからの通信が届く。

 

《こちら、第八艦隊旗艦、メネラオス艦長、デュエイン・ハルバートンだ》

 

「ハルバートン提督!」

 

映像回線に映ったハルバートン提督の姿に、マリューやナタル、バーフォードやバルドフェルドも敬礼を打った。

 

《ラミアス艦長。無事に会えたな。地球での戦い、ご苦労であった》

 

「ハッ!閣下も…よくご健在で」

 

《ああ。まぁ大変ではあったが、何とかここまで辿り着けたよ》

 

そう言って笑うハルバートンの隣から、ザフトの議会オフィサーが着る制服姿のシーゲルが姿を表す。

 

《シーゲル・クラインだ。諸君には娘の手助けをして頂き、感謝の言葉しか無い。ありがとう》

 

そう言って頭を下げるシーゲルの姿を見た後、ハルバートンが画面外にいる人物へ合図を送った。

 

《そしてもう一人がーー》

 

そう言葉を続けた最中、カガリは今まで見たことがないほど目を見開いていた。画面脇から現れた人物。特徴的な長髪や髭は無くなっていたが、その顔つきや表情を見間違えるはずはない。

 

「お、お父…様…」

 

《久しいな、カガリ。ああやって別れた手前……ふむ、どんな顔をすればいいのかわからんな》

 

そう言って照れ臭そうに顔をしかめる、ウズミ・ナラ・アスハ。カガリはそんなことどうでもよかった。

 

誰の目も気にかけず、大粒の涙を流してその場で立ち尽くす。どんな形でもいい。どんな理由があってもいい。ただ、今は父の無事を。カガリはそれを喜ぶことだけで精一杯だった。

 

 

////

 

 

「ラリーさんがまだ戻らない?」

 

ブリッジにいるミリアリアから通信を受けたキラは、モニターがある壁面を見つめながらそう言葉を返した。

 

《うん。コロニーにもつれて突入したのは観測できたんだけど…》

 

コロニー内は経年劣化による錆と鉄に覆われ、加えてNジャマーの影響で電波状況が最悪を突き抜けている。ラリーが、あの新型ーークルーゼと戦い、コロニー内に突入した以上、放っておけば帰ってくるなんて悠長なことは言ってられないだろう。

 

「トール、俺と一緒に来てくれ。アイツとは因縁がある」

 

「了解」

 

ストライクは絶賛修理中であるムウは、ノーマルスーツのままで、帰還したトールのメビウス・ハイクロスに無理やり同乗して向かうつもりらしい。居住性は最悪らしいが、中腰で戦闘をしないなら問題はないだろう。

 

そのやり取りを見ていたリークも、アークエンジェルに一時的に帰還していたオルガたちを見渡した。

 

「僕はこのままリベリオンに。オルガたちと共に周辺警戒を」

 

「えー」

 

「僕らの帰る場所や、アズラエル理事を守るんだ。任せるよ?」

 

「兄貴に言われたらしようがねぇなぁ!」

 

「ったく、調子いいやつだぜ」

 

リークに頼りにされて、嬉しさを隠し切れていないクロトに呆れた顔をするオルガ。シャニは気怠そうに、イヤホンからお気に入りの音楽を垂れ流させながら、補給を受けているフォビドゥンへと飛んでいった。

 

「僕も行きます。みんなは今のうちに、補給と整備を」

 

そう言ってキラも脱いでいたヘルメットを被ると、ジャスティスから降りてきたアスランも声を上げる。

 

「ジャスティスも問題ない。オレも行く」

 

「いや、敵はまだ完全に引き揚げた訳じゃないから、アスランはこっちに残って。大丈夫、無茶はしないから」

 

そう言うキラに、アスランは心配そうな目を向ける。そんな中で、モントゴメリから通信が入る。

 

《各艦は、補給、整備を急いで下さい。事態は再び切迫します》

 

そうだ。あの謎の新型機部隊が完全に引き上げたわけではない。それにクルーゼや、イザークたちが保護したザフト兵がいるということは、母艦も近くに身を潜めていると言うことだろう。

 

その放送を聞いてから、全員が各持ち場へと向かうために無重力の中へと体を浮かせていく。

 

「キラ・ヤマトくん」

 

フリーダムへ向かおうとしたキラが、通路脇を飛び去ろうとしたとき、通路から現れた人物に声をかけられた。

 

振り返ってから、キラは驚いたように目を剥く。語りかけてきた相手が、過去に自分へ、険しい言葉を目を向けてきた人物だったからだ。

 

「アルスター…さん…」

 

震える声でそういうと、通路から宙へと浮かび上がったフレイの父、ジョージ・アルスターは、困ったような顔を浮かべる。キラの反応が、まるっきり先ほど再会を果たしたフレイと同じものだったからだ。

 

「警戒されても仕方がないことをしたという自覚はある。だが、言わせて欲しい。よく今まで、アークエンジェルをーーーフレイを守ってくれて、ありがとう」

 

そう言って、ジョージはキラへ頭を下げた。その様子を見てキラが呆気にとられていることに気づかないまま、ジョージは懺悔するように言葉を続けた。

 

「娘を残して私は戻った。親失格だな。そして、そんな娘に気付かされたよ。私自身も、君もまた、一人の人間なのだということを」

 

彼もまた、アズラエルと同じく自身の考え方の幼稚さに気がついた人物だった。アズラエル財団のあるデトロイトへ降りた彼は、しばらくアズラエルの側で働いてはいたが、その心にあったのは宇宙で別れてしまった娘への想いだけだった。

 

そんな中、バーフォードと出会い、アークエンジェルに襲いかかる地球軍の狂気や戦争のおぞましさを目の当たりにした彼は、周囲の反対を押し切ってアズラエルと共に宇宙に上がり、月面でコープマン大佐と合流し、こちらに到着したのだ。

 

「気をつけて行ってくるんだ。君はここで死んではいかん」

 

そう言ってキラの肩へジョージは手を置く。その目や手からは、殺意や恐怖はなく、純粋に娘を守ってきてくれた兵士に対する労りの心があった。

 

「わかりました」

 

そう言ってキラも敬礼を打つと、壁側から離れて改めてフリーダムへ向かっていくのだった。

 

 

////

 

 

ヒメラギのモビルスーツハンガーでは、回収されたゲイツから降りたシホが、イザークやディアッカ、パナマで戦死したと報じられていたパイロットの面々と再会を果たしていた。

 

「そんな…ジュール様…」

 

イザークを筆頭に、シホはザフトの面々を見渡すと、絶望したような表情で言葉を切り出す。

 

「皆さんは、プラントを裏切ったのですか?私たちの…敵に…」

 

「ここにいる誰もが、お前の敵になった覚えはない。プラントを裏切ったつもりもな」

 

「ですが!」

 

「けど、ただナチュラルを…黙って軍の命令に従って、ただナチュラルを全滅させる為に戦う気も、もうないってだけだ」

 

そう言うディアッカの言葉に、その場にいる誰もが肯き、否定しなかった。シホの前へと歩み出たイザークは、真剣な表情のままシホの目を見つめる。

 

「多くを見てきた。アラスカ、パナマ、そしてオーブ。もはやこれは戦争じゃない。こんなの…戦争なんて言わん!」

 

「ジュール様…」

 

そう言い切ったイザークは、片腕がひしゃげた蒼のゲイツを見上げる。

 

「貴様のゲイツは動かせる。データも取っていないし、誰も近寄っていない」

 

中破したから撤退したと言えば、体裁も取り繕えるだろう?というイザークに、シホは視線を下げたまま何も言えなかった。

 

「ハーネンフース。貴様が戻るというなら誰も止めん。そのまま軍に従って戦うというのも、また正しい道なのだろう」

 

プラントを守りたい。その思いはここにいる誰もが同じだ。だが、そのためにナチュラルを滅ぼすのは間違っていると思えるから、イザークたちはザフトを離れ、ここにいる。

 

「考えてくれ。何のために戦っているのか」

 

そう静かに言うイザークの言葉に、シホは何度か声を発そうと喉を震わせたが、彼女はザフトの兵士という役割しか担っていない。多くの命が理不尽に、憎悪に突き動かされるままに失われていく惨劇を目の当たりにしたイザークたちとは、悲しいほどに価値観が違っていて。

 

結局、シホは何も言えぬまま、その場に立ち尽くすしかなかった。

 

 

////

 

 

コロニーメンデル。

 

L4宙域において、他のコロニーと共にC.E.30年に建造が開始されたコロニーであり、完成後は「禁断の聖域」、「遺伝子研究のメッカ」と呼ばれ、コーディネイター作成を一大産業とする遺伝子企業「G.A.R.M. R&D」所有の研究所施設も所在していた。

 

先進的なコーディネイターを生み出す研究。呼び名の通り、まさにサンクチュアリという名称に相応しい場所だ。

 

この戦争が開戦される前。C.E.68年に発生したバイオハザードにより、多数の死者を出し放棄された。プラントによるX線照射により全域が消毒されたため、コロニー内環境は無害となったが、その爪痕は至る所に残ることになり、同時にナチュラルとコーディネーターの軋轢をより一層強めることとなった。

 

 

 

 

 

「ここが何をしていた場所か知っているかね?」

 

遺伝子企業「G.A.R.M. R&D」所有の研究所施設の廃墟の前に降りたクルーゼは、同じくホワイトグリントから降りて銃口を向けるラリーに穏やかな声で問いかける。

 

専用の耐圧ノーマルスーツによって着膨れしていたクルーゼは、何も答えないラリーの目を見て、呆れたように、それとも安心するかのように息をつく。

 

「やはり、君は知っているのだな。私も、そして彼のことも」

 

そう小さくクルーゼが呟くと、頭上から轟音が降りてきた。見上げると、フリーダムとメビウス ・ハイクロスが緩やかにこちらに降りてきているのが見える。

 

「ラリーさん!」

 

キラがコクピットモニターから見た光景は、ボロボロになったセラフとホワイトグリントの下で、クルーゼとラリーが銃を突き付けあっている様子だった。

 

「ーー君たちまで来てくれるとは嬉しい限りだ」

 

降下したフリーダムとメビウスから、キラとムウが降りてくるのを見て、クルーゼは感慨深そうに呟く。

 

「キラ!?何で来たんだ!」

 

ホワイトグリントがエネルギー切れとなり、最後の悪あがきでクルーゼのセラフに取り付いて、もみあいながら施設に墜落したラリーは、バイザーが割れたヘルメットを後ろにかけながら、降りてきたキラに思わず声を上げる。

 

「反応が無くなったんで見にきたんです。それにハリーさんに、なんて報告すればいいんです?」

 

「生意気なやつめ」

 

「トールは周辺警戒を!何かあれば連絡する!」

 

そうムウがトールに指示を出すと、ムウを下ろしたメビウスは緩やかに上昇していき、コロニー内に残存兵力がいないか索敵へと飛び立っていく。

 

「クルーゼ!」

 

ラリーと共に、ホワイトグリントの影から銃を構えて身を乗り出そうとしたムウのすぐそこを、クルーゼが放った弾丸が掠める。乗り出そうとしていた身を一気に屈めるムウたちに、クルーゼは笑い声を上げて、愉快な様子で言葉を紡いだ。

 

「さぁ遠慮せず来たまえ。始まりの場所へ!ムウ、それにーーキラ君。君にとっては、ここは生まれ故郷だろ?」

 

生まれ故郷…?クルーゼの言葉にキラが戸惑っていると、当の本人は、まるで楽しい場所に出掛けるかのような足取りで、研究施設の廃墟へと入っていく。

 

「引っかかるんじゃない!奴の言うことなんか、一々気にすんな!あ、おい!ラリー!」

 

ムウとキラの返答を待たずに、ラリーは銃を下げたまま廃墟に消えていったクルーゼの後を追う。その目にはひどく静かに、しかし真っ赤に燃え滾るような殺意を孕んで。

 

一人で進んでいってしまったラリーの後ろ姿を見たキラとムウは、お互いの顔を見合わせると、立ち上がってラリーの後を追うのだった。

 

 

 

 

 

 

キャラデザイン

  • 他キャラも見たい
  • キャラは脳内イメージするので不要

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