申し訳ありません。
サフィール率いる純血派とゼロ率いる黒の騎士団が相対する中、サフィールはあることに気づいた。
「(敵は・・・グラスゴーもどきだけ?)」
これだけの戦力だけでゼロが戦いに臨むわけがないと思いサフィールは警戒していた。
「ゼロはいるのか?いるのならこのジェレミア・ゴッドバルトと戦え!」
そんな中ジェレミアがグラスゴーもどきの中にいるゼロを呼び出していた。
『ほぉ・・・久しぶりですね。まだ軍におられたとは驚きました。ですが、今貴方ごときに構ってられる時間は無いんですよ、オレンジ君。』
ゼロはツノ付きのグラスゴーもどきに乗っているようで、ツノ付きのグラスゴーからの明らかな挑発にサフィールはいけないと思った。
「オ、オオ、オレンジだとぉ!死ぃぃぃねぇぇぇ!」
挑発に乗ってしまったジェレミアはアサルトライフルを構えながらゼロへと突撃する。
突撃してくるジェレミアに何もしないゼロに何かあると思い、ジェレミアを止めようとすると紅い何かがアサルトライフルを弾き飛ばした。
「ぬおっ!」
アサルトライフルを弾き飛ばされたジェレミアはすぐさまスタントンファを展開して構えた。
そして、アサルトライフルを弾いた紅いKMFはゼロの前に立ち、短剣を構えて立ち塞がった。
「ジェレミア卿!」
「手を出すな!これは私の決闘だ!」
ヴィレッタが援護のために声をかけるが、ジェレミアは援護は不要と断った。
「それは認められませんジェレミア卿!」
グラスゴーもどきとは違う、これまでのデータにないKMFにサフィールは援護が必要だと考えていた。
「ご安心を殿下。イレヴンごときが操るKMFに負けるなどありえません!」
自信満々に言うジェレミアだが、それでもサフィールには不安があった。
「ですが、ジェレミア卿あのKMFはデータにありません!まさかイレヴンが?」
ヴィレッタもサフィールと同じでデータにないあの紅いKMFを警戒していた。
「イレヴン風情にそんな技術があるものか!」
そう決めつけたジェレミアは殴りかかるが、紅いKMFは回避し飛び上がった。
「は、速い!」
飛び上がった紅いKMFは短剣を振り下ろし、ジェレミアはスタントファで防御しお互い鍔迫り合いの状態になった。
その機体の性能を目の当たりにしたサフィールはこれがゼロの切り札なのかと見ていると、紅いKMFは異様に目立つ右腕でジェレミアのサザーランドを掴みかかってきた。
当然この右腕を警戒していたジェレミアは後ろに下がるが、腕が僅かだけ伸びサザーランドの頭部を掴んだ。
「いけない!」
サフィールは急いでジェレミアを助けようした途端、掴んだ掌から紅い光が発生した。
そして、掴まれていたサザーランドは内側から膨張し始めた。
頭部を掴まれているためパージできず、ついにはコックピットまで膨張してきた。
「ジェレミア卿急いで脱出を!」
「しかしゼロが!目の前にゼロがいるというに!ゼロぉぉぉぉ!」
サフィールは脱出するように言うが、それでもゼロへの執着が強く脱出を拒んでいた。
「ジェレミア!脱出するんだ!」
サフィールの声に合わせるように緊急脱出装置が作動し、コックピットは何処かへと飛んでいき残ったサザーランドは爆散した。
「そんな・・・ジェレミアが・・・」
サフィールは目の前で起きたことが信じられなかった。
ジェレミアのパイロットとしての腕前は知っており、コーネリアの親衛隊にも劣らない実力を持っている。
そんな彼がこうもあっさりやられたことに、サフィールだけでなくヴィレッタやキューエルも信じられなかった。
「各機は弾幕を張って黒の騎士団の足止めを。キューエル卿はあの紅いKMFの情報を総督に伝えた後は護衛を!」
それでも指揮官であるサフィールはこの状況でも最善の行動を取らなければいけない。
そのためにはあの紅いKMFの情報をコーネリアに伝えなければいけない。
「イ、イエス、ユア・ハイネス!」
呆然としていた純血派のメンバーも急いで命令通りに弾幕を張り、キューエルのサザーランドは後退し始めるが、紅いKMFは弾幕をかいくぐってキューエルのサザーランドの前に出てあの右腕で掴んだ。
そして、右腕からまた赤い光が発生しキューエルは脱出しようとするが、コックピットを掴まれているため脱出は不可能だった。
「この私がイレヴン如きに、この私が!」
その言葉がキューエルの最期の言葉だった。
「くそっ!」
また一人大切な部下がやられたことに憤る気持ちが大きくなったが、それでも今は目の前敵に集中しなければならない。
「殿下!紅い奴が移動を開始しました!」
ヴィレッタの言う通りに紅いKMFは何処かへ移動を開始した。
「あの紅い奴がこの状況で移動?」
正直あの性能なら自分達を撃墜するぐらい簡単のはずが、ここで移動することに底知れぬ不安がでてきた。
「・・・私は紅い奴を追います。以後の指揮はヴィレッタ卿、お願いできますか?」
「そんな危険です殿下!」
「すみませんが頼みます!」
当然のようにヴィレッタは止めるが、今は時間が惜しいため後を頼むことにした。
「紅い奴は・・・ポイント9?何でここに?」
進路を予測してみるとそこは挟み撃ちにはうってつけにポイントであるが、何故ここに向かうのかがわからなかった。
そのままポイント9に向かうサフィールはこのポイントに向かう味方の信号を確認した。
「この信号は・・・総督の?まさか!」
あの紅いKMFがポイント9に向かった理由がわかり、サフィールは急いでポイント9向かった。
そして、ポイント9に到着したサフィールが目にしたのは、両腕を破壊されたコーネリア専用のグロースターとあの紅いKMF。
それを見下ろすようにいる一機のツノ付きのグラスゴーもどきと二機のグラスゴーもどきだった。
アンケートの結果はルートは黒の騎士団ルートが多かったので、黒の騎士団ルートで書いていきます。
専用機は要るという意見が多いため専用機はありで書いてきます。
ヒロインもいるという意見が多いため、ヒロインを決めて書いていきます。
専用機とヒロインの意見は活動報告で募集しるので意見があれば大歓迎してます!
これからもどうかよろしくお願いします!
感想は大歓迎などで待ってます!
サフィールのブラックリベリオンの分岐点
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カレン達と共に国外に逃亡
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V.V.にナナリーと共に連れ去られる