や、やっと着いた...
「時間、かかり過ぎ...」
パンドラさん!もうそれはいいでしょ!
「...アミ様の、身に何かあれば、その原因を排除する...」
物騒だな...でも、それだけ大切な人なんだな
「...うん...」
「我が王よ、上から何か落ちてくるぞ」
「何!?」
げ、本当に落ちてきてるし!?しかも、ミネルバか?
「あ、お兄ちゃんだ~!」
「そんなことを言っている場合か!」
仕方がない!空中で無理やり変形して、ミネルバを抱えて上まで行くしかない!
「んん~、久々のお兄ちゃん~」
「...この子、危険...」
「我が王よ、早く離れることを薦める」
....やっぱり、みんなそう思う?
「バン、ライディングソーサを使うでよ!」
「わかっ!?」
『久しぶりだな、マスター』
「オーディーン!!!」
「嘘、LBXが喋ってる...」
『君がミネルバのマスターか。彼女を頼む』
「あ、はい」
『マスター!私がその戦いを引き継ぐ!すぐさまコンピュータを止めろ!!!』
「分かった!!!」
「パーフェクトZX-3か...久しいな」
「....」
彼らは無口だがとても愛を込めて作られているのか、何となくだが意識が読み取れる。
「聞こえているな、オタクロス!」
『久しぶりじゃの、オーディーン。アミたんを助け出すでよ!」
「ああ!!」
ダークパンドラさんが、強い。と、言うより危険だ。意識はない上に、ただの兵器として設計されている...
「...アミ様が、闇アミ様に...これはこれで...」
パンドラさん、ここに置いていきますよ?
「...それは困る。自重する」
良し、これで戦いに集中出来る。
『メガサンダークロス』
『グングニル』
何とか、倒せてよかっta「アミ様!」
あ、ちょ、パンドラさん!?身体を乗っ取った上にこのままだと、パンドラのマスターの下敷きに...
「...大丈夫、頭を守るだけだから...」
そうは言っても、なっ!?い、LBXが人間の身体を支えるのは、流石に無理...!
『アミたん!』
どうやら無事に、洗脳を解除されたようだ。
「...そろそろ、お別れ...」
...彼女についていくんだな。わかった。
「マスター、これを」
『これは...パンドラのCPU?』
「そこには、彼女と共に戦ってきたパンドラの意志が宿っている。彼女の為に、身体を作ってほしい」
『...わかったよ、オーディーン。頼んでみる』
「...また、今度...」
「元気でな、我が戦友よ」
パンドラさん、必ず、合流しましょうね
「...うん...」
「オーディーン、君は、いつだってバン君を支えているんだね」
ズルいなぁ...僕だって、彼のお陰で変われたのに...
「君が望むのなら、必ず彼を捕まえよう。その為の僕だ」
A国に留学して、脳について研究しているのも、君について調べるためなんだから
「で、オーディーン?何でこの国に居るの?」
『そ、それには理由があってだな...』
「理由、ね?」
待ってくれマスター!ハイライトが消滅した目でこっちを見ないでくれ!
「我が王よ、ここは一旦引くべきだ」
そうだね、逃げるが勝ち!
『い、今は話せない...だから、少し待ってくれないか?私が話せるその時まで』
「...わかった。でも、その代わりに...」
「よろしくお願いします!」
「やったー!お兄ちゃんと戦えるー!!!」
「兄様、お手合わせをお願いします」
「トリトーンと言う、よろしく頼む」
「......リュウビ、出撃」
「ジャンヌDよ、よろしくね」
...なんだこれ?
「我が王よ、諦めろ」
フェンリルぅ....
「そんな声を出さないで頂きたい」
...あぁん、もう!!!やってやる、やってやるさ!!!
「さぁ来い、若者達よ。私は決して手は抜かないぞ?」
主人公
パンドラをバンに託し、その場を離れるはずだったが、トリトーンの糸により捕獲され、NICSに連れ込まれた模様。中国、シャンパオまで行くのに3日かかっている。そのうち一日は、道に迷っていた。
最近の悩みは、個性的な後輩たちの相手をする事と、マスターについて。
山野バン
事件中の為、自重しているが何時枷が外れるかわからない。暴走すれば、どうなってしまうのか?
パンドラ
アミ様と闇アミ様を見れてニッコリ。そのまま彼女について行って身体を得る予定。
川村アミ
スレイブプレイヤー化されていたが、パンドラさんがすぐさま彼女の位置を特定。パンドラさんが守る対象。
ミネルバ
兄に会えて嬉しい模様。しかし、
オタクロス
実はオーディーンと3ヶ月程前にも会っている。パーフェクトZX-3の新型、合体だけでなく変形もするZX-4シリーズの製作に試行錯誤。
海道ジン
表には出さないが、バン君大好きっ子。暴走の恐れあり。
トリトーン
手から粘着力のある糸が出せる。公式この設定憶えてる?
フェンリル
苦労人。カズヤの機体として復帰する気満々。アキレス・ディードにはその枠を譲るつもりはない。