好きと言えないヘタレ君   作:ゆーとんP

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はじめまして!作者のゆーとんPと申します。
デレステをやっていてちひろさんがかわいすぎたのでつい書いてしまいました。
お手柔らかにお願いします!!


第一話 好きの気持ち

カタカタカタ…タンッ!

 

「フゥ…やっと終わったぁぁぁぁ…」

 

「お疲れ様ですっ!プロデューサーさん!スタドリは必要なかったみたいですね!」

 

「もうちひろさん!俺にどれだけ働かせる気ですか!?」

 

「ふふっ冗談ですよ♡」

 

「全く…」

 

かっっっっわいいいいいいいいい!!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は今、恋をしている。

 

お相手は俺のプロデュース業を全力でサポートしてくれるアシスタントのちひろさん。

歳は2個上で先輩でありお姉さん的存在である。仕事の後はちひろさんを見て、話していつも癒されている。

 

俺は、ちひろさんが好きだ!できるならばちっひと呼びたいぐらいに好きだ!今すぐ婚姻届を提出したいくらい好きだ!

そんな俺がなぜ告白しないのか…それは

 

「おー柴田ー!今帰りか?」

 

「あ、後藤!どっか飯でも食いに行くか?」

 

「わりぃ、この後彼女の家行かなきゃ」

 

「は?ふざけんな」

 

「はははw悪いな彼女なし君」

 

「てめぇ○すぞ」

 

「あ、後藤P!お疲れ様です!柴田Pも!また明日!」

 

「ちひろさんお疲れ様〜」

 

「ち、ちっ、ちひろさんお疲れ様です!!」

 

タッタッタッ…

 

ちひろさんが駆けて行く。かわいい

 

「なぁ、柴田途中まで車で送ってくれよ」

 

「お、おう」

 

というわけで同僚の後藤を車に乗せて走り出した。その直後、後藤の奴がこんなことを言い始めた。

 

「時に柴田よ」

 

「なんだよ気持ち悪い喋り方しやがって」

 

「ふっ…お前ちひろさんのこと好きだな?」

 

「!!!!!!!」

 

「図星か」

 

「ダッッッ」

 

「おい危ねぇ!ちゃんと運転しやがれ!」

 

「イスキダ」

 

「危ない運転しながら溜めて大好きとか言うな。で、いつ告るんだ?ちひろさんがアシについてもう1年だろ」

 

「まっまだだ…時はきてないぞ後藤よ」

 

「お前ほんとヘタレだなぁ」

 

そう俺、柴田優星は典型的なヘタレなのである。ヘタレのあまり、一目惚れだったちひろさんとの距離も出会ってから1年経ったが縮まらず今に至る…

 

「うるせぇよ、まだ心の準備が…」

 

「何を乙女みたいなことを言ってんだwもじもじしてるとどこかの男にちひろさん取られちまうぞ」

 

「なっ!?そんな男どこに!ぶっ飛ばしてやる!」

 

 

「さぁね、ちひろさん美人だからすぐ取られるぞ。じゃあ俺ここら辺だから降ろさせてくれ」

 

確かにちひろさんは美人だ!!かわいい!1年見てきたが関係がありそうな男は見てきてない!!だから男は大丈夫!!だよね…?

 

「今度飲みに行く時奢りな。俺を不安にさせた罰だ」

 

「は!?もうここで降ろさせてくれるならなんでもいいよ」

 

後藤を降ろし、俺は1人で走り出した。

 

「はぁ、ちっひ…」

 

 

 

「くしゅん!風邪かなぁ…プロデy優君に移しちゃ行けないのに」

 

私、千川ちひろは恋をしている。




読んでいただき、ありがとうございました!
初めての投稿なので文が変な所がありますが、よろしくお願いします。また、文字数が少ないと思われるかもしれませんがこれからもっと読み応えがある作品にして行きたいと思います!

オリキャラ説明
主人公
柴田優星(しばたゆうせい)
物語の主人公でプロデューサー。
23歳の青年。3人のアイドルを担当している。(これから登場予定)
ヘタレのため、いつまでも思いを伝えられない。
少しは男らしい場面も…?

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