はいはい、そして予定通りには進まないのがこのお話ですのでまた伸びましたね。次回は歓迎会、今回は艦娘寮だったりなんだったり。
実際の所色々すっ飛ばしてお出かけ回とか書きたいと思ってたりするけどちゃんと順にやって行こうとは思ってます。
もっと休みが欲しいと思う今日この頃。
あ、またまた沢山のお気に入り登録や評価頂きありがとうございます。なんか「やべぇ…なんかめっちゃお気に入り登録ついてるよありがてぇけど怖」おいおいおい死んだわ俺みたいな感じになってる私です。ホンマにありがとうございます。
面接練習で言われると思うけど靴下気を付けろよ!!
黒い無地のやつでスネ辺りまで来るやつな!!!
間違ってもオシャレなやつとかくるぶし丈、普通のでも地味だから許されるでしょみたいな感じで履いてくるなよ!!!
個性見せろとか言うけど靴下で個性見せたら確実アウトだからな!!!
黒無地スネ辺りまでのやつだぞ!!覚えとけよ!!
「………じゃあ次、艦娘寮ね。」
目に見えてお疲れの初期艦様。うさ耳みたいな艤装も垂れ下がっている。
うちの身内が大変申し訳ないとしかいいようがない。
「……なんか、ほんとすまんかった。」
「……まぁこれも貸しにしとくわ。」
工廠から移動して入渠施設、食堂を通り過ぎたら艦娘寮だ。
「ここが艦娘寮ね、全部で2棟あって、手前が駆逐・潜水艦・軽巡等、奥が重巡・空母・戦艦の寮。」
はいはい、このいかにもと言ったマンションやっぱり寮ね。ここ来た時にも目立ってたからね。
……そういえばさ、俺どこで暮らせばいいの?艦娘寮と同じ所とか言わないよね?
『ごめんなさ〜い!こっちの手違いで部屋が用意できなくて!!用意できるまで明石さんと同室でおねがいね!!姉弟だし大丈夫よね?』とか無しね。
どこのインフィニットスト何たら?
てか明希姉と同室はこっちのメンタルが色んな意味で持ちそうにないから勘弁してくれ。
脱走不可避。いやまぁいずれ出てく気だけどさ。
「なぁ叢雲、因みに俺の部屋的なのもあるのか?」
「ん?あぁ、あるわよ。ここからもう少し奥の方に。まぁ後で説明するからとりあえず付いてきて。」
良かった、違う建物らしい。流石に艦娘と同室とかはないか。
スタスタと艦娘寮の中に入っていく叢雲初期艦。
え?ちょっと待って入るの?艦娘寮でしょ?実質女子寮じゃん。
海軍学校の寮で生活してたときは完全に男女で寮が分かれており、許可が無くては入ることは出来なかった。
「何ぼさっとしてるのよ?」
「あ、いや、なんつーか…入っていいのかなーって。」
「あー、またそのパターンね。海軍学校の寮は完全に分かれてたものね。こればっかりはもう慣れるしかないわ、執務室とか作戦会議室、そしてアンタの部屋もここを通らないと行けないから。」
うーーーん、欠陥構造過ぎない?彼女達の部屋の前通らないといけない執務室とか私室とか。
……まぁいいか、別に部屋の中入るとか言う訳でもないし、考えすぎだわな。
というわけで突撃お隣の艦娘寮へ
玄関から廊下、そして各部屋があると言った一般的なマンション。
これだけ廊下が長いと学校にも見えてくる。
今いるのは潜水、駆逐、軽巡のエリアだ。
時折、アハハハッ!!と笑い声がするのが微笑ましい。
「こっちの寮には潜水・駆逐・軽巡の40人程度が生活してるわ。基本的に2人部屋か4人部屋で、大体は姉妹艦達と一緒の部屋割りになってる。これは隣の重巡・空母・戦艦も同じ。決定的な違いと言えば…まぁこの通り、結構喧しい事かしらね。」
「良いじゃないか、賑やかで。叢雲も姉妹艦と同じ部屋なんだろ?」
「そうね、慌ただしい奴、喧しい奴、と思ったら逆に全く動かない奴とか色々よ。ほんと、個室が欲しくなるわ。」
叢雲の性格からしたらそんな気はしてたけどな。
「まぁ〜でもなんだ、姉妹や友達と過ごせるってのもいい事だと思うぜ。」
「んなわけないでしょ〜。学校の時からそうだったけど、こっちとしては騒がしくていい迷惑よ。」
「つっても1人も大変だぜ?やる事は全部自分でやらなきゃいけないし。何かを手伝ってもらうこともない。」
何よりも……
「話す相手が居ないってのもなかなか辛いもんだからさ……。」
静かすぎる部屋、温かいものがあった筈なのにポッカリと抜け落ちたような空間、外からは楽しそうな笑い声が聞こえてくるのにそこはまるで時間が止まったようにシーンと静まり返……
「ちょっとアンタ…大丈夫?」
少し心配したように俺を覗き込む叢雲の顔があった。
おっと、いかんいかん!
「ま!もし本当にお前の個室が欲しいって言うならまずはMVPでも取ってきたら考えてもいいぜ〜。」
叢雲の頭をグシャグシャと撫で回す。
うぉ、サラッサラだなコイツの髪。
「ちょ!?…ちょっとアンタねぇ!!髪の毛グシャグシャにしないでよ!!」
わーむらくもさんがおこった〜にげブハッ!!
開いたドアに強かに顔面を打たれたのは今年入って既に2度目、このペースだと月1で顔面強打だな。
「はわわ!?ごめんなさいなのです!!」
「ちょっと大丈夫!?」
「その扉、向こう側に開くんだから気をつけなさいって言ってるじゃない!」
「…そもそもなんで内側に開くように作らなかったんだろうね、欠陥構造?」
おーいてて…鼻曲がってない?
「いいのよ、アンタ達は悪くないわ。余所見してたコイツが悪いわ。」
「あ、あぁ、俺の不注意だからさ…こっちこそごめんな?」
現れたのは4人の、おそらく駆逐艦だろうか。
「叢雲さん、その人はもしかして…」
「そ、今日着任した新しい司令官。ほら、アンタもモゾモゾしてないで挨拶しなさい。」
「ひゃ〜!!提督さんなのです!!本当にごめんなさいなのです!!」
「いやいや、俺の不注意だからさ、気にすんなって…。俺は今日ここに来た相良航希って言うんだ、よろしくな。……んで君たちは」
「私は駆逐艦暁、この子達の中じゃ1番上のお姉さんよ!レディーとして扱ってよね?」
この紫がかった黒髪の子が暁か。てなると特Ⅲ型の子達かな?
「はーい!司令官!私は雷!困ったことがあったら私を頼ってもいいのよ?」
でこの子が雷ね。なんだろ?天からバブみを感じておぎゃりたいとか聞こえた気がしたが気の所為だと思っておこう。この声に耳を傾けたら一気に引きずり込まれる気がしてならない。
沼は恐ろしい。
「…私は響だよ、不死鳥の名前は伊達じゃない。よろしく提督。」
目深に帽子を被ったちょっと眠そうな子が響。
んーーープロレタリアート?サワークリームとかお好き?
「……提督。」
「ん?なんだ?」
「ロシアでウォッカが1番消費されない月は?」
「2月かな」
「どうしてだい?」
「月が短いからじゃね?」
「…提督とは気が合いそうだ、今度ウォッカを持ってくよ。」
この子も心の中読んでくる子かぁ〜。もうなんか普通に驚かなくなってきたわ。あ、因みにこれはロシアのジョークな。
そして……
「君のお名前はなんだい?」
「あ…あぅ」
最初の事があったから話しづらくなっちゃったかな?
ここは1つ、場を和ませて
「Hi!! My name Koki Sagara! You can called me Teitoku!! Nice to me to!! What you are name!?」
ハハハ、横で叢雲がめっちゃでかいため息したのが分かったわ。ジョークじゃんよ。
「はわ!?はわわわわ!?」
「ちょ、ちょっと暁!提督さん英語喋ってるわよ!」
「…この前金剛さんから教えて貰った英語で電を助けてあげるんだ。レディーの嗜みだよ。」
「え!?ちょ、ちょっと待ちなさい!!……え〜と……。」
おーおー面白い反応する子達だわ。
「い、電!!とりあえず自己紹介よ!!名前聞かれてたじゃない!!」
「あ〜!暁、誤魔化したわね〜!」
1人、また1人と笑いが広がっていく。
あ、叢雲はやれやれみたいな顔してた。
「アハハハ!!!暁ちゃんたら……提督さん、私は電なのです!!さっきはごめんなさいなのです。」
お、調子戻ってくれたかな?
「よろしくな、電!さっきのは俺が悪かったからさ。あ、いやこれやってるとエンドレス譲り合いが始まってるからはいおしまい〜。」
こういうのはお互い水に流すのが1番。
「お〜い、ちび共〜さっきからどうした〜?」
「あ、天龍さんなのです!!」
「龍田さんもこんにちは!!」
「鬼ごっこしましょ〜!!」
お?新たな艦娘の予感?
「おいおいまた追っかけっこすんのかよ…。」
「でも天龍さんが鬼だとすごく盛り上がるしカッコイイのです!」
「……しょうがねぇなぁ〜カッコイイとまで言われちゃあこの天龍が鬼役を…」
「天龍ちゃ〜ん?鬼ごっこもいいけど前前〜。」
お、気がついた。
「お、もしかしてアンタが今日来た提督か?俺は天龍ってんだ、よろしくな!んでこっちが」
「龍田と言います〜、天龍ちゃん共々よろしくお願いしますね〜。」
俺系で暁達に集られてるのが天龍で……ちょっと背筋を凍らせてくれたのが龍田か……コイツ、気を抜いたら…いや、やめだやめだ。下手なことした方がヤバそう。
「なんだ提督黙っちまって?……あぁ、俺様の雰囲気にビビったのか。……フフ、怖いか?」
……いや、そんな子供達にまとわりつかれて背中によじ登られてるような状況見せられても……それなら後ろのたったさんの方が怖いんだが。
「天龍ちゃ〜ん、それじゃあ説得力ないわよ〜?」
うん、そうだわな。
「いや、すまん。ちょっと考え事をな。俺は今日からここで提督をすることになった相良航希だ。よろしくな天龍、龍田。」
「おうよ!もし出撃するならこの天龍様を入れてくれよな!こう言っちゃなんだが、俺は強いぞ?」
「そりゃ頼もしい限りだ。その時は龍田も頼むぞ。」
「えぇ、分かったわ〜。天龍ちゃんだけじゃ心配だしね〜。」
「あ?龍田そりゃどういう事うがっ!コラ雷、首を絞めるな!!」
なんだろう、天龍先生って呼んでいいですか?
幼稚園とかの先生みたいだからさ。
これからこの状況を天龍幼稚園と呼ぼう。
「天龍さん!!グラウンドに行きましょ!!早く早く〜!!」
天龍先生大人気ですねぇ〜!子供達4人に囲まれてますよ〜!
「ちょっとアンタ、そろそろ時間押してるからもう行かないと…。」
お、そうか。それはまずいな。
「それじゃ天龍、龍田、それと暁達もまた後でな。」
「おう、また歓迎会の時に話そうや!」
「提督さん、また後でなのです〜!!」
こうして天龍は暁達に引きずられるように、龍田はそれを見守るようにグラウンドへ向かっていった。
「はぁ〜、ようやく移動できるわ。」
なんとも賑やかな連中だったな。まぁただ1人アサシンのような雰囲気の方がいらっしゃったが。
こうして潜水・駆逐・軽巡エリアを抜け重巡・空母・戦艦達の寮へと入った。
「んでこっからが重巡から上の奴らの寮だっけか?」
「そうよ、面倒なのに絡まれなければいいけど……。」
叢雲さんよぉ〜、そういうのはフラグって言うんだぜ?
「叢雲さーん!!ちょっとよろしいですかー!!」
ほら、早速絡む気満々の奴が来たじゃん。
「叢雲、自分で立てたフラグなんだからどうにかしてくれよな……。」
「はぁ〜、1番現れて欲しくないのが出てきちゃったわ……。」
薄紫色で癖っ毛の艦娘がカメラ片手に猛ダッシュしてくる。廊下は走ると危ないぞー。
「どもっ!恐縮です!私、重巡青葉と言います!今日着任された司令官さんですよね!?インタビューお願いしたいのですが、まずはお名前伺ってもよろしいですか?」
おうおう、この感じ、この子もマシンガントークの民出身の子だな?母さんや明希姉と同族のにおいがした。
「……青葉お願い、今は頼むから帰って。取材したりするのはコイツの歓迎会の時、私がいない所で好きなだけしていいから。お願いだから私を巻き込まないで!」
いやいや叢雲さん、あなたが立てたフラグですよね?
それ丸投げは俺もちょっちピンチすぎや。
まぁでも自己紹介ぐらいはしないとな。
「俺の名前は相良航希だ。とりあえず今日からここで提督をすることになってる、よろしくな青葉。」
「はいっ!よろしくお願いします司令官!……ところで〜取材の方をお願いする事は……」
取材、ねぇ……今は時間も押してるらしいし、正直なところめっちゃ疲れた。取材はまた今度に……。
「それもそうだけど青葉、アンタが防犯用っていう名目で鎮守府の各所に取り付けた隠しカメラ、いい加減外してくれたんでしょうね……?」
ん?カメラ?防犯用なら別にいいんじゃねぇの?
「……たはは〜、今取り外す準備をしてまして……。」
「今の間は何よ今の間は!!アンタね……いい加減外にしなさいよ!!そもそもなんで監視カメラがローアングルだったり際どいラインで設置されてんのよ!!しかもそれで撮影した写真を自分の新聞に載せるなんて言語道断だから!!!」
ん?待て待て待て……。
コイツ(青葉)は鎮守府の至る所にカメラを設置してる。
⬇
カメラは脱出の時に非常に役立つ。
⬇
青葉を味方に引き入れておくのは今後必須条件。
⬇
となれば取材を受けておくことに越したことはない!
完璧だわ俺……。
では早速行動開始。
「まぁ待て叢雲。」
「何よ!!こちとら今後の自分のプライバシーが掛かってるんだから!!」
「気持ちは分かる、でも時間が押してるんだろ?すぐ出来ないことだろうし、とりあえずこの案内を済ませてしまおうや。だろ?」
まぁ、確かに…。と叢雲も折れてくれた。
そして……
「青葉。」
「はっ、はい!!なんでしょうか?」
「取材だが、今からでも構わんぞ。まぁ叢雲の案内もあるし、何よりも今日は疲れたから沢山は出来ないけどな。それでもいいなら」
「も、勿論です!!ありがとうございます司令官!!」
おっとぉ〜叢雲選手、超絶嫌そうな顔〜!!
兎も角この旅(案内)に新たなメンバー青葉を加えて再開。
道中は青葉からの質問を受けつつ、寮から連絡通路を通った建物にある応接室、放送室、作戦会議室、俺が最初にいた医務室など鎮守府運営に関する部屋について叢雲から説明を受けた。
途中「青葉!!カメラのフラッシュが鬱陶しい!!」
なんて青葉がどやされることもあったが賑やかなもんよ。
「で、これが執務室ね。明日からアンタはここで書類とかの作業してもらうから、8時にはここに来なさいよ?いいわね?」
あーーーここ最近は12時からの会社説明会に行ってたから起きるの10時ぐらいだったんだよなぁ……。
久方ぶりに5〜6時頃には起きなくちゃ……というか起こされるのかぁ。
否応なしに。
起床ラッパの音聞くと勝手に飛び起きちゃう生活とかもうしたくないわ俺。
それと青葉カシャカシャうるせぇ。
「司令官、明日から始まる鎮守府生活について一言お願いします!」
「めっちゃしんど……日本の海を守る為戦ってくれる艦娘達、その艦娘達が戦いやすいよう、そして戦闘がない日は彼女達が少しでもリラックスして過ごせる環境を整える事が提督である私の役目であると思っています。」
「おぉ〜!!素晴らしいお言葉ありがとうございます!!」
おうおう叢雲さんよぉ、おっそろいしいことするじゃんよお前。俺の背中に向かって自前の槍を突き立てるとはなぁ。
一瞬で面接中の就活生みたいな回答になっちまったじゃねぇか。
しかも青葉からは死角とかさてはお前淀姉さんからのまわし者……あ、実際まわし者だったわ。
「……まぁとりあえずこれで鎮守府の施設案内はおしまい。最後はアンタの部屋ね、付いてきなさい。」
「突撃司令官のお部屋!!果たしてどんなお部屋なのか気になりますねぇ〜!!」
いや、何も無い……あ、淀姉さんが荷物送ったって言ってたな。どんぐらい送ってくれたんだろ?
「前任の司令官も使ってたところで部屋というか、小さい一軒家みたいなのがあるのよ。アンタはそこで寝泊まりしてもらうわ。」
ほー、一部屋どころか小さくても家1つ貸してくれるたぁ嬉しいね。
再び連絡通路を通り、重巡〜戦艦達の寮を奥に進む。
「それじゃあ、アンタの寝泊まりする…と…ころ…」
なんだなんだ叢雲のやつ急に尻すぼみになって……ってうぉぉぉーーー!!!なんかすげぇ綺麗な所じゃん!!
寮の扉を開け、渡り廊下を挟んだ先には小さいけれどもまるで旅館のような建物が建っていた。
「すげぇじゃん叢雲〜!!俺これに寝泊まり出来るとかワクワクすっぞ!!」
「……ねぇ青葉、ここの建物こんな豪華な感じだったっけ?」
「……いや、私もかれこれこの鎮守府に3年ほどいますけどこんな旅館じゃなくてもっと普通な感じの一軒家だったと思います。」
なんか知らんけどラッキー!!とりあえずお邪魔しま〜す。
おぉ〜!!中もまるで旅館の一室を抜き取ったような感じで素晴らしい!!
叢雲達も付いてきて目を丸くしている。
「ようこそ提督さん」
お、お前らは………っ!!!
「そう、私達です」
えーと……あ、そうだ!!実家に帰ったときに集まった妖精さん達!!!
「まさか忘れてたりしてませんよね?」
い、いやそんなことないぞピューピュー
「……まぁ、いいでしょう」
「私達の仕事ぶりを見てもはや忘れられないでしょう」
いやだって……誤差はあるけどお前ら全員顔似てるし
「にしてもすげぇな!これお前らが作ったの!?」
「えぇ、私達は特注家具職人妖精ですので」
「この程度、朝飯……夕飯前です」
はぇ〜、ビックリだなぁおい。
いつも居るヤツらに見せてやりてぇよ。「辺りを見てきます」とか言ってどっか行っちまったしよ。
「でもなんだってこんなすげー物を作ってくれたんだよ?」
「ギクッ…わ、私達も職人ですのでなにかしてないと落ち着かないのです」
「そうだ提督さん、外もご覧になってください」
ん?珍しく妖精さんが口篭った?……まぁいいか。
外にも何か……おぉ!!
「温泉です」
「露天風呂仕様にしました」
すっげぇぇぇーーー!!!夕日も綺麗だし温泉も入れるとかどんな贅沢だよ!!もうお前ら最高かよ!!今度出かけた時になんかスイーツ買ってきちゃう!!!えーと5人ねはいはい任せて!!
「……もう後戻り出来ませんね」
「……あれだけのものを貰ってはやらない訳には……提督さんには黙っておきましょう」
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そう、この時俺は浮かれに浮かれまくっていた……。
だからこの家の欠陥や罠、妖精さんのイタズラに気づくことが出来なかった。
そしてワレアオバを連れてきた事にも後悔している。
まさかあんな事になるとはな……。
……あ?何?追加のセリフ?
これの方がミステリー感出るから?はいはい分かった分かった…。
旅館もどきの建物で起こる数々の事件!!
迫り来る魔の手!!
一体黒幕は誰なんだ!!
真実はいつもじっちゃんの〇にかけてひ〇つ!!!
ギィィィィーーーバタンッ!!!
重ねた契約書〜 揺らいだ心を〜
見透かしているのね〜君はずるい〜
知らないふりして〜夜空を見上げた〜
何しようとしてるかって?夜間逃避行〜
「逃げても無駄なんですけどね。」
「ちょ!!淀姉さん待った!!待った待ったジャーマンスープレックスは待ってお願いしますぐぁぁぁーーー!!!」