こんな世界も悪くない☆   作:レーヴィン

4 / 5
久しぶりに書いたら、あーれー。


束の間の休暇なの!

午後12頃、司令室にて。

「やばい、この基地にいる人形が把握できていない」

「それは大変だね、それよりもコーラ頂戴」

 

俺がこの仕事に就いて早・・・1年?・・・ぐらい・・・、

 

「俺いつ就いたっけ?」

「う~ん、いつだったかな~、コーラくれたら思い出すかな~」

 

いや1年だろうが、1か月だろうが、上に立つ者として部下を把握していないのはマズイ。

思い出せ、そんなに多くは無かった筈、

 

「コーラ、コーラ、コーラ」

 

まずナガンおばあちゃんことM1895、頼れる癒しのM1911、

 

「コーラ、コーラ、コーラ」

 

アイドルP38に同じくアイドルの「コーラ」コーラちゃん。

そして目の前にいる「コーラ」コーラちゃん。

 

「いや違う違う」

「何が違うの?」

 

えっと、ここに移送されてきた捕虜2人組、後はRFBという謎の人形。

後は、

 

「・・・思い出せない」

「コーラ」

 

 

 

 

午後13時頃、司令室で1人書類を処理していた。

といっても、ただ目を通して必要ならペンを走らせるぐらいなのだが。

コーラちゃんは追い出した。うるさいし。

 

なんて思っていたらドアのランプが緑色に光った。

 

「失礼するのじゃ」

「ああ」

 

入ってきたのは、ナガンおばあちゃん。すっかり怪我も治ったようだ。

 

「ほう、戻って早々真面目に取り組んでおる姿を見れるとは」

「珍しいか?」

「当たり前じゃ」

「俺だってちゃんとやるさ。今までどういう目で見てきたんだ?」

「基地の運営さえまともにやれないどうしようもない若造じゃな」

「え?」

 

 

 

 

「悪かったのじゃ。だから元気を出すのじゃ」

「元凶から元気出せ言われてもな」

 

堪えた、さっきのは流石に堪えた。ついでに意外とメンタル弱くてちょっとびっくりしてる。傭兵やってたから強いと思ってたんだけど。

 

「もう隠居しようかな」

「お主、設定が定まっておらぬから、そんな言葉が簡単に出てくるのじゃな」

「うん?」

 

 

 

 

「ということがあってだなコーラちゃん」

「M9なの!間違えないでほしいなの!」

 

午後14時頃、コーラちゃん、じゃなくてM9の部屋。

 

「指揮官、今すぐ休暇を取るべきなの」

「休暇って、いきなりだな」

 

しかし思い返してみれば、指揮官になってからまともな休息を得たことなんて無い。

あいつらが、特にアーキテクトが来てからは。

 

「いきなりじゃないのなの!大体指揮官は余裕が無さすぎなの!」

 

と、机を跨いで俺の所に来ると、手を掴んで部屋の外へと歩き出す。

 

「どこ行くんだ?それに余裕が無いって」

「いいから黙って来るの!」

 

言われるがまま、M9の手を握って通路を右へ左へと歩いていく。

 

「お?指揮官じゃん!ちょっとさー、一緒に」

「邪魔なの!」

 

途中出くわした、アーキテクトに一撃食らわせて、再び歩き出すM9。

アーキテクトはそのまま倒れた。

 

やがて外へ出ると、真っ直ぐ倉庫へと歩いていく。

 

「M9、そろそろ」

「着いたの」

 

到着したのは倉庫内部ではなく、脇の方。

そこに一台のジープが停められていた。

 

「さあ指揮官、少し街まで遊びに行くの」

「遊びにって」

「大丈夫なの!私も一緒に怒られてあげるから!」

 

そういう問題じゃないのだが、M9に無理やり運転席に押し込まれしまった。

 

「さあ行くの!」

「分かったよ」

 

腹を括るしかない。それに伊達に傭兵やってないし、後で大事になっても何とかなるだろう。

 

 

 

 

「成程。今回の占いはちょっと外しちゃったけど、まあそういう時もあるか」

 

 

 




アーキテクト「私の扱い雑!」
ゲーガー「私なんか影も形も無いぞ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。