新たな仕事に慣れが出てきて書けたから出したぜ!!
注意:作者は東方を熟知していません。
東方キャラの性格等を間違える可能性があります。
その際はご指摘願います。
一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。
それでもいいという方はこのままお進みください。
僕にとって約束はなによりも大切なものだと思う
それがどんなに困難なものでも
たとえ、大きな苦痛に襲われても
約束は守る、それが僕が絶対に譲れない決意
どんなに厚い壁でも……
貫き通すべき僕の信念だ。
第18話 貫く風
フランが赤い眼球を握り締めた瞬間、優斗が内側から爆発する
血液と肉片が散らばり、床や壁を赤く染めていく
「あーあ、もう終わっちゃった……」
「まだ終わってない!!」
黒い霧が晴れた頃に優斗が現れ、フラン達に向けて弾幕を放った
不意を突かれたフラン達は弾幕に打たれ本体を除く3人は消える
形勢を変えられたはずのフランは不気味なほどに笑いながら優斗を見る
「すご〜い!、みんなやられちゃった!」
そしてなんの合図もなくフランは弾幕を放った
優斗は避けながらフランとの距離を縮めていく弾幕が薄くなったおかげで
順調に避ける事ができる
(魔力はもう無い、後は身体能力でどうにかしなきゃ!)
そう、優斗はさっきの作戦で魔力を使い果たしてしまっていた
残るは風を起こすスペルしか残っていなかった
しかしあのスペルは近距離でしか充分な威力が発揮しない
風自体は人間ならば危険な物であるがこのスペルは【未完成】で
何かが足りなかった。
けれど、優斗は諦める気は全く無い
彼の中にはある一つのものがある
それが気弱な少年を突き動かしていた
「……絶対に守るから…」
『ヴワル魔法図書館』
「良いのね?レミィ…」
「…ええ、お願い」
フランの部屋へと繋がる階段の前にパチュリーとレミリアがいる
パチュリーが障壁を開くとレミリアは潜り抜ける
「気をつけて、あの子は正気を失っているわ
貴女の話を聞いてくれるか分からないわ
何故ああまでなってしまったのか…」
「それでも止めるしか無いわ、私は…フランの姉だもの」
そう言いレミリアは薄暗い階段を下っていった
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僕はフランに勝てるか分からない
身体能力や魔力量では勝るけど技量では完全に負けている
でも今の僕は空を飛ぶための箒を失い、魔力も尽きた
はっきり言って絶望的だ。だけど諦めたくはない
レミリアと、約束したから……
フランの弾幕はスピードはあるけど密度のバラつきがあって
避ける事ができる、10m近付いたところで右手をフランに向けた
「指技 指風起こし!」
中指から放たれた強風がフランを襲うが少しバランスを崩すだけで
ダメージはなかった、逆に僕はその隙で弾幕が何発か当たり
床に叩きつけられる
「何それ?全然痛くもないよ?
本物の弾幕を見せてあげる!禁弾【カタディオプトリック】」
魔法陣から弾を巻きながら飛ぶ大玉が僕目掛けて放たれる
僕はそれを避け、小さい弾を避けて近付くため飛び上がろうとした時
バキャッ!!
僕の右足に激痛に襲われ、倒れる
足を見ると、膝から下があらぬ方向へ向いていた
視覚で認識できた途端更に痛みが増して僕は悶える
「あはは、残念。あの弾幕は跳ね返るんだよ
優斗の負けだね、だってこんなに壊れちゃったし」
そう言いフランは飛びながら僕の首を掴んで持ち上げた
首を絞められ、息が出来ない
「…が……フ…フラ……や…め…」
「フラン!!やめなさい!!」
目を向けるとそこにレミリアが飛んでくる
その時僕は放り投げられ、フランは狂ったような笑みをレミリアに向ける
「あ、お姉様。来てくれたんだ」
「もうやめて!!自分が何をしているか分かっているの!?」
「私は遊んでいるだけだよ?ここで、ずっと…ね?
だって、お姉様出してくれないもん……
お外に行きたいのに出してくれないから!!」
その時、フランの弾幕がレミリアを穿った
レミリアは苦しみながら床に降りる
「レミリア!?」
「お姉様、私…外に出るわ。お姉様を壊して!!」
放たれた弾幕がレミリアに当たり、壁に叩きつけられる
僕はレミリアの所まで這いずる
「レミリア!?しっかりして!レミリア!!」
返事はしてくれないが息はある。
死んではいない、それはフランも知っているのか魔法陣を消さない
「まだ壊れてないんでしょ?どいてよ優斗」
どうして…そんな事が出来るの?
レミリアは姉なのに……家族なのに…
「なんで、こんな事するの!?
確かに君を閉じ込めてしまったけど、ずっとじゃないよ!
それに、今起きてる異変。君の能力だよね!?」
「うるさいうるさい!私は外に出るの!!
邪魔するものは壊すの!!お姉様も!
あの障壁も、パチェもこあも咲夜も美鈴も!全部壊して出るんだから!」
……壊す?つまり……【殺す】ってこと?
レミリアやみんなを…家族を……。
駄目だ、そんなの…家族は大切なんだ…
あの子にそんな事させたくない……
【お……ゃん……んか……だ!!】
「ダメだ!!」
「………!?」
フランは僕の声にピクリと反応した
「君に家族は殺させない!!絶対にだ!!」
僕は左足で床を蹴り飛び上がった
フランは近づけさせまいと弾幕を張った
この体が壊れてもいい!!でもあの子を止めなきゃ!!
弾幕が僕を穿つ、痛い…けれど減速することはなかった
その勢いでフランの手首を掴んだ
ゴギャンッ!!
フランは僕を殴るが左手で防御した、だがその衝撃で離れてしまった
(今の…魔力じゃない…?美鈴と似てる力だ……
それに、さっき怖がってる顔してたのに…)
今の優斗に恐怖心は一切持っていなかった
人間はいつだって、誰だって死に対する恐怖心を持っている
しかしフランの前にいる少年は死を一切恐れず立ち向かってくる
しかし、その気力に体が追いつけず動きが鈍くなる
僕は諦めない、約束を守らなくちゃダメなんだ!!
でも僕にはあのスペルしかない、未完成の………いや
足りないのは僕のせいだ。
僕は人を傷つけたくないと臆病になっていたから
だからあんなに弱いんだ、あのスペルには……【意志】が足りないんだ
倒すという意志が、守るという意志が…
自分の意思を【貫く意志】がないからだ。
僕は右手をフランに向けて構えた
フランはそれを笑った、あのスペルだと分かって
無数の弾幕を放ってくる
「そんなんじゃ倒せないって言ったでしょ!!」
うん、今までのスペルは倒せない…だけど
君を止めたい、約束を守りたい。
僕の信念を貫き通したいと意志がある
だから【完成】したんだ……
この意志が僕のスペルだ!!
「貫徹【指風衝弾】!!」
中指から放たれた風は弾幕を打ち砕きフランを捉え、直撃した
しかしそれだけで留まらず、天井を突き破っていった
辺りには小さな瓦礫が落ちている
「……か…勝った……」
「…………!ふ…フラ…ン?」
ふり返るとレミリアがゆっくりと身を起こす
どうやら大したことなかったのかな…良かった
フランを見ると、気絶しているようで攻撃してくる事はない
「大丈夫…終わったよ」
「優斗…どうやって…フランは…あんなに強く…」
そう言われても、必死だったから
僕だって正直勝てるか分からなかったし
「ありがとう、貴方が止めてくれなかったら…」
「いいよ、約束したでしょ?
フランを止めるって。僕は約束を守っただけだよ」
足を見ると少しずつ治っているのが分かる
この能力の力には何度も助けられてるなぁ…
「もう少ししたらフランを部屋に送るから
準備してくれる?、地上の部屋を」
レミリアはピクリと反応したが
了承してくれた、レミリアは一足先に飛んでいき
僕は足が治ってからフランを抱き上げて向かった
『紅魔館 寝室』
咲夜さんに言われた部屋に入り、目に入ったベッドに寝かせる
そんな時、フランが目を開けた
「……ん…あれ…?…優斗?」
「うん、おはよう…かな。具合はどう?」
フランはシーツに顔半分隠して頷いた
大丈夫でいいのかな
「もう…ケガ治っちゃったの…?」
「まあね、能力で身体の治りが早くなるから
フランは?痛いところある?」
するとフランは首を横に振った
この子は恥ずかしがり屋さんなのかな?
もしかして怖がらせちゃったかなぁ…
「もう怒ってないから大丈夫だよ…怖い?」
「ううん、優斗は怖くない…でも…」
そういうとフランは顔を完全に隠して身体を
向こう側へ寝返る
僕だとすると…みんな?
「私、たくさんお姉様やみんなを傷付けちゃった……
みんな…怒ってる…」
喧嘩した後は気まずいよね…いやこれはその範疇じゃない…?
フランの頭を優しく撫でながら提案する
「ねえフラン、今から…謝ってみよ?」
「…え…」
フランは僕の言葉に振り向いた
驚いた顔をしている
「悪いことしたらごめんなさいって謝る
もうしないように気を付けるって伝えれば
きっと許してくれるよ」
「……でも…」
「なら僕も許して貰えるようにお願いする
君が不安なら一緒に居る…だから、頑張ってみよ?」
「……本当?」
「うん、どう?」
フランはしばらく黙っていたけど
意を決したのかフランはベッドから出てみんなが集まっている所へ
向かう……のだけど…。
「これって、僕のせいだよね……?」
「うん、私ここまで壊してないから…」
僕たちが見ているのは、大穴だった
それが床から天井へ繋がり
天井から僅かに赤みかかった光が入ってくる
多分もう夕方になるんじゃないかな
「…怒られるかなぁ…」
「優斗も?」
「そうだね、じゃあ僕も謝らないとね。あはは」
「一緒だね!」
フランは元気を取り戻してきたのか
笑顔を見せてくれた、うん…僕には分かる
フランなら大丈夫。そんな気がしてくる
差し込んでくる夕陽を気を付けながら
食堂に着くと、みんなが揃ってこっちを見た
そんな時に幽香さんが僕を抱き寄せて来た
抵抗?それは出来ません。間に合いませんから…
「優斗君!?大丈夫!?怪我はない!?痛いところは!?」
「だ、大丈夫ですよ…心配してくれてありがとうございます…」
とりあえず苦しいので幽香さんには離れてもらい、本題に入った
と言ってもフランはさっきの笑顔は無くなり
僕の袖を掴んで離さない…やっぱり怖いんだろう
「…フラン?大丈夫?」
袖を掴む力が強くなった、肯定で間違い無いだろう
背中を押して上げる必要があるかな
「僕は紅魔館を壊してしまいました!ごめんなさい!」
僕の突然の謝罪にみんな見開いている
そして僕はフランの手を握った
「…!」
「大丈夫、僕もついてるから…」
僕の言葉にフランの瞳に決意の意志が宿り
みんなを見回し…
「お姉様!…みんな…傷付けて…ご…ごめんなさい!」
フランは頭を下げてみんなに謝った
手が震えているのが分かる
みんなもお互いを見合っている
レミリアはフランを見つめ、歩み寄る
「…フラン、貴女のした事は悪いことよ
そう簡単に許されることじゃ無いわ…」
フランの前に立ったレミリアはフランに手を伸ばした
「…私も、貴女を閉じ込めて
きちんと向き合えなくてごめんなさい」
「……!!…お姉様…?」
「最初、貴女を封印しようとした。
貴女が全てを破壊する事を恐れて…
でもそうするのが嫌だった、たった1人の妹に
そんな事したくなかった…
そんな私を止めて、本心を引き出してくれた優斗が居なかったら
どうなっていたか…だから謝るのは私の方よ。
フラン、ごめんなさい…」
「…お姉様…」
2人は涙を浮かべながら抱き合う
これで一件落着かな…
物が壊れる異変、壊乱異変は幕を閉じた……
けれど、原因は結局分からなかった。
そう…これは、大きく深い暗闇の入り口に過ぎなかった……
主「ハールメンよ!私は帰ってキタァーーーーー!!」
優斗「世代じゃないネタ出さなくていいよ」
主「お久しぶりです!主です!」
優斗「優斗です。ここに来るのも2ヵ月ぶりかな?」
主「かもな、やあホントこの日をどれだけ
待ちわびたか」
優斗「まあリアルが忙しかったから許してくれると嬉しいです」
主「投稿は遅くなるけど上げてくから見てねー」
優斗「それじゃあ今回はスペルを紹介して終わるよ」
主「そう、今回登場した
貫徹【指風衝弾】
あらゆるものを貫く意志、それを体現させたスペルだ」
優斗「紅魔館一部破壊しちゃったんだけど…」
主「それほどの意志があるって事だよ
優斗の約束を守るという強い意志がね」
優斗「心強いスペルが出来たね」
主「これからもスペルを作ってく予定だ、それと
こんなスペルがあったらなぁ、なんて妄想してるあなた!
自作スペルを募集しますので是非送ってみてくださいね」
優斗「え、聞いてないんだけど…」
主「全部出すわけじゃないけど出来るだけ出したいとは思う
優斗の性格に合った物なら登場させたいなとは
送り先は後ほど作る活動報告
【集え、厨二魂!!自作スペル募集中!!】まで!
優斗のスペルに採用された方はもれなく先着1名様に
レミフラ脱衣所で発掘、パンティ2枚!
副賞にはあのメイド長愛用のP○Dを先着2名様にプレゼント!!」
優斗「安心してください、ありませんから
盗んでません…。」
主「それではたくさんのご応募お待ちしております!!」
主「………あれ?窓空いてたっけ?」