出水隊員inヒロアカ   作:元サッカー部

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2話目です。
お楽しみください。


そこで出会ったものは

side?

ここは…いったい…

確か私は…修を助けて…敵の遠征挺に入って…それから…敵のトリガーでワープされたはず…遊真や皆は無事だろうか。

ずっとここで動かずにいても何も分からない。少し辺りを探索してみよう。

 

 

 

?「あれは?」

人間が倒れている。少しだが見覚えもある。

 

?「おい、君。大丈夫か。」

 

「うっ、くっ、お前は?」

 

?「私か。私はレプリカだ。そういう君は何者だ?」

 

「俺は出水。出水公平だ。」

 

レプリカ「出水公平…ボーダーのA級1位部隊の隊員だったと思うが、間違いないか?」

 

「なっ、何でそれを。」

 

レプリカ「私もある意味ではボーダーに所属していたからな。君はどうしてここに?」

 

「確か…バンダーの砲撃でゲートのところに飛ばされたと思う。」

 

レプリカ「ふむ、ということはここはやはりネイバーフッドのどこかのはず…しかし…」

 

「おーいレプリカさんや、俺にも教えてくれね??」

 

レプリカ「了解だ。では改めて、私はレプリカ。玉狛支部所属の空閑遊真のお目付け役だ。」

 

「そうか、あの白チビの!」

 

レプリカ「そうだ。しかし前の大規模侵攻の際に痛手を負い、敵の遠征挺とともにワープをしたのだが途中で捨てられ、今ここにいる。」

 

「そうだったのか…なら帰り方もわかんねーよな…」

 

レプリカ「面目ない。」

 

「いやいや、責めてる訳じゃないねーから謝らなくていいさ。それよりこれからどうする?ずっとここで助けを待つのは無謀だろ。」

 

レプリカ「その通りだ。少なくとも助けがいつ来るか分からない以上、この土地になれる必要がある。そういえば、出水よ。トリガーはどうした?」

 

「っ!?隊服を着てねぇ!?そんな馬鹿な!?バンダーの砲撃一回ぐらいで換装が壊れるはずがない!それに…換装体がとけたとしても…トリガーがなくなってる。」

 

レプリカ「なに!?出水、こちらに来ての記憶はあるか?」

 

「いや、気がついたらレプリカ先生に起こされたからな…全くわからん。」

 

レプリカ「なるほど、自衛手段がないのはまずいな…何かあってもどうすることもできない。」

 

「レプリカ先生はなにかできることはあるのか?」

 

レプリカ「できなくはないが、できることが少なくなってはいるな。もしかしたら…いや、しかし…そんなことが…?」

 

「レプリカ先生?どうかしたのか?」

 

レプリカ「うむ、出水よ。アステロイドをだしてみてくれ。」

もし、私の仮説が正しければ…

 

「?何言ってんだ?トリガーもなしに無理だろ。」

 

レプリカ「それでもだ。出せなくてもいいから出そうとしてみてくれ。」

 

「わ、わかったって。それじゃ、アステロイド!…!」

でないと思われていたがアステロイドはしっかりとでてきた。

 

レプリカ「やはりか。」

 

「やはりって、なんかわかったのか?」

 

レプリカ「確信は持てないが…トリガージャミングか何かだと思われる。」

 

「ジャミング!?」

 

レプリカ「あり得ない話ではないだろう。ここはネイバーフッド。自衛のために自国以外のトリガーに対してジャミングをはたらかせる仕組みがすでに存在していても不思議じゃない。」

 

「確かにな…今までの遠征で行った先に無かっただけで無いとは言い切れないよな…」

 

レプリカ「実際何かは分からないが、そう考えていた方が良いだろう。」

 

出水「りょーうかい。」

 

レプリカ「他のトリガーは使えるのか?」

 

出水「確認してみる。」

 

side出水

ゲートで飛ばされたらトリオン体は壊れてるは、トリガーは無くなっているは、レプリカ先生はいるは、何でかトリオン体でもないのにアステロイドがでるは、もう訳わかんねえわ。

 

「バイパー。ハウンド。メテオラ。シールド。んっ!?シールド!シールドッ!何でだよっ!?」

おかしい、セットしていたはずのシールドを出せない!

 

レプリカ「出ないのはシールドだけか?」

 

「まっ、待ってくれ。バッグワーム!これもかよっ!」

バッグワームまで出せない。いったい全体どうなってんだよ!?

 

レプリカ「攻撃用トリガーのみ使用可能か…なら何かあったときは私が補助をしよう。なんとかなるはずだ。」

 

「レプリカ先生は何ができるんだ?」

 

レプリカ「今できることはシールドとブースト、それにバウンドにエコーだ。」

 

「シールドはわかるけど、ブーストとバウンドにエコーってのは?」

 

レプリカ「ブーストは簡単に言えば威力増強、バウンドはジャンプ台、エコーは周囲の地形や生物、位置や距離などを把握するために使う。」

 

「バウンドはグラスホッパーみたいなもんか。」

 

レプリカ「そうだ。出水もシューターということは敵に近寄られるとまずいはずだ。その際に私がシールドやバウンドを使って補助をする。」

 

「了解。さっきできることが少なくなった言ってたけど、他には何ができてたんだ?」

 

レプリカ「鎖を使ったチェイン、弾丸を発射するアンカー、ボーダーのレッドバレット、ゲートを発生させてラービットも出すことができた。」

 

「ラービットもか!?やべーな!」

 

レプリカ「本物よりも少し劣るがな。」

 

「それでも充分だろ。でもまあ、できなくなったことを嘆いても意味ないしな。できることで何とか凌ごうや。」

 

レプリカ「そうだな。ではとりあえず、エコーで周りを探索してみよう。少し待ってくれ。」

 

 

 

レプリカ「よし、もう大丈夫だ。」

 

「終わったのか?」

 

レプリカ「ああ。近くに町があるようだからそこに行って情報収集といこう。」

 

 

 

とりあえず町に来たのはいいんだが…

 

「何これ?」

槍バカの頭と同じぐらいヤバい。頭に角とか生えてるやつ(アフトクラトルにもいた)とかしっぽ生えてるやつとかいるんですけど!?

 

「レプリカ先生、なんかわかる?」

 

レプリカ「流石に私もこれには少々驚いた。」

へー、レプリカ先生でも驚くことってあるんだ。声に抑揚がないからいまいちわかんないな。

 

市民「ヴィランだー!」

 

市民「ヒーローを呼べー!」

 

「レプリカ先生!」

 

レプリカ「近づいてみよう。」

といい先程声がしたところに向かう。

 

「あの、すいません。これっていったい…」

 

市民「ああ?見ての通りヴィランが出たんだよ。」

 

「ヴィラン?トリオン兵の名前かなんかか?」

 

市民「何言ってんだ兄ちゃん。頭でも打ったのか?」

 

「あははー。」

 

市民「まあいい、今の社会のことをよく思わず暴動を起こす奴等、それがヴィラン、そしてヒーローはその悪から我々市民を守ってくれるんだ。」

 

「へー。なるほどねー。って!はぁ!?なんだあの巨人!?」

 

市民「知らないのか?Mt.レディだろ。巨大化の個性を持つプロヒーローの一人さ。」

 

「個性?」

 

市民「なあ、アンタ、ホントに大丈夫か?個性のことまで知らないって」

 

「あはははは…」

 

市民「個性ってのはな、人間の約8割が使える特異体質のことだよ。お前の個性はなんなんだ?」

 

「俺の…個性…」

そう言われて考えてみるがよく分からない。

 

市民「特に変わった様子がないから発動型だとは思うが、例えば火をはけるとか水を出せるとか、そういうの。」

 

「っ!それなら玉を出せる!」

 

市民「玉?」

 

「こんな感じ!」

といいアステロイドを出す。

 

市民「はぁー。それがお前の個性か。面白そうだな。おっ、Mt.レディがヴィランを倒したみたいだな。お前もヴィラン事件に巻き込まれないように気を付けろよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

 

少し離れて

 

「なあ、レプリカ先生。トリガーが使えないってある意味俺がトリガーとひとつになったからなのかな?」

 

レプリカ「おそらくそれであっているだろう。その中でシュータートリガーのみを使えるようになった、ということであろう。」

 

?「おい、そこのお前。」

急に後ろから誰かが話しかけてきた。

 

「誰だ、アンタ。」

 

?「驚かして申し訳ない。俺は相澤消太。プロヒーローだ。ヒーロー名はイレイザーヘッド。」

 

「そんなヒーローが俺になんのようですか?」

ヒーローってことは迂闊なことをして後々面倒にはしたくない。逃げれるとも思えないしな。

 

相澤「さっき後ろで話を聞かせてもらった。お前、黒いゲートについて何か知ってるか?」

 

「ゲート?」

 

相澤「そうだ。先程市民から森の中で黒いゲートが開いたのを見たとの報告があった。現地に向かう途中にMt.レディの戦闘により市民の安全確保のためにその場で立ち止まってみたが、少なくともお前のことが不自然に見えてな。」

 

レプリカ「そういうことなら私から説明しよう。」

 

「レプリカ先生!?」

 

相澤「なんだ、これは?」

 

レプリカ「私はレプリカ。自立型トリオン兵だ。」

 

相澤「トリオン兵?お前の個性か?」

 

「違いますよ、俺の個性は玉?だと思うんで。というかレプリカ先生、姿見せていいんですか?」

 

レプリカ「相手はヒーローだ。急に我々をヴィランだと決めつけて攻撃してくることはないと踏んでだ。」

 

相澤「やけに信用してるみたいだな。」

 

レプリカ「お互いに無駄な損失を控えるためにはこれが一番だと思っての行動だ。ところで、ゲートについての説明は構わないが少々お願いがある。」

 

相澤「内容にもよるな。」

 

レプリカ「簡単だ。この世界について教えてほしい。そして我々をかくまってほしい。」

 

相澤「どういうことだ?」

 

レプリカ「我々二人は意図せずゲートを通って別世界からこちらの世界に来た。こちらの世界は我々にとって未知の世界。ヒーローが近くにいれば我々は迂闊な行動はとれない。そちらは我々の監視をしつつ、ゲートについての情報を得ることができる。悪くないとは思うが、どうだろうか。」

 

相澤「ふむ、良いだろう。俺の家に案内する。着いてこい。」

という相澤さんの後ろを追い家に着いた。

 

 

相澤「ここが俺の家だ。飛ばされてきたと言うのなら家はないだろう。ここに住みばいい。暫くはここで拘束させてもらうがな。」

 

「構いませんよ。どうせ逃げても、この世界のことよくわかりませんし。ここにいた方が安全ですしね。」

 

レプリカ「私も構わない。」

 

相澤「わかった。これからよろしく頼む。ゲートについての軽い説明をしてくれ。今日はそれで充分だ。明日はゲートの場所まで案内してくれ。そのあとお前たちの個性がなんなのか調べてみようと思う。」

 

レプリカ「心得た。」




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