俺は絶賛熱中症中です。
注意:作者は東方を熟知していません。
東方キャラの性格等を間違える可能性があります
その際はご指摘願います。
一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。
それでもよいという方はそのままお進みください。
第10話 紅き館
あの奇妙な出来事から翌日
僕は朝食を机の上においた。
今日は簡単にお握りにした
中身は梅だけどね
「いただきます。」
そう言っておにぎりに手を伸ばしたその時
パアァン!!
目の前に白いものが迫ってきたので
咄嗟に目を閉じてしまった
目を開けてみると、皿の上のおにぎりがなく
辺りには米粒が散らばっていた
「………………なにこれぇぇ!?」
昨日もそうだけどなんでいきなり
物が爆発するの!?
訳がわからず、茫然としていた
「………掃除……しなきゃ…」
僕はげんなりしながらダイニングを片付けた
『人里 商店街』
僕は幽香さんに会いに行こうと思い
手土産に団子でも持っていこうと
商店街にやって来た
けれど、妙なことが起きている
周囲には噂好きの奥さんたちが数人に固まって
話している、どうやら
このところの奇妙な出来事は僕だけではないようだ
あるところでは、大根が弾け
またあるところでは、棚の足が弾け
またまたあるところでは、農作業具が弾けと
色々な所で様々な物が壊れている
第一、誰も触れてないのに急に
壊れるなんておかしい、しかも
どれも内側から爆発したかのようにだ
茶屋に着くと、茶屋も被害があったらしい
穀物袋が爆発して団子の生産数が少ない
けれどなんとか買うことができた
「さてと、幽香さんの所に行こうか」
僕は箒に跨がって太陽の畑に向かった
『太陽の畑』
家の前まで行って、ドアをノックする
けれど返事がない……留守かな?
辺りを見てみると、所々
向日葵が弾けた跡がある
ここも被害があったんだ
奥を見ると、弾けて荒れた
向日葵達の前に幽香さんが立っていた
あ、居た。
「…あ、あの。幽香さん?」
僕が話しかけると
ゆっくりと振り向いた……けど……。
殺気が止めどなく溢れ
全ての怒りが滲み出ていた
「アア?」
「ヒィッ!?」
な、何でそんなに睨むの!?
僕が何かしたの!?
怖いよぉぉぉぉぉ!!!!
「…
お、おねがい…
なんでもしますからぁぁ!!
びやあぁぁぁぁぁ!!!!」
「……!?、え、あ…優斗君!?
あ、ご、ごめんなさい!
貴方だとは知らなくて!」
「びやあぁぁぁぁぁ!!!!
ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!」
「もう大丈夫だから!怒ってないから!
だからね?落ち着いて!ね?」
『幽香宅』
幽香さんに連れられ
以前座ったソファーで僕が落ち着くのを待ってくれた
…今度は抱き締めながら撫でてるけど…
「あ、あの…幽香さん?」
「…本当にごめんなさい…反省してるわ
私の事、許してくれる?」ギュッ
「は、はい…もう大丈夫ですけど…
何で…抱き締めながら…?」
「貴方を慰めているのよ…」ナデナデ
撫でるのはまだいいんだけど
これは流石に恥ずかしいんですが…
幽香さんが怒ってたのは
向日葵達が無惨なことになってたからだ
幽香さんは花の妖怪で花が好きだから
傷つけられるのは耐えがたいだろう
「誰がやったとか見てないんですよね?」
「ええ、爆発のような音を聴いて
来てみたら既にこの有り様だったわ
一体なにが起きてるのかしら…」ナデナデ
と、熟考しながらも撫でるのは止めない
もしかしてこれは幻想卿全体で
起きてるのかなぁ、だとすると
不味いかも、もしこれから
もっと酷くなることがあれば
最悪建物とかが爆発するかもしれない
「優斗君は?大丈夫?」ナデナデ
「はい、まあ朝食が吹き飛びましたけど」
「あら…それは御愁傷様」ギュー
……恥ずかしいよ……
その…当たってます…大きいのが…
そんなことを気に留めず抱き締める
幽香さんにお団子を勧めた
「あ、幽香さんにお団子持ってきたんです
よかったら食べてください」
「そうなの?ありがとう。」
幽香さんがお団子を取ろうとすれば離れる
そう思ったのだけれど、取るときに
僕を離さずに団子を取った
……意味ないじゃん…。
「美味しいわね、人里の?」
「はい、あそこの茶屋のお団子
絶品ですから、喜んでくれるかなと」
「まあ、ありがと」ギュッ
また抱き締められてるよ
というか15になって
撫でられるって流石にないよね…
幽香さんに気に入られているけど
たいしたことしてないんだけどなぁ
「幽香さん、もしこれが異変だとして
誰が犯人だと思いますか?」
「そうね、この幻想卿には
色んな妖怪とかいるわよ?
特定するのは難しいんじゃない?」
やっぱり、地道に探すしかないかな
早めに解決しないと
家とか爆破されたくない
あとご飯も……
「霊夢は何してるのかしらねぇ
異変を放置したりしてないといいけど」
それはないと思うけど
霊夢は異変解決と妖怪退治が生業だし
そんなことを呟くと、春での
異変を放置したりしてたと言ってた
……なんか不安になってきた…
とりあえず、僕は魔理沙に魔法の事を
聞きに行こう
実は掃除の魔法もそうだけど
普通の魔法も興味があった、使えたら
なんかカッコいいような気がする
「それじゃあ僕はそろそろ…」
「…あら、もう行っちゃうの?」シュン
………あれ?なんか落ち込んでる?
魔理沙に会う約束してるからなぁ
「ごめんなさい、これから人に会う
約束があるんです。また来ますから」
「そう?、分かったわ。
またいつでも来てね」
「今度は手作りのお菓子持ってきます。」
「それは楽しみね、私もいいお茶を
用意するわ」
僕は幽香さんと別れて
博麗神社に向かった
『博麗神社』
神社に着くと、不機嫌そうに掃き掃除を
している霊夢が居た……
話し掛けづらい……
「あ、優斗!いらっしゃい」
と、思ってたけど。
僕を見つけた瞬間からなぜか
機嫌が治っちゃってた……なにゆえ?
「こんにちは、大丈夫?
なんか不機嫌そうだったけど…」
「ふ、不機嫌!?そんなことないわよ!?
まあ、嫌なことあったけどね」
そう言いながら霊夢は玄関前の
あるものを見る
その視線を追うと、木の破片と
紙のような物が見える…あれなんだろ?
「大幣よ、爆発したのよ、急に」
「ここもそうなんだ…」
どうやら霊夢の所も同じだったようだ
ほんとに何なんだろ
「あんたのとこは?
なんか変わったことあった?」
「昨日は食べ終わった食器が壊れて
今日は朝食が吹っ飛んだ
人里でも色んな物が壊れているみたい
それに幽香さんの花畑も一部」
「……やっぱり」
「これ異変だよね?調べるの?」
「そうね、このまま放っとけないわ」
どうやら今回は最初から動いてくれるみたい
まあ、今まで様々な異変を解決
してきた博麗の巫女なら
問題ないのだろう。
………お腹なっちゃった…。
「なにあんた、朝御飯どうしたのよ?」
「爆発されたから、食べてない…」
お団子は1つ食べたけどあれだけじゃね…
霊夢はそんな僕を見て
玄関まで歩くと
「なんか食べさせてあげるから
さっさと上がりなさい」
「…え?いいの?」
「ええ、いつもあんたにはお世話になったし
これくらいなんでもないわ」
「……そ、それじゃあ
お言葉に甘えて…」
玄関を上がって、居間に行くと
霊夢が台所に入っていく
この部屋に来るの久しぶりだなぁ
しばらくすると、霊夢がお盆を持って
部屋に入ってきた
お盆にはおにぎりがのってた
「はい、これしかないけどいい?」
「うん、ありがとう。いただきます!」
手を合わせて手に取ろうと思った
けれど、また爆発するんじゃないか心配になった
霊夢はそれを訝しげに見ていた
「おにぎり嫌だった?」
「あいや、そうじゃないけど…
今朝の朝食…おにぎりだったから」
僕の朝食という言葉であらかた
理解したようで、ああ…としか言わない
まあ、大丈夫だよね。
だって巫女が作った料理だよ?
きっとなんか清められ的なもので
爆発しないよね、恐る恐る手に取る
うん!大丈夫だ!
「いっただっきまーす!」
僕がおにぎりを口に持っていった
パアァン!!
「きゃっ!な、何!?」
突然お米が僕にまとわりついてきた
というか爆裂して部屋中米だらけだ
僕は涙しながら机に突っ伏した
「なんでこうなるのぉぉぉぉ………」
僕なんか悪いことしたぁぁぁ!?
『縁側』
とりあえず掃除して顔を洗った
お茶と煎餅を貰ったけど
夕食を爆発されたらどうしよう
そう思っていたとき、魔理沙が来たようだ。
「オッス、来てやったぜ!」
「こんにちは、魔理沙
魔理沙のところは大丈夫だった?
最近周りの物壊れるでしょ?」
「あー、それなんだがな…やられちまった」
魔理沙はばつの悪そうな顔をする
…何が?
「いや、目当ての本を見つけたんだが…
急に弾けて、読めなくなっちゃったんだぜ…」
「……え!?」
なんて異変だよ!!これじゃ掃除の魔法
覚えられないよ!
あの家の広さ分かる!?
僕だけで掃除しきれないよ!?
ホコリ溜まるんだよ!
「だから今持ってないんだ…悪い」
「いや、魔理沙は悪くないよ…
悪いのは異変だから…」
「そっか、所で霊夢はどこ行ったんだ?」
「異変の調査に行ったよ
迷惑だから、早く解決したいって」
なんか僕がおにぎりを食べれなかったことに
腹を立てたみたいだけど
異変に食べ物を粗末にされて怒ったのかな?
本がダメになっちゃった以上
掃除の魔法使えなくなったか……
「どうしようかなぁ…」
「安心しろ、まだ手があるぜ」
……え?どう言うこと?
「紅魔館ってとこの地下に
大きい図書館があるんだ、そこにいけば
お目当ての本があるんだぜ」
おお!図書館か。
本がたくさんあるんだ。
読書好きにありがたい場所だ
僕と魔理沙は早速その場所に向かうことにした
『霧の湖』
箒に跨がった僕と魔理沙
並列して飛んでいく、北の方にはまだ
行ってないからワクワクしてる
「しかし、こんな異変が起きたんなら
犯人ぶっ飛ばしたら宴会だな」
「宴会?」
「ああ…まあ、異変が解決した
お祝いみたいなもんだな、みんな集まって
酒を飲むんだ、楽しいぜ!」
へぇー、そんなのあるんだ
確かにそれは楽しそう。
でもお酒って…魔理沙はダメでしょ
そんなことを考えてると、湖の端に
何かが見える…建物みたいだ
「あれが紅魔館だ」
あれが?霧が晴れてシルエットから
全貌が見える、巨大なお屋敷で
全体的に赤かった、というか紅色だ
なんか不気味な感じがするんだけど
「あそこには吸血鬼が住んでるんだぜ」
そんなんだ、吸血鬼が…………え?
今吸血鬼って言った!?
あれだよね!?人間の血を吸って
眷族にしたりする
もしかして結構、危ないところに行ってる…?
主「…………さて、次回は遂に…
……紅魔館じゃあああ!!」
優斗「皆さん、ご安心ください
ただのロリコンのテンションの急上昇です。
おはこんばんわ、小野瀬 優斗です。」
主「あれぇ?優ちゃんノリ悪くなーい?
アゲテかないとダメでしょ~?」
優斗「は、果てしなくうざい……」
主「まあ、少しは落ち着きましょ
では、次回は紅魔館にお邪魔します。
カリスマやメイドに会えますよ?」
優斗「僕はどうなってしまうんでしょうね」
主「それでは、次回も読んでいってね!」
主「レミリアの眷族になりたい
(ハアハア)」
優斗「その前にナイフで
串刺しになると思うよ?」