…………
「どうしたの、ママ」
いや、目が覚めたら目の前に顔があったら驚かない?
「ふ〜ん、そういうものなんだ…」
サラッと心を読まないで欲しい、ホントに。
今どういう状況?
「新しい身体はどう?」
なんで…この
『イフリートは、何処だ!!』
「山野博士製の音声ユニットから音を出していたんだね。しかも、それはママにしか使えない」
ミゼルが何者なのかは分かってる…マスター達にこれ以上重荷は背負わせられない!!
運がいい。ここには盾も、槍も、片手銃もある!!
「何をしようとしても、無駄だよ」
ひ、引き金が、引けない…槍を投げることも…
動くことさえも…!!
「既にママの身体は
___なんでミゼルはこんなことをするんだ?
「僕は、アダムとイヴの意識を
その、知っていたことって____
「ママを手に入れる。この世界で経った一人の僕と、僕達と同じ存在を」
___________!!!!!!!!
「待っててね、早く僕と同じ様なアンドロイドの身体を手にれるから」
ちく、しょう...また意識がっ
「お休み、ママ」
「やぁ、よく来たね」
「ミゼル...オーディーンはどこだ」
「答えると思ってるの?」
「...いや、別にいい」
「...バンさん?」
「お前を
ミゼルは驚いていた。山野バンが使うであろう機体は既に傷を負っている。
だが、そんな彼の傍に飛んで現れたのは以前見つけ出した設計図とよく似たLBXだったのだ。
「...完成してたんだ、オーレギオン」
「このLBXはオーレギオンじゃない」
ミゼルは自分の知らないLBXとその制作者であろう山野博士に興味を持ち直した。
先程までは
「俺がミカドの為に作り続けてきた、今迄を詰め込んだLBX...」
そのLBXは瞬時に両手にエネルギーで出来た槍を出現させ、ミゼルへと投げる。
「...欲しい」
ミゼルのその小さな声は、壁に突き刺さった槍により破壊されたLBXの音でかき消された。
「【オーディーン・B】、それがお前を倒す俺の相棒だ」
ミゼルはゆっくりとその眼を見開いた。
ミカド
身体が気が付かない間にオーディーンに戻っていた。
ミゼル
ママ欲しい。攫ったけど
バンに興味を持つ。序にそのオーディーンほすぃ。
山野バン
オーディーンを救い出すためにとんでも機体を完成させる。
本人曰く、愛ゆえに。
大空ヒロ
たった一言のみの出演。いきなり戦いを始めたミゼルとバンの戦いに参戦しようとするが、直ぐにT.O.社が破壊され、脱出する事に。なお、バンは一人残っている。
???「【愛】ですよ!!!」
たやマ「なぜそこで【愛】!!??」
そろそろ最終回が近づいてきた...