何人かの方から募集するのなら活動報告の方がいいとアドバイスをいただいたので、活動報告の方に専用ページを設けました。お手数お掛け致しますが、そちらで送っていただけるとありがたいです。
すでに数件いただいたアイデアのおかげで創作意欲が湧いてきたので、近いうちに更新したいと考えています。ありがとうございます。
このページは新話を更新次第削除します。
文字数稼ぎ小話
「なあ姐さんよぉ」
「あ?」
「俺らは戦闘民族サイヤ人なわけだ」
「なんだよ急に」
「いやいや、大事な話だぜ? で、俺らはサイヤ人で、宇宙一強い種族なわけだ。まあフリーザ軍に支配されてるが」
「はいはい」
「パワーも潜在能力も再生能力も、成長速度だってトップレベルで」
「もぐもぐ……」
「あと健啖家だ。まあ燃費が悪いとは思うが、動きぶりや身体能力他を考えりゃあ維持するのに手間がかかるのはおかしくねぇ」
「ごく、ごく、」
「胃袋も強いからな。見たこともない異星人を美味しくなんざ朝飯前だ。何食ってもしっかり栄養を吸収できる、高性能なボディを持ってる」
「もぐ、」
「ーーーーーなら、わざわざ野菜を食う必要はねぇんじゃねぇか?」
「結局そこか。いいから食べな!」
「んぐっ!!?」
「ったく、仕方ないだろ。ギネが成長期のガキにはバランスよく喰わせろってうるさいからね。文句があんならさっさとアタシより強くなんなよ。そうしたら野菜は食わなくていい」
「くそ、今に見てろよ……!」
◾️
「ターレス様、お食事の用意ができました」
「ああ、今行く…………なんだ?」
「いっ、いえ、ターレス様は肉だけではなく他の野菜などもバランスよく召し上がっていらっしゃるなと…!」
「ーーーーーああ、まあな」
「そ、それだけです! 失礼致します!」
「バランスよく、ね。仕方ねえさ、なにせ、まだ勝てちゃいねぇんだからな。そういう約束だった」
「約束だったってのに」
「すっかり習慣化しちまったな」
「………が、流石の俺も、そろそろ飽きたぜ。…なあ、姐さん」
◾️
「おいカカ! こっちの野菜も食べな!」
「うえ〜…オラ葉っぱいらねえよお。肉くうからいいじゃねぇか」
「いいわけあるかクソガキ。そんなんだからいつまでたってもザコなんだよ」
「ん? なんだ、葉っぱ食うと強くなんのか?」
「さあね。ただ、体は元気になるらしいよ。そうすりゃ今以上に修行も身になるだろうさ」
「うーん…でもオラ、葉っぱは好きじゃねえなあ」
「ーーーーー仕方ないね。なら、褒美をやろうじゃないか。ちゃんと毎日野菜を食えたら、週末はアタシがみっちり修行をつけてやるよ。どうだ」
「ホントか!? やった〜〜っ! やくそく、やくそくだぞっ! よーし、そんならいっぱい食べちゃんもんね〜!」
「ったく、どこぞの小粒レタスと違って扱いやすいやつだよ」