好きと言えないヘタレ君   作:ゆーとんP

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こんにちは!二話です。
Twitter宣伝するの忘れてました。
@YutonP5Ptihi
それでは、どうぞ!


第二話 お家デート的な何か

ついに4月!ちひろさんと出会ってから1年が経った。3月まで担当してたアイドルも引き続き担当するよう常務に言われたし、世間では新学期やらなんやらで変わったけど俺にとってはいつも通りの日常を過ごせるということだ。

 

ただ、プロデュース業は大変で今日も午前中から午後にかけて、担当アイドルを連れて撮影に行かなきゃならない。

 

「プロデューサーさん!おはようございます!私は元気です!」

 

「菜々さんおはようございます。今日も元気ですね!腰は大丈夫ですか?最近辛いんじゃ?」

 

「そうなんですよ〜って…ナナはラブリー17歳なので腰なんか別に痛くありません!」

 

バシッ!

 

「痛っ…すいませんでした…」

 

「分かればいいんですっ!それより撮影行きましょ!」

 

「そうですね」

 

俺が担当しているアイドルの1人、安部菜々さん(永遠の17歳)と合流して車で撮影が行われる場所に向かう。

今日は新学期が始まる学生に向けたプロモーションの撮影らしい。菜々さんは永遠の高校2年生なので起用されたという。(真顔)

かわいいので良し。

 

「じゃあここら辺で。菜々さんは先に現場行っててください。車置いてきますね」

 

「ありがとうございます!では休憩か終わった後で会いましょう!」

 

「そうですね、菜々さん頑張ってください」

 

「プロデューサーさんも無理せずに!」

 

こうして菜々さんと別れ、撮影が始まった。

菜々さんは流石のプロポーションで撮影をこなしていき、予定時間よりも30分早く終わった。ウサミンパワー恐るべし…

 

「菜々さんお疲れ様です。可愛かったですよ」

 

「っ//ありがとうございます…」

 

声が小さくなっていたが何かあったんだろか?その後俺は、報告書を書くため事務所に戻り、菜々さんとは別れた。

 

「これでよしっ!は…ハックション!寒っ」

 

最近は少し風邪気味だ。季節の変わり目は風邪引きやすいんだっけか。早く家帰ろう…

 

「プロデューサーさん、風邪ですか?」

 

「ちひろさん!?」

 

「たまたま見かけたもので…それより最近ちゃんと栄養摂ってますか?」

 

「最近は忙しいので食事のバランスは偏ってるかもですね…」

 

「あの…プロデューサーさんが良ければなんですけど、この後ご飯作りに行ってもいいですか…?」

 

俺はその言葉に耳を疑った。

ちひろさんのご飯!?!?食べたい!

絶対何がなんでも食べたい。

勇気を出せ俺!食べたいとちひろさんに言うんだ!

 

「やっぱりお節介すぎますよね?すいません、またこn」

 

「俺、ちひろさんの料理食べたいです!!」

 

少し食い気味に言うと、ちひろさんは顔を赤らめてビックリしていた。

 

「じゃあ一緒に帰りましょうか…!」

 

「はいっ!常務に報告書出してきますね!駐車場で待っててください」

 

どうしよう。ニヤニヤが止まらない。夢にまで見たちひろさんの手料理…やばい。

 

「ちひろさんおまたせしました。帰りましょう」

 

「はい」

 

「多分家の冷蔵庫の中少ないのでスーパー寄ってもいいですか?」

 

「そうですね、行きましょうか!」

 

俺はちひろさんとスーパーに行き、隣に並んで買い物をした。

 

「今日は何作ってくれるんですか?」

 

「ハンバーグでも作りましょうかね」

 

「ハンバーグいいですね!!」

 

「生姜焼きとか」

 

「生姜焼きいいですね!!」

 

「何でもいいですね!!ってプロデューサーさん、デタラメ言ってるんじゃないですか?笑」

 

「デタラメなんか言ってないですよ!ちひろさんが作ってくれるならなんでもいいんですけど(小声)」

 

夫婦ってこんな感じなんだろうなぁ。

うん、いい。

買い物を済ませた俺達は早速家に向かった。

 

「ここです」

 

「なるほど、ここですか」

 

ん?待てよ?家に女の人を入れるなんて初めてじゃないか??

あっ!部屋も片付けてねぇ!

 

「ちひろさんちょっとここで待っててください。すぐ片付けてくるんで!」

 

ガタガタッガコッ!バンッ!

 

俺ん家よ!何故そんなに散らかってるんだよ!あっこんな所に無くしてたエ〇本あった!やったぜ。なんて言ってる場合じゃない。適当に本棚にでも隠しとけ!

 

ガチャ

 

「おまたせしました…」

 

「いえ、凄い音でしたね^^」

 

「まぁ散らかってたもんで」

 

「じゃあ作っちゃいますか!台所借りますね!」

 

ちひろさんが俺の部屋に来た…

夢みたいにキレイで泣けちゃうな〜♪

 

「プロデューサーさんはゆっくり休んでてくださいね」

 

「あっはい」

 

どうしたものか…ずっとちひろさんを目で追ってしまう。まぁ少しぐらいいいよね!

なんて思っていると、料理が出てきた。

 

「じゃーん!出来ました!」

 

「おお、美味そう!」

 

悩んだ挙句、ハンバーグを作ってくれた。

口で効果音言ってくれるとか最高、神、かわいい。

 

「いただきます!あーんしてくれませんか?」

 

「…仕方ないですね♪これっきりですからね!」

 

「美味い!!!!!!」

 

結構ノリノリだった。

もう俺死んでもいい…ありがとうお父さんお母さん。

 

「ちひろさんも食べましょうよ!美味しいですよ!」

 

「そうですね」

 

まだ俺にはやらなければいけないことがある。俺のやるべきことそれは…

 

「あれ?ちひろさんも食べさせて欲しいんですかぁ?」

 

「何言ってるんですか!?!?!?」

 

顔が赤くなっている。

ここで引いたら負けだ!攻めろ俺!

「俺があーんしてあげますよ」

 

「じゃあ…お言葉に甘えて」

 

完 全 勝 利

 

ちひろさんが口を開けて待っている。

この光景ずっと見ていたい。

この時間が永遠に続けばいいのに。

 

「早く食べさせてください!!!」

 

「すいませんでした!!!」

 

※無事食べられました

--------------------

 

「何かプロデューサーさんの子供の頃の写真とかないんですか?」

 

「あ、そこの本棚に中学、高校の卒アルあるので取っていいですよ」

 

「はーい」

 

本棚ってなんかあったような…

 

ポトッ

 

急に空間が静まり返った。次の瞬間、

 

「ごめんなさい!!!」

 

ちひろさんがそう叫ぶと、そこには隠したエ〇本が落ちていた……

 

しにたい。

 

 

「あっもう終電の時間!」

 

気がつけば時間だけが経っていた。

 

「ここから駅まで結構あるんですよね」

 

「電車間に合わないですね…チラッ」

 

確かに今からじゃ駅に間に合いそうにない。

かといってちひろさんは家には帰れない。

これは…泊まらせるしかないのでは!?!?

淡い期待をした直後、俺は重要なことに気がついた。

 

 

 

俺車持ってるじゃん

 

 

 

初めて車を買った自分を恨んだ。

 

「俺、車で送りますよ」

 

「あ、はいお願いします」

何だかちひろさんの顔が残念そうに見えた。

 

 

 

 

「じゃあここら辺で大丈夫です」

 

「はい」

俺はちひろさんを車で送り届けた。

 

「ちひろさんのご飯、めっちゃ美味しかったです!もう毎日食べたいくらいに!」

 

「喜んでくれて良かったです。今度はお酒一緒に飲みたいな。なんて…」

 

「俺で良ければ!ぜひ」

 

「おやすみなさい、優星さん」

 

「おやすみなさい!ちひろさん!」

 

今、下の名前で…呼んだよな?聞き間違い?

俺はちひろさんと別れ、車を走り出した。

 

 

「フゥゥゥ…緊張したぁ…」

 

どうしよう!どさくさに紛れて優星さんて呼んじゃったけど…顔のニヤニヤ隠せてたかな…しかも毎日食べたいくらいって何!?プロポーズ!?明日どんな顔で会おう…

今夜は1人反省会かな。

 

その後、2人は朝まで眠れなかったという。

 




評価10 ムギ卍さん
不知火桃さん
評価9 石動大空さん
評価3 ぼるてるさん
評価ありがとうございます!!
その他22人のお気に入り登録者さんありがとうございました!
これからも引き続きお願いします。
感想お待ちしております!

オリキャラ紹介
後藤天地(ごとうてんじ)
柴田Pとは高校からの親友。
好きなアイドルの話で意気投合したという。
柴田Pとちひろさんが早く付き合えばいいと思っている。
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