好きと言えないヘタレ君   作:ゆーとんP

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お久しぶりです。最近投稿できてなくて申し訳ございません!
この話はパラレルワールドという体でご覧下さい。
最後には僕の言いたいことがあります。これからの連載についてです。まだ物語は続くので終了はしません。では短いですがどうぞ。


特別編2 4 years later

俺が346プロダクションのプロデューサーになって、5年が経った。俺はアイドルとどれだけ向き合ってシンデレラストーリーを作れただろうか。まだまだな俺だが、今までの功績が認められて昇進することができた。数年前とやる事はアイドルのプロデュースと変わらないが、1つだけ大きく変わったことがある。

 

ちひろさんが会社をやめた。

 

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ある日俺はパソコンの前でため息をついていた。アシスタントがいないのだ。ただ、ずっといない訳では無い。すぐに新しいアシスタントを用意してくれるよう上は言ってくれたが、それまでに数週間かかるみたいでほとんどの仕事をこなさなければいけない。

 

「プロデューサー大丈夫か…?疲れたら糖分摂った方がいいぞ…」

 

輝子がそう言ってき○この山を差し出してくれた。優しい子だ。輝子も早いもんでもう高校生だ。相変わらず机の下できのこを育てている。ライブの時の迫力は増したが、それが成長の証拠だった。

 

「ああ、ありがとう貰うよ」

「やっぱりちひろさんいないと辛いだろ?私に何かできることがあればやるぞ…フヒ」

「いや、何もしなくていいぞ。輝子には常に万全の状態で活動して欲しいからな」

「そうか…あんまり無理しちゃダメだぞ?」

「分かってるって」

 

輝子はレッスンがあると言い、部屋を出た。

この仕事の量だとまだまだかかりそうだな。

 

ああ、ちひろさんならこの仕事どれだけ早く終わらすのだろうか。また、ちひろさんのことを考えてしまった。何度目だろう。

心の中でちひろさんに頼ってる時点で、俺はまだまだだ。俺は机の上にあるちひろさんとの写真をじっと見ながら自分を奮い立たせた。

 

「よし!やるぞ!」

 

頬を両手で叩き、俺はまた仕事に没頭した。

 

数時間か経った頃、俺の部屋に来客が来た。

 

「プロデューサーさんこんにちは〜!」

 

それは、菜々さんだった。

菜々さんは近々引退する。これからはタレントとして活動するらしい。長いことプロデュースして来たが担当アイドルがいなくなるなんてまだ実感が湧かない。しかしなんで永遠の17歳なのに引退するんだ?まぁ何はともあれ感無量だ。

 

「菜々さん!こんにちは!何か用ですか?」

「みんなに会いに来たんです。これからみんなが私の引退パーティー開いてくれるみたいで…!」

「それはいいですね!」

「プロデューサーさんもどうですか?」

「えっと仕事と…まっすぐ帰らなきゃいけないので遠慮しときます」

「あー!そうでしたね!プロデューサーさん、おめでとうございます!」

「菜々さんも引退おめでとうございます」

「私はまだまだ働きますよー!!」

 

そう言って菜々さんは他のアイドルの元へ行った。そこで俺はあることを思い出し、車をすぐに車を出した。

仕事は家でやればいいか…そう思い車を走らせる。

 

「あープロデューサー!遅ーい!」

「ごめん愛海、仕事が溜まっててさ」

「そっか。迎えに来てくれてありがと!」

「どうだった?撮影は?」

「演技上手いね!ってあの女優さんに褒められちゃった!あっでも勘違いしないで!決して手は出てないから!」

「手は出さないのが普通なんだが…」

 

愛海も高校生になってすごく成長した。特に内面が。前まではお山に登ることばかり考えていたがお姉さん達に躾られたのか、我慢を覚えた。すごい進歩だ。そのおかげが色々な人に気に入られ、今ではバラエティやドラマで大活躍だ。

 

「ちひろさんが辞めるの意外だったなぁ。てっきりまだ働くのかと思ってた。楽しそうだったし!」

「専念したいことができたって言ってたしたな。ちひろさんの決めたことだ。俺は嬉しい限りだよ」

「プロデューサーずっと好きだったもんね。幸せになってね」

「おう」

 

愛海を女子寮に送り届け、俺はまっすぐ家に向かう。

家の前の駐車場に車を止め、出ようとした直後に電話が鳴った。俺は電話に応答しながら家へ歩く。

 

「もしもし?柴田?」

「おー後藤どうした?」

「なんかお前の声が聞きたくなってな」

「なんだよ気持ちわりぃな」

「ってのは冗談だ。おめでとう」

「ありがとよ、絶対幸せにするからな。以上!!!」

 

そして俺はドアの前に立つ。まだこの感じに慣れない。家なのに少し緊張しながらドアを開ける。

 

「おかえりなさい!あ・な・た♡」

 

あまりの破壊力に悶絶しそうになりながらも俺は答える。

 

「ただいま、ちひろ」

 




読んでいただきありがとうございました!
この後はご想像にお任せします。
これからの連載についてですがまだもう少し時間をください。
続編はもちろん描きますが、柴田Pのキャラ(ヘタレ)がブレてきているのではと思い始めてきました。勝手で申し訳ないのですがリメイクを検討しています。大幅ではないのですが内容が少し変わると思います。これからも「好きと言えないヘタレ君」をよろしくお願いします!!
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