姉は戦略級魔法師、その妹も戦略級魔法師!?   作:KIRAMERO

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はい。九校戦編の新人戦3日目です。

今回タイトル通りに今作の中でのダブルエースが活躍する回を作りました。まぁもう2人ともこれまででも圧倒的に強いんですけどね…(笑)

そして今作のオリジナル設定も今回の話で追加しました。良ければ探しながら読んでみてください。


ダブルエースの真価、双子は類を呼ぶ?

☆双子sidePart1☆

 

「姉さん今日はどうして深雪姉さんのアイス・ピラーズ・ブレイクじゃなくてバトル・ボードを見に行くの?」

 

「御当主様からの直々の命令よ。新人戦バトル・ボードに出場する五輪家の次女の五輪 彩海奈のことについて調べてもらえるかしら?と父に言われたそうよ。昨日の夜遅くに連絡が来たのだけれど貴方違う部屋だし連絡せずに連れてきたのよ」

 

「それなら夜の内にくれればいいだろう!?なんで今になってじゃあちょっと付いてきてって感じになってるのさ…」

 

「仕方ないじゃない。昨日連絡したら貴女全然出ないんですもの」

 

「それもそうだけど…って今貴女って言わなかった?僕は男なんだけど

!?」

 

「もう今更じゃない。私達の任務に関してはぴったりなのに」

 

「うぅ…絶対達也兄さんみたいになってみせる…」

 

「はいはい。それで会場に行くわよ。彼女の出番は最初だから早く行かないとね」

 

「うん…」

 

こうして双子の姉弟はバトル・ボードの準決勝と決勝が行われる会場へと向かって行った。

 

☆双子sidePart1終わり☆

 

☆双子sidePart2☆

 

東京にある某所……そこでとある双子は言い争っていた。

 

「もう早くしてよーーーのんびりしてたら出番終わっちゃうよーー」

 

「うぅどっちにしよう…名倉さんはどっちがいいと思います?」

 

「どちらもお似合いですが…強いて言うならこちらの水色の御洋服の方が良いと思われます」

 

「ありがとう名倉さん!香澄もうちょっと待っててー」

 

「もう早く着替えてよーー」

 

数分後…

 

「お待たせしました。香澄ちゃん、名倉さん」

 

「もう遅いよー。さぁ九校戦の会場へレッツゴー」

 

「それで香澄ちゃんはなんで今日になって九校戦を見に行くことにしたんです?」

 

「それはね五輪家の五輪 彩海奈さんっているじゃない?あの人の魔法を見て綺麗だなって思って実際に見てみたいって思ったからかな」

 

「はぁ…そんな理由で…」

 

こうして『七草の双子』と呼ばれる双子の姉妹は一路九校戦の会場へ向かって行ったのであった。

 

☆双子sidePart2終わり☆

 

九校戦6日目新人戦3日目の朝私は少し眠たさを感じるものの体調不良は感じられない。昨日姉さんからのことや四葉家の執事の葉山さんという方からの依頼について考えていると夜遅くになってしまったがそれでも寝不足にはならなかった。今日はバトル・ボードの準決勝と準決勝を突破したらおそらくほのかとの決勝戦がある。私は起き上がると同部屋のエイミィを起こした。彼女もアイス・ピラーズ・ブレイクの3回戦と3回戦を突破した後の決勝リーグが残っている。

 

「エイミィ、起きて朝だよ」

 

「うにゅーあと5分…」

 

「エイミィ起きて!このままだとアイス・ピラーズ・ブレイク不戦敗になっちゃうよ?」

 

「…!!それは嫌だ」

 

「はい、起きたね。おはようエイミィ」

 

「お、おはよう彩海奈…」

 

「うん、それじゃあ着替えて行こうか」

 

「うん。少し待ってて」

 

待つこと数分私達は部屋から出て軍のホテル内にある食堂に向かった。そこには先にいた達也、深雪、ほのか、雫、スバルが待っていた。そこでお互いの健闘を称えあっていた。

 

「さて、今日が本番だな。深雪、雫、エイミィそれぞれ気負いしないで1年生らしく戦ってくれ。ほのかは時間的に観戦は無理だが応援してるぞ」

 

「あら、達也は私の応援はしてくれないのね」

 

「もちろん彩海奈も応援してるが彩海奈なら決勝戦くらいは簡単に行けるだろうあの魔法を使えば」

 

「それもそうね。決勝戦おそらくほのかとになると思うけど私でもあの光波振動系魔法はどうにかなるものでは無いからね」

 

「絶対に負けないからね彩海奈!」

 

「ええ、私も負けないように頑張るわ。だから決勝で会いましょ?」

 

「彩海奈とほのかも燃えてるねー。私は3回戦に勝っても決勝リーグ多分というかほぼ確実に深雪と雫だから今から気が重いよ……」

 

「それはやってみないとわからないと思うのだけど…」

 

「まぁともかく3回戦を突破してからだな。さてそろそろ時間かみんな行くぞ?」

 

達也の言葉をきっかけに私達は各競技の各会場に向かい進んで行った。どうやらスバルはアイス・ピラーズ・ブレイクの方を見に行くそうだ。今日は姉さんもアイス・ピラーズ・ブレイクの方を見に行くそうだ。芽愛さんは姉の方に付いていくそうだが弥海砂さんはバトル・ボードを見るらしい。やっぱり深雪は姉も注目しているらしい。これまで私の事に関しては何をしてでも見に来ていたのだがそれだけ深雪は魅力的なんだろうと思った。

 

「そろそろ準備をお願いします」

 

大会スタッフが順番を告げにやってくると私は目の前のことに集中した。

 

私はこれまでと戦い方を変えずに『水変万華』を使いながらレースを進めていき見事に決勝進出を決めた。

レースが終わり午後の決勝に向けて休養をとっている所にエイミィから連絡が来た。『私も決勝リーグに進出すること出来たよ!彩海奈も決勝頑張ってね!』と連絡が来た。エイミィも無事に決勝リーグに進むことが出来たようだ。だが、エイミィは3回戦でかなりの熱戦を演じたため決勝リーグは厳しいだろうと私は見ていた。

私が休養している間に私の決勝の相手も決まった。私の相手はほのかに決まった。もう1つの準決勝はこれまでに類を見ないほどの名勝負らしく来年の本戦が楽しみになったという声が大きいみたいだ。

 

そんなこんなで時は過ぎていき午後になった。アイス・ピラーズ・ブレイク決勝リーグとバトル・ボード決勝戦はどちらも一高が独占したため同時優勝にしてはどうかという大会側から提案された。大会委員の本音はあまり面倒事をしたくないのだろう。だが雫が深雪と戦いたいらしく深雪もそれを了承して午後に深雪と雫の決勝戦を行うみたいだ。エイミィはどうやら私の予想通り体調が戻らなかったらしく決勝リーグは棄権ということになったみたいだ。エイミィは雫とのリベンジマッチを望んでいたが今回では叶わなかった。

バトル・ボードの決勝戦に出るほのかも私との対戦を望んでいる。私も断ること理由もないので承諾した。これで大会委員としてはやる事が増えてしまったが観客としては見応えがある試合になるのだろう。

 

そうして午後を迎え観客の大勢は神々しさを持ち合わせている美しさを持っていてさらにはA級魔法師にしか起動式が公開されていない「氷炎地獄」を使う深雪とスピード・シューティング優勝さらにはこれまでの予選で「共振破壊」と「情報強化」を軸に勝ち抜いてきた雫の対決のアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦と光波振動系魔法を使いルールの抜け目をついた戦い方を使いさらにはそのスタイルの良さから人気が出ているほのかと十師族の一家である五輪家のご令嬢で姉には国家公認戦略級魔法師を持ち、今年の本戦アイス・ピラーズ・ブレイク優勝、さらには新たな魔法を使いながら決勝まで進んできた私の対決であるバトル・ボード決勝戦の2つのどちらを見るかということに悩まされていた。だが大会側から競技時間の変更が伝えられた。先に深雪と雫のアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦を行い、その1時間後に私とほのかのバトル・ボード決勝戦を行うということが伝えられた。

 

一高生や他の生徒、観客は我先にとアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦の会場に押しかけて行った。十数人の生徒を除いて。この十数人の生徒とは一高に限った話であるのでほかの高校は分からないが少なくとも一高はこうなっている。本部に服部副会長、千代田次期風紀委員長等、バトル・ボード決勝戦会場に私とほのか、五十里先輩、中条先輩等だ。私も雫と深雪のアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦を控え室にあるモニターから見守っていた。

 

その頃アイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦会場では……

 

 

ワアアアアアア

 

会場は観客席、立ち見を含め人でごった返していた。それだけこのアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦が注目されているということだ。会場には俺の他にもエリカ、レオ、美月、幹比古、エイミィ、スバル、七草先輩、渡辺先輩、市原先輩がこの試合を見に来たようだ。他にも大勢いるのだがその他には見当たらないので分からないが大勢の人が来ているのだろう。どうやらV.I.P.席には軍の関係者や俺の叔母である四葉家現当主四葉真夜、三矢家現当主三矢元、七草家現当主七草弘一、『老師』九島烈を始めとしたこの国の魔法師界の重鎮が揃っていた。もちろん深雪を見に来た人もいるだろうが雫を見に来たという人も多いだろう。

少し時が経ち深雪と雫両者が舞台に上がった。そして彼女達が舞台に上がると歓声がより一層高まった。歓声は試合開始前の合図がなる前にはなりやんでいた。

そして

 

ブーーーーーー(試合開始の合図)

 

雫が使う魔法は「共振破壊」と「情報強化」、深雪は「氷炎地獄」を共に使った。お互い膠着状態が続いていく。

ここで雫は戦況を変えるためにある魔法と操作を使った。俺は雫が深雪に勝てるとはあまり思っていなかったが雫から深雪に勝ちたいと言われたためこの操作と魔法を提案した。正直取得出来るかは雫次第ではあったが俺は雫に教えた。

 

それは「パラレル・キャスト」と「フォノンメーザー」。パラレル・キャストとは複数のCADを同時に使用することだが難易度は非常に高い。同種の魔法であれば混信による干渉波は起きないが別種の魔法を使うのは特異とも言えるほど難しい。さらにこのフォノンメーザーという魔法も難易度が高い魔法で深雪が使う「氷炎地獄」同様にA級魔法師にしか起動式が公開されていない魔法だ。この雫の行動に対して深雪は少なからず驚いていた。まさか自分の兄が得意としている技術を雫が扱えるとは思っていなかったからだ。深雪はこれを見てまた新たな魔法を使った。その魔法は「ニブルヘイム」。振動減速系魔法で高難易度魔法と知られている。深雪は全力を持ってこの決勝戦に挑んでいる。時が経ち深雪は「ニブルヘイム」を解除した。雫は耐えきったと思っているのだがこれが雫の盲点だった。雫の陣地にある氷柱にはニブルヘイムによって発生した液体窒素が張り付いていた。雫はこれに気付きすぐさま「情報強化」を発動するが時は遅かった。雫が発動する前に深雪が「氷炎地獄」によって雫の陣地の氷柱を一気に加熱し液体窒素を爆発的に膨張(体積で700倍)させることで雫の氷柱を全壊した。

こうして新人戦アイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦は勝敗を決した。

 

☆彩海奈side☆

この試合を見ていた彩海奈は来年が非常に楽しみなことになったと内心わくわくしていた。今回は九校戦3連覇のために本戦に出たが内心は新人戦に出たいと思っていた。何故なら彩海奈も雫同様に深雪と戦ってみたかったのだ。まさかここまでとは思っていなかったけれど彩海奈は深雪と1度でいいから戦ってみたかった。それが来年実現すると思うとわくわくしていた。だがこれから彩海奈は新人戦バトル・ボードの決勝戦がある、ほのかには悪いけれどここで負ける訳にはいかない、十師族という肩書きと共に姉である澪の前で恥を晒すわけにはいかないという思いからだ。そういう思いで彩海奈は決勝戦に向けて準備を進めていった。

 

☆V.I.P.席の方々☆

 

V.I.P.席では会場とは逆に静けさをその部屋中を覆っていた。

 

四葉家現当主四葉真夜は

 

(ふふっさすがは深雪さんね。これなら四葉家の次世代も楽しみだわ。それと達也さんもあの北山さんの担当エンジニアみたいだけれどまさかフォノンメーザーの起動式まで用意するなんて相変わらず規格外ね。とりあえず深雪さんそれに達也さん優勝おめでとう)

 

とこんな風に叔母バカ丸出しのことを思っていた。その隣のV.I.P.ルームには七草家現当主七草弘一がいた。

 

(なんだあの司波深雪は……「氷炎地獄」だけでも規格外なのにまさか「ニブルヘイム」まで使うとは…なんて末恐ろしい子だ…それにしても「氷炎地獄」、「ニブルヘイム」、「フォノンメーザー」、汎用型のCADに特化型に付ける照準補助機能を付ける最新技術…司波達也一体どういう兄妹なんだ…)

 

とこんな風に今後の彼らの行く末に戦々恐々としながらも彼らを如何に七草に取り込めるかを考えていくのであった。

国家公認戦略級魔法師である五輪 澪と『老師』九島烈が同席しているV.I.P.ルームでは

 

「す、すごい…彩海奈ちゃんでも「氷炎地獄」はそこまで簡単に出せる魔法じゃないのにいとも簡単に出してるだけでもすごいのに…まさか「ニブルヘイム」まで使えるなんて」

 

「あぁ彼女は今後の成長を考えてもお前をも超える魔法師になるだろうな…戦略級魔法師でないとしても戦略級魔法師を超える存在になりうるだろうな」

 

「えぇ…そのような存在になっても可笑しくないくらいの存在になりえますね…しかも彼女のCADを用意した司波達也君もこの国始まって以来最高の魔法工学技師になりえますね。「氷炎地獄」に「ニブルヘイム」、「フォノンメーザー」、汎用型CADに特化型の照準補助機能を付けた最新技術…どれも並の魔法工学技師には出来ないですよ」

 

「確かに…しかもCADは私用ではなく競技用におそらくダウングレードしたものだから尚更だな」

 

烈は事実を知っているが故に安易に彼らのことを話せないのでまるでその時初めて見たような雰囲気になっていた。

 

☆V.I.P.席の方々終わり☆

 

衝撃的なアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦から約1時間後今度はバトル・ボード決勝戦の会場がアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦のような雰囲気になっていた。応援席には先程アイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦を戦っていた深雪と雫、そして両者の担当エンジニアの達也、エリカ、レオ、幹比古、エイミィ、スバルの他にも各所に一高の生徒がいる。まだアイス・ピラーズ・ブレイクの会場では男子の決勝リーグが行われているのだがこの有り様である。如何にアイス・ピラーズ・ブレイク決勝戦とバトル・ボード決勝戦の人気があるかがわかる。

 

「試合の準備をお願いします」

 

と大会スタッフが選手控え室に呼びに来た。

 

「それじゃあ頑張ってね。僕も担当エンジニアとして最大限出来ることはしたはずだから後は頑張ってね」

 

「はい。ありがとうございました。必ず優勝してみせます」

 

「うん。楽しみにしてるね」

 

こうして五十里先輩は観客席に戻っていった。

 

(ふー……さぁ行こう)

 

と思いながら私はバトル・ボードのスタートラインに向かった。向かっている途中にほのかと遭遇し口数は無かったがお互い思っていることは同じだった。

 

((絶対に負けない!!))

 

そうしてスタートラインに立つとあれだけ歓声が響いていた観客席は静まり返っていた。

 

「On your mark」

 

バンッ

 

ピカッ! ズシャァ

 

この光景に観客席も悲鳴をあげる者が多かった。その中抜け出したのは意外にもほのかだった。彼女は光のエレメントの末裔であり学校ではSSボード・バイアスロン部で鍛えたその身のこなしでこの局面を乗り越えたのだ。これには彩海奈もさすがに驚いていた。

 

(やっぱりほのかは光のエレメントの末裔なのね。あの予選のことからそうだとは思ってたけど)

 

こうしてほのかが先行してレースは進んでいきラスト1周になったところで彩海奈はこれまで移動魔法と硬化魔法と加速魔法、「水変万華」の4つを併用しながら進めてきた。だがここで「水変万華」の使用用途を変えた。これまでほのかのボードの下・前に合わせて発動してきたがここに来て自分の周りにも発動し始めたのだ。これにはほのかや観客席にいる人たちも驚きを隠せなかった。何故ならわざわざ自分の周りを激流にしたのだ。これではますます差は広がるのではと思っていたがレースが進んでいくとどんどん差が迫ってきたのだ。これには観客も大いに盛り上がり最後まで白熱したレースを私とほのかは展開した。

 

2人ともほぼ同時にゴールして結果はビデオ判定になった。協議が開始されてから数分後電光掲示板に優勝者が表示された。

 

優勝したのは私だった。それでもタイムはほのかとコンマ数秒という差でどちらが優勝しても九校戦新人戦バトル・ボードのレコードタイムを更新していた。私は横でこの結果を見守っていたほのかに声をかけられた

 

「優勝おめでとう彩海奈。来年こそは絶対彩海奈に勝ってみせる!」

 

「ええ、ありがとう。私こそほのかに負けないように頑張るわ。それに来年は本戦だから2年生の先輩方にも勝たないとね」

 

「そうだね!」

 

パチパチパチパチパチパチ

 

観客席から私達に対して大きな拍手が送られた。そこには「優勝おめでとう!」や「また来年も2人の対戦を期待してるぜ!」等私達に感謝の言葉をかけてくれた。私達はそれに応えるとそれぞれの選手控え室に戻っていった。その拍手は私達が会場から舞台袖に出て行った後続いていた。

 

こうして一高にとって史上初の快挙をもたらした1日は終わった。ちなみに私達の裏で行われていた男子アイス・ピラーズ・ブレイクは一条家の次期当主(?)でもある一条将輝が優勝したそうだ。

そしてその夜九校戦の競技者変更について情報が流れた。それは一高が負傷した渡辺摩利に変わり新人戦ミラージ・バットにエントリーしていた司波深雪が新人戦をキャンセルして本戦に参加するということだった。

 

☆双子sidePart1☆

 

バトル・ボード決勝戦を見終わって宿泊場所まで戻ってきた彼らは

 

「姉さん。彼女を見てどう思った?」

 

「凄かったわ、ただそれだけじゃ十師族としては普通って思うかもしれないけど御当主様が直々に私達に彼女のことについて調べろとは言わないはず。彼女にはまだ何か秘匿していることがあるはずよただ最近ここ1.2年私達黒羽から逃げ回っている人がいるでしょう?その人なら私達黒羽でさえ知らない情報を持っているかもしれないわね」

 

「そう…だね。確かにあいつは男か女かも分からないけど僕達から逃げられるということを考えるとそうかもしれないね」

 

「とにかくあとは彼女は競技には出ないから何もすることは無いわね。折角なら新人戦ミラージ・バットか深雪姉様と同じアイス・ピラーズ・ブレイクに出て欲しかったのだけれど」

 

「そうだね…四葉と五輪どっちの方が優れているか僕達くらいしか分からないけど楽しみだね」

 

こうして2人の九校戦での人物調査は終わり、2人はいつもの日常に戻っていくのであった。

 

☆双子sidePart1終わり☆

 

☆双子sidePart2☆

 

『七草の双子』と呼ばれる七草泉美と香澄の姉妹は新人戦バトル・ボード準決勝を見た後、アイス・ピラーズ・ブレイクの決勝戦とバトル・ボードの決勝戦を見た後九校戦会場を後にし七草本邸へと帰宅していた。

 

「ねぇ泉美!やっぱり五輪 彩海奈さん凄かったよね!」

 

「………………」

 

「泉美?ねえどうしたの泉美?」

 

「……った。あぁあの方が…………かしらね」

 

「え?なんて言ってたの?」

 

「司波深雪先輩凄かった。さすがは私の未来のお義姉様♡」

 

「え?泉美ってそっちだったの?」

 

「な!?失敬な私はノーマルですよ!香澄ちゃんこそまさか」

 

「ボクはそんなんじゃないよ!泉美と違ってあんな風には思ってないしね」

 

こうして『七草の双子』は本邸に着くまでずっと言い争っていた。

 

☆双子sidePart2終わり☆

 

こうして九校戦新人戦3日目の競技は全て終了した。これから九校戦は折り返し終盤戦へと向かっていく。しかしこれからある事件が起きていくがそのことはまだ誰も気づいていない。その事を知らずして九校戦関係者は九校戦新人戦4日目を迎えるのであった。




はい。どうでしたでしょうか?まぁ2人とも異次元レベルで強いですけど対戦する人にも少しだけ原作より強くしてみました。

そして前書きにも書いたオリジナル設定見つかったでしょうか?こちらの答え合わせは投稿翌日に設定集みたいなのに追加します。

あと活動報告という名の作者の個人的欲求(?)みたいなのにコメントしていただけるとありがたいです(作品を書くモチベーションにも関係してます(多分))

そして新しくこの作品をお気に入りに追加してくれた方ありがとうございます!まさかここまで来れるとは思ってませんでした。

今回もご読了ありがとうございました。感想、評価、気に入ったらお気に入り追加お願いします。次回の話も出来るだけ早く投稿できるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします
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