幻想小心最強の少年   作:ヌメサビ

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お待たせしました。
書いてるうちにキャラが崩壊してました…
俺は悪くねぇ!!

注意:作者は東方を熟知していません。
   東方キャラの性格などを間違える可能性があります
その際は御指摘願います。
   一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。
もう起きてます。姉とか…

それでも良い方はそのままお進みください




第21話 

 

 

 第21話  姉戦争と妹戦争

 

 

僕の音頭から始まった宴会は大いに賑わっていた

宴会に来てくれた人達は僕らで作った料理を食べて

紅魔館で用意されたお酒を飲んでいる

もちろん、未成年である筈の霊夢や魔理沙もだ……うん。

 

まあ外から来た僕にとってツッコミどころは色々ある

何せ1桁台の幼女までお酒を飲んでいるからだ

チルノや大ちゃん、触角を頭に着けた男の子も飲んでいる

 

 

 

 

 

 

よし、忘れよう。

僕の常識は全て置いていこう……。

 

 

 

僕は お酒や料理を運んでいる。

え?何で働いてるかって?お酒飲まされたくないもん……

 

最初はちょっとなら飲んでみようかなぁ…なんて考えたけど

ある光景を見てから怖くなってやめた

 

「ほれ天狗、お前さんも来いよ

アタシらの酒が飲めない事はないよなぁ」

 

「そそ…そんなこと言うわけないじゃないですかぁぁぁ…」

 

文さんが角の生えた女性に首根っこ掴まれて自分たちの

場所に戻っていく、そこにはツノが生えた人達の一団が

大量のお酒を飲んでいる、もしかして鬼というのかな

赤鬼とか青鬼とかがいるし

 

そしてその傍には文さんの様な翼を持つ女の子や

白い犬耳と尻尾を持つ女の子が酔いつぶれている……

 

 

(………お酒はやっぱり二十歳になってから。)

 

 

僕はそう思いながら料理を運ぶことにした

そろそろデザートも出来るだろうし準備しないと…

 

 


 

 

 

 

「何でアイツは働いてんのよぉ〜?

こっち来て飲みなさいよぉ」

 

「おいおい、珍しく酔ってるな霊夢」

 

早くも酔っているのは私の親友、博麗霊夢。

宴会が始まって優斗が給仕を始めた途端にこれだ

正直私でも初めての霊夢に困惑してるんだぜ?

 

「大体ねぇ、宴会の主役が何で働いてんのよぉ?

主役なら主役らしくここに座って一緒に飲むのが当然の事なのよぉ?」

 

「お…おう、そうだな…」

 

「アイツは頭いい筈なのに変な所でバカなのよ!?

この異変はフラン達が起こした様なもんなんだから紅魔館の連中に

やらせればいいのよ、魔理沙もそう思うでしょ!?」

 

「お…おう、そうだな…」

 

だいぶ酔ってるな……最近優斗の事になると熱くなるよなぁ

そんな事を考えてると後ろから何かに抱きつかれた

 

「シャンハーイ」

 

お、この愛嬌のある小さな人形は…

振り返ると人形の持ち主(主人?)が歩いて来る

 

金髪のショートヘア、青い瞳。

青いワンピースの様なノースリーブにロングスカート

肩にはケープみたいなものを羽織って

頭にはリボン風のヘアバンドをつけている

 

アリス・マーガトロイド。魔法の森に住む人形使いだ

 

「ようアリス。遅かったじゃないか」

 

「色んな物が壊されたから大変だったわ

それで?異変解決した子って?」

 

「あそこにいるでしょ〜!?ゆ〜と〜!

こっちに来なさいよ〜!」

 

はーい

 

霊夢の酔った声に反応して学ランと前掛け姿の少年が

料理を運んでくる

中立的な顔立ちで、もう少し髪が長ければ女装をしても

少年が男であってもバレないくらいだった

小野瀬 優斗、気弱で誰に対しても隔てなく優しい

そんな彼が異変を解決したとは

見た目からでは想像出来ないだろう

 

「おう、ありがとな。」

 

「どういたしまして。またお酒持って来るけど

飲みすぎないでね?…霊夢が。」

 

「分かってるわよぉ…」

 

「ふぅん…。この子がね…」

 

アリスは値踏みするように優斗を眺めている

まだ信じがたいみたいだな…

そんな視線に気付いたのか優斗はアリスに

自己紹介を始めた

 

「あ、はじめまして。僕は小野瀬 優斗といいます。

ゆっくりしていって下さいね!」

 

「ええ、私はアリス・マーガトロイドよ

よろしく。」

 

優斗は炒め物を置いて空になった食器を片付けると

台所へ戻っていった

前の仕事場で技術を培ったのか動きが機敏だった。

 

「……あの子なのよね?異変解決したの…?」

 

「ああ、ブン屋の新聞読んだよな?」

 

「読んだ上での質問なのだけど…」

 

あの性格からでは信じられないと主張する人形遣い

まあ分からなくもない、でもあいつは

何処からかスイッチが入ってやるときはある

 

だけどなんだろうなぁ…覚悟した時のあいつの顔……

 

 

「悲しそうだよなぁ…」

 

「……?、何が?」

 

「あ、いや…何でもないんだぜ

それより食おうぜ!」

 

小皿に炒め物をとって早速頬張る

肉汁が野菜と絡み合って美味いんだぜぇ

 

「アリスもあいつの料理を食ってみろよ」

 

「へぇ……あの子が……」

 

アリスが料理を口にした瞬間、驚いてた顔をする

 

「………本当にあの子が異変解決したのよね?」

 

 

 

 

 

 

 

まだ疑うか。

というか、優斗の奴いつ飲むんだ?

 

 


 

 

 

 

よし大体お酒や料理が行き渡った。

デザートも出来たし、いつ配ろうかなぁ…

 

 

そんなことを考えていると、声を掛けられた

振り向くと幽香さんが手招きしている  

 

「もうそろそろいいじゃない?

お酒もお料理も行き届いてるわ。

それ位にして一緒に食べない?」

 

確かに落ち着いてきてるから僕もゆっくりしてもいいかもしれない

幽香さんのお言葉に甘えて、幽香さんの隣に座った

……案の定、幽香さんは僕の頭を撫でているけど…。

 

それから僕は幽香さんと談笑しながら食事を食べた

幽香さんは一度はお酒を勧めたけど丁重に断わった

以降勧めないでくれた

その代わりに撫でさせて欲しいと食べさせたいなどの要求が急増し

お酒を断った手前、断りづらくて了承してしまった。

 

ものすごく恥ずかしいです…。

 

そんなことをしてると何処かからぶつけた音と悲鳴が聴こえた

振り返るとそこには小さい穴があった

しかもそれは空中にある。横を見ると紙のように薄い。

もしかして紫姉ちゃんのスキマなのかな?凄く小さいけど…

気になった僕は穴を覗き込む、中はスキマのような目玉が見開いたような

空間がある、なんか不気味に感じる

 

その時、誰かがギョロリと向かい側から覗きこむ

まるでホラー映画のような光景に叫んでしまった

 

「ウッヒャい!?」

 

飛びあがり5M離れたところで穴は大きくなり見慣れたスキマとなった

当然そこから出たのは僕の義理の姉、八雲 紫姉ちゃんだ。

一瞬姿が消えたと思いきや、横から抱き締められた

 

「優斗君逢いたかったわ!私ねすごく大変だったの毎晩の楽しみを

藍に取られてお説教されてやれ結界だの責務だの威厳だの!

1週間も見張られて仕事漬けで私もうクタクタなのエネルギー不足なの

だから今から1週間分のユウトニウムを補充させて!!」

 

紫姉ちゃんは僕を抱き寄せながら早口でまくしたてる。

っていうか藍って誰?部下の人なのかな?

目の前の幽香さんは突然のことで唖然としてるし

 

「まずはなでなでしてほっぺすりすりして膝枕してあーんしたりされたり抱き締めてスーハーして一緒にお風呂に入って布団の中であなたの寝顔を見ながらそれからそれから」ギュー

 

「ゆ…紫姉ちゃん…くる…し…っていうか…痛い痛い!」

 

徐々に抱きしめる力が強くなって行く

僕が悲鳴を上げたことで幽香さんは紫姉ちゃんから僕を引き剥がしてくれた…助かった

 

「…あら。花の妖怪じゃない…私の弟に何するのかしら…?」

 

「優斗くんが痛がっていたからよ。妖怪の賢者としての威厳も何処に置いてきたのかしら

ずいぶんこの子にご執心ね。」

 

そう言いながら僕を抱き寄せて頭を撫でる。

…なんかこれが僕と幽香さんのルーティーンな気がする…

 

「ふ…ふふふ…。なでなでは姉の特権なのだけどねえ…」

 

「そう?私はこの子を弟の様に思っているわよ?

優斗くん、あなたこのブラコンとはどうやって姉弟に?」

 

どうって…紫姉ちゃんが宣言しただけなんだけど…

幽香さんに話すとニヤリと笑った

 

「なら私もこの子の姉になっても問題ないわね

優斗くん、私も【幽香お姉ちゃん】と呼んでくれたら嬉しいわ

だから一回幽香お姉ちゃんと呼んでみて」

 

……!?え、どういうこと!?

渋っているとどんどん抱き締めてきてるし!

ここは観念して言おう。

 

「あ…えっと…幽香…お姉ちゃん…」ウワメヅカイ

 

言い終えると同時に僕の視界は真っ暗になったしかも

顔が圧迫されている!?

は、花の香りが押し寄せてくる!

 

(何あれ… 優斗くんの照れながら私の目をつぶらな瞳で見ながらいうこの破壊力!?

これ以上あんな目で見られたら危なかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキマ妖怪の気持ちが少し分かったかもしれないわね……。)

 

「むぐー!…む…みゅー…」

 

「いい加減優斗君を離しなさい!!」

 

今度は紫姉ちゃんが幽香さんから僕を引き剥がしてくれた

あと少しで窒息するところだった……。

 

「あ…優斗君…。」

 

「な・に・が!優斗君よ!勝手に姉宣言して胸を押し付けて…」

 

「ふふ、それは貴女も同じじゃなくて?

【自称】お姉ちゃん?」

 

「どうやら貴女とは一度やり合わないといけない様ね」

 

「奇遇ね、私もよ…」

 

それから2人はふふふ…と。笑い合っている

僕はその隙にこの場から離れた。

 

 

デザートをそろそろ出さないと……。

 

 

 

 


 

 

 

デザートを用意しようと台所に向かうと向こうで話し声が聞こえる

どうやら紅魔館の人たちが来たみたいだ。

レミリアに咲夜さん、パチュリーに小悪魔だ…あれ?

美鈴さんとフランが居ない、どうしたんだろ?

 

「あら、優斗。本当に働いてたのね。」

 

僕に気付いたレミリアに声を掛けられた

近づいたら一瞬で持っていたお盆や前掛けが無くなっていた…………!?

 

「ではお嬢様。早速取りかかります。」

 

「ええ、お願いするわ」

 

レミリアがそういうと咲夜さんは僕が持っていたお盆と前掛けを持って

台所に向かって行った…そういえばデザートのこと言ってないし手伝わないと

そう思い後を追おうとしたが何者かに首根っこを掴まれた

 

「グエッ」

 

「何で続けようとしてんのよ!

いい加減こっち来なさいよ!」

 

犯人は霊夢だった。僕を隣に座らせると唐揚げを僕の口にねじ込む

そんな光景にみんな苦笑い。

 

「まあ、咲夜が入ったし問題ないだろ

で、紅魔館はどうなったんだ?」

 

「河童にお願いしたわ。明日には直るらしいわね」

 

え…河童てあの妖怪の河童だよね?

川に住んでて人を川に引きずり込むっていう

河童が建物修理?しかも一晩で?

それについて聞きたいけどさっきから霊夢が唐揚げを

捻じ込んできて話すことができない…てかもう入んない!!

 

「りぇーむあっへ!もぉわいんない!」

 

「うっさいわよ!一緒に飲もうと思ったら給仕に行くわ

咲夜が交代したのに手伝おうとするわ!

メイドがいいの!?男はメイドがいいの!?

巫女は対象外!?」

 

「おい霊夢、いろいろ崩壊してないか?」

 

「してない!してないもん!」

 

「してるじゃない……。」

 

「もう5本も開けてるものね……」

 

かなり酔いが回ってるのか性格が変わったみたい

霊夢が悶えてる間に口の中を空にして

顎を休ませる、口を開けっぱなしも疲れるなぁ

 

霊夢、魔理沙、アリス、レミリアが話し合っている側でパチュリーは相変わらず

本から目を離さない。ストッパーである小悪魔も給仕に行ったから

止める人がいない。せっかくの宴会だし話くらいはしたいな

 

「こんばんは、パチュリー」

 

「………ええ、こんばんは」

 

初対面では目線すら向けなかったけど最近はこっちを見て挨拶してくれる

と言っても挨拶したらすぐ本に視線を戻してしまうけど

 

「ここに来ても本を読むの?何か食べないの?」

 

「私は魔力があるから食べなくても生きていけるわ

まあ食事は嗜む様なものね」

 

「そうなんだ、じゃあ100歳以上も生きられるのも?」

 

「ええ、あなたも目指してみる?

センスはあるから時間をかければあなたも老いることのない

体になれると思うわよ?」

 

不老かぁ、ずっと生きられるというのは魅力的だけど

なんか寂しい気がする…

もし将来好きな人ができて結婚したとしたら

その人が先に死んで残される。知ってる人や友達も死んでいく

それが永遠に続くんだ…そう考えると…

 

「ごめん、僕は普通に歳を取りたいかな」

 

「そう、ならいいわ。」

 

パチュリーは本に視線を戻した

かと思いきや、唐揚げを箸で取って食べた

 

「……本当に目指さないの?」

 

もぐもぐしながら聞いてきた

料理気に入ったのかな?

 

 

 

「お姉さまッ!!」

 

振り返るとフランがレミリアの元に駆け寄っていく

その後ろには美鈴さんが息を切らしながら走ってくる

どうやら遅れてやってきた様だ

フランなんか怒ってるけど何かあったのかな?

 

「何で私を置いて行ったの!?」

 

「あら、起きなかったから行かないかと思ったのよ?」

 

フランが寝ててそのまま置いて行ったらしい

起こしてもよかったんじゃ?

もしくは気持ちよさそうに寝てるのを起こすのに躊躇うか

したんだろう

まあとりあえずデザートでもあげようかな?

 

「こんばんは、フラン」

 

「え?あ、お兄様!!」

 

……ん?お兄様???

みんなも首を傾げてる。昨日は名前で呼んでたよね?

 

「えっと、呼び方変えたんだ」

 

「うん、ダメだった?」

 

「別にダメじゃないよ。

あ、そうだ…デザートのプリンあるけど食べる?」

 

「プリン!?食べるー!」

 

「「「「プリン!?」」」」

 

フランに続いて、霊夢、魔理沙、美鈴さん、レミリアが反応した

アリス、パチュリーは興味がありそうな視線を感じる

じゃあ用意しようかな

 

 

台所にいくと咲夜さんと小悪魔が忙しなく皿を片付けたり

準備しておいたプリンを盛り付けていた

 

「あ、優斗さんどうしたんですか?」

 

僕に気付いた小悪魔が話しかけた

と言っても手を動かしながらだけど

 

「デザートを出そうかなって思って

もう出せそう?」

 

「はい、今出しますね!」

 

「優斗、貴方はゆっくりしても大丈夫よ

あとは私たちがやっておくから」

 

「いえ、ここまでしたんですから最後までやります。

それじゃあ持っていきますね」

 

そういいプリンを持っていく                            

出てみるとみんな待っていた様だった

 

「甘味としてプリンをご用意したのでぜひご賞味くださいね」

 

みんな一つずつ取っていく

プリンは一応知られているものみたいだけど

気に入ってもらえた様だ

さて、あと二つは誰に渡そうか考えてた時だ

 

「あれ?あの時のお兄さんだ」

 

何処か聞いたことある様な声だ、ふり返るとそこには

昼間に会った女の子だ、やっぱり幻覚じゃなかった!

僕は女の子の左隣に座った

 

「こんばんは、君も宴会に来てたんだね」

 

「うん、でもびっくりしたよ?お兄さんが異変解決したんだ」

 

「まぁね、想像できないかもだけど」

 

そりゃ見た目弱そうだし、信じがたいだろうね

解決できたのも能力のおかげだし

それがなかったら何もできないまま妖操異変も解決できなかった

といっても今回も危なかった。

フランとの弾幕勝負は技量では完全に負けていた

弾幕も薄いし避けるのも下手、足りないものがたくさんある

 

「だからこれからもっと強くなるつもりだよ」

 

「そうなんだ、頑張ってね」

 

そう言って女の子は微笑んでくれた

こんないい子の笑顔を守れる様にならなきゃ

 

「ありがとう、そうだ。

デザートのプリンだけど食べる?」

 

「ありがとう、いただきます」

 

プリンを受け取ると女の子はスプーンですくい

口に入れた、久しぶりに作ったものだけど上手くできてるかな

 

「美味しいねこれ、お兄さんが作ったの?」

 

「そう、作るの久しぶりだけどうまくできてよかったよ」

 

それから女の子はパクパクと食べている

そういえば名前聞いてなかったな

 

「まだ自己紹介してなかったね。僕は小野瀬 優斗

よろしくね」

 

「あ、そうだったね。私は古明地

お団子ありがとう」

 

「気にしないで、僕が勝手にしたことだから」

 

何だか不思議な子だな、ミステリアスな雰囲気もあるし

かと言ってそうでもない様な感じ…掴み所がないだね、うん

 

「お兄さん、どうしたの?」

 

「ううん、何でもないよ…ん?お兄さん?」

 

あれ?名前言ったよね?どういうこと?

 

「お兄さんの方がしっくりくるんだけどダメ?」

 

こいしは首を傾げながら上目遣いで見つめてくる

まあいけないことはないだろうから…

 

「大丈夫だよ、こいしがそれでいいなら」

 

「そっか、それじゃあよろしくね。お兄さん」

 

微笑むこいしは可愛かった。

そういえば、近所に住む甥や姪も兄ちゃんって呼んでたし

何も問題ないよね…ないよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄様?」

 

後ろを振り向くとフランがいた

え、なんか雰囲気が違う?あれ?問題あり?

 

「お兄さん、知ってる子?」

 

「…お兄さん?」

 

「う、うん。この子はフランドール・スカーレット

紅魔館に住んでるんだよ

フラン、この子は古明地 こいし

今日の昼間に知り合ったんだ」

 

「へぇ…それで何でその子お兄さんって呼んでるの?」

 

「しっくりくるからだよ

でも君もお兄様って呼んでるよ?」

 

「そ、それはそうだけど…」

 

こいしの言葉に珍しくフランはたじろいでる

確かに何でお兄様って呼ばれる様になったんだろ

 

「まあまあ、フランもプリンを食べようよ」

 

「え、う…うん」

 

フランは戸惑いながらも僕の左隣に座った

つまり僕は2人に挟まれて座っている

 

「プリン美味しい!お兄様が作ったの!?」

 

「うん、今度遊びに行くときにお菓子作ってくるね」

 

「ほんと!?やったぁ!」

 

フランは嬉しそうに言った

僕のお菓子が気に入ってくれてよかった

 

「フランちゃんのお家私も遊びに行ってもいい?」

 

「え?紅魔館に?」

 

「うん、ダメ?」

 

ちょうどいいんじゃないかな、フランも友達ができるし

 

「いいと思うよ。今度お姉様にも紹介するね」

 

「うん、ありがとね。フランちゃん」

 

お互い笑顔になっている、同年代(?)の友達がよかった

そのうちガールズトークとかするのかな?

そうなったら僕は入れないだろうけどね

こいしの家はどこになるんだろ

あんまり遠いと家族が心配するだろうしいざとなれば

僕が送ってあげた方がいいかな?

 

「こいしはどこに住んでるの?

遠かったら僕が送り迎えするけど?」

 

「大丈夫だよ、私しょっちゅう出かけてるから

地獄に住んでるけど特に何も起こらないし」

 

…………!?え?い、今なんて言った!?

地獄!?死んで地獄に落とされたら苦しみ続けるあれ!?

ドッドっっドドドどうしよう!?

僕無事で済むのかな!?でも送り迎えするって言ったし

こいしは大丈夫って言ってるけど、もし何かあったら大変だし

でも地獄は怖いし………

 

「こいしちゃんのお家にも遊びに行ってもいいの?」

 

「いいよ、最近trpgを森で拾って遊んでるんだ、一緒にやろうよ」

 

「うん、よくわからないけど面白そう!」

 

なんかフランが地獄に行く話ししてるんだけど!?

止めるべき!?行かせるべき!?ついて行くべき!?

いざとなれば弾幕や能力を使えばいい、うん。大丈夫!

 

(何が目的かわからないけどお兄様は渡さないもん!)

 

(お兄さんってどうして私のこと見えたんだろ?気になるなぁ)

 

(こ…怖いけど守らなきゃ!まずは強くなって。

もっと能力を使いこなせる様にならなきゃ!)

 

 

 

 

 

それぞれの思惑の中、物語は進められて行く

 

宴会が終わり、日常へと戻って行くだろう

 

そして新たに紡がれる。地面が血で染まる満月の下で………

 

 

 

 

 




主「やあ、おはロリコン。」

優斗「それ歩く全裸歩兵!!」

主「それをいうなら全裸魔人じゃなくて?」

優斗「どっちもアウトだよ!」

主「というわけで第2章は完結です。
次は第3章『満月の下の誓約』です

優斗「もう出しちゃうんだ」

主「まあね、でもすぐにシリアスには行かないよ
ほのぼのしてからシリアス行くよ」

優斗「平穏な日常が待ってる………!」

主「俺が作るものにただの平穏があるとは思えないけどね」

優斗「え?」

主「え?」






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