遊戯王 デュエルモンスターズ
それはデュエリストキング 武藤遊戯から始まった伝説のカードゲーム。いままでにいくつもの伝説が生みだし、いまもなお増え続けている。
そして舞台はネオドミノシティ。そこに設立されたデュエルアカデミアで一つの伝説が生まれる。
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「ターンエンド」
「オイ!!真面目にデュエルする気あんのか!!」
「いいから早くしろよ」
彼の名前は 色宮 遊士(しきみや ゆうじ)。このデュエルアカデミア ネオドミノ校における問題児であり成績最下位者だ。彼は授業には皆勤しているが、肝心のデュエルの授業ではドロー以外なにもせずにターンエンドばかりしているデュエリストだ。そんな彼には通り名が存在する。それは
「ハハハ。やめてやれよ。そいつ“無気力なデュエリスト”なんだからな」
「そうそう。はやくトドメを刺してやれよ。次は俺らの番なんだからよ」
「あーあ。俺も“無気力なデュエリスト”と戦いたかったぜ。そうすりゃA評価は確実なんだからよ」
そんなことを耳にしながら遊士は別のデュエル台に目を向ける。そこにはこのクラスの有名人がデュエルしていた。彼女の名前は 黙静 レイナ(もくしず れいな)。この学園においてトップの成績を収めるデュエリストである。
「私のターン!!私はチューナーモンスター、サイレント・ギアを通常召喚」
黙静のフィールドに灰色の小さなメカが現れる。
サイレント・ギア
レベル2 光属性 機械族/チューナー/効果
ATK 100 DEF 500
①このカードが墓地に送られたとき、相手はデッキからカードを1枚ドローする。
「そして、フィールドに存在するレベル4、サイレト・ビーストにレベル2、サイレント・ギアをチューニング!!」
その掛け声に反応してレイナのフィールドに存在していた灰色のメカが光の壁を作り出し、灰色のオオカミがその壁に突進する。するとオオカミの姿が壁を通して変化する。
「鋼の武器を身に纏い、すべての者に沈黙を与えん。シンクロ召喚!!兵器纏し狩人、サイレントボーグ・ワービースト」
光の壁を通り抜けたオオカミは右眼と左腕が機械化した二足歩行をする戦士に生まれ変わった。
サイレントボーグ・ワービースト
レベル6 光属性 獣戦士族/シンクロ/効果
ATK 2400 DEF 0
「サイレント・ギア」+チューナー以外の「サイレント」モンスター1体以上
①相手がデッキからカードをドローしたとき、相手フィールドのカードを1枚破壊する。
②このカードは自分の手札を1枚墓地に送ることでもう1度攻撃できる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
「この瞬間、サイレント・ギアの効果発動。このカードが墓地に送られたとき、相手はカードを1枚ドローする。引くといい」
「くっ、リバースカードオープン!!奈落の落とし穴!!これで除外だ!!」
「やらせはしない!!私は手札からサイレント・バードの効果発動。自分のサイレントモンスターが効果の対象になったとき、このカードを墓地に送ることでその効果を無効にする。その後相手はデッキからカードを1枚ドローする」
「チッ!!」
何処からか現れた灰色の鳥がワーウルフを掴み、持ち上げる。その後、先程までワーウルフがいた場所に穴が現れたがその場にワーウルフがいなくなったことでそのまま消える。そして相手の男子生徒はサイレント・ギアとサイレント・バードの効果で2枚ドローする。
「この瞬間、サイレントボーグ・ワーウルフの効果!!相手がカードをドローするたびに相手フィールドのカードを1枚選択して破壊する」
「なっ!!」
ワーウルフの右眼が赤い光を帯びる。
「貴様がドローしたカードは2枚。よって破壊するカードは2枚だ。やれ!!“沈黙の光”!!」
その声とともに光が放たれる。その光は男子生徒のフィールドに存在したリバースカードと豪鬼 デストロイオーガを貫き、破壊した。
「俺のモンスターが!!」
「いけ!!サイレントボーグ・ワーウルフでダイレクトアタック!!サイレント・ブレード」
ワーウルフが男子生徒に向かって跳躍する。その際右手から収納されていた刃が現れる。そしてその刃で切り裂いた。
「グハッ!!」
男子生徒
LP3200→800
「ぐっ!!結構減らされた。だが、次のターンで」
「サイレントボーグ・ワーウルフの効果発動!!手札のカードを1枚墓地に送ることでもう1度、続けて攻撃できる」
「なに!!」
レイナは手札のカードを1枚墓地に送る。すると攻撃が終わりレイナのフィールドに戻ったワーウルフが攻撃的な眼を男子生徒に向ける。
「ヒッ!!」
「サイレントボーグ・ワーウルフでもう1度攻撃!!サイレント・ブレード・リターンズ」
またワーウルフが跳躍し、男子生徒を切り裂く。そして、男子生徒は倒れた。
男子生徒
LP800→0
「私の勝ちだ」
「「「「「キャー!!レイナ様がまた勝った!!」」」」」
そして周りの連中が黙静のまわりに集まる。なにがそんなに楽しいのやら。
「おーい。聞けよ!!」
「ん?、あ、サレで。間違えた。なんだ?」
「ナチュラルにサレンダーしようとしてんじゃねぇよ!!バトルフェイズに入るがいいのかって聞いたんだよ!!」
「ああ、別にいいぞ」
「ったく。そんじゃあいくぞ。紅貴士-ヴァンパイア・プラムでダイレクトアタック」
その一声で吸血鬼の騎士が俺に向かって跳躍し、槍を突き刺す。リアルではないが痛みを感じた俺は思わず膝をつく。
遊士
LP1600→0
また負けである。
編集しました。(2/26)
『サイレント・ギア』と『サイレントボーグ・ワーウルフ』の属性を光属性に