FROM廃人が唐澤と月光を携えて転生しました(仮) 作:KARASAWA廃人
というわけで
はーじまーるよー
ハロー、愛しき読者達。天災が俺の部屋に襲撃をかけて来ました。とつげきとなりのばんごはん!てか。
束さんからコジ麻婆に必要な食材を戴くと、早速キッチンにこもる。料理をする後ろからはクロエちゃんがじっと見てくる。
取り敢えず、コジ麻婆について説明しよう。
コジ麻婆とは束さんが地下深くで見つけた特殊な粒子である『コジマ粒子』の毒性と残留性を排除した、『コジマ粒子α』を肥料にした食材で作る麻婆豆腐のことである。
一見緑色っぽいが味は格別。めっちゃ美味しい。お好みで粉末化した粒子をかけるとアクセントになる。
「出来ましたよー。運んでくださーい」
「よっしゃー」
3人分のコジ麻婆とサラダが完成すると束さんが配膳する。自分は飲み物を用意し席へと座る。
「では、いただきます!」
「「いただきます!!」」
3人とも一気に食べ始めた。
使ったのは木綿豆腐なので、食べ応えがある。鳥ミンチと豆板醤が絡み、さらには鷹の爪が辛さを引き立てる。そして何より『コジマ粒子α』。後からかけるとまた別の味が楽しめる。
気づけば10分が経過し、大量に作っておいたコジ麻婆は姿を消していた。
「いやー、相変わらずマイ君の作るご飯は美味しいねぇ」
「そう言われると、有難いですね」
やはり、自分の料理が褒められるのは嬉しいものだ。母親に腕を仕込んでもらった甲斐があった。とは思いつつ、なぜ束さんが来たのだろう?と首をかしげる。
「そういや、なんで来たんです?さっき言ってた以外にも何かあるんでしょう?」
「にゃはは...流石だねマイ君。これを返しに来たんだ」
そう言うと束さんは空間から
「あれ、この前会った時に貸した奴じゃないですか。解析し終わったんです?」
「こっちのスイカバーはわかったんだけど、オーバーテクノロジーの塊。月明かり大剣は全くもってわからない代物だったよ。まさかこの束さんにもわからない物があるなんてね...」
月明かりの大剣についてはしょうがないかもしれない。あれは刀身が光の塊だから、どうやって固めているのかもわからない。ただし、ガード不可の攻撃が入る事は知ってる。
「取り敢えず月明かりの大剣についてはしょうがないですよ。また何か持って行きます?」
「そうだねぇ...よろしく頼むよ」
「じゃあこれなんてどうです?」
そう言って量子格納した
「おっ、いいねいいね!」
「こっちは月光の大剣・三式、んでこっちは月光の聖剣です。くれぐれも取り扱いには注意して下さいね。取り敢えず生体認証を終わらせるんで待ってて下さい」
「わかったー」
生体認証を完了させ優先度2位で束さんを登録する。
なぜKARASAWAを渡さないかって?束さんにはまだ早い。あれらはインパクトがデカいからね。
「これでokです。今度来るのは?」
「また1週間後かなー。あっ、それと通信教育のテキスト貰うよー」
「分かりました」
そう言って束さんにテキストを渡す。
通信教育のテキストが何かって?ちょっと前に束さんがくれたISに関する通信教材。その名も『兎印のISテキスト』。全部やり切るとご褒美が貰えるらしい。ちなみにちょっと前に言ってた『兎の教鞭』とはこれの事だ。
「今週分はこれで」
「オッケー、確認したよ。来週来る時にまた見せてね!」
「了解です」
そう言うと束さんから新しいテキストを貰う。
「そういやマイ君、今度クラス代表決定戦をするそうだね?」
「どこから仕入れて来たんですか、その情報?」
「にひひ。束さんが知らない事はないんだよー?」
「月明かりの大剣を解析できなかったのに?」
「ぐふっ!」
おっとどうやら傷つけてしまったらしい。
「なかなか言うねマイ君...」
「すみません。で、それがどうかしたんです?」
「いや、機体の方は大丈夫かなと思ってね」
「多分学園側から何らかの配慮があるとは思いますが...」
「ちょっと待ってね...」
「何しているんです?」
「学園サーバーのブラックボックスに侵入してる」
「ええ...」
相変わらずやる事がぶっ飛んでやがる...
「確認したよ。マイ君、君への配慮はないみたいだね」
「oh...随分とハードモードで...」
2人目の男性操縦者だからなんか配慮があるかなーとか思っていたら、そんなのは無いらしい。随分とハードモードだ。
「で、いっくんの方はちーちゃんが専用機作れとか私の方に連絡して来たし...」
「それ、作ったんです?」
「作ったよー。んで、元々担当していた会社の方に送りつけといた。多分遅れるんじゃないの?」
「あー、束さんが作ったから解析とかするんですかね」
「で、マイ君。君はどうするつもりだい?」
「まーいいですよ。ラファールにEパック大量に格納しとけば、後はKARASAWAで何とかなりますし」
「あらら...何なら『兎印のISテキスト』のご褒美を今、あげても良いんだよ?」
「何なんですかそれ?」
「聞いて驚け!なんとー
専用機と新型ISコアだ!」
「..................はい?」
みなさん、束さんが暴走しました。どなたか止め方を教えて下さい。
皆さんはコジマ粒子を食べないで下さいね!
KARASAWA廃人との約束だぞ!