だれか、照らして。   作:矢村サキ

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忘れもしない。
「おねえちゃん...ここ...どこ?おとうさんとおかあさんは...?」
あの日を。
「大丈夫だよ。お姉ちゃんが一緒に...いるから...ね?シオイ。」
あの
「おねえちゃん...なんでないてるの?どこかいたいの...?」
化け狐が里を襲った日を。
「大丈夫...大丈夫だからね...?」
そして
「お姉ちゃんを...なんで...?イタチお兄ちゃん...?」
姉を殺したあの男を。
私から全てを奪ったこの目を。
ずっとずっと、恨んでやる。





プロローグ

夢を見る。

いつも決まったゆめ。

今日は悪いやつだ。

 

目の前で兄と慕っていた人物が、唯一の肉親だった姉を殺す。

何回見たんだろう。

 

それを見たらアタイはもう何もわからなくなる。

目に力が行ってるような、そんな気がした。

ただクナイをもってソイツに突っ込む。

 

でっかい火の玉を撃ってきたけどアタイが見たら消える。

そしたらアタイはなぜか力がみなぎる。

 

クナイに風を纏わせて、ただ切り刻もうとしたら、渦にすい込まれてるのか、ソイツは消えてしまう。

 

「待っている」

ってだけ聞こえて、そこにはお姉ちゃんだけが転がってる。

そこまでいくと、いつもアタイは目を覚ます。

 

時計を見ると、今は0時。

枕を見ると、寝てる間にどこか切ったのか血がついてる。

顔にも。まるで、血の涙みたいに。

 

目も真っ赤になってる。

なんだか、黒い模様が写ってた気がしたけど、顔を洗ったら消える。

消えると、また急に眠くなる。

 

明日はアカデミーの卒業試験。

はやく、寝なくちゃ。

 

朝、目覚まし時計がうるさく鳴って目を覚ました。

起きてリビングに行っても、そこで香ばしい朝食の匂いがするわけでも、逆にアタイが誰かにご飯を作る訳でもない。

この家には、アタイ1人だけ。

 

アカデミーにギリギリで着く。もうちょっとで遅刻だった。

卒業試験は、変化の術で先生に化けることと分身の術。

名前順だから"うちは"はすぐ呼ばれる。

まあ、こんなもの、簡単だからいつでもいいのだけれど。

 

結果は合格。アタイは首席ってやつで卒業らしい。

同率で日向ネジってやつも。

こいつと関わるとロクなことが無い。

いつも一族がなんちゃらとか運命がなんちゃらとか言ってくる。

それに、ゲジ眉の汗臭いやつが乱入してきて勝負を吹っかけてくる。

忍術が使えないくせに、いっちょ前に忍び気取り。

日向一族とかだってうちはよりもずっと弱かったくせに、うちはがもうアタイともう1人しか居ないのをいい事に、とことんイキってる。

ま、アタイには関係ない。

 

試験が終わって、卒業式が終わった。

皆は親が来てたけど、生憎アタイにはいない。

気付いた頃にはもう居なかった。

 

今度は班を決めるらしい。

3人1組(スリーマンセル)とかいう分け方。

アタイは富岡キヌエと八幡テツヤとかいうやつらと第2班に配属された。

担当の上忍は、伝説の三忍の1人で、抜け人の大蛇丸の弟子とかいうみたらしアンコ。

まあ班なんてどうでもいい。

アタイはあの男を。うちはイタチを殺してやりたいだけだから。

そしたら、アタイも死のう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




勢いだけで書きました。悔いはない。
ぼちぼちキャラクターの設定を紹介して行きたいと思います。
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