六人目の青薔薇   作:黒い野良猫

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新年あけましておめでとうございます!
本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

さて、過ぎましたが、お正月と言えば、格付けチェックですよね。
という訳で、お試しで書いてみました!
需要があれば続きかくかも……
無かったら消しますw


番外編
ガールズバンド格付けチェック~序章~


「ガールズバンド格付けチェック~!!」

 

 司会者、内田奏が言うと、スタジオは拍手で盛り上がった。

 

「さぁという訳でやってまいりました、お正月恒例格付けチェック! これは某番組のパロディでお送りしたいと思います!」

「という訳で、早速参加者をご紹介いたしましょう!」

 

 アシスタントの月島まりなが言う。

 

「チームPoppin'Partyから、戸山香澄様、市ヶ谷有咲様」

「頑張ります!」

「足引っ張んなよ、香澄」

 

 香澄が張り切った表情で言う。反対に、有咲は不安気味の表情で言う。

 

「チームAfterglowから、美竹蘭様、青葉モカ様」

「いつも通りやれば大丈夫」

「モカっていくよ~」

 

 蘭は表情を崩さずに、モカはおっとりと言う。

 

「チームPastel*Palettesから、丸山彩様、白鷺千聖様」

「まん丸お山に彩りを! 丸山彩です!」

「よろしくお願いします」

 

 彩はいつも通りの挨拶をし、千聖は女優らしい態度を見せる。

 

「チームRoseliaから、湊友希那様、今井リサ様」

「Roseliaの名に恥じぬ様頑張るわ」

「どうも~♪」

 

 友希那も表情を一切変えず、リサは笑顔で挨拶する。

 

「チームハロー、ハッピーワールド! から、弦巻こころ様、奥沢美咲様」

「みんなを笑顔にするわよ!」

「落ち着いてこころ。よろしくお願いします」

 

 こころはとても笑顔で、美咲はそれを抑えるかのように挨拶する。

 

「チームRAISE_A_SUILENから、玉手ちゆ様、鳰原令王那様」

「よろしくお願いしますっ!」

「よろしく」

 

 パレオは優しい笑顔で、チュチュはドヤ顔で挨拶した。

 

「それでは改めてルールを説明します。今から皆さんには味覚や音感など六つのジャンルから格付けチェックに挑んでもらいます。間違える度に一流→普通→二流→三流→そっくりさん、そして最後には映す価値、いえ、いる価値なし(この話から消滅)と、ランクがどんどん下がっていきます」

「要するに間違えなければ良いんです。皆さんは一流バンド。ですよね? チームPoppin'Party」

「うぅ……緊張してきた……」

「どうやら緊張で潰れそうな表情をしていますが……さて、チームPastel*Palettesはいかがでしょう?」

「私は大丈夫ですが、彩ちゃんが心配です」

「千聖ちゃん!?」

 

 会場は笑いで包まれていた。

 

「さぁチームRoselia、普段は頂点を目指していますが、ここではどうでしょう?」

「勿論、私は私のやるべきことをやるだけだわ」

「アタシもちょ~っと不安かなぁ。上手く出来るか分からないし」

「検討を祈りましょう。チームAfterglow、意気込みはありますか?」

「別に。私はいつも通りやるだけだから」

「とか言って~蘭足震えてるよ~」

「モカ! 余計な事言わないで!」

 

 蘭の足を見てみると、確かに震えていた。しかも、尋常じゃない程。

 

「チームハロー、ハッピーワールド! 何かありますか?」

「みんなを笑顔にして見せるわ!」

「こころはそれしか言わないんだから……まぁ、頑張ります」

「さぁチームRAISE_A_SUILENですが、自信の程は?」

「私に解けない問題はないわ。どっからでもかかってきなさい」

「流石ですチュチュ様!」

 

 自信ありげに答えるチュチュに、それを褒めるパレオ。

 こうして、彼女達による戦いが、幕を開けた。

 

 現在のランク

 ・一流バンド

 Poppin'Party

 Afterglow

 Pastel*Palettes

 Roselia

 ハロー、ハッピーワールド! 

 RAISE_A_SUILEN


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