これからも気分投稿になるので不定期投稿となりますことをご了承ください。
いつものように学校に向かっているとたくさんの人が校門の前にいる。格好や持っている機材から推測するに記者の者達なのだろう。多分だが、オールマイトが雄英に就任したことによる取材だろうな。迷惑極まることこの上ないな。
オールマイトが雄英に就任したことを大々的に発表なんてしてみろ。世間体では若者の育成だとかなんかで誤魔化しているのだろうけど、疑り深い奴はそこに疑念を抱いてオールマイトに何かあったのではと感づくだろうに。。。
疑念は抱かずとも、雄英就任で行動に制限されているのは明白なんだから今までオールマイトの存在で犯行に及んでいないヴィランは活発になってしまうんだからヴィランまでに情報がいってしまうのはどうかと思うけどな。
めんどくさいから声にはださんけど。。。
「百、マスコミに捕まると面倒だから一緒に行くぞ!」
「でもどうやって抜けるんですの?」
「俺が引っ張っていくからついてきて!大丈夫、合間を上手く誰にも気づかれないように行くことができる歩法を知ってるから」
そう言って百の手を引っ張り、マスコミの合間を上手いこと抜けて校門をくぐった。案の定、他の生徒達はマスコミに捕まってオールマイトの授業について聞かれているようだ。
まぁ、先生達も来たしそろそろ収束すると思うけど。
などと考えているとき、急に校門の扉が閉まった。
おいおいマスコミよ、もう少し自重しろよ。
雄英の扉は生徒手帳や職員の個人IDを持っていないと、今のように不審者と判断して扉が閉まるようになってる。
「先生達も大変だな。学校の敷地内まで入ってこようとするあの人数のマスコミを対応しないといけないんだから。」
「本当ですわね。先生方には頭があがりませんわ」
そう言いながら俺たちは教室に向かった。
そんなことよりマスコミよりも気になったのが、百を連れていたとはいえ歩法は完璧だった。マスコミはもちろん、プロヒーローの先生達ですら気づいてなかった。なのに視線を感じた。人が多すぎて誰かは分からなかった。おそらく一人だろうが何者なんだ。この世界に来たときに違和感を感じたが、もしかしたら関係があったりするのかもしれないな。
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あれから教室に入り、みんなと談笑していた。話の内容は先ほどのマスコミについてだった。そんな話をしていたらチャイムが鳴り、相澤先生が教室に入ってきた。
「朝のホームルーム始めるぞ。取りあえず、昨日の戦闘訓練のビデオを見させてもらった。爆豪、お前もうガキみたいなことするな。センスはいいんだから。それと緑谷は…また腕ぶっ壊して一件落着か…。個性の制御、いつまでも出来ないから仕方ないじゃ通させねぇぞ?俺は同じことを言うのが嫌いだ、それさえクリア出来ればやれることは多い…焦れよ緑谷」
「それと急で悪いが、、、」
「今日は君らに学級委員長を決めてもらう」
(((学校っぽいの来たー!)))
また入学初日のように臨時テストでもやるのか、と思い身体を強張らせたクラスメイトがホッとしながらも心の中で声を上げる。そして、すぐに皆が一斉に手を挙げて立候補し始めた。集団を導く学級委員長という役職はトップヒーローの素地を鍛える事が出来る為、ヒーロー科の生徒からは人気が高い。
俺としては興味がないから、俺以外なら誰でもいい。だから早く決まってくれないかなぁ。。。
「静粛にしたまえ!」
皆が我も我もと立候補する中、飯田の声が轟いた。彼曰く、学級委員長とは多を牽引する責任重大な仕事であり、周囲からの信頼があってこそ務まる聖務だという。
「民主主義に則り、真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票で決める議案!」
「そびえ立ってんじゃねーか!何故発案した!?」
クラス内での選挙を提案しながらも、右手を高々と挙げていた飯田にツッコミが入る。しかし、その提案自体は真っ当なモノであり、相澤の『時間内に決まれば何でもいい』という発言も受けて学級委員長を決める投票が行われた。
「そういえば彼方さんは立候補しないのでしょうか?」
「俺はいいよ。委員長って面倒くさそうだから。百に投票するよ。」
結果は、緑谷は3票、八百万は3票と同率によりジャンケンによる決戦で緑谷が委員長となった。
因みに俺は委員長辞退の宣言より0票だった。
「ドンマイ。惜しかったね百。」
「少し悔しいですわ。ですが、副委員長となりましたのでしっかり役目は全ういたしますわ。」
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昼休みになって俺は食堂に向かおうとしていた。
「あら?彼方さん、食堂に行かれるのですか?」
「うん。ランチラッシュの料理が気になっていたから今日は弁当作っていないんだ。」
ランチラッシュはこの雄英高校の食堂の「メシ処」を任されているプロヒーローだ。その評判はとても高く。安い値段でとても美味しいことで有名だ。
「へぇ~、彼方君って普段から料理するんだ。」
「そうなんですのよ芦戸さん。彼方さんの料理はとても美味しくて、プロの料理人の人たちも驚愕するほどなんですよ。」
「そんなに!?じゃあさじゃあさ、今度食べさせて!」
「いいよ。」
「芦戸だけずりぃよ。俺らもいいか?彼方」
「ウチらもいい?」
上鳴と切島、響香、梅雨ちゃんが言ってきた。
「みんなも食べたいのか。じゃあ今度、家に呼ぶよ。」
「やったぜ!」
「そういえば、彼方と八百万ってめっちゃ仲いいけど幼馴染みかなんかなのか?」
「違うよ。」
「じゃあ何なのさ」
上鳴と芦戸が聞いてきて、この場にいる全員が興味を示したようにこちらに視線を向けていた。
「俺が八百万家の養子ってだけだよ。」
「「「「「えぇ~~~!!養子ぃぃぃ!!」」」」」
そんな大声が響き渡った。
「去年にね。路頭に迷っているところで幸運にも八百万家の方に拾われた感じでね。」
「幸運なのはわたくしの方ですわ。彼方さんがいなければヴィランに攫われていましたもの。」
「八百万をヴィランから救うなんて漢じゃないか!」
「つぅーことはなにか。彼方は八百万をヴィランから救ってお礼として養子になったってことか?」
「最初は住む場所をお願いしたんだけどね。事情を話したら養子にしてくれてね。」
「ってことは、やおももと彼方は一緒に住んでるってこと?」
芦戸がそんなことを言ったことにより
それを聞きつけた峰田が
「ずりぃぞ彼方ぁ!!お前だけなんでそんなにいい思いしてるんだよぉ」
そんな峰田に女子は軽蔑の視線を送っていると
「まぁ前まではそうだったけど。そろそろ一人暮らしすることになってる。」
「そうなんですの!?彼方さん、わたくし聞いておりませんわ!!」
百が焦ったように聞いてきた
「さすがに高校もお世話になるわけにはいかないからね。と言っても家は買ってもらったんだけど、これからの生活費はネットのバイトや株で稼いでいくつもりだよ」
その話を聞いた八百万は項垂れて他の女子は安堵したという。
話し込んでいたらいつの間にか食堂に来ていた。
本当に安いなと思いながら俺はオーソドックスのカレーライスを購入した。
一口食べたら口の中に香りが広がりとてもスパイスがきいており、肉はほどけるように柔らかくそしてカレーと絶妙に絡みあっている。さらに盛り付けられている野菜はしっかりと煮込まれてはいるがそれぞれの野菜の食感は残っていて、野菜そのものの旨さが出ており、それがスパイスのきいたカレーにマッチしていてとても美味しい。
「これほど美味しくてこの値段って、、、」
評判の通りその料理は安い値段とは思えないほどのとても美味しい料理だった。
「本当に美味しいですわね。しかし、やはりわたくしは彼方さんの料理のほうが好みですわね。」
「ありがとうな百」
食事をとりながら雑談に花を咲かしていたら
突如として校内放送用のスピーカーから警報が鳴り響く。食堂にいる生徒たちが『なんだなんだ?』と騒ぎ出す。すると、スピーカーから避難指示が告げられた。
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難して下さい』
その放送がなった瞬間に食堂はパニック状態とかしていた。
どうやらセキュリティ3を突破されたことは侵入者が現れたことを意味しており、今までになかったことで先輩方も慌てていち早く逃げようとしているようだ。
窓の外に目を向けると校門の扉には今朝のマスコミも群れがいた。
「どうやら入ってきたのはマスコミらしい」
彼方の言葉で近くにいた八百万達は冷静さを取り戻した
「しかしどうしましょう。このことを皆さんに伝えなければパニックが収まりません。」
八百万が懸念していることを話したそのとき
「だいじょぉ~ぶ!!!」
「皆さん!!大丈夫!!ただのマスコミです!パニックになる事はありません!!ここは雄英!!最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!!」
クラスメイトの飯田が出口の上の壁にぶつかって全員の注目を集めて事態を収めた。
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そんなことが起きた今日のホームルームで緑谷は昼の行動で飯田が委員長がふさわしいということで飯田に委員長をお願いした。
今日はとことん八百万がついていない日となった。
(百、ドンマイ。)
ハーレムですが麗日は原作同様に緑谷のヒロインです。
次回からオリキャラがでます!