仮面ライダービルド~MASKD RIDER REMAKER~   作:411ayumi

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名前が違うのには意味があります。


第二話 叶えてやる

        救世を望め 

 

 

 

         悪魔よ

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

「…はぁ…」

 

 夜の街に、一人の男が、溜息がつく。

 

「死にたい……。」

 

 自殺願望を募らせた、サラリーマンだった。

 

 家に帰れば相手にされず、会社に行けば強制労働。

 

 希望は、無かった──

 

 

「──本当にそうか?」

「え?」

 

 そこに、黒いスーツを着た、若い男がいた。

 

「……」

 

 黒い男は、サラリーマンを見続ける。

 

「死にたいんだ……ほっといてくれ…。」

 

 涙を流しながら、そう懇願するサラリーマン。

 

「お前が…滅ぼしたいと思ったのは何だ?」

「会社…家…それがどうしたんだよ…」

「“願い”は叶えてやる…。」

 

 そう言うと、男はいつの間にか消えていた──

 

「え?」

 

 困惑するしか無かった──

 

 

──────────────────────────

 

「ここか…」

 

 黒い男は、その会社のビルにいた。

 

「……」

 

 黒い男は、“赤い機械の様な物”を取り出す。

 

『エボルドライバー!』

 

 機械から発せられる渋い声が、その場に木霊す。

 

『イーグル! ライダーシステム! エボリューション!』

 

 黒い男は、その機械のレバーを回す。

 

『Are you ready?』

 

「変身……」

 

『イーグル…イーグル…“メサイヤイーグル”!』

『フッハハハ!』

 

「……」

 

 黒い体に、金のラインが走ったその姿は、まるで“鷹”を連想させる。

 

「“リメイカー”…フェーズ1」

 

 そして、手を伸ばした。そうすると

 

「フンッ!!」

 

 ──ビルは、植物に覆われてゆく、そして……

 

「……!!」

 

 拳を丸める。そうすると突如、ビルは、“植物”に押し潰されてしまった。

 

「一つ目は……終わった…。」

「二つ目だ…」

 

 瞬間移動をして、リメイカーはその場を去る。

 

 悪魔なのか? それとも……

 

──────────────────────────

 

「くそぅ……。」

 

 エボルトは、未だに地球に辿り着いていなかった。

 

 リメイカーの妨害により、地球に辿り着くどころか、能力の一部すら使えないと言う、酷い状況になっていた。

 

 

「どうしたもんか……」

 

 エボルトは考える。

 

 かつて、キルバスと戦う前の、“ジーニアスの力を模倣した究極体”になれば話は別だ。

 

 だが、リメイカーは、恐らくそれ以上を行くだろう。

 

 奴は常に進化する。

 

「ブラッド族の突然変異……か…」

 

 過去に、キルバスは…リメイカーを殺そうとした。

 

──────────────────────────

 

 ブラッド星──

 

「こいつはぁ……殺すぞぉ!」

「いいのかキルバス。戦力が減るだろう?」

「こいつの力を見ただろう!? コイツは間違い無く“俺以上のバケモン”になるぜ!?」

 

──────────────────────────

 

(……後の脅威になるとはな…。)

 

 

 やはり、恐怖する。

 

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