ホグワーツと月花の狩人   作:榧澤卯月

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呪い

投げかけられたものを害する不可視の力
魔法のひとつとして類型化されている

だからだろうか、魔法族は呪いを技法として捉える
他愛ない想いが、呪いとなることもあるというのに



呪い

 ある意味劇的だった蛇寮対獅子寮初戦。あれはポッターを貶める為に予定されたものではなかったと言う。元々、スリザリンはラフプレーが無くともクィディッチチームとして優秀だ。魔法族生まれ故に個人の飛行経験は多く、チームとしても親戚同士であり、連携練習をプライベートで重ねている。それでも敢えてラフプレーを用いるのは、確実な勝利のためだ。ラフプレーは対戦相手の戦意を削ぎ、恐怖を刻み付ける。

 それでいて、何故ポッターを試したか。それは、獅子寮の気勢を削ぎ、リーグで勝つ為である。

 仮にポッターが有能なシーカーであったとする。であるならば、獅子寮と寮監は勝利の為に規則を捻じ曲げたという誹りは免れ得ない。普段から蛇寮対他寮として団結している連中であるのだから、それを裏切った獅子寮に対しては、蛇寮に向けるよりも大きく気炎を揚げて挑むだろう。

 仮にポッターが凡庸なシーカーであったとする。であるならば、各チームは経験の浅いポッターを狙い撃てば良い。元々の獅子寮のプレイスタイルは、キーパーのみに守備を任せ、ビーターはチェイサーの援護、シーカーはチェイサーが十分に点数を取ってからスニッチを得る、という攻撃偏重のものだ。ウィーズリーの兄は名シーカーで、援護が要らない選手だった。即ち、獅子寮のプレイスタイルは、シーカーが自由である分、シーカーは独力で脅威に対処しなければならない。しかし、後任シーカー不在を想定して為されてきた獅子寮の練習は、そのプレイスタイルとも、スピリットとも噛み合わなかった。チェイサー同士で連携を取らず、オールストライカーとしてプレイできたのは、守りを捨てた攻撃型ビーターの援護があったからだ。それが、以前にも増して無謀な攻撃と、不慣れな防御では、機能不全に陥るのも当然の事だ。寮生の気質が独断専行気味である事と、攻撃偏重で守備を省みないスタイルのグリフィンドールは、その様な事態になってなお、キーパーの指揮に従わない。否、従う訓練をしていないのだから、聞いてはいても実行が出来ないのだ。

 また、シーカー不在という事態に、多少の憐れみがあったところを、凡庸でありながら教授陣が特例で認めたポッターがシーカーに据えられる。実力の選抜を受けた選手であれば、思う所の1つ2つはあるだろう。

 

「という事だ。分かったか?素晴らしいぞ、ヤーナム一族も、これを実現したフリント先輩も」

「貴公、クィディッチ好きは本当だったのだな」

 

 マルフォイに説明を求めた。矢鱈早口で説明するので、理解が十分であるかは自信がないが、他寮の思惑を補完すればこの様になるだろう。

 

「で、実際のところ、ポッターの実力はどうなんだ?」

「見ただろう?無様なものさ」

「いや、それは違う。確かにポッターは優秀だ。特にあの予測力と対応力は無視出来ねぇ」

 

 フリント先輩がいつの間にか聞き耳を立てていた様だ。

 

「オレ達はアイツを何度も狙ったが、全てすんでのところで躱されている。身体の柔軟性、瞬発力、箒の機動性だけで躱せるほど、ブラッジャーは甘くねーよ。その軌道を予測したとして、身体がついていかなければ、それもまた同じ。ドボン、だ。ポッターは才能と肉体が両立した、悪くないどころか優秀なプレイヤーだ。

 ただ、グリフィンドールの中で最も優れているのはウッドだ。流石クィディキチなだけあるぜ。アイツはポッターが狙われることを見越して、箒上の回避だけに訓練メニューを絞ったんだ。スニッチを探しやすい様に、スニッチを見失わない様に、位置を変えずに回避出来る様にしたんだろうな」

 

 マルフォイのポッター評は幾分か濁っていたらしい。これだけ好きなものを嫌いな人間が長じているとなれば、歪むのもむべなるかな。自分に置き換えて、マルフォイと同じ心境になるだろうことは断言できる。心がそうであれ、それを表に出すか否かという事が、マルフォイに感じる幼稚さだろうか。他人事でない事も分かってはいるが。

 

「意外ですね。敵を賞賛するとは」

「クィディッチに関しては、オレは公平さを重視する。公平な目で見なければ、敵の強みは小さく、敵の弱みは大きく見える」

 

 フリント先輩はグラスを呷った。野卑な様でいて、聖血の一族。所作は優雅だった。

 

「勝利の理由は見えねーが、負けの理由はいつも明白だ。負ける理由を潰していないからだ。負けってのは、つまるところ不足だ。箒の性能が足りねーのは金がねーからだ。個人の技量が足りねーのは、訓練時間と質、そして才能がねーからだ。足りねぇ物を補う事は難しい。誰しもそんな穴なんぞ作りたくもねぇのに、自然に出来ちまった穴だ。なら、どうやって相手の穴をより深く、より広くしていくかを考える。それが勝負だ。

 フレッド・ウィーズリーがジョンソンと喧嘩したことも、ジョージ・ウィーズリーがマダム・フーチの前で銀の矢を悪く言ったことも、ウッドが興奮し過ぎて安らぎの水薬を処方されたことも、ポッターが不安のあまり朝メシを食べられなかったことも、全ての穴を見逃さなかった。そうした全ての下準備が、自信に繋がる。自信のないプレイは、つまり、悩みだ。勝利の為に一切の思念は要らねえ。目の前のゴールにどうやってクアッフルをぶち込むか。それだけを考える。不安をねじ伏せ、雑念を切り捨て、そして最後に残る一投、それが集中ってことだ」

「……集中、ですか」

 

 言葉を反芻する。

 それは、狩りにも通じることだ。迷いのある踏み込みは隙を生み、敵の攻撃機会となる。迷いのある攻撃は敵の皮を撫でるに過ぎず、骨を断つことはない。鍛え上げた武器と血晶石、研ぎ澄まされた意志による一撃こそが、価値ある一撃となるのだ。

 

「そうだ、集中だ。結局、オレの演説もそこだ。ポッターは優秀だった。だが、それを知れば、他の寮は委縮するだろう。つまり、集中を乱される。クィディッチは700を超える反則が定められた、複雑なルールに思えるが、本質は至極単純だ。クアッフルをゴールに投げ入れ、スニッチを掴めばいい。それだけだ。

 だというのに、委縮してポッター対策などと特別な事をしてみろ。どの寮もグリフィンドールの連中の様に、作り上げてきたプレイスタイルを自らブッ壊すことになる。だから、俺はポッターなんて雑魚だという幻覚を見せてやったのさ。といっても、大方の筋書きはお前のところのヘルマンが考えたんだがな。オレがやったのは、整えただけだ。よりポッターが学校に贔屓されていると思わせる様に、よりポッター自身のメンタルがブッ潰れる様にな。あいつもまた鬼だ。勝負の鬼だ」

 

 普段はスポーツについて、軍事教練を薄めた物程度にしか捉えていないヘルマンだったが、それでいて彼にもクィディッチに掛ける情熱はあったらしい。

 

「もちろん、ポッターが優秀なところを見せれば、マクゴナガルが副校長という立場を利用して不公平を行ったと、他の寮を焚きつけてやったさ。普段クソ真面目で通ってるマクゴナガルが、自分の趣味の為に校則を捻じ曲げるなんざ、その真面目な裁定に減点を食らった連中は今頃燻ってるだろうさ。少し息を吹きかければ、あっという間に燃え上がる。ま、どっちにしたって、他の寮を鼓舞するつもりだった」

 

 観客を恐怖に陥れた、あの狂気じみた哄笑にも納得がいきかけたが、疑問が浮かぶ。

 

「何故他寮に有利になることをしたのです。そのままポッターに委縮しているようなら、その方が都合良いでしょうに」

「分かってないな、ボーン」

「何だ、マルフォイ」

 

 マルフォイは髪を撫でつけながら言った。目を見張る様なブロンドをオールバックにしているが、それが名家の気品ある髪型とは思えなかったし、むしろより幼く見えた。その辺りをパンジーは素敵だと言うが、彼女に言わせれば何もかもが素敵なのだろう。マルフォイはこれでいてスリザリン女子生徒から人気がある。家名と富もそうだが、他寮に向けるそれとは違い、蛇寮に向ける態度は寛大だ。そう言ったところから、少し背伸びした可愛い男子として人気がある。パンジーがあざとくマルフォイに侍るのを忌々しそうに見る女子生徒も少なくはない。だが、聖血マルフォイ家に嫁入りすることが出来そうな者は少ない。その資格を持つ故、パンジーはダフネを警戒しているというわけだった。

 

「グリフィンドールだけが、スリザリンチームのラフプレーに委縮していないからさ」

「その通りだ、マルフォイ。スリザリンに委縮する、レイブンクローとハッフルパフ。そいつらがさらにグリフィンドールにも委縮してみろ。オレたちが持つ、鷲と穴熊へのアドバンテージをグリフィンドールにもくれてやる事になる。クィディッチは勝利数ではなく、総得点数を争うリーグ戦だ。ポッター対策なんてしてみろ。超攻撃型のグリフィンドールはスニッチを上回る点をクアッフルで楽々稼ぐだろうさ」

「ですがそのポッターは無視できるというものは、勘違いでしょう。正確に事を見極めることが重要だと仰ったではないですか」

「現時点で、ポッターが特別視する程のシーカーじゃねえのは事実だ。フツーの未熟なシーカー対策をすればいい。ポテンシャルはかなりのもんだが、経験がないってのは致命的な欠落だ。

 それに、勘違い結構。自信ってのは、楽観的勘違いに似ている。その勢いのまま、精々3寮で潰しあっていろ。根拠のない自信は、慢心だ。そして、グリフィンドールが自身に打ち込んだ楔だ。あいつらは練習を重ねてきたから問題ないと慢心していた。だが、結局シーカー対決に持ち込まれれば、その技術は未だ実戦レベルじゃねえって事に気づいた。すぐにはあの歪んだプレイスタイルを矯正できねーだろう。それは、他の寮の連中も気付いただろうさ。

 シーカーの本質的な役割は、探して、追跡することだ。ブラッジャーを撃ち込まれた程度で見失う様じゃ、まだまだシーカーとしては未熟なんだよ。恐怖ってものは、理屈じゃねえ。ドとミとソの和音が心地よく感じる様に、心がそう出来上がっちまってる。それをねじ伏せるのは圧倒的な集中、そして、思考や感情が入る余地もない、経験による反射だ。ポッターには未だそれがない。

 お前の言った通り、幾つか試合をすれば、ポッターも仕上がって来るだろう。ウィーズリーズのお守りが要らなくなるくらいにはな。だが、レイブンクローとハッフルパフチームが自分達の慢心に気づく頃には、オレたちがトップを独走だ――

 ったはずだが、一つケチが付いた。あのポッターの動き。あれは間違いなく、箒かポッター自身に呪いが掛けられていた。お前も分かるだろう、ドラコ」

 

 急に水を向けられ、マルフォイがむせた。マルフォイは上品にクラッカーとチーズを齧っていた。下男たちがいない事が幸いだった。あれらもまた、名家の生まれのはずだが、豚の様に貪るというマナー違反を咎めた者はいなかったらしい。

 

「認めたくはないですが、ポッターは箒に乗る事については十分な技量がある。それに、箒は高度な安全性が保たれている。それが、あんな暴れ方をするなんて考えられない」

「ああ。途中までは十分以上にブラッジャーを躱していたんだからな。だからこそ、オレは箒乗りとしては十分だが、シーカーとしては未熟だと喧伝したのさ。だが、ああも酷い有様を見せられれば、誰もが何かの妨害を受けたことは薄々感じるだろう。そして、悩むだろう。ポッターは優秀なのか、無能なのかってな。オレはポッターが優秀であったとしても、無能であったとしても、どちらも利用するつもりだった。だが、この結果は望んだものじゃない。ムカつくぜ。なんでオレに気持ちよくプレイさせないんだ! どこのどいつだ、こんなふざけた事しやがったのは」

 

 スポーツマンシップという言葉からかけ離れたフリント先輩のクィディッチ観だったが、彼は彼なりに真剣であるらしい。そこに水を差されたことは、彼にとって耐えがたいものの様だった。

 

 

 ミリセントはジョギングに出ており、パンジーは昨日の観戦後から体調を崩していた。ダフネがもそもそと身支度を整えるのを待って大広間に来れば、同じ様に遅起きの寮生たちが気だるげに朝食を摂っていた。蛇寮生は遅くまで談話室で騒ぎ、獅子寮生は悔しさに眠れず、といった理由か、テーブルのほとんどは空席となっていた。

 

「マリア! ダフネ!」

「おはよう、ハーマイオニー」

「おはよう、マリア、ダフネ」

「この流れは何度目だ。とにかく、話があるなら朝食を終えてから――」

「騒々しい今のうちの方がいいの。何でもないフリをして聞いて。ハリーは呪いをかけられていたの」

「「知ってる」」

 

 フリント先輩の説明は理に適っていたし、あのマルフォイでさえ肯定したのだから、疑う余地はないだろう。

 

「そう、それもスネイプに」

「ないとも言い切れないが……」

「ないよ。校長のお気に入りに呪いなんて掛けるはずがない」

「証拠ならあるわ。ハリーの箒が暴れていた時、スネイプは瞬き一つしないでハリーを見ながら呪文を唱えていたもの。だから、教員席に忍び込んで、スネイプのローブに火をつけたの。そうしたら、ハリーの箒は落ち着いたわ」

 

 呪文が分からないので何とも判断がつかないが、聞いた限りの状況を考えれば、スネイプ教授が怪しいとは言える。他の可能性を考えれば、共犯者の存在もあり得るが。

 

「だとしても、何のために? ポッターに恥をかかせるためか? 寮監は確かにポッターを晒し上げることはするが、自ら手を下したことはないぞ。今までがそうだっただけで、これからは違うと言われれば否定は出来ないが」

「それに、寮監はスリザリンを贔屓するけど、手助けは絶対にしないよ。クィディッチに勝たせる為にポッターを呪ったりはしないと思う」

 

 いい加減ポッター達も学んだらしく、彼らはスネイプ教授にとっての反抗的な生徒ではなく、ただの不出来な生徒になる様に努めていた。努力の方向性が馬鹿らしいとは思うが、スネイプ教授も初期程の減点は出来ていないことから、一応の効果はある様だった。

 

「あの4階廊下には、ケルベロスがいるの。スネイプはそこに護られている何か、ニコラス・フラメルにまつわる何かを奪おうとしているのよ」

「……は?」

「ケルベロスの事、前に聞いたじゃない。ちょっとした事故であそこに入ったんだけど、あそこにはケルベロスが居たわ。最近、スネイプは脚を引きずっているでしょ? あれはケルベロスにされたんだわ」

 

 ニコラス・フラメル。聞き覚えはあるが、それがどういう人間であったかは思い出せない。おそらくビルゲンワースの教室棟で知ったものだと思うが、上位者研究の多岐に亘る思索の中でどういった分野のものなのか。

 

「待って、ハーマイオニー。それは話が飛びすぎてる。寮監がポッターに呪いをかけた事とケルベロスの護っているものとの間に何にも関係がないじゃない」

「ダフネの言う通りだ。別に我が寮監だから肩を持つというつもりもないが、少なくとも寮監がポッターを呪うメリットがない。ケルベロスの宝を狙うにはポッターを呪う必要があるのか? そもそも、ケルベロスにされたのかも分からない。ケルベロス如き、学生でも殺せるぞ」

「それは貴女たちだけでしょう」

「いずれにしても、あまりに短絡的だ。確かに、ハーマイオニーの言う通り、スネイプ教授はポッターに何かをしていたというのは、そうかもしれない。理由は全く分からないがな。だが、その他の事は、状況証拠も物的証拠もない。ただ単に、怪しい人間は怪しいと言っているに過ぎない」

 

 ハーマイオニーが怒った表情をしたので、口を噤んだ。剣呑な雰囲気に広間の何人かが振り向いたが、すぐにそれも喧噪の内に消えていった。

 

「ハーマイオニー、別にあなたを否定しているつもりじゃない。けど、寮監がなんだったっけ? ニコ……ニコ・フラメルっていう人の何かを奪おうとしているってことは、否定も肯定も出来ないよ。判断材料がなさすぎる」

「そう……そうね。ちょっと感覚的過ぎたかも。あと、本題なんだけど」

 

 今までは前文だったということか。

 彼女がスネイプ教授に放火したという事は、品行方正を心掛けていた彼女にとって、衝撃的な事だったのだろう。それをしてまでポッターを助けたいと思ったのであれば、それを一々咎める事はないが、友人が嫌いな人間と仲が良いというのは寂しさと嫉妬を覚える。醜悪な感情だ。

 

「ニコラス・フラメルってどういう人なの? 何をした人?」

「名前には聞き覚えがあるが、詳しくは知らないな。それなら副校長に訊いたらどうだ」

「そうだよ。あれから、副校長のところに行ったの?」

「……まだちょっと、気まずくて。マクゴナガル先生が私を避けているみたい」

 

 無理もないだろう。だが、これから副校長の後ろめたさはより大きくなるだろう。ポッターに箒を贈り、自寮の代表選手に据えたこと。フリント先輩のあの大演説で、その意味はより大きくなっているはずだ。フリント先輩によれば、副校長もまたクィディキチらしいが、その副校長の人間らしい感情は、人間らしい理性を苛む事だろう。そこでハーマイオニーに鞄を与えるという事は、正しく学生として努力するハーマイオニーに対するものであったとしても、より負担となるに違いない。だが、その鞄が手元にある限り、ハーマイオニーの誇りを傷つけたという事実は心を苛み続ける。

 

「ハーマイオニー。どうするかは貴公の自由だが、鞄を貰いに行くべきだと思う。どういう形であれ、副校長の善意から成ったものなのだろう。副校長は悪人とは思えない。恐ろしいとは思うが」

「そうだね。早めのクリスマスプレゼントとしてもらえばいいじゃない。それなら、贔屓もご褒美も関係ないよ」

「……そうね。二人とも、クリスマスプレゼントは期待してなさい」

 

 窓から見える空は、昨日とは変わって淀んだ曇り空だった。冬が来る。もうじき雪も降るだろう。ジョギングから帰ってきたミリセントは、季節感のない恰好で大量の肉を皿に盛っていた。

 




マクゴナガル先生の箒も呪い。
ドビーの行いも呪い。
よかれと思ってやったことは大抵呪い。
反吐活動も呪い。

二郎食べた翌日、私は呪いを振りまいていることになります。
ヤサイマシニンニクマシマシカラメが大好きです。

原作でハグリッドが不器用ながら誠実な人間として描写されるので、スネイプ教授を疑うハリー達を否定する際に「ハグリッドは騙されているわ」って思ったのですが、今読み返してみると確かにハグリッドの言う通り、スネイプ教授を疑う意味が分からないんですよね。
「スネイプに放火したら呪いが止まった」ので「スネイプは呪いの行使者だ」とするのは順当です。
「スネイプは呪いをかけた」ので「三頭犬を出し抜こうとしている」のは???
どういう思考だ。
まぁ、ハグリッドも倫理観がアレですが。

ポッターのクィディッチ能力はマーカス大先輩の言う通り滅茶苦茶高いです。原作からして、一撃当たれば即死のアバダをよけまくってますからね。クィディッチで鍛えられたものであるなら、セドリックは死なずに済んだはずなので、単純にハリーの運動神経は凄まじいんでしょう。ダドちゃんにボコられながらも児童虐待として通報されない程度には衝撃を緩和していたのだと思います。
ビッグD「コイツ……インパクトの瞬間、跳んで衝撃を殺しやがった……ッ!」

クィディッチの反則例として、キーパーの喉首を掻っ捌こうとしたというのがあって墓生えました。
その倫理観で言えば、マーカス・フリント大先輩はかなり爽やかスポーツマンなんじゃないですかね。
原作では、マーカス先輩の事をトロールみたいだなんてハリーが言ってますが、スリザリンルートのハリーだったら、ウッド先輩の事を人語を喋るゴリラとか言ってますよ。

校長がガチギレしているのはおかしいのではないか、という感想が結構ありましたが、家の前で野良猫がうんちしてたらイラっと来るのと同じです。正しく生きとし生ける者の本能に従い、産み落とされたうんちであってもうんちはうんちです。校長も人間ですから。
生き物は排泄する。アイドルは排泄しない。つまりアイドルは生き物ではない。
これはあれです。アイドルその者を見ないで、偶像崇拝をしてしまっているのですよ。アイドルだって恋もしますし、繁殖欲求だってあるでしょう。それを考えないでアイドルアイドルうっせーからじゃあ身近に会えるアイドルを用意してやると与えられたのがアメンドーズです。啓蒙is握手券。
アニメーガスの時に排泄欲求が生まれた場合ってどうなるんだろう。シリウスおじさんは片足上げてるんだろうか。アニメーガスになっているときの服って気になりますよね。仮に衣服が変身時の表皮であるならば、その状態で排泄した場合、元に戻ったときの状態がとても悲惨な事になりますね。では、衣服が謎空間にあるとしたら、変身時は全裸ですよ。合法的露出です。
適度な下ネタっていうのは、男女問わず趣味を語るよりもよほど円滑なコミュニケーションになるわけです。学生時代、吹奏楽部と茶道部と生徒会に属していた身としては、これは真理です。恋愛相談を持ち掛けられたと思ったら、カレシのヤバい性癖聞かされて白目剥いたことがあります。その経験からすると、ホグワーツに於ける紳士淑女の話題は授業と進路とクィディッチと猥談であると断言できます。そこで気になるのは、どこが体育館なのでしょうかという事です。オリオン座の下かなぁ。スコットランド北部のオリオン座が見える季節ってもう寒すぎてどうしようもないでしょう。まぁ運動会すればあったかいんだからみたいな。ウィーズリー家の車が野生化した後はもうあれですよ。名所。ところでウィーズリー家の家族構成、ビルとジニーの間に結構な歳の差ありますから、ジニー製造時のビルの気持ちを想うととてもいたたまれない。


---03/21 19:25頃---
この後書き、R-18タグ大丈夫ですかね。
ピュア紳士淑女大丈夫ですかね。
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