幻想小心最強の少年   作:ヌメサビ

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やあ、昨日ぶりだねぇ。
まただよ、また早く出してしまったよ。
それじゃあ早速始めていきましょうか!

注意:作者は東方を熟知していません。
   東方キャラの性格等を間違える可能性があります
その際はご指摘願います。
   一部キャラの崩壊が起きる可能性があります。

それでもよいという方はそのままお進みください。


第9話

第9話 元気な子たち

 

 

『人里 商店街』

 

 

 

博麗神社から戻ってきた僕は、今晩の食材と

これからの日用品等を買いに人里に降りて

商店街の中を歩いていく

八百屋にお肉屋、雑貨屋等

色んな店が並んでいて、主婦達が

品揃えを見ている、そして

現実世界でもこの幻想卿でも変わらないものがあった

 

「はいよー、215円な!」

 

「もうちょいまけてちょうだいな」

 

「ん~、しゃーない。195円だ!」

 

「ありがとう♪買うわ!」

 

「毎度あり!」

 

値引き交渉だ、モダンな商店街だとたまに見かけたことがある

僕の近所もそんな商店街があったからね

因みに僕はそういうことする度胸はないから

普通に買ってる。

怒られたら怖いし。

 

(「ねえ奥さん聞いた?」)

 

(「もしかして、ミツエさんち?」)

 

奥さん同士で何か話してる

噂好きな奥さんって世界を越えて

どこでもいるんだなぁ

気になってちょっと聞き耳をたててしまった

 

「そう!ミツエさんとこの子の玩具が

急に壊れたって話よ」

 

「あら、壊しちゃったんでしょ?」

 

「それが違くて、本当に壊れたんですって

ミツエさんもそれを見てたのよ」

 

「そうなの?怖いわねぇ」

 

急に壊れるなんてあるんだ……

まあ形あるものはいつかは壊れるよね

それがその時だったのかな?

 

そんな奥さんたちを横目に歩いていくと

 

「お!優斗じゃねえか!買い物か?」

 

八百屋さんに声を掛けられた

そういえばこの人も西崎亭に来てた人だ

 

「はい、今晩の食材とあとは

日用品とかを」

 

「そかそか、どうだい?見てこいよ!

安くしとくよ!」

 

「そうですね、では…」

 

煮物を考えてた僕は八百屋に並んでる野菜を眺める

どれもいい感じに実ってる

肉じゃががいいかな?

でも炒飯も食べたいかも……

 

「それじゃあじゃがいも2つとネギ1本ください」

 

「まいどー!120円な!」

 

僕は財布を取り出してちょうどを出した

そして小袋を入れたショルダーバッグを

差し出した

八百屋さんはそのバッグにじゃがいも4個と

ネギ2本を入れた………あれ?

 

「あの…じゃがいも2つとネギ1本多いですよ?」

 

「おまけだおまけ!持っていきな!」

 

「はい、ありがとうございます!」

 

「また来いよー!」

 

なんとおまけしてくれた。

これは暫く持ちそうだ

 

それからお肉屋と雑貨屋で色々買った

これでいいかな、あとは帰って

夕食作ろうかな…そう思ってると

ふと見た茶屋に見知った女の子がいた

あれは、梨花さんだ。

 

彼女は西崎亭の店主の娘で看板娘でもある

僕は仕事を探してるときに出会い

梨花さんの西崎亭に働かせてもらった

まあその時に、父親の大和さんに気に入られ

婿にしようとか言い出したりと大変だった

 

今では従業員が戻って

こうして普通の女の子のように生活している

楽しそうに笑ってる、やっぱり

梨花さんには笑顔が似合ってる

……あ、こっち見た。

 

「あ、おーい。優斗くーん!

どしたのー?」

 

梨花さんの横にいた女の子が声をかけてきた

茶屋に行くと、お団子を置いて食べてたみたい

 

「色々と買い物をしてました。

梨花さんたちはお話ですか?」

 

「うん、あれからどう?

もう痛くはない?」

 

梨花さんは心配そうに、僕の左足を見た

異変のときに足を噛まれてかなりの出血をしてたから

それが心配なんだろう

 

「はい、もうすっかり。」

 

と、僕は軽く跳んで見せた

 

「そだ!せっかくだし優斗君のこと教えてよ」

 

……………え?

 

「ちょっと、なに言ってるの?

小野瀬君も色々荷物あるんだし」

 

「ここで休憩すればいいのよ

優ちゃんは問題ない?」

 

「はい、大丈夫ですよ(…優ちゃん?)」

 

僕が端に座ろうとすると、一人の女の子が退いた

そこに座るように促した

仕方なくそこに座ると、隣に梨花さんがいる

………どういうこと?

 

「それで?梨花とはどんな仲なの?」

 

「「え!?」」

 

女の子の急な質問に僕だけでなく

梨花さんも驚いている。どんな質問?

う~ん、答えに悩む質問だよね

前までは、僕の上司というかそんな感じ

だったけど、今はどうなんだろ…

 

「……知りあい……なんですかね…」

 

「なにその曖昧な回答……」

 

二人になんか微妙な顔をされる

そんなこと言われても…梨花さんも

なんかがっかりというか落胆したような

顔をしてる、え、どうしたらいいの!?

 

「梨花自身どう感じてるの?」

 

「え!?、私!?そ、それは……」

 

同じ質問を振られた梨花さんも

悩むような顔をした

というかなんでこんな質問したんだろ?

 

「……友達……かな?」

 

「……………えぇ…」

 

今度は二人が落胆してる…なにこれ…

でも友達と思ってくれてたとは

想像つかなかったなぁ

てっきり年下の部下くらいかと

そんなことを考えてると

梨花さんがちょっと気まずそうに

僕を見ている。

 

「…えっと…友達で…大丈夫?」

 

断る理由なんてないし

僕は幻想卿では友達は少ないから

僕にとっては嬉しいことだ

 

「はい、僕でよければ」

 

「…!うん!よろしくね!」

 

僕がそう言うと梨花さんは笑顔になった

それを覗きこむ二人は

難しい顔をしてるけど…

 

「まあ…これはこれで…」

 

「…焦らなくてもいいのかなぁ…」

 

なんの話をしてるんだろう?

まあいいか、そんなこんなで

歓談し終わり、僕は3人と別れた

 

 

 

『人里 大通り』

 

 

僕は商店街に行くときに必ず大通りを通る

ここは商店街と違って主要な施設が並ぶところだ

例えば長老の家や診療所、人里での会議場

あとは自警団本部もここにある

他というと……

 

「慧音せんせ~!早く~!」

 

「ああ、慌てなくても逃げないさ」

 

そうだ、寺子屋だ。ここも大通りにある

寺子屋は学校みたいなところ…というか

学校そのもので、国語や算術、歴史などを

教えている。

今日は外で授業するのかな?

 

「ん?優斗か?どうしたんだ

こんなところで…買い物か?」

 

「はい、今日は外で授業ですか?」

 

「ああ、植物の図鑑でな」

 

というと…理科になるかな

僕は文系が得意だけど理系はなぁ

僕の事が気になったのか

子供の男の子が慧音さんの裾をクイクイと

引っ張った

 

「慧音せんせ~、この人誰?」

 

「彼は小野瀬 優斗といってな

最近外の世界から来た外来人だ」

 

「へぇー外から来たんだ。

兄ちゃんは強いのか?」

 

(でも体細いよ?)

 

(強そうに見えない)

 

(ひょろひょろだー!)

 

(弱そう。)

 

「こら、失礼なことを言うんじゃない

それに彼はこの間起きた異変を

解決させているんだ、強いさ」

 

(えー嘘だ~)

 

(やっぱりひょろひょろ~)

 

「まったくお前たちは…すまないな

悪気は無いんだ、許してやってくれ」

 

「いえ、大丈夫ですから」

 

まあ本当のことだし、うん。

……体鍛えようかな……。

 

「そうだ、兄ちゃんも行こうよ!」

 

「え?僕も?」

 

「ね?行こ?ほらほら!」

 

そう言うと数人の子供は僕の手や袖を引っ張る

ちょ!服延びちゃう!

 

「わがままを言ってはいけないぞ

それに遊びに行くわけではない

きちんと植物を理解してだな…」

 

「僕は大丈夫ですよ

今日はもう帰るだけですから」

 

「…そ、そうか?

……なら、すまないがよろしく頼む」

 

「それじゃあ優斗兄ちゃん行こ!」

 

「分かったよ、みんな離れないでね」

 

ハーーイ

 

それから僕たちは人里の北の田んぼにやって来た

どうやらこの近くにある植物を見るようだ

……というか僕の家の近くじゃん

ここからでも見えるよ。

 

「よし、この辺りで見よう。

あまり遠くに行くなよ?」

 

ハーーイ

 

子供達は元気な返事をするとそれぞれ好きな場所へ走っていく

ワイワイと植物と図鑑を照らし合わせている

 

「子供達のわがままを聞いてくれて

ありがとう。迷惑をかけたな」

 

「迷惑じゃないですよ、楽しそうで何よりです」

 

僕自身子供は嫌いじゃない

まあ悪いことばかりする子は好きじゃないけど

ここの子供達はいい子ばかりだ

 

(これはなんだろ!)

(タンポポだよー)

 

(見てー面白そー)

(うまそう、食ってみよ)

 

(ダメだよ調べなきゃ!)

(オレ見たことあるよセリだよ)

 

………!?あれは!

 

「ちょっと!それはセリじゃないから

食べちゃダメだ!」

 

僕は急いで、子供からそれを取り上げる

あ、危なかった……

 

「返してよ~!」

 

「いいかい、これはドクゼリといって

よく似てるけど違うよ

ほら、根を見てごらん

違うんだよ」

 

「そうなんだ、ごめんなさい」

 

そういって子供は謝った

まあわざとじゃないし、間違えやすいよ

 

「すまない!助かった!

しかし、よくわかったな」

 

「はい、まあ……」

 

これは経験談で、昔水辺で拾ったのを

爺ちゃんに見せたら違うって言ってた

あのまま食べてたら大変なことになってただろう

というかセリは苦いよ?

あの子は知ってたのかな?

 

子供は油断も隙もない

けれどあれもこれも遠ざけてばかりいたら

成長しないからな、大人が成長を見守る

ダメだったら正解に導けばいい

僕はそう思う……まだ大人じゃないけど。

 

「よし、では好きなものをひとつ選んで

教室に持ち帰ろう。

そのあと、その植物の観察したことを

書くんだぞ」

 

ハーーイ

 

なるほど、自分で見てわかったことを書く

面白いし、好奇心が沸いてくる

そんなことを考えてると

さっき毒草を教えてあげた子供が

ドクゼリを持ってきた、……え?

 

「ん?待て、これは毒草だぞ?」

 

「うん、優斗兄ちゃんが教えてくれたから

これを書くんだ、そしてね

弟に教えてあげるんだ」

 

「そっか、ちゃんと危ないってこと

教えてあげようね」

 

「うん!」

 

子供が元気な返事をしてドクゼリを持っていった

下の子に教えてあげると言うのは

大賛成だ。弟君もそれを覚えて

友達に教えてあげられるといいな

 

「では私たちは戻ろう

優斗、付き合ってくれてありがとう」

 

「はい、僕も楽しかったです。

また何かあればいってください」

 

「ああ、そうしよう」

 

慧音さんと子供達はそれぞれ草花を

持って人里に戻っていった

 

僕は家に戻り、早速食材を冷蔵庫にしまい

あとのおかずを考える

肉じゃがと添え物と…魚…かな?

僕はやってみたいことがあって

魚屋には行ってない、そう、釣りだ

 

近くには霧の湖があるしそこで魚を

釣ってくればいいんじゃと考えていた

そのための準備を怠ってない

雑貨屋で釣竿と餌は買ってある

僕は釣竿と餌とバケツを持って湖に出掛けた

 

 

『霧の湖』

 

よし、着いた

僕は餌を釣り針に取り付けて浮きを飛ばして

糸を伸ばした、といっても

リール式ではないから遠くには行かない

浮きが沈むまで暇だな

そう思って遠くを見た

 

相変わらず適度にある霧が遠くのものを隠してる

奥には何があるのかな?

そういえばまだ人里から遠くには行ってない

確か一番遠くに行ったのは太陽の畑くらいだ

幽香さんに会ってない。

今度会いに行こうかな?

なに持ってこう、クッキーもいいけど

カップケーキ?茶屋のお団子もいいかも

あれは絶品だから喜んでくれると思う

 

………あ、浮きが沈んできた

引くと掛かったようでバチャバチャ

音をたてて暴れてる、釣り上げると

一人で食べるに十分な魚が現れる

これは……なんだろ?

ニジマス…いや……イワナ?

 

多趣味な爺ちゃんと一緒に釣りに行ってたけど

魚のことは詳しくない

エラから尾ビレにかけて朱色の縦帯が通っていて、ほぼ全身に小さな黒点が散りばめられている

……ニジマスだと思う…うん…

 

魚をバケツに入れると

後ろから足音が聞こえた

後ろを見ると、大妖精が僕に気付いたのか

歩み寄っていた

 

「あ、優斗さん。こんにちは」

 

「大妖精、こんにちは。

こんなところでどうしたの?」

 

「私はこの辺りに住んでいるので

帰り道なんです。

優斗さんは釣りですか?」

 

そう言いながら大妖精はバケツの中を覗きこんだ

 

「うん、これを今日の夕食にしようと思って」

 

「そうだったんですね

あ、聞きました。人里の異変を解決したって

優斗さんって強いんですね!」

 

「あ、いや…強いのは僕の能力で

僕自身は全然弱いよ、能力のおかげだよ」

 

「それでも、能力を人のために使うって

すごく良いことだと思います。」

 

そういって大妖精が微笑んでくれた

そうかな……なんか照れる……。

 

「ありがとう。でもなんか照れるな…」

 

「うふふ、それじゃあ私帰りますね」

 

「うん、僕に出来ることあったら

いつでも言ってね、力になるから」

 

「はい、ありがとうございます。

あと、私の事大ちゃんで良いですよ

みんなそう呼びますから」

 

「わかった、またね。大ちゃん」

 

「はい、また」

 

そう言うと大ちゃんは帰っていった

大ちゃんって見た目が子供なのに

精神年齢が高い気がする。

チルノの側にいると自然とそうなるのかな

 

そんなことを思いながら、家に帰った

 

 

 

『自宅』

 

「…ごちそうさまでしたっと…」

 

夕食を食べ終えた僕は食器をシンクの中の

水を溜めた桶の中に入れた

そうすれば汚れが落ちやすくなるからね

その間僕は少し読書をしようとした時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシャーーン!!

 

 

 

音に驚いて振り向くと、台所のシンクから水飛沫が上がる

急いで台所に行くと、床には水溜まりと食器の破片が散らばっていた

…………………………え!?

 

桶の中を見ると、食器が全て割れている

何か重たいものが落ちたのかと

中を漁るけど破片以外に何もない

上を見るけど天井しかないから

何かが落ちるわけない、天井も無事だ

 

「……どう…なってるの…?」

 

僕はただ…目の前の非常識を前に

立ち尽くしているだけだった………

 

 

 





ズルッ!ズルルルルル!!

主「ふはー、仕上げたあとの担々麺
マジウメーー!!」

優斗「おはこん「ズルッ!」ばんわ、小野瀬 優「ズルル!」斗です。
最後まで読んでくれ「ズズ!」てありがとうございます!」「ぷはー!」

優斗「さっきからうるさい!
今、後書きだから!!
ラーメン後にしてよ!」

主「そしたらラーメン延びるじゃんか~!」

優斗「いい?ラーメン食べたのは投稿のあと
つまりここはまだお湯を沸かしてるとこなの
分かる?つまり厳密には
まだ食べてない、OK?」

主「しかたないなー」

優斗「そういえばセリだとか毒草だとか
調べたの?ネタにしたけど」

主「いや、あれ優斗の体験談じゃなくて
俺の体験談、一部改変あるけど」

優斗「え、そうなの?」

主「俺が子供の頃
田舎の婆ちゃん家に言ったんだ
小学低学年、夏休みにな
そんときセリの入ったサラダ食わせてもらったんだ」

優斗「そこはお婆ちゃんか…」

主「それで山の中に行ったら
セリが生えてたんだよ
それで食ってみたら不味くてさ
そのまま家に帰ったんだけど」

優斗「けど?」

主「帰ったあと何故か嘔吐がしてさ
体の調子が悪くなってさ
病院に連れてって貰って
診察したら毒草食べたでしょって言われた」

優斗「食べたの!?それ改変どころの話じゃないんだけど!!」

主「セリ食べたって言ったら
それドクゼリだって言ってたよ」

優斗「あ、危なかったね。」

主「それを思い出してネタにしたのさ
ある漫画家志望のロリコンさんが
こんな言葉を残してる」

主「黒歴史も晒せばネタになる、と」

優斗「なんか芸人っぽい」

主「そんなわけでたまに黒歴史が混じる
ネタがあるかもしれないから
是非読んで見てね!」

優斗「それじゃあまた次回お会いしましょう!」



主「妖精たちとキャッキャウフフしたい」(健全)

優斗「氷漬けにされないようにね…」

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