ついでに……
私が考えてある能力のストックは2つです。
皆さんは身体能力を上げたいと思ったことはないだろうか。
某ヤサイ人が出てくる漫画。
体が伸びる船長が出てくる漫画。
最高のヒーローを目指す漫画。
全て同じ雑誌なのは置いといて、一度は『その人物のようになりたい』とあると思う。
そういう俺もその一人であった。
そして、俺はなんやかんやあって転生した。
そうして特典として身体能力を上げてもらった。
「試してみるか」
この世界に生まれ変わって20年。
自立出来るようになった俺は広大な土地を買い取った。
まぁ田舎の誰も居なさそうな場所を買い取ったので、安かった。
買った理由としては、能力を試したかったからだ。
俺は今まで能力を一度も試していない。
元々は都会に住んでいたが、能力を使ったときに加減を間違えて建物を壊すと目立ってしまう。
そのため、今まで能力を使っていなかったのだ。
「さぁて、楽しみだな!」
一体どれ位の力が発揮出来るか気になるな!
神は『惑星は破壊出来ない』と言っていたので、だからそれなりに力が有るのだろう。
先ずは全力で走ってみるか。
「能力解放……って言えば使えるのか?」
俺がそう言うと、体に違和感が生じた。
これで能力が使えるのか?
神に使い方聞いとけば良かったな。
「まぁ試してみるのが良いな」
俺は両手を地面に付き、片足のつま先を付けて、もう片方の足は膝を付けた。
テレビとかで、陸上選手がしているような……確かクラウジングスタートと言ったか。
「ッ……がァ!」
足を地面から勢いよく出した。
そうすると隕石でも落ちたんじゃないかと思う程のクレーターが出来た……が、
その瞬間、脚から嫌な音がした。
『ゴキッ』という音と共に脚が動かせなくなった。
そうして俺は理解した「あ、これ脚折れたな」と。
一度止まろうとしたが、違和感を感じた。
止まらないのだ。脚は折れているので、前に進むことは出来ない筈だが……
「加減を間違えたァ!」
最初の一歩が強すぎて、ずっと体が空中に浮いている。
正確には、勢いよく体が空中に投げ飛ばされてるのだが。
と、止まらないと何処まで
「あ、あれだ!」
あれに掴まれば止まれるかもしれない!
俺は木に掴まろうと、左腕を出したが……
「いってぇ!」
勢いよくぶつかったため、木が折れた。
そして左腕が折れた。
はぁ!?これだと止まれないじゃないか!
団長のようになりたくない!
止まりたいのに……
「……あれ?」
俺は少しずつ体が地面に近づいてるのに気づいた。
よ、よしこれで止まれ……あれ、勢いが変わってない。
このまま地面にぶつかると、大怪我じゃすまないな。もう大怪我してるけど。
「こうなったら右手を……」
俺は地面に肘が着く位の高さになると、地面に腕を突き刺した。
その威力で腕を中心に地面にヒビが入ったが気にしない。
そうしてなんとか止まれた。
だが、右腕が折れた。
「と、止まれた……」
もう能力を使うのは止めよう……
あ、脚が治っている。
回復力が上がっていても、もう能力使いたくないよ……
俺はこれから能力を使うこと無く、平穏に生きることを決めた。
【補足】
主人公は『能力』を上げた。
『体』は一般のそれと同じなため、体が耐えられなかった。
例)
貴方が急に背中から羽が生える『能力』に目覚めたとしましょう。
ですが『体』が付いていけますか?
急に羽を手足のように扱えますか?
そういうことです(説明が下手ですいません)。
【能力】
身体能力を格段に上がる能力。
回復力が格段に上がる能力。
この二つが備わっています。