悪魔
ファンタジーの産物と言われた存在
が、実際には彼ら、彼女らは存在している
悪魔だけでなく、天使や堕天使
神に竜と言った修羅神仏、全てが存在するこの世界
この物語は、そんな中で人として生まれながら
人として生きることを許されず
悪魔に育てられ
半人半魔の存在になった小さき王と
それを支える十の覇者の物語である
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「何でお前みたいなやつが!!お前さえ…お前さえ生まれなければ…!!」
今でも思い出す
「お前なんて!お前なんて…!!死んでしまえば!!」
彼が生まれた時、そして
彼を引き取った時のことを
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「アジュカお兄さま!!見てください!」
「ん?どうしたんだい?」
彼の事を思い出していたら、丁度本人がきた
私の名前はアジュカ・ベルゼブブ
一応、魔王をやっている悪魔だ
本来の名前はアジュカ・アスタロト
前回の悪魔、天使、堕天使での戦争の末に4大魔王が亡くなり
魔王が襲名性となって初のベルゼブブである
私にはアスタロト、としての弟は居たのだが、現在のこの子よりは疎遠だろう
彼は、私が人間の世界で見つけた大切な弟
たまたま用があって寄ったところで捨てられようとしていたこの子を
私が拾って育てることにしたのだ
同じく魔王をしている2人に少し前に弟や妹ができて、それはそれは嬉しそうに話すものだから自分も興味ができたときに起きたことだったので
きっと気の迷いか何かだったのだろうが、今では良かったと思っている
「お兄さまがくれた魔法の本を読み終わったので、試してみたら山が消し飛んでしまいました!」
「…相変わらずお前は凄まじい魔力だな」
「えへへー、それ程でも」
褒めてはいない…そう喉まで出かかった言葉を飲み込み、無言で頭を撫でてやると嬉しそうに目を細めるものだから怒る気も失せてしまう…
この子が私が拾ってきた子供
人間の子供だったはずなのだが、何故か最初から途方もない魔力を見に宿しており
それが故に親に捨てられようとしていた幼子
8年たった今でも魔力は上昇を続けていたこの子を
他方面からかなり苦言を貰いながらも私の眷属とし、拾った時から付けている封印を強化しながら何とか器に収めている
先程の山を吹き飛ばす、と言うのもそうだが封印を施していても彼の魔力は膨大すぎる
何故元が人間の子がこれ程の魔力を宿しているのかは分からないが…
まぁ、今更何があろうとこの子を私が見放すはずも無いのだが
「それで、これを使えばオクトーやウーノもやっつけれるかな?」
「そうだな…まだ無理だろうな、彼等の技術は力だけではどうしようもない」
「んー、それもそうか…ならとりあえずソーンやシエテとまた武器の練習してくるね!」
「あぁ、あまり遅くなるなよ?」
はい!お兄さま!と言いながら走り去っていく思うのは彼が先程口にした名前の者達
オクトー、ウーノ、シエテ、ソーン
名前を呼ばれなかった者に
カトル、エッセル、シス、サラーサ、ニオ
彼が8年間で見つけてきた存在だ
彼等彼女等は、弟が人間界から見つけてきた者達だ
全員が全員、歳も性別も違いながらも、1つの共通点があった
弟に惹かれた途方もない実力を、才能を持つもの達
それ故に苦悩を強いられた者達だ
恐らく、弟が王になる時に眷属となつてくれるであろう者達でもある
私は、そんな彼等彼女等を集めた弟を…ジーン・ベルゼブブを見て思う
彼とその元に集う者達は、きっと冥界に革命をもたらすのだろうと
あらすじにも書きましたが、前回投稿した方も1話から動けておりません
ふと思いついたネタをとりあえず出した形なので更新されたら見てやるかー、くらいで見てくださるとありがたいです