姉は戦略級魔法師、その妹も戦略級魔法師!?   作:KIRAMERO

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2週間ぶりくらいでしょうか?お久しぶりです

来訪者編ってほんとに書くことが多くてなかなか進まないのとアニメでやってないから書くのが難しいですね…

そんなわけですがちゃんと進めていきます


十師族と水無瀬、それぞれの思惑

 

同日の午後5時を少し過ぎた時、私はエリカから達也達が来たという連絡が来たためレオ君が入院している病院へと向かった。残りをその日一緒に捜索していた人に後を任せ、私は一路病院へと向かった。レオ君が入院している病院は新宿にあるため私が今日捜索していた渋谷周辺からは少し時間がかかったが15分程で着いた。

 

「失礼します」

 

「あ、来た来た」

 

「こんばんは、皆さん」

 

「こんばんは、それで今日はどうしたの?エリカからは詳しいことは彩海奈が知っていると聞いたのだけど」

 

「……ここ最近人が不審死しているっていう事件知ってるかな?確か今日辺りからニュースとして出てたはずだけど」

 

「あぁ、それなら確かにそのニュースは見たな。それに合わせてこのレオのことだ、何か裏があるのか」

 

「えぇ、そこまでは多く語れないのだけど概要部分だけなら……………………ということが今起きてるのよ」

 

「そんなことが起こっていたのか……」

 

「もしかして、それはパラサイトのせいだったりしないかい?」

 

「よく分かったわね……ま、古式の大家といわれる吉田家の次男じゃ知ってて当たり前か」

 

「パラサイト?幹比古それはどういう生物何だ?」

 

「Paranormal Parasite略してパラサイト。このパラサイトは…………だよ 」

 

幹比古の古式魔法師としての見解説明を聞いて分かったのはおそらく私と達也だけだと見た感じ思っていた。さらには幹比古の説明には妖魔や精霊といった文言が含まれていたことからほのかと美月は少し震えていたが達也、エリカが共に肩に手を乗せて

 

「魔法だって実在するとは思われていなかった。でも、俺たちは魔法を使っている。未知の存在だからといって無闇に怯える必要は無い」

 

エリカは普通のクラスメイトとして友達としての行動なのだが達也は天然でこの行動をしているので何とも思っていないのだがほのかは達也のことが気になっているため気になっていたが見た目的に不安が抜けたと見た達也はほのかから手を離した。

 

「それにしてもパラサイトが今回の首謀者ということか」

 

達也のその言葉に病室内に沈黙が生まれたが、幹比古がレオ君に幽体という精神と肉体をつなぐ霊質で作られた、深躯体と同じ形状の情報体の事らしくパラサイト=吸血鬼は血を吸い、食人鬼は肉を喰らう。そもそも物質的な生物でないパラサイトは、本来精気さえ取り込めればいいらしく今回の出来事は精気だけを取り込む吸血鬼がいてもおかしくないということを言っていた。私には全くとは言わないが分からないことが多かったためそのまま聞き流していた。

 

結果的にレオ君の体は幹比古が思っていた以上に凄いらしくレオ君曰く「俺の体は特別製」らしい。その後面会時間が終了ということで部屋を出て達也が色々幹比古にパラサイトのことについて聞いていて、幹比古曰く出会えるのは一つの流派で十世代に一人、世界的に見ても百年に一回くらいのレベルらしい。私はこの後人と会う予定があったためここで皆と別れまた明日学校でということになった。

 

私は新宿にある病院を出るとキャビネットに乗り込み同じ新宿にある超高級ホテルへと足を運んだ。この超高級ホテルにはある1人のこの国における超重要人物がいた。私を呼び出したのは水無月家現当主水無月 紗綺さん。何でも水無月家では今回被害が出ている数名を回収しており、独自に情報を集めているみたいで私達が動いているのが七草家に掴まれていないのも水無月家が裏で動いているのもあるそうなのだ。

 

「こんばんは、紗綺さん」

 

「こんばんは、彩海奈さん。急に呼び出したりしてごめんなさいね」

 

「いえ、ご懸念には及びません。五輪としても姉と兄と私が住んでいるこの街に異様なものが混じっているのは悩みの種になりますから」

 

「そうですか、私達としても首都に妖魔が流れついたなんて許容できる事柄ではありませんから」

 

「それで私はどうして?」

 

「彩海奈さん、これはお家の方と相談して欲しいのだけど五輪家の捜索隊に私達の家の者も加えて欲しいのだけど」

 

「水無月家の方々が捜索隊に加わっていただけるのは有難いのですが、どうして私のところに?」

 

「最初は勇海さんのところに向かったら「東京でのことは基本彩海奈に任せてるようにしているので其方にお伺いください」って言われたものだから」

 

「そうですか……分かりました。ありがたく思います。その提案」

 

「そう、良かった。じゃあこれを渡しておくわね。これまで水無月として調べた範囲での考察みたいなものよ」

 

「ありがとうございます。ところで私達のところの者にはどう伝えればよろしいでしょうか?」

 

「そうね……五輪家としての見解でいいんじゃないかしら?一応古式魔法師の家のを参考を元にした見解ということで。真唯ちゃんの実家は古式魔法の使い手ということになってるのでしょう?」

 

「そうですね……分かりました、何か聞かれたらそう伝えるようにします」

 

「それとこの会話は聞こえていないけれど、貴女が私と会ったということは見られていると思いなさい。七草、四葉両家はもう気づいているから」

 

「七草は分かりますが四葉もですか…」

 

「そうよ。四葉が何をするか分からないけれどそれでも私達の間に関係があると知られた以上何かしら貴女に近づいてくるから。この前真夜に会ったって唯衣花から聞いてるから」

 

「四葉 真夜さんが何か仕掛けてくると?」

 

「ええ、覚えておきなさい。真夜は興味を持ったらその人はマークし続けるから」

 

「分かりました。ありがとうございます、色々と」

 

「私もしばらくは東京・神奈川の周辺にいるから何かあれば呼んで。皆さんみたいにそんなすぐ何か出来るとは言えないけどパラサイトのことについては何かしら出来ると思うから」

 

私は紗綺さんのその言葉を聞くと会釈してから新宿にある超高級ホテルを出て、自宅へ帰っていった。

 

☆水無月 紗綺side☆

 

水無月家現当主水無月 紗綺は普段京都より西にあると言われている水無月家別邸か瀬戸内海に接する広島県にある水無月家本邸のどちらかにいる。あと2ヶ月程で当主の座を退き娘である沙耶に受け継ぐことが決まっている今比較的自由に行動が出来るようになった。

 

今回はそれを利用して東京へとやってきた。普段日本で起こっていることは唯衣花を通じたりして知っているが最近はあと数ヶ月で当主になる沙耶を通じて伝えられている。今回の不可解な事件についても同じ手筈で知った。私は古式魔法の大家の水無月家として今回の事件について個人的な繋がりと水無月の力を活かして集めたのがさっき彩海奈ちゃんに渡したものだ。今回のこのパラサイトに関する事件、これは何処からやってきたのかは分からないが日本で起こったものでは無いのは確かだ。私や唯衣花、結那叔母様が気づかない時点でそれは大丈夫だ。

 

この事件とはおそらく無関係だと思いたいが最近USNAから留学生が来ていて、その中にUSNA軍の魔法師部隊で自称世界最強の魔法師部隊と言われているスターズが来ているという噂だ。USNAは最近「余剰次元理論に基づくマイクロブラックホール生成・蒸発実験」を行った。その実験において何かしらの理由で出てきた何かが人に憑依して日本にやってきてその始末をスターズが担当することになっていることだ。日本の地で外国の軍が好き勝手するとは思えないがその危機感は持っている。

 

☆水無月 紗綺side end☆

 

水無月家の捜索隊が加わってから私達の捜索は加わる前から遥かに早く進んでいった。事前に何処で起きるとかまでは分からないにしても人数か増えたことで何処ということかはすぐに共有出来るようになった。数日経ったある日、私は七草先輩と十文字先輩に呼び出された。おそらく吸血鬼絡みのことは間違いないだろうがそれでも授業中にその通達を送るだろうかとは思った。

 

「失礼します」

 

「いらっしゃい。ごめんなさいね、授業中に…」

 

「いえ、課題は終わっていて、先生の話を聞いていただけですので」

 

「そう。一昨日の夜外出してなかったかしら?」

 

「外出してはいましたが…それが何か?」

 

「彩海奈ちゃんも今報道されてるニュース知っているでしょう?」

 

「知ってはいますが何故私に聞くのでしょう?」

 

「西城が襲われたという場所でお前を見たという人がいる。それで最終的に西城を病院に運んだのも見ていると言っていた」

 

「……確かに私は今回の件に関して色々と首を突っ込んではいますが、五輪家としてではなく私が個人的に行っていることですので情報はありませんよ?」

 

「五輪家としてではない?ということは五輪としてはこの件に関しては静観するつもりなのか?」

 

「それは五輪家に聞いてみてください。私としては積極的に関わっていきますが」

 

「分かった。では何故五輪はこの件に関して首を突っ込んでくる?」

 

「私は姉と兄がいるこの日本から邪魔者を排除したいだけですよ。それ以外はありません。それにこのことに関しては姉や兄も知っていませんし」

 

「そうか…」

 

「お話は以上でしょうか?私は先輩方と違って授業があるのですが…」

 

「ああ、突然すまなかったな。授業に関しては俺から先生に伝えておく。五輪殿にお聞きしてからまた呼び出すかもしれないが構わないか?」

 

「ええ、私はいつでも大丈夫ですが、出来れば学校がある日は放課後でお願いします。日曜日は何時でも大丈夫ですので」

 

「それじゃあまたね、彩海奈ちゃん」

 

私は話を終えると考えながら教室まで戻っていった。今私が行っていることは確かに姉や兄のためでもあるが古式魔法師にとってこの吸血鬼…パラサイトいわゆる妖魔というものは排除するという宿命を背負っているらしく私も「古式魔法の最高峰」と言われている水無瀬の血を継いでることから個人的に手を出していた。現代魔法において最高峰の地位である十師族の一家、古式魔法において最高峰と言われる一家どちらの立場においてもこの案件を無視するわけにはいかなかった。

 




如何でしたでしょうか?

最近暑さと湿度と天気には参ったものです。

次回は出来るだけ早く上げたいと思います

今回もご読了ありがとうございました。感想、評価、お気に入り登録よろしくお願いします。
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