俺の能力雑魚過ぎない?   作:のろとり

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かなり適当。
今までの能力で一番強い。

平成最後の『俺の能力雑魚過ぎない?』です。


空を飛ぶ能力

オレの名前は空太(そらた)

神から空を飛ぶ能力を貰った……いわば転生者だ。

だけど、あの神は最初オレが『空を飛べるようにしてくれ!』と言ったら、

『跳ぶ? あぁ、分かった。跳躍ね』とかボケをかましてきた。

あの野郎……危ないところだったぜ。

 

「ふぅ……」

 

オレは空を飛ぶ前に緊張している体を落ち着かせるため、深呼吸をした。

空を飛ぶなんてドラゴンボ○ルとかだけの世界かと思ってたからな…… 

え、ジョ○ョの奇妙な○険?あれはちょっと別だよ。

さて、オレはゆっくり、ゆっくりと深呼吸する。

そして落ち着いたので空を飛ぶことにした。

恐らくは祈るだけで飛べるのだろう。

 

「空よ……飛べっ!」

 

次の瞬間、オレは謎の浮遊感に襲われた。

足元を見ると数ミリだが浮いているのに気づいた。

嬉しさのあまりオレは跳び跳ねるが、着地するのは空中でありなんとも言えないような違和感である。

そしてオレはそれから毎日練習した。

最初は序盤だから少しの高さしか飛べないが、練習するばもっと飛べると信じて。そして……

 

「変わらねぇ!」

 

10年空を飛ぶ練習をしたが、全然高く飛べなかった。

だが速さが変わった。黒光りするあの虫のようなカサカサと移動できるようになった。

自分でも気持ち悪いと思う。

けれどもその10年間、ただボッーとしてた訳ではない。

他にも何が出来るか試していた。

そうしてたら壁が歩けることに気づいた。

壁を『地面』と認識すれば忍者のように出来る。だけど……

 

「使う機会が無い」

 

壁を移動できるが、建物を一つ一つ乗り越えるよりも、黒光りする虫のように移動した方が速いのだ。

それともうひとつ。

壁の他にも『地面』と認識すればどこでも空を飛べる。

……実際は空を飛ぶ。というより、地面から浮くと言った方が正しいのだろうか。

まぁ細かいことは気にしないで置こう。

前に月を地面として認識させたときは、宇宙人に連れていかれるあれのようになった。

あの時は死ぬかと思った……地面に着くまでは呼吸が必要ないのはその時分かったが、地球が見えて驚いた。

ついでに大気圏でも燃えないことが判明した。

この能力ってあれだな。

『空を飛ぶ』効果よりも『地面に着くまでは無敵』の方があってるだろ。

そしてそんなオレだがこの能力が欲しいと思った理由はちゃんとある。

 

「あ、学校……」

 

学校に遅刻しないためだ。

みんなも一瞬で学校に着きたいと考えたことは無いか?それと同じだ。

だが、オレは毎日学校に遅刻している!何故なら……

 

「うぅ、眠い……」

 

この体が低血圧だからだ。

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