幻想小心最強の少年   作:ヌメサビ

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感想が2件も届き、大興奮で書き上げてしまった。
これは糧になりますわ
感想をありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

注意:作者は東方を熟知していません。
   東方キャラの性格等を間違える可能性があります
その際はご指摘願います。
   一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。

それでもよいという方はそのままお進みください。

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キャラ紹介


小野瀬 優斗

ひょんな事から幻想入りした少年
料理好きで、またきれい好き
であり世話焼きである。
臆病な性格で、怖い人が苦手。
幻想卿に住む住人全員分の
力を能力としているが
あまり使いこなせてない。
今回から自警団臨時団員として
ビクビクと生活を始める。


博麗 霊夢

幻想卿のバランスを守る博麗の巫女
非常に強くて頼りになるが怠惰ですねぇ
最近は優斗の料理が癖になっている。
(何か危ないものが入ってるのだろうか)


霧雨 魔理沙

魔法の森に住む人間の魔法使い
霊夢の次くらいに強く、努力家
優斗の身を案じてに箒をプレゼント
(自分の中ではトラブルメーカー)


射命丸 文

文々。新聞で記事を書く新聞記者
幻想卿の5本の指に入る素早い鴉天狗
幻想入りした優斗に1番に出会い
記事にしようにも、妖怪の山で
何かあったらしく、取材に行けてない


上白沢 慧音

人里の寺子屋で教師を勤める
面倒見がよく、優斗にも
気にかけてくれている。
最近は西崎亭の料理にハマってるらしい
彼女の頭突きはとても痛い。


チルノ

氷の妖精……⑨


大妖精

よくチルノのそばにいるブレーキ役
チルノに振り回されながらも
チルノが大好き(健全に)


西崎 梨花

西崎亭の店主の娘、西崎亭の看板娘
1、2を争う美人で
彼女目当ての客が多い
妖操異変で誘拐されたが優斗に
助けられ、店が元に戻ったおかげで
友達と遊びに行けるようになった
けれど優斗が店を辞めてから元気がない


西崎 大和

西崎亭の店主で強面の親父
元自警団団員で腕っ節は強い
妖怪に襲われ、腕を負傷し
経営難に陥ったが、優斗の活躍で
元に戻る、婿にしようとするが
梨花に麺棒で止められる(怖いらしい)


佐々木 平吉

人里一の外道
妖操異変を引き起こし、梨花を誘拐する
しかし優斗に倒され、地下牢で
終身刑を受刑中。

佐々木 重兵衛

自警団団長を勤める隻眼の男
妖操異変解決後は自警団の
悪いイメージの払拭に専念
優斗を自警団に勧誘しそれに成功





第2章 悪魔の妹
第8話


 

第2章 悪魔の妹

 

 

 

第8話 お引っ越し

 

 

『博麗神社 縁側』

 

妖操異変から1週間が経ち

人里はすっかり平和に戻った

 

「…はぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

これでもかと大きい溜め息をつくのは

博麗神社の巫女、博麗霊夢である

お盆の上にある、団子を一つ取り

口にいれる、甘味が口に広がるのを

感じながら、空を眺めている。

快晴の空に人影が見える

霊夢は一瞬笑顔になり、それを見るが

期待したものと違うと

すぐに真顔になった

 

そう、箒で空を飛ぶのが二人いるからだ

 

「よぉ霊夢、来てやったぜ~」

 

黒い帽子が特徴的な白黒の魔法使い

霧雨 魔理沙、期待していたのと

違った霊夢は彼女に淡白だ

 

「いらっしゃい、なにか用?」

 

「なんだよぉ…おーい、優斗~

茶を出してくれぇー」

 

……………………………。

なにも反応がない。

 

「……あれ?

優斗は留守か?」

 

小野瀬 優斗、ひょんな事から幻想入りし

博麗神社で居候している少年だ

先週の妖操異変で元凶である

人里一の外道、平吉を倒して

一躍人里のヒーローになった

 

魔理沙は彼の淹れるお茶を求めたが

彼は居なかった。

 

「無駄よ魔理沙…彼はもう…

ここには居ないわ」

 

「…は?どう言うことだよ?

留守なんだろ?」

 

霊夢は俯いた、彼がどこへ行ったのかを

思い出しただけで滅入っていく

魔理沙はその時、最悪の答えを

想像してしまう……

 

「…おい、嘘だろ?

確かにあいつあの異変で大怪我負ったけど

翌日に治ってるじゃんか!」

 

妖操異変で優斗は重傷を負ってしまった

しかし彼の能力で強化された自然治癒力により

一日程度で完治している

 

「ええ、治ったわ…でも…彼は……」

 

大きく躊躇った後、霊夢は

悲壮の面立ちで魔理沙を見た

 

「…優斗は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引っ越したのよ!!

 

 

 

「…………………は?」

 

「だから、引っ越したのよ!

昨日!人里に!だから居ないの!」

 

「お、おう…」

 

あまりの答えに拍子抜けした魔理沙は

霊夢の隣に座る

魔理沙は霊夢に理由を問う

 

「てゆうか何で急に?」

 

「何でも自警団に勧誘されて引き受けたのよ

すぐに来れないと困るからって!」

 

「へぇ、知らなかったなぁ…

でもそれと霊夢の機嫌の悪さと何の関係が?」

 

見るからに霊夢の機嫌は良いと言えない

 

「当然よ、だって………

あいつの料理食べれないじゃない………」

 

「…………………は?」

 

魔理沙は目が点になり

霊夢の妙な理由に首をかしげた

 

魔理沙は知らないであろう。

優斗の作る絶品料理の数々を。

霊夢は知らぬうちにその虜になってしまっていた

 

「……あんた食べたことないから

わからないでしょうけど、あいつの料理

美味しいのよ!生活してるときだって

週に4日は担当してもらったし……」

 

と、霊夢は少し恥ずかしそうに言った

因みに優斗との役割分担は

 

料理は週に4日は優斗、3日は霊夢

洗濯は霊夢(優斗に下着は見られたくない)

掃除は2人で協力して

薪割りは優斗(かなりしんどいらしい)

買い出しはじゃんけん(霊夢がよく勝つ)

 

(……仲良し夫婦か!)

 

心の中でツッコミをする魔理沙

それを知るはずもなく霊夢はズズズと

お茶をすする。

 

「…それで?

優斗はどこに引っ越したんだ?」

 

「人里の北の里外れにある空き家よ」

 

 

 

 

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「親方さん、それにみなさんも

ありがとうございました!」

 

「いいさ、お前さんや大和の旦那には

世話になってるからな」

 

人里の北、霧の湖の手前(人里寄り)

にある空き家。

そこで修繕と引っ越しの手伝いをしてくれた

家は、人里で浮きまくりな現代にある

2階建ての洋風の一軒家

大きな裏庭にまだなにも植えられてない花壇

2階にはテラスがあり、屋根には暖炉の煙突が立っていた

 

何でも、昔幻想入りした建築家が建てた物で

建てられた当初は自警団支部にする予定だったらしい

しかし、妖怪の山の統制が変わったらしく

妖怪の分布も変わり、こちらには

妖怪があまり来なくなり

結局使うことなく放置されていたという

それから十数年経つうちに

蔦が絡まり、中も酷いことになっていた

 

それを僕と人里の人達と一緒に

中を清掃、蔦の処理、一部の修繕をした

おかげで新築同様のように綺麗になった

 

「しっかし、あの重兵衛とやらも

太っ腹だなぁ、こんな家をやるとはな」

 

そうなんだよなぁ、計算してみたら

これ60坪もあったよ?60坪…広い

広すぎる、まあ支部にしようとしてたから

それくらいの広さは必要だと思うけど

とても僕一人に渡すような家じゃないでしょ

 

「でよぉ、家具なんだが。

あの香霖堂の店主が色々運び込んだみてぇだ

あんた一体なにもんだ?」

 

そう言われても……

一昨日、家具を買いに大通りを歩いていたら

霖之助さんに会って引っ越しの話をしたら

何個か余ってる家具(家電)を頂いた

そこまでしてくれる理由を聞いたら

大和さんの世話になってたからと答えた

………大和さんの顔広すぎない?

この60坪以上に……。

 

「それじゃあ俺らはしっけーするわ

またなんかあったら言ってくれ」

 

「はい!ありがとうございました!」

 

親方さんと人里の人達は帰っていった

僕は大きい家にウキウキしながら

三段の階段を上がり、玄関のドアを開けた

 

「うおおおおお!!」

 

家具を配置してるから間取りは大体把握してると言えど

やっぱり新しい家は興奮してしまう

居間には大きな黒のソファーにローテーブル

その近くには本棚を設置して、側の窓際のテーブルと椅子でゆっくり本が読めそうだ

 

台所は対面式で冷蔵庫(魔力で動くらしい)に

シンク3口のコンロと広々としてる

料理道具や食器の収納も完璧だ!

勝手口まである、初めて見た。

ダイニングも大きなテーブルと椅子6つ

それでも余裕のあるスペース!

 

トイレは水洗式、どこに流すのかは謎だ…

壁に小さな本棚を取り付けたから

ゆっくりと用を足せる。

 

そしてこれも初めて見る光景。

お風呂である浴【場】!室ではない!

浴場なのだ!広々とした浴槽に

シャワーが4つ!

支部兼宿舎みたいな扱いの予定だったのか

とても広い。

 

2階に上がると、3部屋あって

廊下の端にテラスへのドアがある

2部屋は6坪分で最後の部屋は8坪だ

8坪の部屋にしようかな

 

そして居間に戻ったとき、重要な事に気づいてしまった

この家、やっぱり………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「広すぎるんだよなぁ…」

 

いや、文句じゃないんだけどなんというか

絶対に掃除が行き届かないよね?

まあなん部屋か余りあるし

それを放置すれば出来なくはないかな?

 

あれだ、大きな家を夢見て

いざ買ったときに出る悩みだ。

今僕も体験してしまった…どうしよ

自分で掃除してきた僕でも流石に

ルンバとか欲しく感じちゃったよ。

魔法とかで掃除できたりしないかな?

魔理沙に聞いてみようか

そう考えた僕は、準備して

出掛けた。とりあえず博麗神社で霊夢に会ってみよう

もしかしたらそこで魔理沙に会えると思うし

 

 

 

 

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『博麗神社 境内』

 

「そんなに暇なら掃除手伝いなさいよ」

 

霊夢は境内で掃き掃除を眺めてる魔理沙に言った

 

「この箒は掃除用じゃないんだぜ」

 

「あら、箒ならここにもあるわよ?」

 

そう言われ、なにも言えなくなる魔理沙

どうやら初めてのやり取りじゃないようだ

そんなときどこからか優斗の声が聞こえる

 

霊夢はハッと気付きその方向を見る

 

「霊夢ぅー、魔理沙ぁー。こんにちは~」

 

「あ!優斗いらっしゃい!

……!こ、こほん。どうしたの?

なにか忘れ物?」

 

霊夢が僕に聞いてきた。

本当は魔理沙に用事があるんだけど

 

「実は魔理沙に会いに、だけど

家が分からないからとりあえずここに来てみたんだ

あとこれ、良かったら食べて」

 

そういい、箱を霊夢に渡す

霊夢が開けてみると中にはクッキーが入っていた

中身を見た瞬間から目がキラキラし始めた

 

「ありがと、後で美味しく頂くわ」

 

「あ、おいズルいぞ!私にもくれよう」

 

「あはは、まあお茶でも飲みながら

食べようよ、話はそれからでも良いから」

 

とりあえず僕はお茶を提案した

二人は了承してくれて縁側へ向かった

 

お盆にクッキーを置いて、霊夢からお茶を貰う

……あ、茶柱立ってる…

 

「それで優斗、私に話ってなんだ?」

 

魔理沙は聞きながらクッキーを頬張る

その瞬間、目を見開いて僕を見る

え、どうしたの?

 

「おま!?なんだよこれ!

メチャクチャうまいじゃんか!」

 

あ、なんだ。口に合わないのかと内心

ヒヤヒヤしちゃった

 

「気に入ってくれたんなら嬉しいよ

それで…聞きたいんだけど

家を掃除する魔法とか知らない?」

 

「ふぉ?ほーじのまふぉう?

はんでわた、もんなもんも?」

 

「食べてから話しなさいよ」

 

クッキーを詰め込んで、言ったけど

聞き取れなかった、霊夢は

ツッコミをいれたけど、お構いなしに

口の中を空にした魔理沙が答えを言う

 

「そう言われてもなぁ、知らないぜ?

それに頻繁に掃除するものか?」

 

「するでしょ普通!?」

 

魔理沙に意味不明な事を言われ驚いた

え!?するでしょ!?

霊夢だって毎日境内掃除してるし!

 

「それで…知らないって言ったわよね?

どうするのよ?」

 

「んー、まあ調べてみるけど

そんな魔法載ってたかなぁ…」

 

唸りながら魔理沙は記憶を巡らせて思い出そうとしてる

やっぱり難しいのかな?

 

「…明日またここに来るからその時聞いてくれ

あるか分からないけどさ」

 

「うん、ありがとう。ごめんね魔理沙」

 

「気にするなよ、上手いもん食わせてもらったし

しかし、女子力高いと聞いてたけど

ここまでとはな、侮ったぜ…」

 

そう言ってくれるのは嬉しいけど

クッキーがもう半分もないよ?

それに気づいたのか霊夢が怒り出した

 

「ちょっと魔理沙!あんた食い過ぎよ!

私の分無くなるじゃない!」

 

「手と口が止まらなかったんだぜ☆」

 

僕は二人の間にいるからとりあえず

二人を止めた、仲が良いのか悪いのやら

 

「…はぁ、で?

何でそんな魔法必要なのよ?

あんた掃除得意じゃない」

 

「そうなんだけど…ちょっと僕一人じゃ

あの家広くて、手が回らない…」

 

「…どんくらい?広いんだぜ?」

 

「…………60坪……くらい…」

 

「「60!?」」

 

魔理沙と霊夢は驚いている

そうだよねぇ、広いよねぇ

あれ家というよりちょっとした邸宅だもん

 

「優斗、あの団長からそんなの貰ったの!?」

 

「マジかよ……そりゃ無理だよな……」

 

だろうね、20坪くらいは庭で占められているけど

残りは家だもんなぁ、40坪。

独り暮らしには広すぎる

 

「わかった、掃除の魔法探してみるぜ!

この霧雨 魔理沙にどんと任せとけ!」

 

「うん、ありがとう!」

 

「…大丈夫なの?、変な魔法教えて

家が爆発なんて止めてよ?」

 

「んなことあるか!

攻撃魔法を使う訳じゃないんだから…!」

 

まあ僕は魔法を全く知らないから

魔理沙頼りになるね。

爆発する魔法なんて嫌だけど

 

さて、戻って日用品とかの確認しないと

新生活は色々と忙しくなりそうだ!

 

 

 





優斗「…ねえ、主?」

主「ちょっとまって、今集中してる」トウキュウナゲタ

主「今だ!」カキーン…イッター!マンルイホームラン!

優斗「……………」

主「…あ、で…何?」

優斗「何してるのさ」

主「パワプロだけど?」

優斗「まあいいけど、今回早いね
昨日の朝に出してなかったっけ?」

主「まあね、でもさでもさ。
来たんだよ!感想!」

優斗「そうだね」

主「テンション上がるじゃん!?」

優斗「う、うん…そうだね」

主「糧になって作っちゃうよね!?」

優斗「だからって早すぎだよ!
前回より短いけどさ!」

主「出来すぎ君だって?
やだなぁ~もぉー照れるじゃん」

優斗「早杉くんだよ
主には無理…というか
ゲームする暇あるなら投稿頑張ろうよ」

主「……さあ第2章開始でございます!
作者のヌメサビです!」

優斗「(逃げた…)おはこんばんわ
小野瀬 優斗です。最後まで読んでくれて
ありがとうございます。」

主「第2章が始まり………
ついに紅魔館じゃああああ!!!」

優斗「テンション上がりすぎだよ!
ところで前書きにキャラ紹介あるけど
あれは一体なんなの?」

主「ああ、あれね。
2章から読む人居たらと思って
書いといたんだよ。それに変化あるから
それについても」

優斗「それはいいけど
チルノ雑すぎでしょ……」

主「合ってるでしょ?」

優斗「間違ってはないけど……
チルノファンが読んだら
フルボッコにされるんじゃない?」

主「ダイジョブダイジョブ
問題ありマセーン!」

優斗「それ9割方失敗する奴!」

主「なんくるないさぁ!
元気にして貰うの今まで失敗してないから」

優斗「その心配じゃないよ
じゃあ感想もらったから嬉しくて
早く投稿できたと?」

主「もちろんです。
悪戯センセーション聞きながら!」

優斗「ああ、流れてたね。
一時間耐久…」

主「やっぱりレミフラの怒ってるとこ
可愛いよ、レミフラは東方の天使だね!」

優斗「………さとこい、は?」

主「天使だ!異論は認めん!」

優斗「レミフラはどうしたの!?」

主「ロリコンにその質問は愚問だと
思わんのかね?優斗くんよ?」

優斗「はあ…何で後書きのとき
こんなに疲れるんだろう…?」

主「大丈夫?無理しちゃ駄目だぞ?」

優斗「誰のせいだと思ってるの!?」

主「相方が疲れてるみたいなんで
この辺りに、では次回も読んでくださいね」

優斗「それでは、さよなら」







主「レミフラのエ〇シーン
書けるようになりたい(欲望)」

優斗「このロリコンもうだめだ……」

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