出水隊員inヒロアカ   作:元サッカー部

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3話目です。
お楽しみください。


俺達の正しい個性

相澤「おい、起きろ。」

 

「うっ、あ?もう任務?」

 

相澤「何度も言わせるな。さっさと起きろ。」

 

レプリカ「起きろ、出水。ここはボーダー本部ではない。」

 

「えっ?あっ!そっか。寝たらすっかり忘れてたわ。」

 

相澤「早く飯を食え。さっさと昨日、お前たちが居たという場所に案内してほしいんだが。」

 

「了解しました!」

といい朝ごはん(といってもトーストだけだが、)を食べる。

 

 

相澤「ここか。」

俺たちは昨日倒れていた森の中に帰ってきた。

 

レプリカ「そうだ。私はもう少し先だが出水はここに倒れていた。」

 

相澤「なるほどな。このあたりが少々荒れているのはゲートの影響か?」

 

「それは俺が個性を試したからですね。」

 

相澤「それはそれで問題があるが、目をつぶろう。本来は一般人は個性を使ってはいけないことになっている。」

 

「ヒーローは使ってますよね?」

 

相澤「ヒーローは市民を守るという大義名分が与えられているからな。私的利用はNGだがな。」

 

レプリカ「ボーダーのトリガーと同じ様なものと考えてまず間違いないだろう。」

 

「確かにそうだな。」

 

相澤「それじゃあ、次はレプリカが居た場所を教えてくれ。」

 

レプリカ「心得た。」

 

 

 

レプリカ「ここだ。」

 

相澤「こっちは何もないのな。」

 

レプリカ「私は自分が動けることを確認してすぐに行動を開始したからな。そこで出水に会ったわけだ。」

 

相澤「なるほどな。わかった。現地調査はこれまでにして病院に行くぞ。お前たちの正しい個性を調べる。」

 

「出水了解。」

 

レプリカ「了解だ。」

病院に向かった。

 

 

 

医師「やあ、イレイザー。今日はどうしたんだい?」

 

相澤「後ろの奴の個性を調べてほしい。」

 

医師「構わんがどういうことだ?まずこの子はお前の何なんだ?隠し子か?この年で個性が出たとでもいうのか?」

 

相澤「一気に質問をするな。合理性に欠ける。隠し子ではないがあまり公に言えることでもない。とりあえず調べてくれ、詳しい話はそのあとにする。」

 

医師「OK わかったよ。ついてきて。」

 

 

 

 

医師「なるほどねぇ~。珍しい個性だね。」

 

「?もう終わったんですか?」

診察室に連れていかれて椅子に腰かけたらすぐに診察が終わった。

 

医師「ああ、ぼくの個性は把握。相手の状態を把握することができる。病気とか個性とかがわかる。」

 

「十分強そうなんですけど…」

 

医師「そんなことないよ。あくまでわかるだけだから、個性分かっても同じ個性でも人が変わると使い方は変わってくるし、わかったところで僕にはそれを迎え撃つ力がない。そーゆーのはイレイザーたちにに任せて僕はこの個性で患者を診てあげることに専念するんだ。治療はまた別の人が担当するしね。」

 

「個性を使うってことはヒーローなんですか?」

 

医師「そうだよ。医療ヒーローDr.シャルル。これでもプロヒーローさ。」

 

「そうだったんすか。」

 

医師「そうだよ。周りから似合わないって言われすぎるのが玉に瑕だけどね。」

 

「あははは…」

笑えねえよ!

 

医師「それで、話を戻すけど、キミの個性だが。」

 

「はい。」

 

医師「君の個性はトリガーだ。球を出せるでしょ。あれが個性の1つだね。他にもできることはあるみたいだけど今は無理みたいだね。これは訓練しだいで使えるようになると思うよ。」

 

「個性トリガーって…ホントにトリガーと一緒になってんじゃねーか!」

なんだその落ち!そのまんまじゃねえか!

 

医師「彼が何に怒ってんのかはわかんないけどとりあえずこれでいい?イレイザー?」

 

相澤「もう1つ頼みたい。もう1つ診てほしいものがある。」

 

医師「なんだい?」

 

相澤「おい、出水。レプリカを出せ。」

 

出水「はいはーいっと、出てきてくれレプリカ先生。」

 

レプリカ「もういいのか?バッグのなかは少々窮屈だな。」

 

医師「ええっと、これは?」

 

レプリカ「申し遅れた。私はレプリカ。自立型トリオン兵だ。AIとでも思ってくれればそれでいい。」

 

医師「はぁ、で、イレイザー。俺にこれを診ろと?」

 

相澤「そうだ。こいつに個性があるかどうかを診てほしい。」

 

医師「あったとしても機械だろ?前例がないから試したこともないし、わからんと思うけど、文句言うなよ。」

 

相澤「わかってる。」

 

医師「ならいいが…こりゃ、さっきの個性よりもっとおかしな個性じゃないか。」

 

相澤「わかったのか?」

 

医師「ああ。個性ブラックトリガー。主に相手の個性をコピーして自分のものにできるようだな。」

 

レプリカ「なるほど。前の私の能力そのままのようだな。」

 

相澤「そうなのか?」

 

レプリカ「ああ。私が解析をし、その力を私のパートナーが使っていた。」

 

「白チビのことだな。」

 

レプリカ「そうだ。」

 

相澤「パートナーだか白チビだか知らないがとりあえずお前たちの個性はわかった。とりあえず家に戻るぞ。話がある。」

 

「ここじゃダメなんですか?」

 

相澤「ダメだ。お前たちのこれからにも関わる話だ。」

 

レプリカ「それならあまり周りに聞かれていいことではないな。」

 

医師「俺としてはここで話しても構わないんだがな。」

 

相澤「それでもだ。」

 

医師「まあいいや。でもまあ、なんかあったらできる限り力になるから話してくれよな。」

 

「わかりました。ありがとうございます。」

 

相澤「世話になった。またな、Dr.シャルル。」

 

 

 

 

相澤「病院でした話のことだが…お前たち、これからどうするつもりだ?」

帰ってくるなり唐突にそう聞いてきた。

 

「それはもちろん、もといた世界に帰りたいな~と思ってますけど。」

 

相澤「それは当然としてだ。もとの世界に帰るまでの間をどうするかだ。もしなにも考えがないなら俺が教師をしている高校に来ないか?」

 

「高校?」

 

相澤「国立雄英高等学校というところで働いている。」

 

「因みに何年に配属されるんですか?俺今高2なんですけど。」

 

相澤「受験をした上で1年になれるかどうかだな。裏口入学なんてことはさせないし、できないからな。」

 

「今さら1年なんて…槍バカにバカにされる!」

 

レプリカ「しかし出水、これが最善策だと思われる。」

 

「俺もわかってるから余計に辛いんだよ!」

 

相澤「それで、どうするんだ?受けるなら必要書類の提出が近いんだ。早く決めてくれ。」

 

「っ!わかりました。受けます。」

 

相澤「わかった。明日学校から書類を持ってくる。お前の現状のこと、教員たちには教えると思うが、構わないか?」

 

レプリカ「構わない。私も受験をした方がいいのか?」

 

相澤「いや、それは大丈夫だ。出水が合格した場合は、出水の世話係の扱いにしておけばいいだろう。」

 

レプリカ「心得た。」

 

相澤「出水、お前は合格することを考えておけ。」

 

「了解です。」

 

相澤「とりあえず、過去問だけはこの家にある。解いてみるといい。」

 

「ウゲッ!?」

 

相澤「あくまでも高校入試の問題だ。高2なら解けるに決まってるよな?」

軽く脅してる気がするんだけど気のせいじゃないよな?

 

相澤「実技試験については詳しく話すことはできない。不公平になるからな。個性を伸ばすことを考えろ。」

 

「はーい。」

 

相澤「レプリカ、試験自体お前は手助けをすることはできない。わかったな。」

 

レプリカ「心得た。入試まで出水が合格できるようサポートしよう。」

 

 

そんなこんなで、人生2回目の高校入試が決定した。

 

 




ありがとうございました。
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