「どこだ?ここは?」
雷電がいたのは、何も無いただ白い部屋だった。
辺りを見回しても何もなかった。
そこには自分しか居なかった。
(おかしい、俺は車で寝ていた筈なのに。それにさっきから通信機からノイズ
しか聞こえん、一体どうなっている?)
雷電はとりあえず何か手がかりを探してみた。
(こんな世界有り得るのか?
さっきから歩いているが、人どころか建物も無い。)
するといきなり目の前に光が集まった。
「うお!いきなりなんだ!!」
光が収まってから雷電が目を開けると、そこに人の形をした何かがあった。
「これは、ヒトなのか?」
雷電がおそるおそるそう言うと、
「違う!神様だよ!」
大きな声で叫ぶ手乗りタ○ガーボイスの少女の声がした。
(いや、おかしい。
姿、形はともかく、何故釘宮ボイス?)
雷電が何故知っているのかを置いておき考えていると
「こらぁ!無視すんなー!」
「ぐあぁあああああ!!」
耳元で叫ばれた雷電は悲鳴を上げ地面にのたうち回った。
そうして、痛みが引いた雷電は、心から思った。
(絶対聴覚センサーがお釈迦になった!あ~くそっ!頭に響く。
つーか誰だ、俺の耳元で叫んだやつは!)
そう思いながら少し怒りを込めた視線で振り返ると、
そこにちんちくりんなサイズの女の子がいた。
「ふんっ!私の話を無視するからそういう事になるのよ。
覚えておきなさい!」
(ホントにコイツは何なんだ。さっき自分の事神様とか言ってたし。
コイツが神なのか?いやまさかこんな奴が神なんて、ナイナイ)
「ぶつぶつ、、、」
「だーかーらー、話を聞けぇぇぇぇぇぇ!」
「ぎゃあぁぁぁぁ!」
雷電本日二回目の悲鳴だった。
「で!貴方。雷電よね?」
「俺を知っているのか?」
「モチ、私神だし。てか当たり前でしょ!じゃなきゃこんな所に呼ばないわよ!」
「では問おう。何故俺をここに呼んだ。理由を聞かせろ。」
雷電は内心かなり怒っていた。
訳も分からずいきなりここに呼ばれ耳元で叫ばれて落ち着いて居られる人など
そうそういないはずだ。
そして少し睨みを利かせて答えた。
すると、
「ひぃ!そんなに怒んなくてもいーじゃん!」(涙)
(あ?メンタル弱っ!さっきまでの勢いは何処いった!?)
「と、とりあえず説明するから怒らないで」(ビクビク)
「あ、あぁ。」
「ふむふむ、つまり話はこうだな。
アンタが暇だったからいろんな世界を覗いていたら俺を見つけて
車の中で寝ていた俺を神の力で衰弱死させここに呼んだと言うことだな?」
「うん!」
「そしてさらにこの後ISとか言う物語に俺を転生させるつもりだったんだな?」
「そうだよ!雷電頭いいね!」
「そうかそうかって、ふざけんなぁぁぁぁ!!!」ばりーん!(リッパーモード起動)
「う、うわぁ!怒らないでよぅ。」
「む?いや悪い。がしかし!何故俺なんだ?」
(コイツはよく分からん。いろんな世界を見ていたなら
俺より優秀な奴など星の数程いる。では何故だ)
「格好いいから!」(キラキラ)
「は?スマン、さっきので耳がイカレたようだ。もう一回言ってくれるか?」
「だから!戦ってる時の雷電が格好いいから//」
「はぁ。分けわからん。」
「とりあえずいってこーい!」
「ああぁぁぁぁ!!」
そうして雷電は足下に開いた穴に落ちて行った。
更新はめちゃ遅い、ので勘弁。