姉は戦略級魔法師、その妹も戦略級魔法師!?   作:KIRAMERO

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はい、今回は入学編の多分最後までとはいかない迄もその前あたりまでやろうと前書きでは意気込んでます。

タイトル考えるの何気に難しいことに苦しんでたりしてます


生徒会と反魔法師団体騒動

☆彩海奈side☆

 

私が生徒会入りを決意した放課後早速私は生徒会室を訪ねた。

 

「失礼します。1年B組の五輪 彩海奈です」

 

『開いてるから入っていいわよー』

 

「うん?あぁ君が生徒会に入った五輪 彩海奈さんか。俺は生徒会副会長の服部刑部だ。よろしく頼む」

 

「こちらこそよろしくお願いします。服部副会長」

 

「さてはんぞー君の自己紹介も終わったところで他の役員の紹介もしちゃうわね。まずはこちらが書記の市原鈴音通称リンちゃん、そしてあちらが会計の中条あずさ通称あーちゃん、そしてこちらが今年の新入生総代であーちゃんと同じ会計の司波深雪さん」

 

「私の事をリンちゃんと呼ぶのは会長だけです」

 

「会長私にも立場というのがありますので、後輩の前であーちゃんはやめてください」

 

「先日も挨拶しましたが改めて司波深雪です。よろしくお願いしますね彩海奈さん」

 

「ええこちらこそよろしくお願いします。それで私はどの役職に就くのでしょうか?」

 

「彩海奈さんにはリンちゃんと同じ書記を務めていただきます。何かあったら私かリンちゃんに聞いてね」

 

「わかりました。市原先輩よろしくお願いします」

 

「ええこちらこそよろしくお願いしますでは最初はーーーーー(省略)をしていただけますか?」

 

「わかりました」

 

それから約1時間後閉校時刻が迫ってきたため今日はこれでお開きになった。彩海奈は自宅へ向かっている途中忍び寄る怪しい影を感じたが自宅に着いている頃にはもうその影は消えていた。おそらくは芽愛さんか弥海砂さんかその他の護衛の人達が追い払ってくれたのだろうと感じた。

そして自宅に入ると自宅宛にメーラーに一通のメールが入っていた。中身は一高の中に反魔法師団体がいるということを知らせるメールで差出人は弥海砂からだった。

 

(反魔法師団体!?何故一高にそんな組織が…もしかして今日の怪しい影はその一味だったのかな…)

 

このメールについて考えていると家の呼出音が鳴った。慌てて出てみるとそこには芽愛と弥海砂がいた。彼女は芽愛達を家に招き入れるとちょうど彩海奈が考えていたことについて語り始めた。

 

「彩海奈様自宅宛に届いたメールはご覧いただけましたか?」

 

「ええ見させて貰ったわ。どうして一高に反魔法師団体が…」

 

「今日はその事で私たちが護衛という目的でこちらに来させていただきました。

この反魔法師団体の名はブランシュといい世界的にも有名な反魔法師団体です。もちろんまだ実害がある訳では無いのでおおやけには動けないのですが念の為ということでこちらに参らせていただきました」

 

「そういうことでしたか…あ、それと1つ聞きたいんですが私今日帰宅している時に怪しい影を感じたのですが芽愛さんか弥海砂さんが排除してくれたのですか?」

 

「いえ私は何も感じなかったのですが…」

 

「はい私が怪しい者を問い詰めておりましたらあの『忍術使い』として有名な九重八雲でした。

どうやら彩海奈様に何か秘密があるんじゃないかと疑っておいででした。もちろんそのようなことは言ってはおられませんでしたがそんな感じでした」

 

「九重八雲!?あの御方は俗世とは関わりを絶ったのでは?」

 

「もしかしたら自分に分からないことがあると調べたくなるのではないかと…」

 

「なるほど。わかりました今後もよろしくお願いします私だけだとかえって怪しまれてしまいますからさらには秘密を暴かれかねないですから」

 

「「かしこまりました、彩海奈様」」

 

こうして夜が過ぎていき1日が過ぎていった。

 

明けて翌日特に変わったこともない1日が終わろうとしていた。ところが放課後

「全校生徒の皆さん!!」

 

と突然放送が流れたのだがボリュームの音量を間違えたのか一旦そこで会話が途切れた。そして間もなくそれは再開された。

 

「先程は失礼しました。全校生徒の皆さん!!僕達は学内での差別撤廃を目指す有志同盟です!僕達は生徒会と部活連に対して、対等な立場での交渉を要求します」

 

とこんな感じに前触れもなく非日常が訪れる。

 

「彩海奈どうした?」

 

「どうやら生徒会からお呼び出しみたい。それじゃ行くわねまた明日ね!」

 

「うん!また明日ね彩海奈」

 

急いで放送室に向かうとそこには十文字会頭、渡辺風紀委員長、市原先輩、中条先輩、深雪、達也がそこにはいた。

 

「遅いぞ!」

 

「すいません、それで今はどういう状況何ですか?」

 

「とりあえず電源を切ったためこれ以上の放送は不可能だ。ただ連中はマスターキーを持って閉じこもったみたいで開けようにも開けられん、ただ今しがた達也くんが壬生と交渉してこれから出てくるそうだ」

 

「そうですか。それで彼らをどうするつもりなんですか?」

 

「壬生以外は拘束するつもりだ。達也くんはどうやらイイ性格をしているようでそのようになった」

 

「案外イイ性格してるのね達也って」

 

「よしてくれ…それよりも今は態勢を整えるべきだ」

 

それもそうねと口にしようとしたところで放送室のドアが開いた。

 

☆壬生side☆

 

私達は生徒会と十文字会頭との交渉のためドアを開けようとしたら何やらゾロゾロと外から音が聞こえてきた。

そして私達がドアを開けた瞬間生徒会及び風紀委員が放送室になだれ込んできた。

これに私は

 

「これはどういうことなの!私達を騙したの!?」

 

「司波はお前を騙してなどいない」

 

「十文字会頭…」

 

「お前達との交渉には応じよう。だが、お前達の要求を受け入れるのと、お前達が行ったことについて認めるのとは別問題だ。」

 

私達はその言葉に何も返せなかった。私は交渉に行こうと立ち上がろうとしたその時そこに近づいてきた人がいた。生徒会長である七草真由美であった。

 

「彼らを解放してあげて貰えないかしら」

 

「おい、真由美…」

 

「わかっているわ摩利。でも壬生さんだけでは交渉の段取りも出来ないでしょう?当校の生徒であるのだから逃げるということも無いのだから」

 

「私達は逃げ出したりしません!」

 

思わず声を荒らげてしまった。

この後に七草先輩が

 

「学校側はこの件については生徒会に委ねるそうです」

 

「何?」

 

「それで壬生さん、これから貴方達と交渉の打ち合わせを行いたいのだけれど、着いてきてもらえるかしら」

 

「ええ、構いません」

 

叶えてみせる。私達二科生と一科生の差別の撤廃を、さらには私の事ではあるけどあんな事を言った渡辺先輩を…

 

☆彩海奈side☆

 

放課後に起きた一件があった日の夜またしても芽愛さんと弥海砂さんが私の家にやってきた。

 

「夜分遅くに失礼します、彩海奈様」

 

「いえ、全然構わないわよ。2日連続で2人揃って来るっていうことは余程重要な案件だということでしょう?」

 

「ええ、明日第一高校にて一科生と二科生の差別についての討論会が行われることはご存知かと思われますが、それに乗ってブランシュが第一高校に襲撃を起こそうと企ててます。明日は私達も第一高校周辺で警戒に当たろうと思ってます。もちろん彩海奈様を護衛するという任務は果たすつもりでありますので、もし襲撃の際は外に出ることがあれば私達に一報を」

 

「明日ですか…わかりました。芽愛さんと弥海砂さんも決して無理をなさらないようにお願いします。でも何故第一高校を襲撃するのでしょうか…」

 

「おそらくブランシュの狙いは魔法大学附属高校にしか無いもの特別閲覧室にある魔法大学の所有する機密文書であると思われてます」

 

「何故そのようなものを…反魔法師団体が魔法大学の機密文書を盗んで何になるというの…」

 

「「…………」」

 

こうして夜は更けていき翌日を迎えた。

 

私は朝からあまり気分が乗らないまま学校へ向かった。学校が近づいていくと前に七草生徒会長と司波達也・深雪兄妹が歩いていた。どうやら今日行われる討論会について話しているようだ。

 

(今日の討論会一体何が起こるんだろう…何もそんな物騒なこと起きない方が良いに決まっているけれど…)

 

「……な、……みな、ねぇ彩海奈?」

 

「うん?わぁっ…ちょっと驚かさないでよ深雪」

 

「ごめんなさいね考え事をしている時に、あまり真剣に考え事をしていたものだから気になっちゃって」

 

「うん…ちょっとね今日の討論会に乗じてあの団体が攻め込んでくるんじゃないかって少し思ってね…」

 

「そうね…そういうことも無きにしも非ずね…でも大丈夫よ七草先輩や十文字先輩だっているのだし」

 

「そうね!もし何かあったらお互いに頑張りましょう?それこそこの一高に私達有りってね」

 

「ええ、それではまた放課後にね」

 

「そうねまた放課後にね!」

 

深雪と別れた後私はいつものようにB組に入り通常通り授業を受けていた。そして昼休みいつもはエイミィや十三束君、そしてエイミィが入学式のときにお友達になったというD組の里美スバルというボーイッシュな女の子と食べているのだが今日は討論会があるということで生徒会と風紀委員合同で最終調整ということになっていたため今日は一緒には食べられないけれど初めて深雪や達也、七草先輩、渡辺先輩等と初めて昼食を共にした。生徒会にダイニングサーバーがあるのは驚いたけれど…

そうこうしてる内に昼休みも終わりに差し掛かって来たのと同時に会議も終わりを迎えた。

 

「深雪、達也何かあったら頑張りましょうね」

 

「ええ(そうだな)」

 

そうして午後の授業も終わり放課後を迎えた。授業を終えた私は講堂に向かうとそこには風紀委員や生徒会、有志同盟の人達やこの討論会を見学しにきた人達でいっぱいになっていた。彩海奈は出入口の片方の側で警戒していた。

 

(思ったより人数が多いわね。これは一波乱ありそう…)

 

こう思った彩海奈は芽愛と弥海砂に連絡を入れたもしかしたら外にいる別働隊を止めてくれるかもしれないと思った。

そうしていると討論会が始まった。

内容も質も七草先輩に勝てるものではなくもはや演説会に成り代わり果てていた。

 

「ブルームとウィード

 

学校も生徒会も風紀委員も禁止しているこの言葉ですが、残念ながら多くの生徒がまだこの言葉を使用しています。しかし、一科生だけでなく二科生の中にも自らを"ウィード"と蔑み、諦めと共に受容する。そんな悲しい風潮がまだ存在しています」

 

この言葉には声を荒らげた二科生の生徒だけでなく私や近くで警戒にあたっていた風紀委員の人達もざわついていた。

だがこれに怯える七草先輩では無かった。

 

「この意識の壁こそが問題なのです!私はこの一高の生徒会長として、この意識の壁を何とか解消したいと考えていました。ですが、それは新しい差別を生み出すことになってはいけないと思っています。一科生と二科生その1人1人が当校の生徒である期間はその1人の生徒にとって唯一無二の三年間になるのですから」

 

彼女の演説に会場のそこかしこから拍手が起こる。その中には二科生の生徒や有志同盟の生徒にも目元を抑える者がいた。

 

「ちょうどいい機会ですから皆さんに私の希望を聞いてもらいたいと思います。生徒会には一科と二科を差別する制度が残っています。現在の制度では生徒会長以外の役員は一科生から指名しなければなりません。この規則は生徒会長改選時に開催される生徒総会でのみ改定可能です。私はこの制度の撤廃を解任時の生徒総会で提案しこの仕事を生徒会長としての最後の仕事にするつもりです。人の心は力づくで変えることは出来ないし、してはならない以上、それ以外の事で出来るだけの改善策に取り組んで行くつもりです」

 

会場にいた生徒からは割れんばかりの拍手が生まれた。有志同盟の生徒たちも全員目を瞑り下を見ていた。

 

だがこの公開討論会がこのまま平和に終わるということは無いようだ。

 

 

ドゴォォォォォォン

 

 

それは何処からか聞こえてきた爆発音だった。




はい。今回はここまでになります。
多分次で入学編が終わると思います。次で終わって1つ話を挟んでから九校戦編に移ります。

九校戦編ではオリキャラがいる影響で原作の結果から少し変わっていきます。

今回もご読了ありがとうございました次回もお楽しみにしてくれると幸いです
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