幻想小心最強の少年   作:ヌメサビ

20 / 21
気が付けばUA7000越えのお気に入り60件突破!!
とても嬉しい限りです!!

これからもよろしくお願いします!!

注意:作者は東方を熟知していません。
   東方キャラの性格等を間違える可能性があります
その際はご指摘願います。
   一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。

それでもよいという方はそのままお進みください。


第20話

 第20話 宴会開始

 

『博麗神社』

 

こんにちは、優斗です。

今…文さんに馬乗りにされています。

 

呆気に取られていた霊夢達が何とか引き剥がしてくれた

起き上がって話を聞くことにする

 

「どうしたんですか?そんなに慌てて」

 

あんなにぶつかるほどだ、緊急時なんだろう

聞いてみると、文さんは僕に詰め寄った

 

「はい!取材を受けてもらいます!!」

 

 

 

 

………ん?今なんて言ったの?

 

 

 

「……はい?」

 

「ですから取材を受け「いやいや聞き直してないです!」

 

つまり僕は取材と言うだけでタックルといえるような

ぶつかりを受けて押し倒されたの!?

…僕ってそういう扱い…?

 

「ていうか、ならなんで取材しに行かなかったのよ?」

 

僕が黙考してると霊夢が口を開いた

 

話を聞いてみると、どうやら文さんの住んでいる山で

妖操異変に巻き込まれたそうで

文さんは山の偉い人の指示で山中を飛び回っていたらしい

しかも終わってようやく解放されたと思ったら

今度は壊乱異変で行けなくなったそうだ

 

「…なんか。不憫だな…」

 

魔理沙は一種の同情を感じたのか、文さんに呟いた

まあ、彼女もひどい目にあってるもんね

 

「そうなんです!ですから今日こそはと飛んできたんです!

さあ、あなたの事を隅から隅まで答えて貰いますよ!?」

 

「で、でもこれから宴会の準備がありますから…」

 

答えながら料理できるかな?いや、よそ見しながらは危ない

手を切ったりやけどしたりと色々と怖い

宴会という言葉に食いついて文さんはズイズイと近づいてくる

ちょ!近い近い!間近で、文さんの瞳が僕を捉えている

 

「妖怪が暴れたり物が壊れたりする異変あったでしょ?

あれ優斗が解決したのよ」

 

霊夢が僕から文さんを引き剥がしながら説明する

…何故かしかめっ面で不機嫌そうだけど。

それを気にせず文さんは信じられないような顔を僕と霊夢を交互に見ている

 

「優斗が!?異変を!?解決!?」

 

「まあな、紅魔館半壊させたし」

 

「紅魔館を!?」

 

「魔理沙!?それ説明不足!!」

 

文さんは魔理沙の方を見開きながら振り向いた

僕は文さんに自分の能力と今までに何があったのか説明した

このままだと何か誤解を招く可能性があったからね

 

説明を聞いた文さんは何回か質問を挟みながら手帳に書き込んでいく

その時の文さんはとても真剣で全てを知ろうとする瞳が

僕を一切離さない

 

「なるほど…これは今までで1番迫力のある記事になりそうです!

それで…今回の宴会はここで行われるんですよね?」

 

「はい、夜に始まるので文さんも来てくださいね

料理たくさん作っておきますから」

 

「優斗さんの手料理ですか。楽しみにしてますね

では早速記事を書いて宴会の事も皆さんにお伝えしますので」

 

「えっ…」

 

文さんは風を巻き起こしながら飛び去った

あまり目立つことは書かない事を祈ろう

 

 

 

 

(みんなを呼ぶ……人数が増える…食べる料理が減る……)

 

振り向くと何故か霊夢が肩を落として落ち込んでいる

……なんかあったのかな?

 

「よし、宴会の準備すっか!まず何からやる?」

 

「はぁ…仕込みからやるわよ、時間掛かるし寝かしてる間に

会場の準備もできるでしょ」

 

流石は宴会を何回も経験してるだけあって

段取りもスムーズだ、異論はないのでその通りになった

 

 

 

食材を台所に運んで取り出していく、箱を開けた時に涼しいと思ったら

パチュリーが中に冷凍する魔法を施していたみたいだ

魔理沙は食材を切っていって僕は味付けを行って霊夢は煮込みをしていく

3人でやっているから順調に進んでいく

 

「もう少しで切り終わるから終わったら

先に会場の準備するぜ」

 

「うん、お願い。」

 

しばらくすると食材を切り終わった魔理沙は

会場の準備に向かった

それから僕と霊夢で黙々と仕込みをしていく

 

不意に隣を見るとジッと煮込まれている食材を霊夢は眺めている

何だろうな、こうやって台所で二人で食事の準備をするのって…

 

 

 

 

 

「………夫婦みたいだなぁ…」

 

「…はぁ!?」

 

つい言ってしまった呟きに過剰に反応した霊夢は

顔を真っ赤にしながら僕を睨みつける

…お、怒らせちゃった!?

 

「だ、だだ誰がアンタの妻に!?

そそんなの早過ぎるで…熱っ!」

 

霊夢は鍋を触ってしまったみたいで左手の甲を押さえている

 

「大丈夫!?」

 

「大丈夫よこれくらい、勝手に治るわよ」

 

「ダメだよ!冷やしに行こう!」

 

変に強がってる霊夢を水場に引っ張って行き

火傷した所を冷やさせる

放っとくと水膨れになるし痛いし良いことなんて何もない

 

「跡になったら大変だからちゃんと冷やしてね」

 

「私を甘く見過ぎよ、私は博麗の巫女よ?」

 

「それでも冷やして、霊夢は女の子なんだから

跡が残ったら嫌でしょ?」

 

「………ありがと。」

 

霊夢はそう呟いて手を冷やしている

顔を見ると、少し微笑んでいた

霊夢って僕と同じくらいなのに凄く顔が整っていて

彼女の笑顔は不意にもドキってしちゃうんだよなぁ

 

 

「……ね、ねぇ……」

 

「え、ど、どうしたの?」

 

考え事したら霊夢が僕をチラ見しながら話しかけた

急に話し掛けられて少し声がおかしかったかも

 

「い、いつまで…掴んでんのよ……手…。」

 

手を見ると僕の手が霊夢の左手をしっかりと握って

水を張った桶に手を突っ込んでいた

 

「あ、ああごめん!痛かった!?」

 

「…大丈夫。後は任せるから…」

 

そう言って霊夢は外に出て行った

どうしよう…流石にしつこいから怒ったかな……

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「…………はぁ。何やってんのよ私…」

 

アイツの事になるとどうも調子が乱れて仕方ない

始まりは優斗がここに住むことになってから少し経った時

最初は家事をしてくれる便利な奴だと感じてた

だけどそれだと色々と負けた気がして対抗するように

役割分担を提案して交互に料理を作るようになった

 

私が作った料理を優斗は美味しそうに食べて

次の日にそれを軽く上回る様な料理をいとも簡単にアイツは作る

しかもそのバリエーションも多彩だった

料理の天才なのかと思ったらそれも違った

 

料理の時、調味料を確認して分量を測りながら

丁寧に作って、そして栄養のバランスを考えている

アイツはいつも食べてもらう人の事を考えながら作っている

だからか私が美味しいと言ったら優斗は心底うれしそうにする

 

それからかもしれない、アイツのことを考える時間が増えたのも

アイツが人里に引っ越したときに

胸の内側が落ち着かないのも、久しぶりにアイツに食べさせたい

おにぎりを爆発された時に腹を立てたのも

 

そして……アイツに手を掴まれた時も……

調子が狂うのも全部……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は……優斗の事が…、好きになったからかもしれない。

 

 

「霊夢、こんなとこで何してんだ?」

 

ふり返ると魔理沙が酒の入った箱を運んでいた

 

「少し火傷したから包帯巻きにきたのよ」

 

私の言葉が珍しいのか魔理沙は首を傾げた

正直に言わなきゃ良かったわね

 

「霊夢が火傷ねぇ、今日は雨降って中止か?」

 

失礼なこと言ってくれるわね

後で夢想封印かますことにして救急箱を取りに行かないと

 

「あんま無茶すんなよ?」

 

魔理沙の一応の心配の言葉を背中に受けながら

中へと入って行った

 

 

 

 

 

 


 

 

 

ようやく仕込みを終えて、僕も魔理沙たちの手伝いに回った

と言っても2人が7割程終わらせていたから、ほとんどやる事なかった

 

となれば後は、料理だけだ。

時刻はもう夕方になっている、急がないと行けない

人数を聞いてみたらそれなりに集まると言ってたしたくさん作らないと

あとはお酒の肴だ、枝豆や冷奴とかかな?

 

肴に悩んでいると魔理沙が色んなおつまみレシピを教えてくれて

それなりの品数になった………何で詳しいの?

 

「魔理沙、もしかしてお酒飲んでるの?」

 

「………?当然だろ?」

 

アウトォォォォォォ!!!!!

お酒は二十歳になってから!!

 

「ダメだよ!子供がお酒飲んだら!

魔理沙まだ大人じゃないでしょ!?」

 

「何言ってんだ?酒は普通に飲むだろ」

 

…う…幻想郷だからか?もしくは常識が通用しない世界だから?

僕が言っている事が間違っているの???

僕のいた世界だったら駄目だけどこの世界なら有り?

 

そんな混乱は置き去りにされ外では声が聞こえ始める

どうやら集まって来たみたいだ

 

「お、来たみたいだな。行こうぜ」

 

僕たちは料理を持って外に出ると既に大勢の人(?)が

広げたシートの上で話したりしている

というか人間ではなく色んな種族が集まっている

チルノや大ちゃんが楽しそうに飛び回っているし

角を生やした人もいる。

 

「優斗、遅いわよ!」

 

振り向くと霊夢が僕を呼んでいた

………気のせいかな…霊夢の足元に一升瓶があり

霊夢の頬は少し赤くなってる……

ここは幻想郷…、ここは幻想郷…。

 

気が付けば周りの人達は僕に注目していた

は、恥ずかしい……。

 

「よし優斗!音頭をとってくれ!」

 

 

え……………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?

僕が!?断ろうにも周りもやれやれ〜って言ってるし!

 

えっと、こういうのは長すぎず短すぎずだよね……よし!

 

 

「え〜…皆さまお集まりいただきありがとうございます。

無事異変が終わり、祝して宴会を開かせて頂きました!

食材やお酒は紅魔館が提供くださり、調理は霊夢と魔理沙と

僕がしました。

是非ご賞味ください!それでは、異変解決を祝して…乾杯!」

 

 

僕に続いて皆んなが乾杯と高らかに猪口や徳利を掲げて言った……

 

 

 

 

 

 





主「今回は霊夢ちゃんの恋心が判明しましたね」

優斗「てっきり幼女だけかと…」

主「え、やっぱりロリコーー」

優斗「一緒にしないで!!」

主「まあ、出来れば各キャラのifものが書きたいね」

優斗「どれくらい先になるか…」

主「まあ気長に待っていてください
登場した子の中でこの子if出してほしいとかあったら
遠慮なく言って下さいね!」

優斗「主みたいな作者じゃ嫌なんじゃないの?」

主「………………。」

優斗「…?主?」





主「あんまりだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」





次回、「姉戦争と妹戦争」


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。