IS アナハイムの企業代表たち   作:レモンスカッシュ七号

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第3話 準備

面倒な事になった。

 

単純に、この1週間でやらないといけないことが増えた。主に織斑とオルコットのせいで

 

 

「なんですか、オルコットさん?」

 

「貴族であるこの私は先程のことを水に流し、あなたが泣いて媚びれば、ISのことを教えて差し上げますわ。」

 

「お断りします。織斑には、織斑先生が居て手出し出来ないとか思って、それに天と楓はネームドですが、俺はほとんど無名です。だから、俺のところに来たんでしょうでも、俺にはこれがあります。」

 

机の上にさっきのボイスレコーダーをわざと音を立てて取り出す。

 

「これには、先程の“奴隷”発言も入っています。大人しく、席に戻った方が身のためですよ」

 

オルコットは悔しそうに自分の席に着いた。

 

「おいっ!おまえ、それでも男か!」

 

「どういう意味だよ、織斑」

 

「どういう意味じゃないだろ!ボイスレコーダーなんて卑怯な手を使ってることだよ!男だろ!正々堂々戦え!」

 

「卑怯?正々堂々?寝言は寝てから言えよ」

 

「寝言じゃない!」

 

織斑は俺の胸ぐらを両手で掴んで俺を持ち上げた。

 

「俺は彼女に代表候補生である自覚をしろと言ったんだよ。それに手加減とか言ってるクセして正々堂々とか」

 

「うるさい!!」

 

「はい、黙りまーす。帰れ」

 

「……くっ」

 

俺の胸ぐらから手を離して悔しそうに戻ってった。

 

 

 

……着地の時コケそうになったのは内緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼休み、天と楓と食堂に来てた。

 

「天、新型を今週中に持ってこないとね。いい感じにテスト出来るからね」

 

イギリスの新型と戦えるんだ、最大限利用しないとね

 

「えー、アメリカまで行かないといけないの、うわ、めんど」

 

天、面倒くさがんな。

 

「いやいや、νは今、ロンド・ベルの本隊が持ってるよ」

 

「えー、じゃあ、持ってきてもらおうよ」

 

「明後日位かな、連絡しとく」

 

俺と天の業務連絡をさらっと終わらせて、本題にうつる。

 

「祐ちゃん、天、2人ともどうなの、勝てる?」

 

楓が聞いてくる。

 

「俺はジェガンだよ?イギリスの新型に勝てるかどうか?ってとこだぞ、まぁ天がぼっこぼこにするんだろうけど」

 

「確かにありえる」

 

楓と笑い合う

 

「じゃあ、νガンダムをさっさと持ってこないとね」

 

「それもそうだね、天」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後の授業をさらっと終わらせて、放課後

 

「天、連絡行こうー」

 

「今、行く」

 

俺と天はロンド・ベル本隊と連絡を取るために屋上に来ていた。

 

ポケットからスマホを取り出して、部隊長に連絡を取る

 

「ほら、天」

 

「えー、嫌だよ」

 

嫌だとか言いつつスマホを受け取る天

 

俺は、天のνガンダムの兵装の調整を別の端末で行う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「祐ちゃん、これ」

 

天が俺のスマホを投げてくる

 

「え、ちょ、あぶな。投げんな」

 

「ナイスキャッチ、なんか明日にはこっちに持ってこれるようにするって」

 

「明日!?」

 

「うん、明日」

 

「ずいぶんとまぁ、なんか隊長、気合い入れてるな」

 

「事情を話したら速攻でOKしてくれた」

 

「ふーん、こりゃ徹夜コースだなぁ」

 

「サイコミュの調整用端末ちょうだい」

 

「へー、やっとやる気になったんだ」

 

サイコミュ系統の端末を渡す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の放課後

 

俺達、3人は整備室にνガンダムを受け取りに来た。

 

「さて、今日来る訳だけれども、どこまで完成してると思う?」

 

一応、天専属の整備士として天に言ってみる。

 

「さぁ?ほとんど出来てるって」

 

「え?聞いてないよ、そんなの」

 

天から吐き出される新情報

 

「ところで、なんで俺も?」

 

「ああ、楓、それはね」

 

「俺達が来たからだぞ」

 

俺が楓に説明しようとしたのに俺達に近づいてきた2人に遮られた。

 

「それ、俺のセリフだぞ榛斗」

 

遮ってきた奴にとりあえずツッコミを入れておく

 

「良いだろ、別に」

 

とか言いつつ、俺の肩をどかどか叩いてくる男こいつは“澄風 榛斗”そして

 

「出たな、宇宙人、帰れ」

 

さすが天、久しぶりにあった奴にも容赦がない。で天に宇宙人呼ばわりされてるのが“安達 龍真”だ2人とも俺達3人の中学時代の仲間?みたいな感じの奴

 

「えーと、なんで2人はいるの?」

 

楓の最もな疑問

 

「進路変更がギリギリ間に合って、アナハイムの学校に入学出来てロンド・ベル隊の直属の整備士になれたんだ」

 

安達がかなりドヤッて言ってくる。

 

「へー、で?」

 

「さすが、天、で? で終わらせたー」

 

「良かったよ、天も祐ちゃんも変わってなくて」

 

「榛斗、まだ入学して2日目」

 

「そうだった」

 

榛斗のボケに楓がツッコミを入れる。

 

「ひととおりしゃべったから仕事しよっか」

 

時計を見て皆に言う。

 

「じゃ、これね、後はサイコミュ系統の調整だけだから」

 

安達からνガンダムの待機状態のドックタグを天が貰う。

 

「俺は整備部じゃなくて開発部の所属だからな、祐ちゃんにテスト機を時々持ってくるから」

 

安達からの新情報

 

「わかった、もうこれで終わり?」

 

2人に一応の確認をする。

 

「終わり」

 

「ところで、天と楓やけに静かだな………て!もう居ないし、おいてかれたー!」

 

衝撃の事実、置いていかれた。

 

「じゃ、またね」

 

「おう」

 

「またねー」

 

走って、天達の後を追いかけて部屋に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮の自分の部屋の前、ドアを開ける時少し緊張する。

 

この部屋が俺の部屋だったらなんともなかった、そう “俺の” だったなら

 

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