Fate/GEAR   作:斬緋藍染

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第三話:アルス・リュアリアム

 教会の神父、言峰(ことみね)斯詠(しえい)は資料を眺め、聖杯戦争の現状の確認をしていた。

「さて…。先の報告から大きな変更はなし、か…。剣弓槍、術殺、狂。最初の英霊が召喚されてからあと10分ほどで12時間。ライダーが召喚されていないのが少し気にかかるが…。まあ選定されたマスターに知識がないという事ならば合点がいく。召喚する手立てを知らないのだからな」

「どういうことです?せいはい(聖杯)えら()ばれるのはたしょう(多少)なりともまじゅつ(魔術)こころえ(心得)がある人ですよね?」

 神父の目の前に座っている少女が言う。

「そんなことも無いだろう。第四次のキャスターのマスターは聖杯戦争について何も知らないような感じだったからな。たまたま選ばれた、というのが正しいだろう。前回の衛宮士郎のように、な」

「そうですか。それじゃあ、ぎしき(儀式)がなりたたないんじゃないです?」

「そんなことは無い。遠坂、間桐(マキリ)、そしてアインツベルンがいれば聖杯戦争という儀式は成立する。だがしかし、召喚されないというのは儀式を滞らせる要因のひとつになり得る。早急に召喚してもらわなければならないのだが…」

 英霊が召喚されなければ最後の一組になろうと聖杯は起動しない。マスターを見つけ出し、強引にでも召喚してもらう必要がある。

「アルスが行くです?」

「…行けるのか?」

「だいじょうぶです!このアルス・リュアリアムの名にかけて、にんむ(任務)すいこう(遂行)してみせるですっ」

 少女は異なる色の両の目を輝かせ、敬礼して言った。

「そうか、なら頼んだぞアルス。念のために護衛の魔術を付けておく。…まあお前には必要ないかもしれないがな」

「では、いってくるです」

 アルスはスキップしながら教会を出て行った。

「…大丈夫だろうか…」

 教会に残された神父はその場で独り言ちた。

 

 

 森の中に一人の少年が立っている。

「アサシン、何か新しいことでもあったか?」

 少年は虚空に向け、そう言い放った。

「新しく英霊が召喚された」

 音を立てずにアサシンが現れ、そう伝えた。

「ほう。遠坂や間桐か?」

「そうだ。わたしが見たところ、キャスター、セイバー、ランサーのように見えた」

 アーチャーではないのか…。すると誰が…。

「そうか。ありがとう。引き続き付近の探索にあたってくれ」

「心得た」

 再び音を立てずに少女は消えた。

「僕が確認できたのは遠坂、間桐、そしてアインツベルンの代行者であろう衛宮。しかし、前回は衛宮だけではなく、アインツベルンも参加したんだよな…。だとするとアインツベルンは…」

 どうなっている…?見た目的に彼女がアインツベルンの当主なのだろうが…。

「考えていても何も起きない。明日訊こう」

 そう呟き、アサシンのマスターは青い髪を揺らしてその場を去った。

 

 アーノルドとバーサーカーは市街を散策していた。

「…なあツァラトゥストラ」

 アーノルドがバーサーカーに質問を投げかける。

「なんだ?」

「お前はそんな格好でいいのか?他の奴らは霊的な鎧みたいなものを纏っているからいいが、さっきお前に触れた時、何も感じなかったぞ」

 アーノルドの言うように、バーサーカーは普通の学生が着るような私服を着ていた。

「ああ。良いんだ。俺は…聖遺物の使徒は喰らった魂の分だけ身体が丈夫になる。ちょっとやそっとじゃ死にはしないさ。それに、呪いもある。そう簡単に怪我もしないと思う」

「ならいいけどよ」

 そう言って2人は夜が更けるのを待った。

 

「このへん()のはず…です…」

 アルスはもう1人のマスターを探して、冬木市にあるお寺、柳洞寺に足を運んでいた。

(魔力の流れ的にはこっちにいるはずですが…。あ、あの人ですかね)

 目を向けた先には、ひ弱そうな男が立っていた。

「こんばんは。もう1人のマスターさん」

「ぅ、うわぁ!なな、なんだ君は!」

(そんな反応をされるとこっちが驚いちゃうですよ)

 アルスは心の中でそう思った。

 まあ想像していた範囲外の驚きようだったから仕方がない。

「アルス。きょうかい(教会)いそーろー(居候)してるかわいいアルスちゃんです!」

「じ、自分でかわいいって言う奴がいるか」

 男はそう突っ込んだ。

「むぅ。まあいいです。アルスはおおきな心をもってるのでゆるしてあげるです。さて、ちょっとてのこう(手の甲)を見せてくれるですか?」

「な、なんで…」

「アルスのおしごと(仕事)だからです」

 アルスは男の手を握り、魔力を流し込む。

「うっ」

「すこしいた()いとはおもうですが、がまんするですよ」

 すると、男の手の甲に赤い模様が出現した。

「やっぱりアルスはまちがえてなかったです!さて、あなたはせいはいせんそう(聖杯戦争)ってわかるですか?」

「戦争?いや、なんの事だか…。そんな名前の戦争習ったかな…?」

「なるほどなるほど。それじゃあここから先のしょうかん(召喚)までがかなりじかんがかかりそうですね…」

 そう言うとアルスは男の手を離し、男に告げた。

「じゃあ、あなたはもうひつよう(必要)ないです。アルスがますたー(マスター)になってやるです」

 男の足元に魔法陣が現れ、そこから鎖がとび出た。鎖は男の足を固定するためのものだ。

「な、なんだ!?」

「ここは柳洞寺って言うらしいですね。やなぎ…やなぎの葉っぱは風に揺れるのがふぜい(風情)があるらしいですね。このばしょにふさわしいのは風のまじゅつですね」

「なっ…僕を…どうするつもりだ!」

「ころす…です!」

 風が吹き荒れる。

風よ(トルネード)!』

 男の体を竜巻が囲んだ。

「れいじゅよ!アルス・リュアリアムにけんりを!」

 男が死んでいるならアルスのその言葉だけで令呪は移るはずだ。彼女は普通の人間ではないのだから。

 しかし、数十秒経とうとも一向に令呪はアルスに移らない。

「あれ?おかしいですね」

 竜巻を収め、男の安否を確認すると、そこには多少残っているはずの血や肉が無く、男の姿はなかった。

「アルスのおしごとのじゃまをしないでほしいです」

 男は数十メートル離れたところで女のような可愛らしい顔をした男の腕の中にいた。

「この街の人間の命は俺たちのモンだ。勝手に取らねェで欲しいな。嬢ちゃんよ」

 階段から別の男が登ってきた。

「たしかあなたは…」

「俺はバーサーカーのマスター。アーノルド・グランディアスってんだ。そしてそいつはバーサーカー。嬢ちゃんのサーヴァントを出しな」

「アルスはますたーじゃないですよ?でもあなたや、あなたのさーばんとよりもなんびゃくばい(何百倍)もつよいです。はむ(歯向)かわないほうがみのためですよ?」

「ハッ!言うねえ。じゃあ示して見せろよ、その強さをよォ!」

 アーノルドの掛け声と同時にバーサーカーが飛び上がり、アルスに襲いかかった。

形成(Yetzirah)━━━!」

 バーサーカーの腕が赤黒いギロチンの刃に変化した。

「うぉオオォォォォ!!」

盾よ(シールド)!」

 アルスは攻撃を防ごうと、防御した。

 盾とギロチンが激突した。

「およ?」

 盾にヒビが入った。超強固で10tトラックにぶつかってもヒビひとつはいらない代物なのに。

「割れろォォォ!!」

(バーサーカーの力じゃないです…。もっとなにかアルスの知らない何か…)

 盾が破壊された。

「おお…!」

「良し、今だ!首を斬れェェ!」

 バーサーカーの刃がアルスの目前まで迫った。

 しかしそれは空を切っただけで肉を断つことは無かった。

「なに…」

「そンナ簡単に…殺セると思っタのかァ!」

 声がする方向にはアルスが、…いや、纏っているオーラが正反対すぎる。黒く赤い瘴気のようなものが目で見てわかる。

「天魔…いや、俺らなんかよりもっと…!」

「なんかヤバそうだな…。バーサーカー!撤退だ!逃げるぞ!」

「逃がスか…。ここデ…殺ス!」

 アルスが絶叫する。その()()で周りの街灯や柱が破壊する。

(クソ…!ちょうど飛び上がろうとしたタイミングで…)

 衝撃はバーサーカーにも影響した。

「うォおあぁアああ!!」

 アルスが咆哮と共に爪を巨大化させ、バーサーカーとアーノルドに襲いかかった。

「ッ!」

 ━━━━━━━━━━━━が、アルスの体に突如黄色い電撃が走り、アルスはバーサーカーとアーノルドの目前で止まった。

 アルスの腕には矢が刺さっている。

「な、なんだ…?」

「アサシネイト!」

 黒い何かがアルスに向かって降ってきた。

 降ってきたモノがアルスの身体を小刀で斬り裂いた。

 アサシネイト。降ってきたモノ━アサシン━が得意とする、言わば必殺技。相手が自分よりも遥かに弱いならば、即死させることさえ可能な代物。

「グぁあぁァアあああ!!」

「周りが見えてないと奇襲されるんだ。覚えておけ。…まあもう覚えておく必要も無いだろうけど」

 アルスを斬った少女がそう呟いた。

 少女がアルスの方を振り向くと、そこには何も無かったかのような顔をしたアルスがいた。

「…!?なんでだ…」

「ふふ。なにもたいさく(対策)してきてないとおもったですか?」

 教会を出る直前に神父に付けてもらっていた護衛の魔術が発動し、それがアルスの身代わりとなって崩壊したのだ。その証拠にアルスの足元には青いガラスの破片のようなものが散らばっている。

「パラライジングブロウも…」

 先ほどの矢には、攻撃が命中すると黄色の電撃とともに麻痺の弱体効果をつけるという術が施されていた。矢が刺さっていた数秒は弱体効果がアルスについていたが、狂化暴走状態(口調と纏うオーラが変化していたあの状態)を強制的に解除することでその効果もろとも吹き飛ばしていた。

「シエイにつけてもらった()()はつかわないつもりだったですが、はつどうしてしまったものはしかたがないです。ここらでかんべんしてやるです。()()()()()()ね」

 アルスは言い切らないうちにアサシンとバーサーカーの脇をかいくぐり、寺の外壁のところで気絶しているマスターになりきっていない男のところに走っていった。

「っ・・・!」

 バーサーカーは形成を解除し、腕をアルスのほうへと向けた。

活動(Assiah)!)

 見えない斬撃がアルスに向かっていく。

 だがしかし、その攻撃はアルスが直前に屈んだために命中しなかった。それどころか男の首を綺麗に切断する結果になった。

「結果・・・オーライ・・・なのか?」

「ざんねんですが、そうはいかないですよ?」

 斬られて空中に浮いている男の頭を、アルスは右の腕から射出した高圧の電気の球によって四散させた。

 それと同時に左の腕でも同様のことを行い、心臓を破壊していた。

「ギロチンみたいに()ってもまだ人はいきてるですよ?きったくらいでまんぞく(満足)してちゃめっです」

 顔の前に指で小さく(バツ)の形を作りながらそう言った。

「さて・・・」

 アルスは(おもむろ)に地面に手をつき、詠唱を始めた。

『地脈、水脈、霊脈…。汝ら我が輔翼となれ』

 石畳に亀裂のような模様が走り、それが光る。

「なっ…」

 階段の向こう側を見ると模様は街全体に広がっており、アルスに向けて魔力が亀裂にそって流れてきていた。

『マキリが定めし強請権。我に宿れ!コマンドマイグレーション!』

 地面から魔力の柱がアルスを囲うように7つ現れ、アルスの足元からも1つ現れた。

 柱から線が伸び、それらがアルスの背中を撫でる。

 アルスの体が赤くひかり、辺りを染める。

「っ!」

 そこにいた人は皆思わず目を瞑る。

 

 ……。

 目を開けると、令呪が現れているアルスがいた。衣服の襟のところから下まぶたのところまでヒビのような赤い模様が走っていたり、袖から爪の直前までもそれが出ているところから身体中にあると推測される。

「おもったよりれいじゅ(令呪)いこう(移行)はむずかしかったですね」

 そう言うとアルスはバーサーカー、アーノルド、アサシンの方を向き、

「すこしのおわかれです。つぎにあうときは()()()()()()()()()()()()たたかうですよ?()()()()()()()()()()(規格外の英霊)さん」

 そう言った。

「お、おい!待て!なんだ本当の力って!おい!」

 バーサーカーが訊くより早くアルスは飛び去ってしまった。

「チッ。なんなんだ規格外の英霊って…。俺か…?…いや、あんたのことかもしれないのか、アサシン」

 己と同じように立ちすくしていた少女にそう話しかける。

「わたしはこれ以上全力を出しようがない。口伝(くでん)宝具(ほうぐ)くらいだ。まだ見せていない力っていうのは」

「そういうことは言わない方がいいんじゃないのか。手の内を晒すことになるだろ?まあ、ハッタリって事もあるだろうが…。で、どうする?俺はこれ以上消耗したくないからあんたとは戦いたくないんだけど」

 手の届く距離に相手がいるのだ。ここで殺せるならば殺すのが常套なのだろうが…。どう出る…?

「そうだな。わたしたちには共通の敵ができた。あのアルスという少女を野放しにしておくのはあまり良くないような気がする。来る戦いのためにここで殺り合うのはお互い控えておこう」

「ああ。助かる。あんたが話の通じる相手でよかったよ」

 少し安心した。自分の考えと同じで助かった。

「ああ、そうだ。これは全くあんたを、あんた達を不利にするような申し出ではないと思うんだが…」

 話が通じる相手ならば、この話にも応じてくれるかもしれない。

「あんたのマスターと会ってみたい。会わせてくれないか?」

 無茶振りだとは分かっている。だが、協力関係、言わば条約を結ぶことが出来れば、こちらにとっても、相手にとっても美味しい話になると思う。

「そうだな…。私だけでは判断しかねる。わたしの主君に聞いてみるから、…3日ほど待って欲しい。それまでに是か非かは回答する」

「そうか。分かった。じゃあ3日後のこの時間までに覚悟を決めておいてくれ。一応、毎日この時間にここに来るからいつ来てもらってもかまわない」

「えと…。あなたはマスターの意見を仰がなくていいのか?」

 アサシンが不思議そうに聞いてきた。

 しかし、バーサーカーのマスター、アーノルドは…。

「さっきアルスが俺たちを殺そうとした時からずっと気絶してるんだ。こんなんでマスターが務まるのかって感じだよな。まあ、そんな訳で俺が代表になる」

「そうか。全然動きがなかったのはそういう事だったのか。…うん。じゃあマスターに意見を求めてくる。…また後日」

「ああ」

 友人と約束するような感じで別れの挨拶を交わし、アサシンは音を立てずにその場を去っていった。

 アルス…か…。俺よりもバーサーカーっぽいやつだったな。と言うより、彼女が英霊なのか人間なのか分からないな。令呪を宿せるってことは人間なのか?いやでも、あの力は生身の人間とは思えないほどだからな…。あとは、『規格外の英霊』って言葉だな。誰のことを指し、そしてなんの事なのか。…これから調べることが多くなったな。今はとりあえず英気を養おう。

 バーサーカーはアーノルドを抱え、その場を去った。

 

 

「…。これは…」

「どうかしたのか?兄さん」

 時を同じくして衛宮邸では、士郎とキャスターが何かを感じ取ったようにハッと顔を上げ、呟いた。

「南西の方角か…?大きな魔力の流れがあった。英霊が召喚されたか、あるいは誰かが誰かに令呪か何かを明け渡したか…」

「キャスター、その時の様子見える?」

 美凪がキャスターに言う。

「分かったよ。『ソロモンの知恵』!」

 キャスターの額に縁に囲われた八芒星が現れ、キャスターの意識を精神世界へと移行させる。

「キャスター…?」

 突然倒れたので皆が心配する。

「心配はないだろう。この魔道士の意識はここにはない。一時的な死亡状態だ。だが、おそらく肉体的にも精神的にも彼は戻ってきたら良好のままだろう。そうでなくてはあのように簡単にこの力を使うはずがない」

 ランサーがそう言った。

「だけど、さすがに長時間戻ってこないと心配だろ?一応魔力を送り続けてやれよ、ミナキ」

 セイバーが心配そうに言った。

「うん、そうだね」

 美凪はキャスターの手を握り、力をこめた。令呪が紅く輝いた。

 

 衛宮邸でそのようなことをしている時、キャスターは無数の鳥のようなものが羽ばたいている不思議な空間に一人立っていた。

「さて、お寺はこっちかな」

 魔法の力で浮き上がり、目的の場所まで移動する。

「あの魔力の規模は異常だった…。何が起こったんだ。お寺で…」

 速度を上げる。まわりには誰もいないので、意識が飛ばない程度には速度を上げることができる。

「あ…。あの子…」

 キャスターが目指している方向から猛スピードで飛んでくる少女がいた。

 現実の『肉体世界』の少女からは『精神世界』にいるキャスターの姿を確認することはできないが、その反対はできる。

(生身の人間じゃあんな速さで飛べないよね。だったら彼女が巨大魔力の原点かもしれない)

 キャスターは一羽の鳥のようなもの━━ルフ━━に少女を追っているように命令した。するとその鳥は少女の体の中に入っていき、少女を捕捉(マーク)した。

「頼んだよ。っと、もう着いてたんだ。じゃあ調査だ」

『精神世界』から『肉体世界』に、彼自身の魔力(マゴイ)を具現化して遷移したキャスターは、彼の額に映し出されているような魔方陣を地面に敷き、魔力の異常がないか調査を始めた。

(ここ、元から魔力が他のところより強いみたいだ。でも瞬間的な魔力はさっきより遥かに少ない。やっぱり、さっきの女の子が…)

 キャスターは即座に先ほどのルフの位置情報を確認した。

(教会…。何か嫌な予感がする。今すぐ戻って誰か向かわせなきゃ!)

 魔力(マゴイ)を崩壊させ、意識を本体へと戻した。




 今回は、かなりぶっ飛んだキャラクターの「アルス・リュアリアム」が登場しました。彼女は、普段はあほらしいキャラクターですが、怒ると人格が豹変し、攻撃的になるという設定です。おそらく呼んでいる中では分かりづらかったのではないでしょうか。彼女は何者なのか。英霊なのか、普通の人間なのか、はたまた別のなにかなのか。それは、これから判明していくことです。

 続いてバーサーカーこと藤井蓮とアサシンについて。彼ら彼女らは先ほど提示したアルスという強大な存在を同時に目の当たりにしたので、共闘関係を結ぼうとしています。どちらもクールなキャラクターなので相性は良さそうですね。アサシンの正体も順々に判明していきます。どちらが『規格外の英霊』なのか、も。
 アーノルドは staynight の間桐慎二ポジションっぽいですね。全くそんなつもりはなかったのですが、書いているうちにそんな感じになってしまいました。もうそれでいいや。

 最後に御三家のマスターたちについて。衛宮士郎が完全にオリジナルキャラ化していますが、オリジナルキャラだということにしましょう。ボク、ゲンサクナンテ、シラナーイ。…はい。原作なんて知りません。
 さて、話題は変わって、遠坂美凪のサーヴァントであるキャスターが後半活躍しましたね。彼の正体はもう言っている様なものですね。マゴイだとかルフだとか。極めつけはソロモンの知恵。これ以上はいけない。


 それでは、Fate/GEAR 第三話:アルス・リュアリアム。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。もしよろしければご意見ご感想をおねがいします。




花粉症キッツ

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