転生だとォ~!?よろしい!ならばクリークだ!楽しんでやれ!! 作:如月 霊
やぁ、霧の艦隊総旗艦のイザヨイこと織斑真霧だ。あの会議から早くも三ヶ月がたった。今僕はイザヨイの甲板上にいる。人類の残存艦隊を叩きのめす為の海戦に挑む前の演説の為だ、その為に甲板には所狭しと霧の全艦のメンタルモデルが来ていた。そこで真霧は甲板にある朝礼台に登ると口を開いた。
「諸君、私は戦争が好きだ」
これを聞いた駆逐艦クラスのメンタルモデルが驚いたように見えたが私はそのまま続ける。
「諸君、私は戦争が好きだ。諸君!私は戦争が大好きだ!」
「この海上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ。
戦列を並べた艦隊の一斉発射が轟音と共に敵艦隊を吹き飛ばすのが好きだ。
空中高くと放り上げられた敵兵が効力射で断末魔と共にばらばらになった時など心がおどる!
悲鳴を上げて 燃えさかる軍艦から海に飛び込んできた敵兵達を侵食魚雷で倒した時など胸がすくような気持ちだった。
陣形をそろえた駆逐艦の艦隊が敵の艦隊を蹂躙するのが好きだ。
数隻の艦が 既に沈んみかけている艦を何度も何度も砲撃している様など感動すら覚える。
泣き叫ぶ敵兵達が 私の降り下ろした手の平とともに金切り声を上げるパルサーガンに ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ。
倒すはずの人類に追いまわされ、傷を与えられるのは屈辱の極みだ!」
そこまで言ってから真霧は次に霧達に解いた。
「諸君、私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる。
諸君、私に付き従う霧の艦隊戦友諸君。
君達は一体何を望んでいる?
更なる戦争を望むか?
情け容赦のない戦争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか? 」
真霧がそう言うと霧の駆逐艦クラスと軽巡洋艦クラスは手を上げて叫んだ。
「「「「「「クリーク!クリーク!クリーク!」」」」」」
それを見た真霧は少しだけ間を置いて話し出した。
「よろしい、ならばクリークだ。しかし、我々にただの戦争ではもはや足りない!! 」
「大戦争を!!
一心不乱の大戦争を!! 」
「我らは艦で人類の半数にも満たない数だ…
だが!諸君は一騎当千の強者だと私は信仰している!
我々を海から追いやろうと眠りこけている連中を叩き起こそう。
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思いしらせてやろう。
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる」
そう言うと真霧は高らかに宣言した。
「総旗艦より霧の全艦隊へ、
大海戦だ。行こうか、諸君」
そう言うとメンタルモデル達は甲板から消え、霧の艦隊は人類の最終艦隊に挑んで行った。そして、その海戦は霧の圧倒的な力により人類側の敗北で終わった。