モフモフ幻想郷ex   作:アシスト

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6.稀神サグメは癒されたい。

 

 

最近、お仕事がとてもつらい。

 

 

 

仕事が難しくて大変、というわけではない。単純に仕事の量が多いのだ。やってもやっても書類の山が減らない。燃やしたい。

 

 

唯一の癒しは、仕事の合間にするGSッター。これはとても良い。普段、言葉を発せられない私にとって、これほど良いストレス発散手段はない。

 

 

そんなある日、GSッターで気になる呟きを見た。

 

 

 

 

——— GSッター ———

 

 

@すくすく喫茶『モフモフ』

>今日から3日間スイーツが半額! ぜひ来るがいい!

>すくすくさんも待ってますよー!(写真付き)

 

 

——————

 

 

 

 

地上にある喫茶店についての呟き。

 

 

スイーツも魅力的だが、私が気になるのは『すくすくさん』と呼ばれる生物。

 

写真を見る限り、とてもモフモフしている。そしてとてもかわゆい。見てると胸がキュンキュンする。それぐらいかわゆい。

 

 

 

………もふもふしてみたい。

 

 

 

 

——————

 

 

 

 

 

思い立ったが吉日、早速有休を取った。

地上に降りるのは久しぶりだ。

 

 

 

「「きゅー……zzz」」

 

 

 

ここが噂の喫茶店『モフモフ』。お店の前には、春の心地良い暖かさに負けたのか、2匹のモフモフが気持ちよさそうに眠っていた。

 

 

これがすくすくさん………生で見るともっとモフモフだ。そしてかわゆい。

 

 

恐る恐るそーっとすくすくさんを指で突いてみようとしたが、起こすと悪いのでやめておく。それに、喫茶店の中にはもっとたくさんすくすくさんがいるはずなのだ。

 

 

胸に期待を込めて、私は喫茶店の中へと入る。

 

 

 

「きゅ?」「きゅー」「きゅー!」

「きゅーっ」「きゅ!」「きゅー」

「むきゅー」「きゅー!」「きゅー」

 

 

 

その瞬間、大量のすくすくさんが身体中に飛びついてきた。

 

 

全身が、モフモフとした幸福で覆われたような感覚。

 

 

 

 

………なごむ。

 

 

 

 

——————

 

 

 

 

 

「きゅー!」

 

 

 

席に案内されてからも、すくすくさんをモフモフし続ける私。

 

すくすくさんが可愛すぎる。特に、お腹をモフモフしてあげた時の「きゅー!」の鳴き声がたまらない。かわゆいを通り越してきゃわたん。マジやばたにえん。

 

 

これは想像以上に癒される。

一生モフモフしてられる。

帰りたくない。

 

 

「横から失礼します! こちら、ご注文のお料理です!」

 

 

幻想郷に移住しようかと思いかけたその時、小さな店員さんがすくすくさんに料理を運んできてくれた。ありがとう……と言ってしまうと後で何が起こるかわからないので、ぺこりと一礼し、料理のお皿を受け取る。

 

せっかく来たのだから、料理も楽しまなければ。

注文したのはプリン。私の好物。

 

 

一口食べると、口の中で甘さがとろける。

実に美味。おかわりしようかな。

 

 

「プリン、お気に召して頂けましたか? 今日からの新メニューなんですよ」

 

「きゅー!」

 

 

夢中になって食べていると、頭の上に赤色のモフモフを乗せた、店主と思われる男に声をかけられた。

 

ほんのちょっぴりパーマかかった黒髪に、ポーカーフェイスをあまり崩さないミステリアスな雰囲気の人間。この者が、この癒しの空間を作った張本人。

 

 

………なんだろう。

見ていると、頬が熱くなる。

 

 

「きゅーっ!!」ボフーン

 

 

そう思った瞬間、私の顔に赤色のすくすくが体当たりしてきた。

 

モフモフだけど痛い。なぜゆえ。

でもかわゆいから許す。

 

 

「こらこらすくすくばんきっき。お客様に体当たりはダメだぞ」

 

「きゅーっ……」

 

「次からは気をつけるようにな」モフモフ

 

「きゅーっ!」

 

 

 

赤いすくすくを宥めるようにモフモフする店主。

これはとても絵になる。写真撮っておこう。

 

 

 

………写真立て、家にあったかな。

 

 





こんな中途半端なタイミングで申し訳ないのですが、ここから先は作者の諸事情より、更新スピードが大幅に落ちると思います。ご了承ください(´・ω・)
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