姉は戦略級魔法師、その妹も戦略級魔法師!?   作:KIRAMERO

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はい。横浜騒乱編第3話です今回はタイトル通りに達也の秘密が明かされるところまでで局所的にオリジナルを加えてます

LOSTZEROで亜夜子と文弥、水波のレジェンドレアが当たらないのが辛い……

そして今回の話は令和最初の投稿になります。今後ともよろしくお願いします


会場付近の攻防と達也の秘密

会場を出た私達は達也曰くグレネードが爆発したと思われる会場入口付近を目指し会場内を走っていた。達也とレオ君、エリカを先頭に深雪、雫、ほのか、幹比古君、美月、エイミィそして一番後ろに私の順で走っていた。

 

「待て」

 

「グエッ」

 

達也がレオ君の首を掴み後ろに引っ張った。

 

「おそらく対魔法師用のハイパワーライフルだろう。深雪、頼めるか?」

 

「はい、お兄様」

 

深雪が「凍火(フリーズフレイム)」を発動し敵のハイパワーライフルを無効化した。それを確認すると達也とエリカが持ち前の身体技術と簡単な魔法を使いながら大亜連合の兵士を次々と倒していった。ほのかと美月とエイミィ、雫にとっては少し酷なものだったに違いない。

 

「すまない。少し見るに堪えないものだった」

 

「い、いえ私は大丈夫です……」

「わ、私も……」

 

「いつつつ、達也この後はどうするんだ?」

 

「情報が欲しい。この深刻な事態のまま突っ込むには少し分が悪い。もしそうするて泥沼にハマリかけないからな」

 

「それならV.I.P.会議室を使ったら?あそこなら色々な情報にアクセス出来たはず」

 

「なら、そのV.I.P.会議室を使おう。さすがにこの状況下で使用中ということは無いだろう」

 

「そう…ね…でも確か会議室に入るには暗証番号が必要だったはずよ」

 

「大丈夫。私がパスコードも暗証番号も知ってる」

 

「そうなのね。なら、行きましょう」

 

こうして私達はこの論文コンペ会場内にあるV.I.P.会議室へと向かった。この会議室には3つのV.I.P.会議室がありそのうちの1つを五輪家が使用出来るように取り計らっているため必然的に空いている残り2つの会議室のいずれかを使うことになる。そして私達はその残り2つの内の1つの会議室に入っていった。そして会議室にあるモニターには一般回線には現在の戦況が映し出されていた。

 

「ひでぇな……」

 

「ええ、国防軍も何とか頑張ってるみたいだけどどちらかというと押され気味ね」

 

「これからどうなさいますか?お兄様」

 

「まずここを抜け出す前に時間が欲しい、そして例えここから抜け出すとしても地下のシェルターじゃなくて上を通りたい」

 

「どうして上……っとそうか」

「どうして時間を?」

 

「(さすがは、千葉家の娘だな)この論文コンペで使われた機材を処理しておきたい」

 

「そっか、ここを占拠されて技術が流出しても困るしね」

 

「それじゃあ行こうか。みんな決して無理はしないでくれ」

 

「おうよ(ええ)(もちろんよ)(うん)(はい)」

 

こうして私達は達也が言った通り機材が置かれているはずのステージ裏に向かった。そこに辿り着くとそこには七草先輩や五十里先輩達がまだそこには残っていた。

 

シュイーン「!七草先輩、ここを離れたのではなかったのですか?」

 

「ええ、ここにいるメンバー以外は全員あーちゃんや他の高校の生徒会長の指示のもとに各校の集合場所へと散らばったわ」

 

シュイーン「七草、司波、五輪お前達はまだ残っていたのか」

 

「会頭…自分達は実験用デモ機の処理をと思いまして」

 

「それで中条達はどうした?」

 

「中条達なら地下シェルターに向かいましたが…」

 

「!?」

 

「司波、何か問題があるのか?」

 

「いえ…あくまで可能性の話ですが地下のシェルターへの通路は一本道ですからもしかしたら」

 

「遭遇戦……」

 

「服部、沢木すぐに中条達の後を追え!「「はっ!わかりました」」桐原、付いてきてくれ。俺達はもう少し会場内をあたってくるお前達も早く脱出しろ」

 

「あぁ、気を付けろよ十文字」

 

「司波君達は控え室にあるデモ機の処理をお願いできるかな?」

 

「それが終わったら一高の控え室に集合しよう。そこで今後のことについて議論しよう」

 

私達は渡辺先輩の意見に賛同し私達はステージ裏にある控え室に向かいデモ機の処理を終え一高の控え室に向かった。するとそこには既に終えていたのか渡辺先輩達の姿があった。

 

「先程中条さん達から連絡がありましたが残念ながら司波君の予想は当たってしまいましたが既に撃退出来ると中条さんから連絡がありました」

 

「ということだ。これからどうする?」

 

「どうするも何もここからは出ないと何も出来なくないですか?」

 

「それもそうね……それじゃあ…!?達也君!?」

 

「おい、司波何をしている」

 

「お兄様!」

 

「わかっている」

 

☆達也side☆

 

この状況は非常に好ましくない。不特定多数の第三者がこの場で俺の秘密を明かしてはならない。ただでさえ七草先輩は「マルチスコープ」で見ている、そして彩海奈も知覚系魔法は持ち合わせてないと言っていたがもしかしたら知覚系魔法で見ているかもしれないただそれをごまかすためにはあまりにも時間が足りなすぎる。深雪が思っていることもあるけど……

 

『雲散霧消(ミストディスパージョン)』。これは俺の魔法演算領域を占有している魔法の1つの『分解』のバリエーションの1つである魔法でその効果は物質の構造情報に干渉し、物質が元素レベルの分子またはイオンに分解された状態に構造情報を書き換えるものであり、人体を対象とした場合、可燃性ガスが発生し小さい炎が発生するが、分解のレベルを引き上げることで可燃性ガスが生じないようにもできる。そしてこの魔法は軍事機密に指定されている。

 

こちらに迫ってきていたトラックは入口付近に近づいてきた途端何処かに消え去った。

 

「達也君、今のは一体……」

 

「まだです」

 

「!?……揚陸艦からミサイルが!?」

 

一難去ってまた一難そんな出来事が起こっていった。

 

☆達也side終わり☆

 

七草先輩が「マルチスコープ」を使って達也の魔法を見てからその後大亜連合の偽装揚陸艦からのミサイル発射を知った私はそれに対処すべく動いていたが直前になってその準備を取り止めた。そう十文字先輩と国防軍101旅団独立魔装大隊の真田さんがこのミサイル対処に向け動いていたため私は意識を外から今いる一高の控え室へと向けた。

 

「ねえ、達也君さっきの魔法は何?」

 

「他人の魔法を詮索するのはマナー違反ですよ、会長」

 

「ちょっと、遅かったようですね」

 

「え?」

 

ガチャン「お久しぶりね、真由美さんそして彩海奈ちゃん」

 

「え?え?響子さん?」

 

「お久しぶりといわれても今朝方ぶりですね。藤林さん」

 

「彩海奈ちゃんはそうだったわね」

 

次の瞬間私達の目の前に藤林さんと同じ軍服を着た男の軍人さんがやってきた。あの方は確か「大天狗」風間玄信少佐…あくまで噂であった国防軍101旅団独立魔装大隊隊長であり階級は少佐なのだが噂ではある出来事により昇級が遅れているというだけで実際は大佐クラスでは無いのかとも言われている。そんな方がなんでここに…

 

「特尉、情報統制は一時的に解除されています」

 

藤林さんが言ったその言葉に私は疑問を持った。誰にその言葉を投げかけているのか周りの反応を見る限り七草先輩や十文字先輩でもなさそうだ。そして次の瞬間その言葉が誰に向けられたのかがわかった。

そう達也だ。達也は陸軍式の敬礼を執りその場に立っていた。

 

「国防陸軍少佐の風間玄信と言います訳あって所属は控えさせていただきます」

 

風間少佐が自分の挨拶が済むと同時に十文字先輩と真田さんがこの部屋に入ってきた。

 

「貴官が風間玄信少佐でありましたか。申し遅れました師族会議十文字家代表代理十文字克人です」

「同じく師族会議七草家七草真由美です」

「同じく師族会議五輪家五輪彩海奈です」

 

「藤林今現在の情勢を説明してあげろ」

 

「はい。我が軍は現在、保土ヶ谷駐留部隊が侵攻軍と交戦中。また、鶴見と藤沢より各一個大隊が当地に急行中。魔法協会関東支部も独自に義勇軍を編成し、自衛行動に入っています」

 

「ご苦労。さて特尉、この状況に鑑みて保土ヶ谷に別任務で出動していた我々の隊にも先程防衛命令が下された。国防軍特務規則に基づき貴官にも出動を命ずる」

 

「なお国防軍は皆さんに対し、特尉の地位について守秘義務を要求する。本件は国家機密保護法に基づく措置である事を理解してもらいたい」

 

この風間少佐からの一連の言葉が終わり私達はみな黙ってしまった。そんな中この空気を破ったのは達也だ。

 

「すまない、こういうことだから聞いての通りだ。みんなは先輩たちと一緒に避難してくれ」

 

「特尉、皆さんの護衛には私と私たちの部隊が付きます」

 

「特尉、君の考案したムーバル・スーツをトレーラーに準備してあります。急ぎましょう」

 

「少尉、ありがとうございます。では急ぎましょうか」

 

「いえ、特尉も頑張ってくださいね」

 

「お待ちください、お兄様」

 

深雪が達也のことを呼び止めると達也は深雪の前に膝を付きまるで戦場に向かう兵士がお嬢様に呼び止められ別れのシーンの一部分のようだった。深雪は達也の額にキスをするとした途端にこの控え室を覆うほどの想子が飛び交っていた。そこにはまるでこれからこの日本を守る光のような存在だった。

 

「行ってくる」

 

「ご存分に」

 

こうして達也は控え室を出ていきこの部屋には達也を除く一高の主要メンバーが取り残された。

 

「それでは行きましょうか」

 

「すみません、少しよろしいでしょうか?」

 

「どうかしたの?」

 

「すみませんが私はここから皆さんとは別行動を取らせてもらいます。なおこの後の行動に関しては五輪家当主の許可を得ています。さらに国防陸軍少将佐伯広海からも許可を得ていると申しておきます」

 

「佐伯少将から!?それは本当なのですか、風間少佐」

 

「あぁ、先程連絡があり彼女の行動に関して単独行動を容認すると」

 

「単独行動では無いのですが…それでは事態は刻一刻と動いていますので私はこれで失礼させてもらいます」

 

「待って、彩海奈ちゃん」

 

「何でしょうか?七草先輩」

 

「私個人としては今回の別行動には許可は出せないけど五輪家として認めるなら私は止めないけど一高の先輩として言うわ。『必ず、帰ってきなさい』…私からはそれだけよ」

 

「あぁ、師族会議の出席者として俺からも七草と同じことを言わせてもらう。五輪殿の考えに対して俺はとやかく言うつもりは無い。ただ一高の先輩さらには十師族の年長者として言う。『必ず帰ってこい』」

 

「わかりました。それじゃあまた学校で会おうね」

 

「ええ、彩海奈貴女とはまだやりたいこと沢山あるんだから絶対に帰ってきなさい」

「そうだよ。まだ彩海奈とはアイス・ピラーズ・ブレイクで戦えてないんだから来年楽しみにしてるんだよ?」

「わ、私も来年バトル・ボードで対戦出来るの楽しみにしてるんだからね」

「僕とレオも君には色々助けられたことをわすれたりはしないしまだまだ教えて欲しいこともあるからそれにエリカとあれだけしゃべれるのは君とレオくらいだからね」

「なんか幹比古の言ってることに釈然としねぇがあの日のことまだ返せてねぇからそれを果たすためにも必ず帰ってこいよ」

「あんたと同感だけど私も彩海奈と一緒にいられる時は楽しいからこれからもその日常過ごしていきましょ?」

「わ、私もこれからも一緒にいたいと思うので絶対帰ってきてくださいね?」

 

「ほら、彩海奈ちゃんにはこれだけ待ってくれる人がいるんだから絶対に帰ってきてよね?」

 

「はい、はい…深雪、雫、ほのか、幹比古君、レオ君、エリカ、美月私絶対に帰ってくるからみんなも絶対に帰ってきてよね。そして私と共に途中退席した奴にも絶対に帰ってこいって伝えてくれないかしら?」

 

「ええ、わかったわよ彩海奈」

 

「じゃあまた学校で会おうね。それじゃあ失礼します」

 

私はこうして一高の控え室を出ていき五輪家が使っているV.I.P.会議室へ向かった。会議室に着いて中に入った私はまず制服を脱ぎ動きやすい服装に着替えると弥海砂さんが部屋にやってきた。

 

「彩海奈様。こちらが今回愛彩様から届けられたCADになります。「ミスティック・クァインツ プライムエディション」になります。データは前回帰省した際に取られたデータを元に調整してありますので」

 

「ええ、ありがとうございます。これが「プライムエディション」……愛彩が今現在の最高傑作と言うCAD……ありがとうございます弥海砂さん」

 

「いえ、それでは参りましょうか。芽愛姉さんも既に出ていますから」

 

「それじゃあ行きましょうか」

 

 

こうして遂に大亜連合が本格的に横浜に侵攻を始めた。その中で明かされた達也の秘密。それは私が戦略級魔法師であることと同じくらいの機密情報として扱われていた。そして達也と私は違う場所にいながらも同じ目的をもちながら戦っていた。そして次々に広がる戦闘地域。そこでは私と同じ十師族或いは十八家の人達が戦っていた、そして大亜連合からも不穏な影が……?




如何でしたでしょうか?相変わらずほぼ原作通りでところどころオリジナル加えました。

次回は最初に深雪達の達也達が去った後のところからの話と後半部分にオリジナルの話を加えますなので場面的にはあまり進みません

そして評価pointが200に乗りました。改めてお気に入り登録してくれている方々、評価をしてくださった方々ありがとうございます

今回もご読了ありがとうございました。感想、評価、お気に入り登録よろしくお願いします。誤字脱字も報告よろしくお願いします。

令和は皆さんはどういった年にしたいでしょうか?私的には何事もなく平穏に終わりたいです(100%無理)
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