俺の能力雑魚過ぎない?   作:のろとり

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思い付いたので投稿。


光を操る能力

ここは(いつもの)世界。

なんか説明疲れたのでカットしていいですかね?

え、駄目?まぁいいか。

さてさて、オレの名前は『ヒカロ』異世界に来たときに適当に付けた。

ついでに『適当』と言う意味の本来の意味は適切な。と言う意味だぞ。

 

「ふっはっはっ!」

 

ちょ~簡単に事情を説明しよう!

神様に転生!

特典として『光を操る能力』を貰ったのであった!

この能力はかなり強いぞ。

視界を奪ったり、暗闇が無意味だったり……色々と使えるんだ。

……と、神が言ってたんだ。

 

「ふっはっはっ!」

 

……え、さっきから笑ってるのは誰かだって?

そんなの決まってるじゃないか。

 

「なんだこいつは……」

 

「まさか森の中に丸腰の人間が居るなんてな!」

 

山賊だよ。

そうえば最近の異世界系は、魔物やらが多くて山賊ってあまり居なくない?

オレは異世界キタ━(゚∀゚)━!と思ってたら、森に居ることに気づいた。

そして山賊に見つかったのだ!

 

「俺様は今からお前の荷物をいただ……お、おい。何も持ってないのか。お前大丈夫かよ」

 

なんか山賊に心配された。

まぁそれもそうか。山賊が居るような場所で何も持ってないとか可笑しいよな。

だけだオレには神から貰ったこの能力がある。

使い方知らないけど、適当に『光れ!』とか思えば使えるだろ。

 

「ま、まぁいい。とりあえず捕まえよう」

 

山賊はナイフ逆手に持ち、構え始めた。

悪かった、なんかオレのせいで微妙な空気になっちまったな。

だけど悪く思うなよ。今から能力を使ってお前を無力化させる。

理由としては人殺したくないし、この世界について知りたい。つまりはヘタレってことだ。

 

「安心しろ。少し眠ってもらうだけだからよ……喰らえ!」

 

「『光れ!』」

 

オレは山賊がナイフを持ち、オレに向かって走ってくる前に能力を発動した。

あ、よかった。ちゃんと発動出来た。

 

「ぐおぉ!?」

 

山賊はあまりの眩しさのあまり悲鳴をあげているようだ。

地面を転がるような音が聞こえるのでそうとうな光りだったのだろう(・・・)

……え、何故か言葉がおかしい?それは簡単だ。

 

「目が、目がぁぁあぁぁぁあ!」

 

オレも目をやられたからだ。

眩しい!目がぁ!あまりの眩しさのあまり、頭を振り回しまくってるからヘドバンしてる感覚だ。

てか眩し過ぎないか?これじゃあまるで朝目が覚めきって無いときに電気を付けて、蛍光灯を見てる感じだ。

 

「いきなりなにしやが……」

 

山賊は視力が回復したのだろうか。

悲鳴いが聞こえなくなり、地面を転がるような音も消えた。

そして途中で言葉が切れたのは今のオレの現状を見たからだろう。

 

「…………えと、俺様のアジトで休憩するか?」

 

オレは眩しさに耐えながら、首を縦に振った。

この後なんとか視力が回復してきたが、もう能力は使いたくないと決めたオレであった。




光を操る(自由自在とは言っていない)

・視界を奪う
→相手の視界だけとは言っていない

・暗闇が無意味
→光りすぎて暗闇が眩しくなる。強さが【暗闇<光り】こうなるから。

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