幻想小心最強の少年   作:ヌメサビ

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気まぐれで書いたものです。
臆病で気弱な少年が幻想郷と送る
ほのぼのコメディもどきの物語です。

注意:作者は東方を熟知していません。
   東方キャラの性格等を間違える可能性があります
その際はご指摘願います。
   一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。

それでもよいという方はそのままお進みください。


第1章 幻想入り
第1話


第1章 幻想入り 第1話 小心者の少年

 

この世界は、とても退屈です。

小野瀬 優斗、料理好きの中学3年生

僕は毎日そんなことばかり考えます。

 

学校に行って勉強をして、友達と遊んで

帰って、ゲームをしてご飯を食べてお風呂に入って

明日を迎える。平和で過ごすことは良いことだと思う

 

だけど…どこか物足りない感じがします。

僕は、刺激がほしい。そう願っていた。

 

そこまでは良いんです、そこまでは…だけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で落ちてるのォォォォォォ!?!?!?」

 

今落ちてます!何がって!?空ですよ!

空でパラシュート無しのスカイダイビングしちゃってるんです!!

どうしよどうしよどうしよう!?!?

このまま死んじゃうの!?ぺしゃんこになっちゃうの僕!?

いやだぁー!!

 

「誰か助けてェェェェ!!」

 

「あやや?どうしたんですか?

こんなところで?」

 

瞑っていた目を開けてみるとそこにはとても綺麗な女の子が僕の体を抱えていました。

 

髪は黒髪のセミロング。頭には赤い山伏風の帽子をかぶっていた

黒いフリルの付いたミニスカートと白いフォーマルな半袖シャツというシンプルな服装、赤い靴は底が天狗の下駄のように高くなっている。

そして一番目が行ったのは背中の黒い翼

それだけが僕の中で混乱を巻き起こしています。

 

「ふぇ?うぇ!?あ、あの!ここは!?

どうして僕は落ちて!?」

 

「私に聞かれましてもねぇ…とりあえず降りますね~」

 

「は、はい、ありがとうござ…って待って急降下はやめて!

怖いから、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

少年絶叫中………

 

 

『森の中』

 

「えっと、大丈夫ですか?」

 

「…ぐす……ご、ごわがっだぁ、じぬとおぼったぁ!」

 

「ああ…なんか…すいません。

自己紹介が遅れました。私文々。新聞の清く正しい新聞記者

射命丸 文といいます。」

 

「ぼ、ぼくはぁ……小野瀬 優斗です。

助けてくれてありがとうございました…」

 

「いえいえ、お礼なんてそれは後のネタ提供に…

あ、いやなんでもないですよ

それで何でこんなところでスカイダイビングを?」

 

「何でって言われても……僕にも分からないんです…

確か僕…学校帰りに公園で散歩したい気分になって

歩いていたら、いきなり落ちて…」

 

「学校…?公園…?聞かない単語が聞こえましたけど…」

 

「え?…学校ですよ?勉強をするところで公園は、まあ子供たちが遊んだりするところとかで…」

 

「聞いたことないですねぇ……あ!もしかして外来人ですか?」

 

「…外来人?」

 

「あ~、その反応はまさにそれですねぇ

分かりました。それじゃあまずは霊夢さんに会わせましょうか」

 

「え、あの…霊夢さんって?それにここは…」

 

「まあまあ、それは飛びながらお話ししますので

しっかり掴まっててくださいね」

 

「そうですか……え!?今飛ぶって言いました!?

待ってくださいもう高いのうぇわぁァァァァァァ!!!!」

 

 

少女説明中……

少年発狂中……

 

 

『博麗神社』

 

東の端にあると言う所からは覚えてません

とにかく着きました。

お空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖いお空怖い

 

「さあ、着きました。ここが博麗神社ですよ

ところで、大丈夫ですか?

ちょっと飛ばしすぎたかもしれませんね」

 

「あははははは……小鳥さんが1匹…2匹…いや…お空に……

いや……お空はいや……」

 

 

「…流石に反省してます。」

 

肩を抱いて震えていると、射命丸さんは背中を擦ってくれました。

気持ちが落ち着いてくると目の前の神社がハッキリと認識出来てきました

 

左右には灯篭があり、目の前には賽銭箱と本殿が小綺麗に建っていた

奥には倉庫らしき高床式の建物が見える

 

射命丸さんは名前を呼びながら中へと入っていく。

僕はまだそこまで動けそうになかったので

賽銭箱の前までゆっくり近付く

 

「……何か祈っておこうかな…」

 

そう思い、財布を取り出す、う~ん

今日はあまりお金持ってきてないんだよね

1532円しかない…500円にしよう。

その方が御利益ありそう…ただでさえパラシュート無しのスカイダイビングを体験して

羽根を生やした女の子に出会って高速大空の旅に連れられたもん

今ここで神頼みしておかないとこの先何が起こるか怖くて夜も眠れない…

 

チャリン…ガタゴト

 

「これからは怖い目に合いませんように……ん?

今の音は?」

 

賽銭箱から不審な聞こえて裏を見てみると賽銭箱を開けて中身を見る

赤い巫女服の女の子が居ました。もしかしてずっと待機してたの?

 

「あ、あの~……」

 

「…ん、なに?」

 

「あなたが……霊夢さん?」

 

「…ええそうよ、何か用?」

 

「はじめまして、射命丸さんと来ました。

外来人と言うらしい小野瀬 優斗です。」

 

「…はぁ、また紫ね…」

 

そういい、溜め息つく巫女さん……紫?

 

「あやや、こんなところにいましたか

賽銭箱の確認ですか?

人なんか滅多に来ないのに」

 

「いえ、…500円が入ってる…」

 

霊夢さんが僕の入れた500円を見せる

霊夢さんの目が少しキラキラしてるのは気のせいだろうか…

 

「あんたが入れたの?」

 

「は、はい、迷惑でしたか?」

 

「何かあれば遠慮なく言って、いつでも助けてあげるわ」

 

そう言いながら霊夢さんが目を輝かせながら僕を見つめる

……もしかして賽銭の催促をされてるのかなぁ…

射命丸さんは声をかけて話を進めてくれた

 

 

それから僕達は本殿の中には入り、一室に招かれた

お茶を出されたので早速口に含む

いろいろあったからやっと休まりホッとした

 

「それじゃあまずは自己紹介するわ

私は博麗霊夢、この博麗神社の巫女よ」

 

「あの…外来人って言われたのですけど

それは一体…?」

 

「説明するわ、ここは幻想郷。

現実世界と隔離した世界よ、ここには人間の他に妖怪や妖精、幽霊とか色んな種族がいるわ」

 

「じゃあ射命丸さんは……」

 

「私は鴉天狗ですよ、だからって捕まえて食べたりしないので安心してください」

 

「でもそいつはパパラッチだから気をつけなさい

何を記事にされるか分からないわよ」

 

「き、気を付けます。

博麗さんは妖怪なんですか?」

 

「私は人間、それで外来人というのはその幻想郷の外から来た奴の事を言うの」

 

「…戻る方法はないんですか?」

 

「かなり難しいわね、幻想郷と現実世界の結界は強力だから通ることは出来ないし破壊もできない

出来ても何年かかるか分からないわ」

 

「…そう…ですか…」

 

「…とりあえず今日はここに泊まりなさい。

まずは頭の中を整理しときなさい」

 

「…はい、ありがとうございます。博麗さん」

 

「霊夢でいいわよ。ゆっくり休みなさい」

 

霊夢さんが部屋を出ると射命丸さんも立ち上がる

 

「それじゃあ私もそろそろ帰りますね。

では今度取材でも、それと私のことも文でいいですからね」

 

「はい、ここまで送ってくれてありがとうございました。

文さん…最初に会えたのが文さんで良かったです。」

 

「はい私も良かったですよ。ではまた」

 

そう言い残して文さんは飛び去った

 

 

それからほどなくして食事の時間になった

博麗神社の巫女、博麗霊夢は食後のお茶を飲んでいた

 

「………どうしてこうなった?」

 

そう、食事の支度を始めようとしたとき

来たばかりの彼に言われた

 

『お礼に今晩の食事、僕に作らせてください

こう見えて得意ですから自信あるんですよ?』

 

折角だから作ってもらった、で…その味が……

 

(……すごく……美味しかった…)

 

え?なんであんなに女子力あんの?

食材そんなに残ってなかったはずなのに

こんな美味しいのが作れるの?

 

なんか……負けた気がする…

台所から件の彼が出てくる

 

「どうでした?お口に合っていたら良いんですが…」

 

「大丈夫よ。美味しかった」

 

「良かった、僕に出来ることがあったら言ってください

お手伝いしますので」

 

「…まさか料理できるなんてね」

 

「はい、ほとんど独り暮らしの状況だったので自然と身に付きました

それに近所に甥と姪が居ますからよく泊りに来た二人に振る舞ってたんですよ」

 

「…親はどうしたのよ?」

 

「二人とも海外で働くことが多いので

家に帰ってくるのが稀なんです。

だから家事は一通り出来ます」

 

 

……女子力高すぎでしょこいつ……

 

 

 

一室を借りた僕は布団を敷き

天井を眺めた、いつもと違う出来事に少しの高揚感と不安があった

望んでいたはずの非日常的な出来事、けれど実際に起きてみると

不安を感じてしまう。

こんなことを考える僕はわがままなんだろうか

 

「…もう……寝よ…」

 

明日のことは明日の自分に託し、襲いかかる睡魔にあっさりと意識を傾けた……




名前:小野瀬 優斗(このせ ゆうと)
年齢:15歳
身長:159㎝
体重:49㎏
能力:???

外の世界で暮らしていた中学3年生
訳もわからず幻想郷に入ってしまう
気弱な性格で臆病、不良などが怖い
テストでは上位に入れるほど優秀だが
運動はいまいち、なので運動より読書が好き両親は海外の長期滞在して
家にいないので自然と身に付いた
近所には小さい甥と姪が住んでいて、よく遊びに来るので
料理を振る舞っていたりするせいか
かなり懐かれている。
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